HIITの筋酸素は肌の色でも違って測れる?他人の表示と比べる前に読む光の条件

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

同じ人を追うときも、運動の条件を記録する

他人との比較を控えれば、自分の前回と今回なら単純に比べてよいのだろうか。自分の記録を見る場合にも、測定場所や機器だけでなく、行った運動の条件を添えたい。筋酸素は運動への反応を捉えるための指標であり、条件の違う動きで得た値を、同じ試験の繰り返しのようには扱えない。[16][20]

筋トレ中の測定を整理した78研究のスコーピングレビューでは、研究間で方法が大きく異なっていた。多くは男性と単一関節の運動を対象にし、太ももの外側の筋肉がよく調べられていた。座って膝を伸ばす研究から、腕や体幹も使うレッスンのグラフまで、18〜39歳の女性が全身で行うHIITへそのまま当てはめるには、動作と対象の違いが大きい。[2]

このレビューは、筋肉の内側で生じる負担を追う可能性を認めつつ、筋肥大や筋力の成果を予測する能力は現在の証拠では支持されない、としている。動いている最中に大きく下がったから、来月には筋肉が増える、と結論を先送りで予約することはできない。このレビューの対象は主に男性の単一関節運動で、18〜39歳の女性の将来の成果をそのまま予測する根拠にも使えない。[2]

また、運動経験によって反応が異なる例もある。男性の一般的なトレーニング経験者11人と、よく鍛えた9人が脚を伸ばす運動を行った試験では、よく鍛えた群の運動中の組織酸素飽和度が低かった。研究者は、より大きな酸素利用を示唆すると解釈している。18〜39歳の女性のHIITにそのまま当てはめられるかは、女性と全身運動での検証を要する。[15]

同じ男性の試験では、脚を伸ばす局面を長くした運動と、戻す局面を長くした運動も比較した。各群で両者の酸素指標に有意差はなかった。具体的には、伸ばす局面を5秒、戻す局面を1秒にした条件と、その逆の条件を比較している。18〜39歳の女性へそのまま当てはめるには検証が必要だが、動作時間を揃えて記録する際の比較条件として参考になる。[15]

ただし、これは男性の脚の筋トレを調べた結果である。女性のHIITでも、鍛えた人ほど常に低く出るという規則に変えてはいけない。実際の記録を見返すなら、経験の違う仲間との順位表より、自分がどの部位で何を行った日のデータなのかを記す方が、研究が扱う比較条件に近づく。[2][15]

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女性の記録は、月経とメニューを一緒に見る

女性のHIITを扱った試験には、月経周期のホルモンが低い時期と高い時期に、異なる運動と休息の組み合わせを実施したものがある。自然な月経周期の群と、ホルモン避妊法を使う群が参加し、実施する順序を無作為にした。局所の酸素状態と血液量に関係する指標を、運動中から回復時まで追っている。[17]

一方のメニューは60秒動いて60秒休む運動を10回、もう一方は20秒動いて10秒休む運動を20回である。自然な月経周期の群では、組織酸素の低下が大きい時期がメニューによって逆になっていた。前者ではホルモンが低い時期、後者では高い時期の低下が大きかった。[17]

したがって「月経周期のこの時期は、筋酸素がいつも低い」とひとまとめにはできない。周期だけを見て、負荷と休息の組み合わせを消してしまうと、試験が示した条件ごとの違いが失われる。ホルモン避妊法を使う群でも時期に伴う反応の違いが見られ、女性を同じ条件の集団として扱う難しさがある。[17]

この結果を、月経に合わせた自己流の厳密な運動表へ直結させる必要はない。ここで役立つのは、同じ自分でも運動の組み方や身体の条件によって値が変わりうる、という読み方だ。「先月より低かった」という記録に、実施したメニューや自分が把握している周期の状況を添えれば、別の条件を同じものとして比べることを避けられる。[17]

肌や皮下組織の影響という測定の問題と、実際の生理的な反応の違いは、区別する必要がある。前者だけを考えても、後者だけを考えても、表示の差の説明としては足りない。女性を対象とする研究を増やす必要性は、スポーツ科学の批判的レビューでも課題になっている。男性中心の研究の基準をそのまま借りるより、この不確かさを残して読む方が適切である。[1][5]

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よくある誤解

「筋酸素が低い人ほど、無酸素運動が上手だ」という読み方はできない。測定器が示すのは局所の酸素状態に関する推定であり、運動全体の分類や上手さを直接示す点数ではない。筋肉以外の組織や装置の条件による影響が残り、運動経験によっても反応が変わりうる。低さだけで褒めたり、負荷を足したりする判断は飛躍になる。[1][15]

「同じ商品なら、違う人でも表示を比べてよい」という考えも早い。同じ機器を使うことは条件の一部でしかなく、表面側の組織と測定部の位置が信号へ関わる。とくに肌の色で反応の見え方が変わる可能性を、本人の努力の差として扱ってはいけない。比較に必要なのは、装置名が一致することだけではない。[1]

