
菌の数と食感は、別々に確かめられている
菌数の表を読むときに出てくるCFUは、培養して集落を作る能力を手掛かりに菌数を表す単位である。ヨーグルトアイスの実験では、食品の重さ当たりの菌数を対数で示している。[19] logと付いた値は、普通の個数のような目盛りではない。9.55と7.3を見て「少ししか変わらない」と印象だけで判断しない方がよい。
この数え方で分かる菌の状態と、人がスプーンで感じる硬さや滑らかさは、同じものではない。ヨーグルトアイスの実験でも、菌の生存に加え、固さや空気の含まれ方などを別に評価している。フラクトオリゴ糖を加えた条件では、その濃度によって酸性の程度や固形分が変わり、高い添加条件で固さが低くなった。[19] 食感の評価を、菌の生存の代わりに使う設計ではない。
食感に絞った例として、乳糖を分解して作った冷凍ヨーグルトの製造実験がある。乳糖を分解した製品は、対照の製品より硬さと付着性が低く、粘度が高かった。滑らかでクリーミーな性状も報告されている。一方、通常の製品では大きな氷の結晶による粗い構造が確認された。[20]
この研究では、乳糖の分解で生じた単糖が配合物の凍る温度を下げ、より軟らかい構造につながると説明されている。[20] したがって、滑らかさや硬さの違いを見つけても、直ちに「菌が多い」「菌が死んだ」という判断には進めない。食感には、糖の形や氷の構造という別の説明がある。
凍らせたヨーグルトが期待した口当たりでなかった朝、菌まで失ったと決めつける必要はない。逆に、アイスのように食べやすく仕上がったから、生きた菌が十分残ったとも判断できない。食感の変化と菌数を別の測定項目として扱う実験の読み方を、台所でも保っておきたい。[19][20]
発酵乳を使った別の食品・動物実験では、冷凍保存したアシドフィルスミルクの品質を調べ、たんぱく質、乳酸、酸性の程度、水分の分離などを評価している。研究者は、この製品の品質が2か月保たれたと報告した。[1] これも「品質」という言葉の中に複数の測定がある例だ。菌だけ、見た目だけを、食品全体の答えにしないことが大切になる。
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
解凍後のざらつきと離水をどう読むか
冷凍庫から取り出したヨーグルトにスプーンを入れる。凍ったままの硬さを楽しみたい日もあれば、冷蔵時のように滑らかに食べたい日もある。ここで分けたいのは、最初から冷凍デザートとして設計した食品と、出来上がったヨーグルトをあとから凍らせた食品だ。前者の食感の結果を、後者の仕上がりの見本にする前に、研究の工程を確かめたい。
ヨーグルトとサワークリームを使った食品実験では、凍結による品質低下を防ぐため、たんぱく質と多糖類を組み合わせて加えている。モデル系では氷の結晶を小さくする作用が確認された。しかし、実際の乳製品では凍結による損傷を防げず、全ての処理で硬さ、凝集性、粘稠性が低下し、ざらつきが増した。[12] 凝集性はまとまりやすさ、粘稠性はとろみや流れにくさに関わる評価である。
注目したいのは、氷を扱うモデルで成功した工夫が、食品の中では同じ成果を出さなかった点だ。研究者は、加えた成分と食品中の別の成分との相互作用が、保護作用を妨げた可能性を挙げている。[12] 材料の名前だけで仕上がりを予想する難しさがここにある。菌を包む加工で生存が改善した実験[19]と、たんぱく質などを加えても食感を守れなかった実験[12]は、守ろうとした性質も加工も違う。
台所で解凍したときに水分が分かれたら、それはまず食品の状態として観察する点になる。アシドフィルスミルクの保存研究も、水分の分離を、たんぱく質や乳酸、酸性の程度とともに評価している。[1] この分離は離水と呼ばれる。菌の生存を測る項目とは別であり、水が見えたことだけから菌数を読み取ることはできない。反対に、見た目が均一でも菌数を確認したことにはならない。
食感を比べる際は、凍った状態の硬さなのか、解凍後のまとまりやざらつきなのかも分けておきたい。乳糖を分解した冷凍ヨーグルトの研究は、配合物の凍る温度と製品の構造の関係を扱う。[20] ヨーグルトへの添加物を調べた研究は、凍結による品質低下を扱う。[12] どちらも食感の研究だが、答えている工程が異なる。硬いという感想だけで並べると、製品設計と凍結後の損傷という違いを見落とす。
家庭での比較なら、食べるときの状態を言葉にして残すと、次に選ぶ際の手掛かりになる。「冷凍直後はスプーンが入りにくい」「解凍後は水分が分かれた」「滑らかさより氷の粒を感じた」という記録だ。これは好みを確かめるための観察であり、菌の測定や安全性の検査を代行するものではない。食品実験でも硬さや粘度などを個別に評価しており、ひとつの感想に全てを背負わせていない。[12][20]
