ワイドスクワットのかかと上げは立ってから?動作の切り替えと足首の力を読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

種目を組み合わせる研究と、動作を重ねる問いは違う

「スクワットに別の動きを足すとよい」と聞くと、立ち上がりとかかと上げを重ねる方法にも期待が向く。しかし、種目を同じ練習時間に入れることと、関節の動きを同じ瞬間に重ねることは別である。筋力を発揮する運動と、跳ぶなどの素早い運動を組み合わせた練習の研究を、そのまま動作途中のかかと上げに当てはめることはできない。[5][9]

この組み合わせを検討した系統的レビューとメタ分析には、19研究、537人が含まれた。活動的でない人から高度なトレーニングをしている人までが対象で、組み合わせた練習と素早い運動だけの練習が比較された。スクワットの最大挙上重量などでは組み合わせた方法に有利な結果があった。運動歴の幅が広い集団をまとめた結果なので、18〜39歳の女性にそのまま共通する効果として扱うには対象の違いが残る。[5]

ただし、反動を使う垂直跳び、方向転換の速さ、跳躍のパワーなどは両方法で同程度の改善だった。さらに、証拠の確かさはスクワットジャンプで低く、それ以外では非常に低いと評価されている。メタ分析でも証拠の確かさを確認したい。集めた研究の設計やばらつきも含めて判断する必要がある。[5]

効果の大きさをそろえて比べる指標では、最大挙上重量の効果量が1.12、スクワットジャンプが0.37だった。これは増えた重量や高さの単位ではない。効果量1.12を、重量が1.12 kg増えることだと読むのは誤りである。まして自重のワイドスクワットでかかとを上げたら同じ効果が得られる、という予測値にはならない。[5]

順序そのものを比べた無作為化試験では、男子大学生の競技者25人が6週間、素早い運動を先に行う条件と、筋力を発揮する運動を先に行う条件で練習した。開始時点の成績を考慮した解析では、多くの評価項目に群間差はなく、反動を使う跳躍の絶対的な最大力では筋力運動を先にした条件が有利だった。男子大学生の競技者の結果を、18〜39歳の女性の自宅練習にそのまま当てはめることはできない。[9]

この試験は「どちらも効果的」という結論だが、何をどの単位で並べた試験かを忘れてはいけない。比較しているのは練習内の種目の順序である。立ち終わる前にかかとを離すかという瞬間の順序ではない。競技者の練習計画を考える結果を、自宅での足首の負担の答えに変えないことが大切だ。[9]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

筋肉の働きと、運動の成果を分けて見る

切り替えを変えると、脚の感触が変わるかもしれない。そこで「今のほうが効いた」と言いたくなる。しかし、筋肉の働き方が変わることと、次の運動の成績が上がることには距離がある。片脚を前後に開くスプリットスクワットで、姿勢を保つ時間と外から加える負荷を比較した試験が、この区別を考える材料になる。[12]

日常的に運動する男性20人が、負荷の有無と、3秒または5秒の保持を組み合わせた条件を経験した。研究では、動作の局面ごとに表面筋電図、つまり皮膚の上から記録する筋肉の電気的な活動を調べ、運動後の跳躍成績も測定した。異なる条件を無作為な順序で経験する設計だった。男性の一時的な反応を調べた試験なので、18〜39歳の女性の継続的な練習効果へそのまま広げるには検証が必要である。[12]

研究者は、直後の運動成績には保持時間より外からの負荷が重要とし、長い保持は追加の成績向上を伴わずに筋肉の使われ方を変える可能性があると述べた。ただし急性の実験であり、探索的な結果として慎重に扱うべきものでもある。長く止めて脚を強く感じれば、その分だけ成果が大きいとは読めない。[12]

この研究から、ワイドスクワットの立ち上がりで止まる秒数を処方するつもりはない。種目も対象も違うからだ。持ち帰れるのは、筋活動と成績を同じ言葉で済ませないという読み方である。「ふくらはぎを使った感覚」「かかとを上げた高さ」「繰り返せた動作」を別々の記録にすれば、何をもって変化と呼んだのかがはっきりする。[12]

帰宅後の練習では、回数だけが記録に残りやすい。しかし、途中からかかとを上げた反復と、立ってから上げた反復を混ぜた合計は、切り替えを比べる目的には使いにくい。メモには動きの名前を添えたい。「今日は前半が同時、後半が立ってから」でも、ただ「できた」より次に確認することが見える。

映像に残すなら、見返す問いを先に書いておくと整理しやすい。「かかとが離れた時点で、立ち上がりは終わっていたか」という問いなら、切り替えを見る記録になる。「どの筋肉が強くなったか」という問いなら、映像だけで答えを出す作業にはしない。観察する対象に合わせて言葉を選ぶという、動作分析の研究からの応用である。[1]

相談するときには、感触を否定せず、動作と言葉を対応させると伝えやすい。「足首がきつい」だけで終わらせず、立つ途中で上げた場面なのか、立ってから上げた場面なのかを添える。足の向きや深さを変えたなら、それも話す。痛みを伴う場合はフォームの採点で解決しようとせず、個別の健康状態について医師に相談する。