「下がり方が大きいほど、筋肉が育つ」という予測は、筋トレ研究のレビューでは支持されていない。測定中の反応が見えることと、将来の成果を予測できることは別である。数値が刺激的に動いた日の映像を見ても、それを根拠にそのメニューの方が優れていると決めることはできない。[2]

表示を説明してもらう際には、何を測った指標か、どこにセンサーを置いたか、どの運動で得た反応かを順に聞くとよい。信号の由来を確かめたうえで、強度の境目を求めたのであれば、解析方法まで話を進められる。皮膚や脂肪による減衰、動作中の生理的な反応、そこから境目を取り出す処理という順序が、測定値の説明を具体的にする。[1][20]

今日からできること

  • 記録を見る際は、測った部位と機器、画面の指標名を一緒に残す。局所の筋肉を中心とする推定か、組織の混ざった指標かを区別する入り口になる。[1]
  • 仲間と数値を見せ合っても、低い順に努力や体力の順位を付けない。191研究をまとめたレビューでも、筋酸素は心拍や出力と併せて使う指標として扱われている。[16]
  • 前回と比べる前に、動く時間と休む時間を確かめる。60秒と60秒の組み合わせと、20秒と10秒の組み合わせでは、周期に伴う反応の違いも同じではなかった。[17]
  • 「この数値なら筋肉が増える」という説明を受けたら、運動中の変化と長期的な成果のどちらを指すのか確認する。78研究のレビューは、筋肥大や筋力の予測を支持していない。[2]
  • 数字を基に強度の境目を判断する際は、どの境目なのかを指導者に確かめる。15論文のメタ分析では、最初と次の境目で対応の程度が異なっていた。[20]

画面を閉じる前に残したいのは、数字のスクリーンショットだけではない。その日に何を行い、どこをどう測ったかという短いメモである。皮膚や機器に由来する影響と、運動による反応を考えるための手がかりになる。検証された測定手順を大切にするという研究の姿勢は、日々の記録にも持ち込める。[1][16]

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店で、数字より先に通う時間を置く

測定値を追いかける前に、生活のどこへ運動を置くかを考える。オンザショア立川店は8:00〜23:30の営業で、年中無休である。朝の予定の前か、仕事や講義のあとか。通う時間を生活と照らし合わせて選ぶための、営業時間である。

場所はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、HIIT、パーソナルトレーニングなどを用意している。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、運動を予定に置く際の選択肢となる。

妊娠中の方は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加できる運動を確認してから、生活に合うレッスンを選ぶ。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。

通う場所を検討する際は、店の案内と料金を確認し、ヨガを試す場合は体験予約へ進める。自分の生活で繰り返し通える枠を探すことから、予定を具体化できる。

参考文献

[1] Distinguishing Muscle Oxygen Saturation from Tissue Oxygen Saturation: Accuracy, Limitations, and Practical Utility in Muscle Oximetry — Feldmann A, Quaresima V, Perrey S, Ferrari M., 2026, Sports medicine – open. DOI: 10.1186/s40798-026-01033-w

[2] Muscle oxygenation measured by near-infrared spectroscopy during resistance training: A scoping review — Mohammad M, Alshanty G, Langelier J, Mary-Pouliot M, Stolberg M, Hammad R, Comto, 2026, Physiological reports. DOI: 10.14814/phy2.71014

[5] Critical Narrative Review of the Applications of Near-Infrared Spectroscopy Technology in Sports Science — Sendra-Pérez C, Encarnación-Martínez A, Priego-Quesada JI., 2025, Sensors (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/s25216798

[15] Muscle Oxygenation during Prolonged Concentric and Eccentric Exercises in Well-trained Males — Yamashita T, Fujino T, Kosuge Y, Miyazawa S, Ochi E., 2025, Journal of physiological investigation. DOI: 10.4103/ejpi.ejpi-d-25-00023

[16] Muscle Oximetry in Sports Science: An Updated Systematic Review — Perrey S, Quaresima V, Ferrari M., 2024, Sports medicine (Auckland, N.Z.). DOI: 10.1007/s40279-023-01987-x

[17] Menstrual cycle influences skeletal muscle oxygenation during high-intensity interval training: a work to rest evaluation — Baker P, Ladan A, Joniak K, Moore S, Britton M, Cantu E, Jenkins N, Smith-Ryan A, 2026, Applied physiology, nutrition, and metabolism = Physiologie appliquee, nutrition et metabolisme. DOI: 10.1139/apnm-2025-0397

[20] Reliability of threshold determination using portable muscle oxygenation monitors during exercise testing: a systematic review and meta-analysis — Sendra-Pérez C, Sanchez-Jimenez JL, Marzano-Felisatti JM, Encarnación-Martínez A, 2023, Scientific reports. DOI: 10.1038/s41598-023-39651-z

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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