ここで研究の適用範囲をまとめておく。中心となる対象は培養した菌や実験用の乳製品で、人の摂取試験ではない。[4][12][19][20] 18〜39歳の女性が家庭のヨーグルトを食べた場合へ、そのまま当てはめることはできない。菌株、配合、加工、保存条件の違いを残して読む必要があり、研究の保存日数を家庭での安全な保存期限には使えない。
隣接する問いである加熱と食品成分の関係は、既存記事「ダイエットのヨーグルトは温めると無意味?生きた菌とたんぱく質を分けて読む」に譲る。こちらで確かめたいのは、冷凍中に生きた菌が残ることと、食べるときの口当たりが変わることだ。間食として凍らせるなら、実験の菌数だけを頼りにせず、何を凍らせ、どの状態で食べたいのかまで考えて選びたい。

よくある誤解
「凍ると乳酸菌は全部死ぬ」という理解は、一律には当てはまらない。ヨーグルトアイスでは、60日後にも生きた菌が測定されている。ただし、包まない菌の数は保存中に減った。[19] 「残る」と「減る」は矛盾ではなく、同じ実験で同時に起きたことである。全滅か無傷かという両極端から離れると、結果が読みやすくなる。
「研究で長く残ったから、家でもその日数まで保存できる」と考えるのも早い。ケフィアの試験はヤギ乳と特定の発酵条件を使い、ヨーグルトアイスの試験は菌の包み方や配合を操作している。[5][19] 実験の追跡期間は、その実験で観察した時間である。家庭の食品の安全な保存期限や、開封後の扱いを一律に決める期限とは区別する必要がある。
「滑らかなら菌も元気」「硬くなったら菌が死んだ」という見方にも根拠はない。乳糖の分解を調べた製造実験では、糖の変化が凍る温度や食感の違いに結び付けられている。[20] 口当たりを菌数の検査にしてはいけない。スプーンは食べる道具であって、培養の測定器ではない。
今日からできること
- 冷凍前後で菌が「全て残るか、全て死ぬか」と考えず、生存と減少を別々に捉える。60日後に菌が残り、同時に数は減った実験が、その手掛かりになる。[19]
- 保存期間の数字を見たら、何の食品かも一緒に読む。−8〜−14℃のケフィア試験を、そのまま家庭のヨーグルトの保存条件に置き換えない。[5]
- 口当たりの好みは、菌数とは別に確かめる。乳糖の分解によって硬さや滑らかさが変わった実験では、食品の配合が食感を左右した。[20]
- 菌を守るためと考えて、家庭で材料を足す手順を作らない。50日の保存比較で見られた保護は、菌を包む加工を含む条件での結果である。[9]
- 解凍後の水分の分離やざらつきは、菌の生存と分けて見る。凍結による食感の変化を調べた食品実験が参考になる。[12]

オンザショア立川店で、生活の中に続ける時間を
冷凍した間食の食べ方を考えるとき、運動に出掛ける時間も生活の予定に置いておきたい。オンザショア立川店は、営業時間が8:00〜23:30で、年中無休のスタジオである。朝や仕事帰りなど、自分の生活に運動の時間を組み込む場所として検討できる。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分だ。
溶岩プレートを敷いたスタジオのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティス、パーソナルトレーニングもある。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、続ける時間と取り組む内容を考える際の選択肢になる。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。
ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。通う時間と内容を確かめたい場合は、店のトップと料金を確認し、体験の予約へ進める。食べ物の保存を考える日にも、運動を続ける予定を生活の中に置く。そのための場所として選べる。
参考文献
[1] Viability of Lactobacillus acidophilus in acidophilus milk during frozen storage and its potential to lower cholesterol: an In vivo study — Yurliasni Y, Mariana E, Zakaria Y, Hanum Z. / 年: 2025 / 誌名: International microbiology : the official journal of the Spanish Society for Microbiology / 被引用: 0. DOI: 10.1007/s10123-024-00605-8
