体脂肪率は女性の皮下脂肪を一か所測れば分かる?部位と推定式の違いを読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

平均が近くても、あなたの数字には幅がある

女子大学競技者の研究を読むと、平均と個人の違いが具体的になる。水泳と体操の選手18人を競技シーズン前に調べた横断研究では、皮脂厚だけの推定、生体電気インピーダンス法、両方を組み合わせた方法を比較した。基準としたのは、身体密度、全身の水分量、骨のミネラル量を組み込む4成分モデルである。競技に取り組む女性の結果であり、18〜39歳の一般女性へそのまま適用できる精度を示したものではない。[18]

体脂肪率の平均は、4成分モデルで23.5%、皮脂厚の式で24.0%だった。皮脂厚の平均は基準との統計的な差が認められなかった。一方、生体電気インピーダンス法は26.6%、組み合わせた方法は25.5%で、いずれも基準の平均と差があった。皮脂厚がいつでも低く出る、あるいは電気を使う方法が必ず近い、という単純な並びにはならない。[18]

では、平均が近い皮脂厚だけで十分だったのか。個人の予測に関わる推定標準誤差は、皮脂厚が±3.8ポイント、生体電気インピーダンス法が±3.5ポイント、組み合わせが±2.8ポイントに相当した。組み合わせる方法は予測誤差が小さかった一方、平均では基準より高かった。平均のずれと個人の予測のばらつきは、別々に評価する必要がある。[18]

推定標準誤差は「誰でも必ずこの範囲に入る」という保証ではない。また、同じ人を繰り返し測ったときの変動幅と、そのまま同じ意味でもない。ここで比べているのは、基準となる方法の値を、各方法でどれほどよく予測できたかである。この区別を保つと、わずかな数値の上下を体の変化と断定する前に、測定法の性質を確認できる。[18]

更衣室で測定票を見返すとき、紙にあるのは自分の数値だけだ。研究にある集団平均は表示されない。だからこそ、平均が近かったという説明を、自分への誤差のなさに読み替えないことが大切になる。少人数の水泳・体操選手で得た結果を、運動歴も生活も異なるすべての女性へ広げない姿勢も必要だ。[18]

パラリンピック競技者の研究では皮脂厚の式が低く出る傾向があり、女子大学競技者では皮脂厚の平均が基準に近かった。この違いは、どちらかを打ち消す材料ではない。対象者、使った式、比較対象が異なると結果の性格も変わる。皮脂厚という方法の名前だけで、すべての研究を同じ測定として束ねないほうがよい。[8][18]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

年齢が変わると、同じ部位でも読み方が変わる

若い女性の測定へ高齢者の数字を移すことはできないが、高齢者研究は式の適用範囲を考える助けになる。60〜83歳の男性35人、女性37人を調べた研究では、上腕の前側と後ろ側、肩甲骨の下、腸骨の上に当たる4部位の皮脂厚の合計から、既存の式で体脂肪率を計算した。18〜39歳の女性に、この高齢者集団での誤差をそのまま当てはめることはできない。[6]

女性の平均は、密度から評価した方法で44%、皮脂厚からの計算で38.7%だった。研究では、高齢者で皮脂厚による値が過小評価になった可能性を述べ、その理由として皮脂厚では捉えない内部の脂肪の割合が高いことを挙げている。これは対象集団についての解釈であり、女性の年齢別の理想値を示す研究ではない。[6]

重要なのは、4部位を丁寧に測れば年齢の問題が消えるわけではない点だ。皮膚の下で測れる情報と、体の内部を含む全体の情報との対応が、その対象で成り立つかが残る。測定する人が上手かどうかと、換算する式が対象に合うかどうかは、分けて考える必要がある。[3][6][7]

より新しい高齢者の比較研究では、ブラジルの60〜91歳の127人について、皮脂厚や周径、体格に基づく17の式をDXAと比べた。全体としてすべての式がDXAと異なる結果を示し、比較的良かった式にも相当の限界があった。対象は高齢の男女であり、18〜39歳の女性にも同じ式が適するかは、この比較からは判断できない。式の候補が多いことは、その中に全員への正解が必ずあることを意味しない。[20]

この研究は、高齢者に特有の式を開発する必要性を指摘している。若い読者にとっては、自分と母親が同じ女性だから同じ換算の癖を持つはずだ、と考えないための材料になる。同じ家で測った数値でも、異なる年齢の体を比べるには、式の適用範囲の確認が要る。家族の数字を体型の評価表にする前に、式が想定する対象を確かめたい。[7][20]

また、過去の測定票と今の測定票を並べるときは、年齢以外の条件も確認したい。部位、式、比較方法が途中で変わっていれば、結果の差には測定の仕組みの差も混じりうる。以前の記録を捨てる必要はないが、単一の連続した線として結ぶ前に、どの方法で得た記録なのかを区切って読むのが妥当である。[5][7][20]

