体力をつけるランニングは曲がり角で疲れる?折り返す回数と同じペースの落とし穴

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屋外とマシンの差を、曲がり角だけのせいにしない

まっすぐなベルトの上を走るランニングマシンと、屋外のコースを比べる場面もある。Bidderらは、人を対象にマシン、舗装路、芝生での移動を同じ速度で測り、その実験を関連研究のメタ分析にも組み込んだ。複数の研究をまとめて検討する方法だが、屋外をひとまとめにした単純な換算には向かない。18〜39歳の女性に使える個人別の補正率として扱うことも避けたい。[1]

この実験では、平らなマシンに比べて、屋外の舗装路では酸素摂取量が9.1%、芝生では17.7%高かった。ただし、屋外とマシンの差には路面などの条件も関わる。メタ分析では、研究の採用条件によって結果が左右され、参加者の年齢、路面の種類、方向転換の程度が差に影響する可能性が示された。[1]

したがって、この9.1%を「曲がり角の上乗せ」と呼ぶのは誤りである。舗装路とマシンを比べた数字を、方向転換だけの効果に切り分けることはできない。短い往復の実験と、屋外での移動を調べた実験は、答えている問いが少しずつ違う。[1][6]

中央線で帰ってきて、そのまま外を走った日と、室内でマシンを使った日。どちらも運動記録にはランニングと残るが、同じ名前の中に違う条件が入っている。比較したいのが自分の変化なら、まず屋外同士、同じ路面同士で並べる。これは屋外を上位に置くためではなく、変えた条件を見失わないための工夫である。

研究では、マシンで調整した心拍数や体の加速度による酸素消費の推定についても、屋外での誤差が検討された。測定条件が変われば、推定の正確さも確かめる必要があるという問題だ。自分の機器の誤差率は別に検証する必要があり、画面に出た消費量を、場所をまたいでも完全に同じ物差しだと考えるのは慎重でありたい。[1]

実際の走りでは、記録を増やしすぎる必要はない。「舗装路の長い直線」「短い区間の往復」「室内のマシン」のような言葉を添えるだけでも、後から比べる相手を選べる。地図の形までそろえて見ると、平均ペースに隠れていた違いが見つかるかもしれない。

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息が上がることと、体力そのものを分けて読む

運動中の酸素消費が増えることと、最大酸素摂取量が違うことも分けたい。最大酸素摂取量とは、強い運動で取り込める酸素量の最大値を捉える指標である。Kemiらは男子サッカー選手10人で、マシン上のテストと、ドリブルやジャンプ、加減速、方向転換、後ろ向き走を含むフィールドテストを比較した。18〜39歳の女性でも同じ結果になるかは、この男子選手の比較だけでは判断できない。[8]

最大酸素摂取量はフィールドで5.0±0.5L/分、実験室で5.1±0.7L/分と同様だった。最大心拍数なども同様で、競技動作を含む方法でも、選手の最大酸素摂取量を評価できるという結果だった。複雑な動作を含むことが、最大値まで必ず高くするわけではない。[8]

折り返しで酸素消費が増える実験と、この最大値が同様だった実験は対立しない。前者は、速度をそろえたときの運動の要求を調べた。後者は、それぞれのテストで最大まで運動したときに、到達する酸素量を比べた。同じ酸素の指標でも、どの強さで測るかが違う。[6][8]

公園の往復で前より息が弾んだとしても、その出来事だけで最大酸素摂取量が落ちたとは判定できない。まず、同じコースだったか、折り返しの回数や速度を変えていないかを確認する。これは体調の変化を否定する話ではなく、走り方の違いを体力低下と取り違えないための順序だ。[4][6][8]

テストへの慣れにも注意がいる。レクリエーションでサッカーをする人を追った症例研究では、往復走を含む持久力テストを繰り返すと、走れた距離が伸びた。最初の測定群では1320mから1560m、後の測定群では1280mから1560mになった。研究者は折り返し技術の改善や直線速度の上昇など、練習による影響の可能性を挙げている。[3]

対象はレクリエーションでサッカーをする1人であり、18〜39歳の女性の改善幅を予測する根拠にはできない。また、提案された技術の説明を確定した原因として扱うこともできない。それでも、テストの成績が伸びたときに、体力への適応だけでなく、課題を覚えた影響を考える視点になる。数字が良くなったことと、その理由が分かったことは別なのである。[3]

記録を振り返るなら、比較する目的を先に決めると迷いにくい。「いつもの走りが楽になったか」を知りたい日は、できるだけいつもの道を使う。「別のコースではどう感じるか」を知りたい日は、道を変えたことを記録する。どちらの走りにも意味はあるが、後者を前者と同じ条件の測定として扱わない。頻度と速度で酸素消費が違った実験は、その区別の理由になる。[4][6]

