ダイエットの緑茶に牛乳を足すと成分は減る?結合と血中に届く量の違いを読む

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紅茶や発酵乳の「差なし」を緑茶に移せるか

牛乳を入れても影響しない、という人の試験もある。健康な成人12人が、緑茶、紅茶、牛乳入り紅茶を別の日に飲む無作為化クロスオーバー試験では、紅茶への牛乳添加によって、カテキンの血中濃度曲線下面積に有意な違いはなかった。参加者は女性7人、男性5人で、比較された牛乳の条件は、紅茶600mLに100mLを加えたものだ。男女を合わせた結果であり、18〜39歳の女性にそのまま当てはめられるかは、この比較だけでは判断できない。[6]

ここで大切なのは、牛乳を足した比較が紅茶だったことだ。この研究には緑茶を飲む条件もあるが、だからといって「緑茶と牛乳入り緑茶を直接比べて差がなかった試験」に変わるわけではない。研究の結論だけを切り取ると、試験で何と何を比較したのかが抜け落ちる。[6]

女性の緑茶抽出物の試験と比べるなら、茶の種類だけでなく、測った成分の区分や採血の時間も確認したい。紅茶を含む試験では飲んだ後8時間まで採血し、女性の緑茶抽出物の試験では4.5時間にわたって測定した。これらを同じ条件の追試として扱い、どちらかが間違いだと決めることはできない。[3][6]

この区別は、検索結果を見比べるときにも役立つ。「牛乳は影響しない」と「牛乳で低下する」のどちらが新しいかだけで選ぶのではなく、前者が紅茶の比較で、後者が緑茶抽出物と成分別の比較であることを残す。研究の年を並べるだけでは、測定の違いは埋まらない。同じ言葉で紹介されていても、検証した飲料の組み合わせは異なっている。[3][6]

乳由来の食品でも形は異なる。緑茶のカテキンなどを混ぜた発酵乳の研究では、カテキンの血中濃度を測って比較し、6時間にわたる全体の吸収は比較した製品形態間で同じだった。乳を含む食品だから吸収が必ず低下する、という一律の説明には、ここでも当てはまらない。[7]

ただし、この発酵乳は、緑茶だけを牛乳で割った家庭の飲み物とは異なる。研究はカテキンに加えて別の成分も含む製品を扱っている。発酵乳の結果を根拠に、手元の緑茶と牛乳でも同じ値になるとは言わない。飲み物全体の構成まで含めて読む必要がある。[7]

紅茶の試験は「影響がない場合がある」を支え、緑茶抽出物の試験は「種類によって低下する場合がある」を支える。発酵乳の研究も、乳と一緒なら必ず失われるという見方を修正する。これらを合わせた実用的な理解は、牛乳という材料名だけで吸収の結果を決められない、ということだ。[3][6][7]

また、女性の試験で大豆たんぱく質を加えた場合も、ガレート基を持つカテキンの利用可能性は低下した。EGCGは緑茶単独に対して76±5%で、脱脂乳、カゼイン塩、大豆たんぱく質の添加条件同士に有意差はなかった。乳由来でなければ相互作用がなくなる、という読み替えも避けたい。[3]

この結果は、大豆たんぱく質を加えた実験飲料の話である。市販の豆乳全般の吸収率を示す数字として使うものではない。材料名が近くても、研究で使った形を保って説明する。牛乳を別の飲料に置き換えれば必ず解決する、という買い物の指示にはつながらない。[3]

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よくある誤解

「結合した分は、体に届かず全部無駄になる」という誤解がある。食品モデルの研究で観察されたのは、乳たんぱく質と結びついた複合体の形成や、自由なポリフェノールの減少だ。人の吸収は、食品モデルとは別に飲用試験で確かめる必要がある。人の試験でも、脱脂乳と一緒に摂ったカテキンは血中で測定され、成分によっては増加している。[3][20]

結合という言葉は、何かが閉じ込められた印象を与えやすい。しかしレビューでは、乳たんぱく質との相互作用を、緑茶ポリフェノールを届ける仕組みとしても検討している。相互作用があるという事実から、役に立つか立たないかを即決しないことが大切だ。何と結びつき、その後どの条件に置かれ、何を測ったのかまでが研究の内容である。[1]

「吸収が下がったなら、その割合だけ痩せにくくなる」という誤解もある。女性の試験で示された87%という値は、総カテキンの血中濃度曲線下面積の比である。体重の変化率でも、脂肪の減少率でもない。飲んだ後の成分の動きを、ダイエットの達成率に置き換える計算はできない。[3]

ここでダイエットという検索語が、測定したものをすり替えやすくする。読者は体重への影響を知りたくても、目の前の試験が答えているのは血中の成分だ。吸収の結果を丁寧に読むことと、減量効果を保証することは別である。「牛乳を抜けば痩せる」という結論を、この比較から作らない。[3]

「乳を含むポリフェノール飲料なら、運動後の体も守れる」という広げ方にも注意が要る。レクリエーションとして自転車運動を行う男性8人、女性4人を対象にした無作為化クロスオーバー試験では、乳を基に、ブルーベリー、ココア、緑茶を組み合わせた飲料が調べられた。高フラボノイド条件と低フラボノイド条件を比較したが、運動に伴う腸の傷害や透過性に差はなかった。運動を行う男女を合わせた結果なので、18〜39歳の女性の日常の飲み方にそのまま当てはめるには、対象と運動条件の違いがある。[2]

