スクワットで骨密度も変わる?筋力の伸びとは時間を分けて読む運動の研究

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

血液で測る骨形成と、検査で測る骨密度を分ける

「骨の形成が増えた」という結果にも、何を測ったかの確認が要る。高齢者451人の試験では、骨密度とともに血液中の骨形成マーカーであるPINPを測定している。これは骨をつくる過程を反映する指標として用いられたもので、骨密度そのものの測定値ではない。骨形成の過程と骨密度という、異なる側面を測っている。18〜39歳の女性にも同じ反応が起こるかは、この高齢者の試験では評価していない。[19]

高負荷の抵抗運動群では、1年間の体系的なトレーニング後にPINPが上昇し、対照群より大きな反応を示した。しかしその影響は長期の追跡では維持されず、骨密度の変化にも反映されなかった。「骨をつくる側の反応が見えた」という短期の結果と、「測定した骨密度が上がった」という結果は分ける必要がある。[19]

高齢女性84人の試験でもPINPと、骨の吸収側を反映するβ-CTXという指標を測っていた。運動と製剤を組み合わせた群では、腰椎の骨密度上昇とともにPINPの増加、β-CTXの減少が報告された。一方、大腿骨近位部の骨密度には有意な効果がなかった。骨をつくる側と吸収する側の血液指標を調べても、すべての部位の骨密度がそろって変わるという結果にはならなかった。18〜39歳の女性での変化は、この高齢女性の試験と分けて確かめる必要がある。[14]

日常で目にする研究紹介なら、「何が増えたのか」を主語まで戻って読むと整理しやすい。増えたのが筋力なのか、血液中のマーカーなのか、骨密度なのか。高負荷運動後のPINPの上昇は、骨の反応を捉えた意味のある結果だが、そこから骨密度上昇まで言い切ると、実際の試験結果を越えてしまう。[19]

「体が反応している」と「望む測定値が変わった」の間には確認が残る。その確認を省かないことは、運動への悲観ではない。研究の成果を小さくも大きくも扱わないための読み方である。血液の指標を骨密度に置き換えずに読めば、長く運動したのに骨密度の数字が期待どおりでない場合も、結果を筋力の記録と切り分けて受け止められる。[11][19]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

重さと期間には候補があるが、唯一の正解はない

では、骨密度を考えるならどんな負荷で、どれくらい続けるのか。17試験を集めたメタ分析の部分集団の解析では、最大挙上重量の70%以上の高強度、週3回、長い介入期間が好ましい候補とされた。最大挙上重量は、その運動で1回持ち上げられる最大の重さを指し、研究では1RMと表す。48週以上の介入は大腿骨頸部と股関節全体に有意な効果を示した。[4]

ただし、これは「自宅で今日から限界の重さを調べる」という指示ではない。対象は閉経後女性であり、研究を条件別に分けた解析の結果である。重さ、頻度、期間のどれかだけをそろえれば、本人にも同じ改善が生じると約束するものではない。18〜39歳の女性に適した負荷や頻度を、この閉経後女性の解析から直接決めることはできない。[4]

違う結論を示す統合研究もある。閉経後女性919人を含む19研究のネットワークメタ分析は、腰椎や大腿骨頸部について、週3回の中等度の抵抗運動を有望な選択肢とした。同じ週3回でも、中等度が低強度や高強度より優れていたと報告している。高強度を有望とした解析とは結論が異なる。18〜39歳の女性の負荷選びには、その年代での検証が必要になる。[17]

期間の扱いにも違いがある。この研究では、48週以内における中等度・週3回の優位性が、それより長い介入では有意でなくなった。著者らは同じトレーニングを長期間継続することに慎重な提案をしているが、この比較が示すのは条件間の優位性の変化である。ある条件が他の条件より優れていたかという結果と、運動を続けること自体の害は別問題である。[17]

高齢女性49人、年齢60〜70歳の無作為化比較試験では、筋肥大を狙う方法とコントラストトレーニングという異なる方式を12か月比較した。どちらも筋力と大腿骨頸部の強度を評価する複合指標は改善したが、骨密度の変化の範囲には違いがあった。筋肥大を狙う群では全身と腰椎の骨密度が増加し、股関節全体と大腿骨頸部は変わらなかった。もう一方の群では、それらの部位でも増加した。18〜39歳の女性で同じ方式の差が生じるかは、この高齢女性の試験からは判断できない。[16]

ここでも、筋力の伸びが似ていれば骨密度の結果も同じ、とはならない。種目名だけではなく、プログラムの組み方も確認すべきことが分かる。研究で使われた方法の名称だけを借りて、手元のスクワットの重さや回数を決める材料にするのは早い。筋力と骨密度を両方測った結果こそ、運動の成果を別々に扱う理由になる。[16]

研究の参加者が誰かも、運動の条件と同じくらい大切である。骨サルコペニアの閉経後女性、健康な高齢女性、退職年齢の高齢者では、出発点が異なる。これらの研究を合わせて読む意義は、あらゆる年齢の正解を決めることではなく、筋力、骨密度、血液の指標が同じようには変わらないと確かめることにある。[11][16][19]

たとえば若い読者が、母親と一緒にスクワットを始める場面でも、同じ回数だから同じ骨密度の変化を期待する、と決める必要はない。ここで中心に読んだ閉経後女性の研究は、若い女性と母親の効果を直接比較したものではない。家族で予定を共有することと、研究結果を年齢を越えて当てはめることは分けて考えたい。[4][11]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「脚が強くなったら、骨密度も上がっている」。韓国の試験では、途中の筋肉量や握力に運動群の優位性があっても、骨密度に有意な変化はなかった。筋力の記録を励みにすることと、骨密度を確認したことにすることは違う。骨密度を知りたいなら、運動日誌だけで判定せず、検査の必要性や結果は医師と確認する対象になる。[11]

