ブルガリアンスクワットのセット数は増やすべき?普段からの増量幅と成果の頭打ち

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大幅な追加が、筋肥大を上乗せしなかった試験

量が多いほうが伸びる傾向と、自分が今すぐ大きく量を増やすべきかは別の問いである。前者は研究をまとめた関係、後者は現在の運動量からどれほど変えるかという判断だ。出発点が違えば、同じ追加量でも変更の大きさは変わる。普段の記録がないまま増やすと、その出発点が見えなくなる。[1][5]

筋トレ経験のある18〜35歳の男女25人を対象にした無作為化試験では、同じ人の左右の脚を異なる量の条件に割り付けた。8週間、両脚とも週2回運動し、片側は普段の週の量から120%増、反対側は20%増とした。体質や生活の違いをある程度そろえながら、増やし方の差を調べる設計である。経験のある男女をまとめた結果なので、18〜39歳の女性全体に同じ増量幅をそのまま勧める根拠にはならない。[5]

外側広筋という太ももの筋肉の断面積は両条件で増加したが、大幅に増やす条件に筋肥大の上乗せは認められなかった。同時に、この試験条件では、大幅増量が筋肥大を妨げた証拠もなかった。筋肉内の急性・慢性の分子応答にも、条件間の有意差は認められていない。[5]

つまり「急増は必ず失敗する」という読み方も、「たくさん増やせば確実に得をする」という読み方も、この結果には合わない。より大きな変更をしても成長が上乗せされなかったことと、成長を損なった証拠がなかったことを、同時に受け取る必要がある。多く行えたという事実だけでは、追加分に見合う成果があったかは決まらない。[5]

この試験の参加者は筋トレ経験者であり、片脚ずつ比較している。初めてブルガリアンスクワットを行う人への増量表ではない。経験のある男女を含む結果でも、女性だけに同じ増やし方を勧める根拠にはならない。数字を自分の予定へ移す前に、対象者と運動条件の違いを残して読むことが必要だ。[5]

夕方に予定が空いたから追加する、昨日できなかった分を今日まとめて埋める。そうした事情は、量を増やす理由としてメモに残せる。ただし、その理由と、筋肉がより成長するという予測は別である。追加する日には「余った時間を使う」のか「伸びの停滞を見直す」のかを書き分けると、後から変更の目的を確かめやすい。

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減らした期間を、すべて無駄とみなさない

一度決めたセット数を守れないと、計画が崩れたように感じることがある。しかし、量を減らした期間を挟むことが、直ちに筋肥大や筋力の損失と結びつくかは、比較試験で確かめたい。未経験の若い男性を対象にした試験では、プログラムの途中と終盤で量と頻度を減らしても、連続して行った条件と比べて明確な不利益は示されなかった。男性の試験であるため、18〜39歳の女性に同じ減らし方の結果をそのまま当てはめることはできない。[4]

対象は19人、期間は8週間である。各参加者の腕と脚を、連続条件と量を減らす条件へ無作為に割り付けた。片脚の膝伸ばしと腕を曲げる運動を使い、連続条件では週2回、各種目6〜8セットを実施した。減量条件では通常は同様に行い、第4週と第8週のみ週1回、各種目2セットに減らした。[4]

筋肉の厚さと、10回反復できる最大の重さで評価した筋力・持久力の変化は、全体として両条件で似ていた。条件間の効果は小さく、変化の差の95%信頼区間はすべてゼロを含んだ。明確な差を示せなかった結果であり、成果が完全に等しいという証明とは区別する必要がある。[4]

減らした週の数字だけを切り取れば、少ない量でも十分だと見えかねない。しかし、この試験には、それ以外の週に行った運動がある。低い量だけをずっと続けた比較でも、完全に休んだ比較でもない。忙しい週への安心材料として読める部分はあっても、前後の取り組みを消して都合のよい数字だけを使わないことが大切だ。[4]

また、これはブルガリアンスクワットを女性に行わせた試験ではない。家の都合で量を減らした日の効果を、直接予測することもできない。それでも、毎回の量を絶対視せず、期間を通じた取り組みとして評価する見方にはつながる。減らした日を空欄にせず、実施内容と事情を残すことは、次に計画を組み直すための作業である。[4]

減らすか増やすかを考える際には、実験で何と何を比べたかを確認したい。大幅な増量と控えめな増量の比較は、増量と運動しない生活の比較ではない。途中で減らす条件と連続条件の比較も、少ない量だけで始める場合の比較ではない。同じ人の左右を使った試験は条件をそろえやすい一方、別々の生活を送る人同士の差をそのまま表す設計ではない。[4][5]

こうした比較対象を残して読むと、「多いほどよい」と「少なくてもよい」が矛盾なく並ぶ理由が見える。どの出発点から、どの期間に、どれほど変えたかが異なるからだ。自分の予定でも、現在の量と変更後の量を並べ、何を確かめたいのかを添える。研究と日常をつなぐのは、印象的な数字の丸写しより、比べる条件を明らかにする作業である。[1][4][5]