この試験は、フラボノイド490mgと5mgの飲料を、それぞれ15日間摂る条件だった。乳入りでも成分を摂れるかという問いと、その飲料が運動時の特定の不調を防ぐかという問いは違う。吸収の仕組みに期待できる部分があっても、別の健康効果まで一緒に成立するわけではない。[2]

逆に、この結果を理由に緑茶と牛乳の組み合わせが無価値だとするのも行き過ぎだ。比較されたのは複数の材料を含む運動前飲料で、評価したのは運動に伴う腸の指標である。台所の一杯への好き嫌いと、研究が測った効果を分ければ、飲み物に必要以上の仕事を任せずに済む。[2]

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今日からできること

  • 牛乳で全部消えると思って飲み物を捨てない。女性24人の試験では、総カテキンの指標は低下した一方、エピガロカテキンは増加した。成分別に方向が違うという理解を、まず持つ。[3]
  • 研究の数字を読むときは、対象を短く添えてメモする。たとえば「標準体重の女性、緑茶抽出物1.75g、脱脂乳」と残す。普段いれる緑茶と実験飲料を混同しにくくするためだ。[3]
  • 牛乳を加えた割合と、加熱したかどうかを区別する。100℃で15分加熱したモデルの結合率を、冷たい緑茶に牛乳を足したカップの値として受け取らない。[20]
  • 記事の「影響なし」を見たら、比較が緑茶か紅茶かを確かめる。成人12人の試験で牛乳の有無を比べたのは紅茶であり、緑茶にも同じ結果が保証されたという意味ではない。[6]
  • カテキンの数値を体重の目標に変換しない。87%は飲んだ後の血中濃度曲線下面積の比だ。牛乳を抜くことを減量の条件にせず、何を飲んでいるかを把握する判断材料として使う。[3]

これらは、最も高い血中濃度を目指す飲み方の手順ではない。自分が知りたいことと、数字が答えていることを合わせるための確認である。好みで牛乳を加える判断と、特定のカテキンの動きへの関心は、分けて持っていてよい。研究を読んだからといって、カップを分析機器にする必要はない。[3][20]

たとえば、仕事帰りに飲んだ一杯について「今日は失敗した」と判定する代わりに、牛乳を加えた緑茶だった、とそのまま捉える。後から研究記事を読むなら、飲料の材料、加熱の有無、測定対象を照合する。食品の結合率と人の血中濃度を区別できれば、強い見出しに合わせて毎回飲み方を変える必要もなくなる。[3][20]

オンザショア立川店で、飲み物とは別に予定を置く

一杯の成分をどう評価するかと、体を動かす予定をどこに置くかは、別々に決めてよい。オンザショア立川店を、暮らしの中に運動の時間を置くための場所として紹介する。

営業時間は全曜日8:00〜23:30、年中無休である。朝に動く予定か、仕事帰りに立ち寄る予定か。まず生活の時刻と照らし合わせ、通う場面を考えるための情報だ。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。JR立川駅北口から徒歩1分の場所にある。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティスなどがあり、ヨガだけでも25種類以上のレッスンがある。どの時間に、どの内容へ参加するかを決めることが、続ける仕組みの入口になる。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加条件を確認したうえで、試す日の予定を考える。ヨガの体験は税込1,980円。60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。店舗情報と料金を確認し、予定が合えば体験予約へ進める。

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参考文献

[1] Review of the Role of Fluid Dairy in Delivery of Polyphenolic Compounds in the Diet: Chocolate Milk, Coffee Beverages, Matcha Green Tea, and Beyond — Bhagat AR, Delgado AM, Issaoui M, Chammem N, Fiorino M, Pellerito A, Natalello S, 2019, Journal of AOAC International. DOI: 10.5740/jaoacint.19-0129

[2] No effect of a dairy-based, high flavonoid pre-workout beverage on exercise-induced intestinal injury, permeability, and inflammation in recreational cyclists: A randomized controlled crossover trial — Kung S, Vakula MN, Kim Y, England DL, Bergeson J, Bressel E, Lefevre M, Ward R., 2022, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0277453

[3] Simultaneous ingestion of dietary proteins reduces the bioavailability of galloylated catechins from green tea in humans — Egert S, Tereszczuk J, Wein S, Müller MJ, Frank J, Rimbach G, Wolffram S., 2013, European journal of nutrition. DOI: 10.1007/s00394-012-0330-8

[6] Bioavailability of catechins from tea: the effect of milk — van het Hof KH, Kivits GA, Weststrate JA, Tijburg LB., 1998, European journal of clinical nutrition. DOI: 10.1038/sj.ejcn.1600568

[7] Consumption of functional fermented milk containing borage oil, green tea and vitamin E enhances skin barrier function — Puch F, Samson-Villeger S, Guyonnet D, Blachon JL, Rawlings AV, Lassel T., 2008, Experimental dermatology. DOI: 10.1111/j.1600-0625.2007.00688.x

[17] Influence of varied processing methods on the antioxidant capacity, antibacterial activity, and bioavailability of Iranian black, oolong, and green leafy teas — Mehrabi M, Amiri M, Razavi R, Najafi A, Hajian-Tilaki A., 2025, Food chemistry. DOI: 10.1016/j.foodchem.2024.141793

[20] Effects of protein on green tea quality in a milk-tea model during heat treatment: Antioxidant activity, foaming properties, and unbound small-molecule metabolome — Chen N, Jiao Z, Xie K, Liu J, Yao P, Luo Y, Zhang T, Cheng K, Zhao C., 2024, Journal of dairy science. DOI: 10.3168/jds.2024-25167

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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