折り返しに慣れ、記録が伸びた場合も同様だ。体力が伸びた可能性を消す必要はないが、成績の改善をすべて心肺機能の変化に割り当てる必要もない。症例研究では、繰り返しによる改善が見られても、その幅をどう評価するかは使う指標によって異なった。研究者が練習の影響とトレーニングによる適応を区別するよう求めたのは、結果と原因を丁寧に扱うためである。[3]

走ることを始めたばかりなら、記録の解釈まで最初から完璧にする必要はない。まず、同じ名前のランニングにも条件の違いがあると知る。次に、比べたい日の条件を言葉で残す。曲がり角で息が弾んだ日は、自分の体を採点する前にコースを見直す日にもできる。

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よくある誤解

「曲がり角は鋭いほど、必ず酸素を多く使う」という思い込みがある。しかし、バスケットボール選手の全力走で10mという距離をそろえた実験では、角度を変えても酸素摂取量などに大きな差はなかった。角度だけでコースの負担を決める見方は、この結果と合わない。距離や加減速の条件も一緒に読む必要がある。[5]

逆に、「ゆっくりなら折り返しは気にしなくてよい」とも限らない。若い男性の実験では、一定速度でも方向転換の頻度を増やすと酸素消費が増えた。速さと折り返しの頻度は、それぞれ確認すべき条件である。ただし、その結果から個人に最適な折り返し回数まで決めることはできない。[4][6]

「同じ距離を短時間で走れたから、心肺機能が確実に上がった」という判断にも余白が必要だ。繰り返しテストの症例研究は、課題に慣れる影響の可能性を示している。コースや測り方を変えた記録なら、なおさら比較条件を確認したい。自己ベストは喜んでよいが、理由を考えるときは、記録の画面に加えて課題への慣れも振り返りたい。[3]

今日からできること

  • 走った記録に、折り返しが多いコースか、長い直線かを添える。頻度を変えると酸素消費が変わった実験を踏まえ、ペースだけで比べない。[6]
  • 同じ道でも、速度を上げた日は別条件として見る。時速4.3kmと5.4kmで折り返しの負担が違った結果を、自分の数値への換算ではなく、条件を分ける理由として使う。[6]
  • 短い往復で距離が伸びなくても、距離だけで運動を評価しない。5mと25mの比較では、距離当たりと時間当たりの指標が同じ方向には変わらなかった。[5]
  • 屋外とマシンの記録は区別する。舗装路と芝生でも差があった実験から、路面を含むコース条件を残す。[1]
  • 同じ往復走テストを繰り返したときは、慣れも振り返る。1人の症例研究を全員の予測には使わず、体力以外にも記録を変える可能性がある要素として考える。[3]
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オンザショア立川店で、走る日と並べる予定を作る

屋外で走る日とは別に、決まった場所へ通う予定を置く。その選択肢として、オンザショア立川店の営業時間は8:00〜23:30で、年中無休である。朝に通うか、仕事帰りに寄るかを、自分の生活の予定と照らして考えられる。

場所はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティスもある。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングも扱っている。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加条件を確認したうえで、店の案内と料金を見ながら、通う時間を考える。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円。体験の予約から申し込める。60分のレッスンと、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。タオルやマットが体験に含まれることも、持ち物を考える際の確認点になる。営業時間は全曜日共通なので、平日と休日で通える時間帯を照らし合わせられる。屋外でのランニングと並べて、続ける仕組みを予定表に置くための場所である。

参考文献

[1] Does the Treadmill Support Valid Energetics Estimates of Field Locomotion? — Bidder OR, Goulding C, Toledo A, van Walsum TA, Siebert U, Halsey LG., 2017, Integrative and comparative biology. DOI: 10.1093/icb/icx038

[3] Performance in the Yo-Yo Intermittent Recovery Test May Improve with Repeated Trials: Does Practice Matter? — Zemková E, Pacholek M., 2023, Journal of functional morphology and kinesiology. DOI: 10.3390/jfmk8020075

[4] The relationship between running velocity and the energy cost of turning during running — Hatamoto Y, Yamada Y, Sagayama H, Higaki Y, Kiyonaga A, Tanaka H., 2014, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0081850

[5] Energetics of shuttle runs: the effects of distance and change of direction — Zamparo P, Zadro I, Lazzer S, Beato M, Sepulcri L., 2014, International journal of sports physiology and performance. DOI: 10.1123/ijspp.2013-0258

[6] A novel method for calculating the energy cost of turning during running — Hatamoto Y, Yamada Y, Fujii T, Higaki Y, Kiyonaga A, Tanaka H., 2013, Open access journal of sports medicine. DOI: 10.2147/oajsm.s39206

[8] Soccer specific testing of maximal oxygen uptake — Kemi OJ, Hoff J, Engen LC, Helgerud J, Wisløff U., 2003, The Journal of sports medicine and physical fitness. DOI: なし

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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