食欲を抑えるには食べ物から目をそらす?視線の練習と食事量の違いを研究で読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

続けられることと、食べる量が変わることは別だ

食べ物から注意を外す練習は、実験室の外でも続けられるのか。2025年の予備的研究は、肥満があり食事による減量を意図していた18〜35歳の女性25人に、通常の食事を終えた満腹状態で、自宅の課題を毎日3週間行ってもらった。目的は、実施できるか、参加者が受け入れられるかを確かめることだった。[2]

脱落者はなく、試行の80%超を終えるという基準の達成に関して、セッションの92%で達成されたと報告された。予定の日に行われたものは97%、満腹状態で行われたものは94%だった。評価は中立から肯定的で、欲求の増加も認められなかった。これは、決められた条件で取り組めるという手応えである。[2]

ただし、「続けられた」と「食べる量が減った」は異なる問いだ。この研究が次の段階として求めたのは、食べ物への注意の偏りや摂取量を減らす有効性の検証だった。完了率が高いことを、そのまま食欲抑制の成功率として紹介すると、数字の意味が入れ替わってしまう。[2]

実際、過体重または肥満のある成人45人を無作為に割り付けた別の実施可能性試験では、注意の練習、マインドフルネスの練習、待機群を比較している。毎週のセッションを8週間行い、12週時点でも評価した。対象は過体重または肥満のある成人であり、18〜39歳の女性全般へそのまま当てはめるには、対象を絞った検証が必要だ。実験室での完了率は注意の練習で87%、マインドフルネスで94%だった一方、自宅練習の実施状況は注意の練習群でかなり悪かった。[8]

研究への参加を続けられること、施設で課題を終えられること、家で練習できることも、同じではない。帰宅後に机へ向かう余裕がある日と、夕食の片づけで終わる日を想像すると、この違いは読みやすい。実験室の完了率だけを見て、家でも簡単に再現できる方法と判断しない理由になる。[8]

この試験では、注意の練習で高カロリー食品への注意の偏りが減り、その変化は介入後の客観的な過食日数の少なさと相関した。ただし相関は、注意の変化だけが過食日数を減らしたと確定するものではない。群間の体格指数や体組成の変化は小さく、摂食障害症状の変化の効果量も、介入群は待機群を上回らなかった。[8]

さらに、楽しみのために食べたいという空腹感や、食事への気づきの指標はマインドフルネス群に有利だった。どの指標を重視するかによって、練習の評価も変わる。瞑想や観察を主題にする隣の記事とはここで問いを分け、こちらは「注意の偏りを変える課題の成績が、どこまで食行動に移るか」を見ている。[8]

成人の結果を子どもへそのまま移せないことも、比較試験から見えてくる。ベルギーの入院中の子どもと若者131人を対象に、複数分野からの肥満治療に認知トレーニングを追加した研究がある。注意を調べる課題と、反応を実行したり止めたりする課題を組み合わせ、見かけの練習をする対照条件と比べた。入院治療中の子どもと若者が対象のため、18〜39歳の女性の日常生活にそのまま当てはめることはできない。[9]

時間の経過とともに、反応を抑える力や、外部の刺激に影響される食べ方には改善が見られた。しかし、時間による変化が条件によって有意に異なるという証拠はなかった。つまり、参加後によくなったという事実だけでは、追加したトレーニング独自の効果を取り出せなかったのである。治療全体の中の変化と、練習を足す価値を区別するために大切な結果だ。[9]

これは、成人の注意の実験をすべて否定する報告ではない。対象は入院中の子どもと若者で、練習も注意だけではなく反応の抑制を含んでいる。それでも、「練習した後に改善した」という説明を読むとき、比較群も同じように変わっていないかを確かめる理由になる。改善の前後写真だけでは、追加した方法の働きまで見えない。[9]

食欲を抑える方法の体験談でも、始めた後の変化は目を引く。けれども研究が対照条件を置くのは、その間に起きた変化と、方法に固有の変化を分けるためである。この試験の結果は、取り組んだ本人の実感を否定せずに、方法の評価だけを急がない読み方を教えてくれる。生活の中で役立ったという感想と、誰にでも勧められる根拠は、同じ大きさの主張ではない。[9]

「食欲を抑える写真は見続けるほど効く?同じ料理でも消えない注意を研究で読む」では写真を見続ける問いを扱う。ここで取り上げるのは、写真への注意の向け方を課題として練習する研究であり、写真を眺める時間の長さを勧める話ではない。[3][14]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

よくある誤解

「見ないようにすれば、食べたい気持ちも消える」という理解は、結果をそろえすぎている。女子大学生の実験では、摂取量の群間差は両実験にあったが、欲求の変化は片方だけだった。視線を操作した別の実験でも、欲求には効果が見られなかった。欲求が残る自分を、研究の結果から外れた人と決めつける必要はない。[3][4]

「食べ物への注意が変われば、体重も下がる」という理解も飛躍がある。肥満の女性の実験では、注意や単語課題の変化が示されたが、それを減量の結果と呼ぶことはできない。認知トレーニングのレビューも、食行動と減量を分けて検討している。食べ物の写真に反応しにくくなったという結果は、それ自体として評価するのが正確だ。[14][6]