[4] Usage of ectoine as a cryoprotectant for cryopreservation of lactic acid bacteria — Orhan F, Demirci A, Efe D, Efe D, Aydın R, Bozarı S. / 年: 2024 / 誌名: Folia microbiologica / 被引用: 11. DOI: 10.1007/s12223-023-01098-0
[5] Short communication: The effects of frozen storage on the survival of probiotic microorganisms found in traditionally and commercially manufactured kefir — O’Brien KV, Aryana KJ, Prinyawiwatkul W, Ordonez KMC, Boeneke CA. / 年: 2016 / 誌名: Journal of dairy science / 被引用: 16. DOI: 10.3168/jds.2015-10284
[6] Freeze-drying of lactic acid bacteria — Fonseca F, Cenard S, Passot S. / 年: 2015 / 誌名: Methods in molecular biology (Clifton, N.J.) / 被引用: 35. DOI: 10.1007/978-1-4939-2193-5_24
[8] Engineering Strategies and Operations of Frozen Yogurt Formulated With GABA-Enriched Yogurt: A Review — Wan-Mazlan WMF, Ushidee-Radzi MA, Shin-Yee C, Yusof YA, Wan-Mohtar WAAQI, Abd Ra / 年: 2026 / 誌名: Journal of food science / 被引用: 0. DOI: 10.1111/1750-3841.71258
[9] Probiotic-Prebiotic Co-Encapsulation in Functional Dairy Foods: Current Technologies and Prospects for Integration with Milk-Derived Bioactive Peptides — Abdulzhanova M, Bakhytzhan N, Doktyrbay G, Tuigunov D, Kachiyeva Z, Amangeldi N, / 年: 2026 / 誌名: Biology / 被引用: 0. DOI: 10.3390/biology15191701
[12] Protein and Polysaccharide Complexes for Alleviating Freeze-Induced Damage in Sour Cream and Yogurt — Vaughan R, Dia V, Eckelkamp E, Wang T. / 年: 2025 / 誌名: Foods (Basel, Switzerland) / 被引用: 0. DOI: 10.3390/foods14244193
[19] Synbiotic yogurt-ice cream produced via incorporation of microencapsulated lactobacillus acidophilus (la-5) and fructooligosaccharide — Ahmadi A, Milani E, Madadlou A, Mortazavi SA, Mokarram RR, Salarbashi D. / 年: 2014 / 誌名: Journal of food science and technology / 被引用: 24. DOI: 10.1007/s13197-012-0679-y
[20] Lactose-free frozen yogurt: production and characteristics — Skryplonek K, Gomes D, Viegas J, Pereira C, Henriques M. / 年: 2017 / 誌名: Acta scientiarum polonorum. Technologia alimentaria / 被引用: 10. DOI: 10.17306/j.afs.0478
この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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