「骨密度は遅いから、長く待てば必ず上がる」。1年間の監督下の抵抗運動を含む大規模試験でも、骨密度への影響は認められなかった。一方で24週間の運動と製剤の併用で腰椎に変化があった試験もある。期間は重要な条件だが、期間だけを答えにすると、研究間の違いを説明できない。[14][19]

「筋トレという名前なら、自重スクワットも研究と同じ」。骨密度改善を報告した統合研究では、負荷の強さ、頻度、介入期間を区別して検討している。家でしゃがむ動作と、研究の条件をそろえた抵抗運動を同一視することはできない。回数をたくさんこなした日を、そのまま骨密度のための必要量を満たした日と採点する根拠にもならない。[4][17]

今日からできること

  • 運動の記録欄と骨密度の確認欄を分ける。重さや動きやすさを記録しても、骨密度の欄を推測で埋めない。筋肉の評価と骨密度がそろわなかった24週の試験が、その区別の理由になる。[11]
  • 「いつ変わるか」を読むときは、対象者と運動内容も一緒に見る。6か月の閉経後女性の試験結果を、若い女性の自重スクワットの期限に置き換えない。[11]
  • 骨密度のために負荷を変えたい場合は、研究で候補となった週3回や最大挙上重量の70%以上という条件を、自己流でまねる目標にせず、指導を受ける際の相談材料にする。[4]
  • 血液検査の説明で「骨形成が増えた」と聞いたら、骨密度とは別の指標かを確認する。1年間の高負荷運動でマーカーが変化しても、骨密度の変化には結びつかなかった試験がある。[19]
  • 検査結果を相談するときは、何をどれくらい続けたかを伝えられるようにする。12か月の試験でも運動方式によって骨密度の結果は異なり、単に「筋トレをしている」だけでは条件が伝わりにくい。[16]

骨密度の結果を待つ間、筋力の変化まで保留する必要はない。研究が筋肉量、握力、身体機能、骨密度を分けて評価するように、自分の記録も分けておく。骨密度が期待どおりでなかったときに、運動のすべてを失敗と判断しないためにも役立つ考え方である。[11]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショアで、通う時間を生活の中に置く

骨密度と筋力を分けて考えながら運動を続けるには、通う時間を生活に置くところから考えたい。オンザショア立川店の営業時間は8:00〜23:30、年中無休である。JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある。朝に立ち寄るか、仕事や用事の帰りに寄るかを、生活の予定と照らし合わせられる。全曜日で同じ営業時間のため、平日と休日のどちらに通うかも、予定を組むときの確認点になる。

同店は溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングを扱う。ヨガだけで25種類以上のレッスンがある。何を続けるかを考える際には、店のトップと料金を確認できる。

妊娠中は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。体験の予約から申し込める。通う時間、選ぶ種目、参加条件を照らし合わせるところから、続ける予定を具体的にしたい。

参考文献

[4] Optimal resistance training parameters for improving bone mineral density in postmenopausal women: a systematic review and meta-analysis — Zhao F, Su W, Sun Y, Wang J, Lu B, Yun H., 2025, Journal of orthopaedic surgery and research. DOI: 10.1186/s13018-025-05890-1

[11] Effects of resistance training on osteosarcopenia in community-dwelling postmenopausal Korean women: Randomised controlled ERTO-K trial — Lee BC, Kim KI, Lee J, Cho KH, Moon C., 2025, Experimental gerontology. DOI: 10.1016/j.exger.2025.112869

[13] Resistance training effects on healthy postmenopausal women: a systematic review with meta-analysis — González-Gálvez N, Moreno-Torres JM, Vaquero-Cristóbal R., 2024, Climacteric : the journal of the International Menopause Society. DOI: 10.1080/13697137.2024.2310521

[14] Effects of resistance training, Yijinjing and Baduanjin exercise with oral caltrate D on bone mineral density and bone metabolism in older women: a randomised controlled trial — Yang Y, Liu H., 2025, BMC complementary medicine and therapies. DOI: 10.1186/s12906-025-04849-3

[16] Effects of Two Types of Resistance Training Modalities (Hypertrophy vs. Contrast Training) on Bone Parameters in a Group of Healthy Elderly Women — Abdul-Al O, Zunquin G, El Hage R., 2024, Journal of clinical densitometry : the official journal of the International Society for Clinical Densitometry. DOI: 10.1016/j.jocd.2024.101521

[17] Comparative efficacy different resistance training protocols on bone mineral density in postmenopausal women: A systematic review and network meta-analysis — Wang Z, Zan X, Li Y, Lu Y, Xia Y, Pan X., 2023, Frontiers in physiology. DOI: 10.3389/fphys.2023.1105303

[19] Heavy resistance training provides short-term benefits on bone formation in well-functioning older adults — Bloch-Ibenfeldt M, Gates AT, Jørgensen NR, Linneberg A, Aadahl M, Kjær M, Boraxb, 2025, Bone. DOI: 10.1016/j.bone.2025.117393

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

1

2


Warning: Attempt to read property "show_author" on false in /home/c1531448/public_html/ontheshore.jp/wp-content/themes/heal_tcd077/single.php on line 165

関連記事

ご体験予約