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よくある誤解

「多くするほど、同じ割合で成果が増える」という見方は修正したい。週の量と成果の関係は、筋肥大にも筋力にも増加傾向がある一方、追加分の見返りは小さくなる形だった。筋力を扱った別のメタ分析でも、運動量と成果の関係は非線形であった。多い量への賛否だけでは、この曲がり方を取り落とす。[1][15]

「決めたセットは、毎回もう動けなくなるまで行わないと意味がない」という考えも支持されない。健康な成人を対象とする20研究、556人をまとめた系統的レビューとメタ分析では、限界まで行わない条件が、動作を伴う筋力で小さく優れていた。標準化平均差は0.24、95%信頼区間は0.06〜0.42であり、筋肥大などでは有意差がなかった。[2]

ここでいう標準化平均差は、異なる測定尺度の結果を共通の物差しにして比べた値であり、重さの増加率ではない。また、この結果からブルガリアンスクワットの反復をどこで止めるべきか、個別の数字が決まるわけでもない。限界に達することを、すべてのセットの必要条件にしなくてよい、という範囲で受け取りたい。[2]

「量を減らした週があれば、それまでの積み重ねが消える」と決めつける必要もない。途中と終盤に量を減らした試験で、連続条件より明確に劣る変化は示されなかった。ただし、対象や期間、減らし方に条件がある。休み方の万能な保証ではなく、毎回の予定達成だけで長期の取り組みを採点しないための知見である。[4]

今日からできること

  • 左右の欄を分け、重さ、反復、セット数を同じ形式で残す。片脚群が各脚を別々に運動した週2回・8週間のレッグプレス試験も、左右別の実施内容を考える材料になる。これは記録の提案であり、同じ種目の処方ではない。[20]
  • 週の記録に、ほかの脚の筋トレも種目別に残す。67研究の解析が直接的なセットと間接的なセットを区別したように、合計数だけで負荷の関わり方を消さない。[1]
  • 追加するときは、普段の量と変更理由を隣に書く。120%増が20%増より筋肥大を上乗せしなかった試験を、自分への増量目標として使わない。[5]
  • 予定を減らした日も実施内容を保存する。第4週と第8週に量を減らした試験は、期間全体の中で変更を評価している。減らした日を失敗として削除せず、次の相談に使う。[4]
  • 各セットを限界まで行ったかだけで採点しない。20研究の解析では筋肥大に有意差がなく、限界まで行わない条件にも成果があった。予定の数字と実際の動きの両方を振り返る。[2]
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オンザショアで、予定を置く場所を考える

運動の量を考える時間と、実際に通う時間を、生活の予定へ置いておきたい。オンザショア立川店は8:00〜23:30、年中無休で営業している。JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある。仕事や用事の前後に通えるかを、移動経路と営業時間から検討できる。

妊娠中の方は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

当店にはパーソナルトレーニングのほか、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIITがある。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガも行い、ヨガだけで25種類以上のレッスンを用意している。予定に入れる運動を考える際の選択肢である。脚の筋トレにほかの運動を加えるなら、通う時間も含めて予定に置き、週全体で何を続けるかを考えたい。

料金と店の案内で通い方を確かめ、体験の予約を予定に組み込める。ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。

参考文献

[1] The Resistance Training Dose Response: Meta-Regressions Exploring the Effects of Weekly Volume and Frequency on Muscle Hypertrophy and Strength Gains — Pelland JC, Remmert JF, Robinson ZP, Hinson SR, Zourdos MC., 2026, Sports medicine (Auckland, N.Z.). DOI: 10.1007/s40279-025-02344-w

[2] Effects of resistance training performed to repetition non-failure on exercise performance in healthy adults: a systematic review and meta-analysis — Wu S, Xie L, Zhao Z, Zheng X, Yin X, Hou J, Zhou K, Tang P., 2026, BMC sports science, medicine & rehabilitation. DOI: 10.1186/s13102-026-01861-z

[4] Effects of deload periods in resistance training on muscle hypertrophy and strength endurance in untrained young men using a randomized within subject design — Pancar Z, Ilhan MT, Darendeli MK, Karaca B, Ikidag MA, Tasdogan AM, Ulema MS, Al, 2026, Scientific reports. DOI: 10.1038/s41598-026-40612-5

[5] Large increases in resistance training volume do not impair muscle hypertrophy or anabolic-catabolic molecular signaling in trained individuals — Camargo JBB, Bittencourt D, Michel JM, Silva DG, Bergamasco JGA, Berry AC, Tiede, 2026, Journal of applied physiology (Bethesda, Md. : 1985). DOI: 10.1152/japplphysiol.00284.2026

[15] The Influence of Individual Resistance Training Variables on Muscle Strength: A Systematic Review and Meta-analysis — Lyristakis P, Wundersitz D, Cousins S, Huynh M, Zadow E, Gordon BA., 2026, Sports medicine (Auckland, N.Z.). DOI: 10.1007/s40279-026-02432-5

[20] Comparison Between Bilateral and Unilateral Leg-Press Resistance Exercise Training for Their Effects on Muscle Strength and Jump Performance — Sato S, Nosaka K, Murakami Y, Kasahara K, Yosida R, Nakamura M., 2026, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0000000000005446

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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