練習後の振り返りも、優劣の判定だけにしなくてよい。今日は切り替えの指示を理解できた、途中で別の動きになったことに気づけた、という観察を残せる。次の練習では、そのメモのどの部分を確認するかを決める。回数を増やす前に、同じ呼び名で同じ動作を指しているかを確かめるだけでも、相談する内容は具体的になる。

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「同時に動かすほうが足首の力は必ず大きい」という見方には飛躍がある。競技スクワットが同時的な動作とされたのは、デッドリフトとの運動学的な比較である。かかとを離す時点別に足首の力を比較した結論へは置き換えられない。同時という表現を、負担の大きさの印として使わないことだ。[1]

「立ってから上げると運動が途切れて無駄になる」と決める必要もない。練習内の種目順序を比べた男子大学生の試験では、多くの成績で開始時点を考慮した群間差がなかった。もちろんこれは瞬間の切り替えの証明ではないが、順序の違いだけから効果を一律に断定する考えには慎重さが要る。[9]

「ゆっくりできたら筋力も跳ぶ力も同じように伸びる」という期待も整理したい。大学生のテンポ試験では、最大筋力の向上と爆発的な動作の変化がそろわない条件があった。脚が忙しいこと、つらいこと、滑らかにできたことを、すべて同じ成果の代理にしない。目的が変われば確かめる指標も変わる。[11]

今日からできること

  • 比べる動作を「立ってからかかと上げ」と「立ち上がり途中からかかと上げ」に書き分ける。関節が動く順序と、筋肉の力の大小を別の問いとして扱うための記録である。[1]
  • かかとの高さだけで筋力の変化を判定しない。足首の動作中の角度、可動域、最大筋力を別々に評価した24人の試験にならい、自分のメモでも観察と成果を分ける。[6]
  • テンポを変えた日は、その変更も残す。週2回、8週間の試験でも、筋力と跳躍の結果は一律ではなかった。ゆっくり行えたことだけを万能な合格点にしない。[11]
  • 止まる長さの記録と、できた動作の記録を分ける。3秒と5秒の保持を比べた研究でも、長い保持による追加の成績向上は示されなかった。[12]
  • 動画で分からない切り替えは、動作を見てもらう場面で相談する。25人の競技者の分析を自分への採点表にせず、「どの瞬間からかかとを上げる指示なのか」と具体的に確認する。[1]
立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店で、通う時間から練習を組む

立ち上がりとかかと上げの境目を確認する練習は、回数とともに動作の内容にも目を向ける機会になる。次に体を動かす予定を考えるときも、何を確かめたいかを持っておきたい。オンザショア立川店の営業時間は8:00〜23:30で、年中無休である。朝に通うのか、仕事や講義のあとに通うのか。営業時間を自分の生活と照らし合わせることが、続ける場所を選ぶ手がかりになる。

参加条件も予定と一緒に確認したい。医師から運動を止められている方は利用できない。妊娠中の方は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガが選択肢となる。

店舗は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分にある。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングもある。ヨガだけで25種類以上のレッスンを用意している。

ヨガの体験は税込1,980円で、60分レッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。持ち物と通う時間を具体的に考えられる体験の内容である。

通う場所と予定を決めるために、店舗案内と料金を確認し、体験の予約へ進める。自分の生活に置ける時間帯を、次の予定として選ぶ場所である。

参考文献

[1] Kinematic analysis of the powerlifting style squat and the conventional deadlift during competition: is there a cross-over effect between lifts? — Hales ME, Johnson BF, Johnson JT., 2009, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0b013e3181bc1d2a

[5] Effects of Complex Training Versus Ballistic Training on Physical Fitness Abilities of Athletes and Healthy Individuals: A Systematic Review with Meta-analysis — Thapa RK, Bagchi A, Uysal HŞ, Talukdar K, Afonso J, Ramirez-Campillo R., 2026, Sports medicine (Auckland, N.Z.). DOI: 10.1007/s40279-026-02395-7

[6] Effects of lower limb joint manipulation on squat strength and ankle range of motion: a sham-controlled double-blind randomised cross-over trial — Morley-Hart R, Losco B, Dempsey AR, Haff GG, Aspinall SL., 2026, Chiropractic & manual therapies. DOI: 10.1186/s12998-026-00659-7

[9] Effects of Complex Training Using Ascending Versus Descending Exercise Sequence on Physical Fitness Measures of Male University Athletes: A Randomized Parallel Group Trial — Saini P, Halyi N, Gogoi H, Kharel A, Baruah J, Thapa RK., 2026, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0000000000005555

[11] The effect of squat training with different eccentric contraction tempos on lower limb muscle strength — Hao M, Qi H, Zhao L, Han W., 2026, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0354725

[12] Effects of External Load and Holding Duration on PAPE and Muscle Activation During Isometric Split Squat Conditioning Activity — Kang M, Kim M, Jeong Y, Park S., 2026, Medicina (Kaunas, Lithuania). DOI: 10.3390/medicina62061007

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約