ランニング後のナッツで筋肉痛は変わる?アーモンドの間食と動作別の回復を読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

筋肉痛が変わらなかった試験も、同じ棚に置く

痛みを和らげた試験だけ読むと、アーモンドには一定の答えがあるように見える。ところが2022年のランダム化並行群試験では、遅発性筋肉痛、つまり運動から遅れて生じる筋肉痛の増加に群間差がなかった。良い結果を読むときほど、この結果も近くに置いておく必要がある。[7]

対象は定期的な筋力トレーニングをしていない、肥満ではない30〜65歳の成人64人だった。18〜39歳の女性にそのまま当てはめられるかは、年齢層と運動習慣の違いを踏まえた検証が必要だ。アーモンドを1日57g食べる群と、エネルギー量を合わせたシリアルバーを食べる群に無作為に分け、4週間後に90分の運動を行った。下り坂走だけではなく、17種目で筋肉に負担を与える設計だった。[7]

この試験でも好ましい変化はあった。アーモンド群では脚と背中の力がより保たれ、血中クレアチンキナーゼは運動直後と翌日に低かった。気分に関しては緊張の低下が示され、疲労についても低下との関連が報告されたが、その統計値はP=0.051だった。疲労の結果まで強い確証として扱うのは慎重でありたい。[7]

炎症に関わるたんぱく質であるサイトカインは、測った6種類の運動後の増加に群間差がなかった。血液中の脂質由来の物質や、腸内由来の代謝物には変化があり、著者は筋力の維持、筋損傷の軽減、代謝反応などにいくつかの肯定的な効果があると結論している。筋肉痛に差がないことは、この結論と両立する。[7]

ここから「アーモンドは効く」「効かない」の札を急いで貼らなくてよい。下り坂走で動作中の痛みに差が出た試験と、複数種目の後の筋肉痛に差が出なかった試験がある。摂取期間、運動課題、比較食品、評価の仕方が異なるため、どの条件が違いを生んだかは、この並びだけでは決められない。[4][5][7]

とくに「8週間なら効き、4週間では足りない」と読むのは飛躍である。期間だけを変えて直接比べた結果ではない。種目や対象も異なる試験を並べたとき、共通して見える数字に理由を背負わせすぎないことだ。食品の試験は、日数の長さだけを競うものではない。[4][5][7]

また、男女を含む試験があることと、若い女性だけでも同じ効果が確かめられたことは別である。2023年の対象は平均35.1歳のやや過体重の成人であり、2022年の対象には筋力トレーニング習慣という条件があった。普段から運動する学生や、ランニングを続けている人は、自分と研究対象の距離も読む必要がある。[4][7]

疑問の続きは、体で確かめるのがいちばん早い。

空き枠を見て予約電話で予約 042-595-8039LINE

回復に良さそうでも、走る成績は別の問いだ

さらに、痛みが軽いことと、速く走れることも分けたい。男性のレクリエーションレベルの自転車競技者96人を対象にした2025年のランダム化比較試験では、アーモンド、干しぶどう、ドライクランベリーを混ぜた間食が調べられた。アーモンド単独の試験ではない。男性の自転車競技者の結果を18〜39歳の女性にそのまま当てはめられるかは、女性を対象とした検証が必要だ。[6]

混合食品は1日125gで、比較は同じエネルギー量のオーツバーだった。軽い練習の期間を経て、高負荷練習を2週間、その後に負荷を落とす期間を2週間設けた。主な評価は5分間の自転車タイムトライアルであり、食品による成績の差は認められなかった。[6]

高負荷練習で成績が落ち、負荷を落とした期間に成績が上がる変化自体は起きていた。それでも、混合食品と比較食品の成績には差がなかった。練習期間に伴う変化と、食品条件による違いを分ける必要がある例だ。[6]

主観的なエネルギー感や疲労、一酸化窒素の利用可能性に関する指標には好ましい結果があり、運動中の脂肪の利用も増えた。一方、運動効率は改善せず、負荷を落とした期間には混合食品の群のクレアチンキナーゼが高い結果もあった。健康や気分に関する可能性を、競技成績の向上と同じ意味にはできない。[6]

この混合食品の結果を、ナッツ全般の筋肉痛への答えとして使うのも難しい。食べ物の組み合わせが違い、運動が自転車で、参加者は男性である。むしろこの試験は、体内の指標や実感が変わっても、運動成績まで変わるとは限らないという、結果の読み方を補っている。[6]

帰りの電車で「今日は元気だ」と感じたことと、次の練習で力を発揮できることは、記録の欄を分けてよい。どちらかが偽物という話ではない。研究でも、主観的な調子と、実際に測った成績が別々の答えになっているからだ。日常の感想も、何が良かったのかが分かる形なら役に立つ。[6]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「ランニングが終わってから食べれば、試験と同じ条件になる」という理解は違う。下り坂走の試験は運動前から8週間の摂取を組み込んでいる。2024年の試験では走った直後と回復中にも食品を食べたが、そこだけを切り離して効き目を検証した設計ではない。継続摂取の結果から即効性を約束することはできない。[4][5]