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「腕を一か所つまめば、全身の脂肪の割合が分かる」という理解は飛躍がある。皮膚の厚さや圧縮されやすさ、脂肪組織の分布には違いがある。皮下の厚さを比較する手がかりと、全身の割合を推定する式とを分ける必要がある。自分の指で確かめやすいことは、その場所が全身を代表する証明にはならない。[3]

「測る場所は多ければ多いほど正確」という理解も、競技者の比較研究には当てはまらなかった。4部位の相関が7部位や8部位より低かったわけではなく、推定式による個人の誤差も残った。部位を省くことを勧める結果ではない。測定数だけを精度の宣伝文句として受け取らず、その式の検証まで確認するための結果である。[8]

「研究で平均が合ったから、自分の値も合う」という読み方も正せる。女子大学競技者では皮脂厚の平均が基準に近くても、推定の標準誤差が残った。一方で、組み合わせた方法は予測誤差が小さくても平均が高めだった。知りたいのが集団の傾向なのか、目の前の人の割合なのかによって、注目する指標は変わる。[18]

体脂肪率の女性の基準値を探していると、測定法の違いは面倒な但し書きに見えるかもしれない。しかし、判定の前提にある数字がどんなものかを知る作業である。皮下脂肪の厚さの研究から、全女性に共通する望ましい割合を決めることはできない。値の大小だけで健康状態を決めず、健康上の懸念がある場合は医師に相談するという使い方がよい。[3][7]

今日からできること

  • 測定を受けるときは、4部位などの数に加えて、場所と式の名前を記録する。部位の数だけでは、式の偏りや個人の誤差を判断できない。[8]
  • 結果を保存するときは、皮脂厚の厚さと、そこから計算された体脂肪率を別の項目にする。皮下脂肪組織の比較と全身の割合への換算は、同じ操作ではない。[3]
  • 18〜60歳の成人を扱った測定法レビューのように、対象の年齢範囲を確認する。女性用という表示だけで、自分に適した式だと決めない。[5][7]
  • 方法を切り替える場合は、古い記録の横に変更点を書き添える。女子大学競技者18人の比較でも、方法によって平均と予測誤差の両方が異なった。[18]
  • 研究の数値を見るときは、平均だけでなく個人の誤差にも目を向ける。相関0.85という数字を、自分の値が一致する確率として読まない。[8]

測定の目的も記録の冒頭に短く書くとよい。皮下の厚さの比較なのか、全身の割合の推定なのかが曖昧だと、同じ数値に違う役割を求めてしまう。測定者の手順と推定式の対象を確認し、結果の用途を限定することは、実用的な評価法を整理したレビューにも沿う。細かい数字を増やすより、答えてほしい問いを明確にするほうが先である。[3][5][7]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店で、予定に合う運動の場所を選ぶ

数値の確認と別に、生活の予定に置ける運動の場所を選ぶという視点もある。オンザショア立川店は、営業時間が8:00〜23:30で、年中無休である。平日と休日で営業時間を読み替える必要がなく、仕事や用事の前後で通う時間を考えられる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。JR立川駅北口から徒歩1分の溶岩ホットヨガスタジオである。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティス、パーソナルトレーニングがあり、ヨガだけでも25種類以上のレッスンがある。続ける場所を検討するときは、通う時間と参加したい内容を一緒に選べる。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている場合は利用できない。ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。予定を組む際の確認先は、店舗トップ、料金、体験の予約である。

参考文献

[3] Cadaver studies and their impact on the understanding of human adiposity — Clarys JP, Provyn S, Marfell-Jones MJ., 2005, Ergonomics. DOI: 10.1080/00140130500101486

[5] Practical body composition assessment for children, adults, and older adults — Heyward VH., 1998, International journal of sport nutrition. DOI: 10.1123/ijsn.8.3.285

[6] Body mass index as a measure of body fatness in the elderly — Deurenberg P, van der Kooy K, Hulshof T, Evers P., 1989, European journal of clinical nutrition. DOI: なし

[7] Evaluation of body composition. Current issues — Heyward VH., 1996, Sports medicine (Auckland, N.Z.). DOI: 10.2165/00007256-199622030-00002

[8] Feasibility and Accuracy of Body-Fat Assessment Using Standardized Skinfold-Thickness Assessment Versus Dual-Energy X-Ray Absorptiometry in Paralympic Athletes — van Schijndel N, Weijer V, van Loon LJC, van Dijk JW., 2026, International journal of sports physiology and performance. DOI: 10.1123/ijspp.2025-0284

[18] Combining Anthropometry and Bioelectrical Impedance Analysis to Predict Body Fat in Female Athletes — Foote DM, Berkelhammer M, Marone J, Horswill CA., 2022, Journal of athletic training. DOI: 10.4085/1062-6050-0747.20

[20] Body fat percentage prediction in older adults: Agreement between anthropometric equations and DXA — Silveira EA, Barbosa LS, Noll M, Pinheiro HA, de Oliveira C., 2021, Clinical nutrition (Edinburgh, Scotland). DOI: 10.1016/j.clnu.2020.09.032

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約