「研究が多いなら、誰にでも向く」という読み方には対象の確認が欠けている。66実験のレビューでも、標準体重の参加者と短期評価が多かった。肥満のある成人の試験を読むと、自宅練習や体組成の変化など、別の課題が見えてくる。論文数と、読者に近い条件の研究があるかは別の確認事項だ。[6][8]

この違いは、食欲を抑える方法を探すときの姿勢にもつながる。実験で扱う不健康な食品の摂取や、本人が困っている食行動と、必要な食事を取ることを同じ問題にしない。研究が示した短期の変化を理由に、空腹を感じるたびに食べ物を遠ざける生活へ話を広げるのは、この研究群の結果を越えている。[1][6]

目に入るものを自分で選ぶ工夫と、食べ物を怖がって避けることも分けたい。食べたい気持ちがあるだけで、自分の意志に点数をつける必要はない。食事への不安や、食べることを自分で制御できない苦しさが続く場合は、視線練習を増やすより、医師に困りごとを伝える対象である。

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

今日からできること

  • チョコレートの2つの実験にならい、「食べたい気持ち」と「実際に食べたこと」を別々の言葉にしてみる。記録をするなら、欲求があったことをそのまま失敗と書かない。これは研究の結果を読むための整理であり、摂取量を減らす処方ではない。[3]
  • 「66実験で効果」という紹介を見たら、すべてが同じ練習かを確認する。注意、反応の抑制、接近と回避では結果が異なった。食べ物を見ないというひとことにまとめられていたら、元の課題へ戻って読む。[6]
  • 「87%」のような成功らしく見える数字は、何の割合かまで読む。実験室のセッション完了率は、食欲が減った割合でも、体重が変わった割合でもない。自宅での実施状況とも区別する。[8]
  • 自宅で3週間続けられた報告を、毎日の自己流練習の推奨日数に置き換えない。実施可能性の確認と、食事量への効果の検証は別の段階だと押さえる。[2]
  • 試験の8週間と、その後の評価が何を測ったかを確認する。注意の偏りが変わったことだけで、食生活全体に長く役立つと先取りせず、日々の食事や暮らしに無理がないかを優先して考える。[8]

オンザショア立川店で、予定に入れる体の時間

食べ物を見たかどうかの採点から離れて、体を動かす予定を置く。注意の練習とは別の時間として、暮らしに合う内容と通い方を考えたい。オンザショア立川店では常温のヨガやピラティスに加え、溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガを扱う。ヨガだけでも25種類以上のレッスンがある。

温かい環境を選ぶ前に、参加条件を確認しておきたい。妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている場合は利用できない。通う条件は料金で、レッスンの情報は店のトップで確認できる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fで、JR立川駅北口から徒歩1分。全曜日8:00〜23:30の営業で、年中無休だ。ヨガの体験は税込1,980円。60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。体験の予約を考える際は、食欲の変化を成果に置かず、予定に入れやすい時間を選ぶ入口にしたい。

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

参考文献

[1] Novel methods to help develop healthier eating habits for eating and weight disorders: A systematic review and meta-analysis — Turton R, Bruidegom K, Cardi V, Hirsch CR, Treasure J., 2016, Neuroscience and biobehavioral reviews. DOI: 10.1016/j.neubiorev.2015.12.008

[2] Decreasing attentional bias for food cues in satiated women with obesity: a pilot study examining feasibility and acceptability — Jonker NC, de Jong RW, de Jong PJ., 2025, Pilot and feasibility studies. DOI: 10.1186/s40814-025-01756-9

[3] Attentional retraining can reduce chocolate consumption — Kemps E, Tiggemann M, Orr J, Grear J., 2014, Journal of experimental psychology. Applied. DOI: 10.1037/xap0000005

[4] Attention bias for chocolate increases chocolate consumption–an attention bias modification study — Werthmann J, Field M, Roefs A, Nederkoorn C, Jansen A., 2014, Journal of behavior therapy and experimental psychiatry. DOI: 10.1016/j.jbtep.2013.09.009

[6] Cognitive training on eating behaviour and weight loss: A meta-analysis and systematic review — Yang Y, Yang Y, Shields GS, Wu Q, Liu Y, Chen H, Guo C., 2019, Obesity reviews : an official journal of the International Association for the Study of Obesity. DOI: 10.1111/obr.12916

[8] A randomised controlled feasibility study of food-related computerised attention training versus mindfulness training and waiting-list control for adults with overweight or obesity: the FOCUS study — Mercado D, Werthmann J, Antunes-Duarte T, Campbell IC, Schmidt U., 2023, Journal of eating disorders. DOI: 10.1186/s40337-023-00780-5

[9] Self-control training supplementing inpatient multidisciplinary obesity treatment in children and adolescents — Naets T, Vermeiren E, Vervoort L, Van Eyck A, Ysebaert M, Verhulst S, De Winter , 2023, Behaviour research and therapy. DOI: 10.1016/j.brat.2023.104335

[14] Biased attentional processing of food cues and modification in obese individuals — Kemps E, Tiggemann M, Hollitt S., 2014, Health psychology : official journal of the Division of Health Psychology, American Psychological Association. DOI: 10.1037/hea0000069

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

1

2


Warning: Attempt to read property "show_author" on false in /home/c1531448/public_html/ontheshore.jp/wp-content/themes/heal_tcd077/single.php on line 165

関連記事

ご体験予約