「筋肉痛が軽くなれば筋肉の回復は全部進んでいる」という理解も広すぎる。跳ぶときの痛みが軽くても、脚の等速性トルクやクレアチンキナーゼに改善がなかった試験がある。逆に、筋力や血液指標に好ましい結果があっても、筋肉痛に群間差がなかった試験もある。痛み、力、血液は同じものの別名ではない。[4][7]

「アーモンドの研究だから、ミックスナッツならどれでも同じ」という理解にも根拠が足りない。下り坂走の研究で試した食品はアーモンドであり、混合食品の自転車試験でもタイムトライアルの改善はなかった。食品の名前だけでなく、組み合わせと運動課題まで確かめたい。[4][5][6]

もうひとつ付け加えるなら、回復の話を体重の話へ滑らせないことだ。2023年の試験では、体組成、気分、食欲、心血管代謝に関する評価に介入前後の変化はなかった。痛みに関する良い結果をもとに「この間食で体型も変わる」とするのは、試験の結果を越える。運動する人の間食の価値を、体重だけで採点する必要もない。[4]

今日からできること

  • 記事を読んで食品を選ぶときは、まず「アーモンド57g/日を8週間」という試験条件を確認する。これは効果を調べた量と期間であり、万人向けの摂取目標として扱わない。[4]
  • 運動後の感想には、階段、立ち上がりなど困った動作の名前を添える。下り坂走の研究が24、48、72時間後を追ったことを参考に、直後の感想と翌日以降の変化を混ぜずに残す案である。[4]
  • 「楽だった」と「力が戻った」を別の言葉で記録する。痛みと筋力の結果が一致しない試験を踏まえた提案であり、記録のために無理に跳んだり最大限の力を試したりする必要はない。[4][7]
  • 比較食品も読む。アーモンド57gとプレッツェル86gの試験はエネルギー量をそろえている。普段の食事に追加する場合も同じ条件なのかを、買う前に立ち止まって考える。[4]
  • 間食を変えた後の元気さだけで練習成績まで判断しない。男性96人の自転車試験では、主観的な調子に変化があっても5分間の成績は改善しなかった。[6]

試してみるとしても、研究をなぞるために食べにくい量を無理に続ける話にはしたくない。ここでの提案は、アーモンドを処方のように扱うことではなく、食品を変えたときの感想の書き方を整えることである。痛みのある体を、自分で試験装置にする必要はない。個別の健康状態に関する判断は医師に相談する対象だ。

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店を、次の予定の置き場所に

次の運動を予定に入れるなら、食べた間食だけでなく、前回のどの動作がつらかったかも振り返りたい。オンザショア立川店の店の案内には、溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温ヨガやピラティス、パーソナルトレーニングなどがある。ヨガは25種類以上だ。

参加条件も先に確認する。妊娠中は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。場所は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分である。

営業時間は8:00〜23:30で年中無休だが、レッスン開始は別だ。8時の回は土曜と日曜だけで、平日の最初の回は月曜から木曜が10時、金曜が13時となる。12/29〜1/3は通常レッスンを休み、会員向けの特別の有料講座になる。ヨガ体験は税込1,980円で、60分のレッスンにタオル類とマットのレンタルを含む。料金と参加できる回を照合してから体験の予約を選ぶと、次の予定を具体的に置ける。

参考文献

[4] Chronic almond nut snacking alleviates perceived muscle soreness following downhill running but does not improve indices of cardiometabolic health in mildly overweight, middle-aged, adults — Siegel L, Rooney J, Marjoram L, Mason L, Bowles E, van Keulen TV, Helander C, Ra, 2023, Frontiers in nutrition. DOI: 10.3389/fnut.2023.1298868

[5] Almond Consumption Modestly Improves Pain Ratings, Muscle Force Production, and Biochemical Markers of Muscle Damage Following Downhill Running in Mildly Overweight, Middle-Aged Adults: A Randomized, Crossover Trial — Rayo VU, Cervantes M, Hong MY, Hooshmand S, Jason N, Liu C, North E, Okamoto L, 2024, Current developments in nutrition. DOI: 10.1016/j.cdnut.2024.104432

[6] Polyphenol-Rich Snack Consumption during Endurance Exercise Training Improves Nitric Oxide Bioavailability but does not Improve Exercise Performance in Male Cyclists: A Randomised Controlled Trial — d’Unienville NMA, Coates AM, Hill AM, Nelson MJ, Croft K, Yandell C, Buckley JD., 2025, Current developments in nutrition. DOI: 10.1016/j.cdnut.2025.106006

[7] Almond intake alters the acute plasma dihydroxy-octadecenoic acid (DiHOME) response to eccentric exercise — Nieman DC, Omar AM, Kay CD, Kasote DM, Sakaguchi CA, Lkhagva A, Weldemariam MM, 2022, Frontiers in nutrition. DOI: 10.3389/fnut.2022.1042719

この記事の情報は2026年11月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

疑問の続きは、体で確かめるのがいちばん早い。

空き枠を見て予約電話で予約 042-595-8039LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約