キックボクシングは女性同士で競うと頑張れる?順位の表示と続く意欲の違いを読む

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続ける工夫は、順位表と個人の目標を組み合わせる

歩行を促すゲームを用いた無作為化比較試験では、肥満や前糖尿病のある人に活動量計を渡し、活動量計だけの群と、仮想の競走を加えた群を比べた。分析に含まれたのは対照群192人、ゲーム群196人である。介入期間は6か月で、前週の歩数が似ている参加者が同じ競走に配置された。肥満や前糖尿病のある人を対象とした結果を、18〜39歳の女性一般にそのまま当てはめることはできない。[14]

ゲーム群には順位表や地図に加え、日々の歩行課題を伝えるメッセージもあった。介入初日には対照群より約1,700歩多く歩いていた。さらにベイズ法という確率で効果を推定する分析では、介入期間を通じて日平均少なくとも1,000歩の追加がある確率を97%と推定している。この確率を、参加者の97%に同じ効果があったという意味に読み替えてはいけない。[14]

ここで支持されるのは、似た歩数の人との競走や課題、メッセージなどを組み合わせた介入である。順位の表示だけが追加の歩行を生んだ、と切り分けられる結果ではない。対象も健康上の特徴をもつ人であり、女性のキックボクシング教室にそのまま歩数の差を持ち込めない。それでも、比較を単独で置くより、実行する行動と組み合わせる設計を考える手がかりにはなる。[14]

個別の目標設定を調べた別の無作為化比較試験では、行政機関の職員が8週間、個人と部署の順位表を備えたアプリを使った。職員向けの仕組みが18〜39歳の女性にも同様に役立つかは、別に検証する課題である。課題を本人の能力や希望に合わせる群と、共通の設定を使う群を比較したところ、プログラムへの参加は時間とともに低下した。一方、開始時に自分の目標を設定した人では参加が高く、運動の頻度を個別に調整することに有望な結果がみられた。[7]

この試験は、順位表があれば参加の低下がなくなる、という期待にも修正を求める。同じ競争の仕組みが用意されていても、参加は時間とともに変わった。特に有望だったのは運動の強さを上げることより、提案する頻度を本人に合わせる方向であり、研究者も追試の必要性を示している。[7]

日常に移すなら、誰かに追いつくことを決める前に、生活の中で参加できる予定を考える。仕事帰りに寄るのか、休日に着替えを持って出るのか。順位を見る習慣と、実行できる予定を組む作業は別々に扱える。これは、個別化した頻度に可能性がみられた試験を参考にした提案であり、特定の通い方が全員に最適だと決めるものではない。[7]

また、開始時に決めた目標がある人ほど参加が高かったという結果を、目標を書けば必ず続くという処方に変えないことも大切だ。無作為に割り付けた個別化の比較と、本人が目標を設定していたかによる違いは、同じ種類の証拠ではない。試験の中にも、割り付けによる比較と参加者の特徴に沿った分析がある。[7]

女性同士なら比較しやすい、という感覚も、全員に共通とは限らない。米国南東部で活動量が不十分なアフリカ系米国人成人42人に聞いた質的研究では、93%が女性で、平均年齢は45.09歳だった。18〜39歳の女性にも同じ希望があるかは、この集団の意見からは決められない。チームでのゲーム要素や競争、順位表への好意的な意見とともに、週ごとの課題を自分で選びたいという希望が挙がった。理想の仲間の属性や開始前の活動量については、好みが分かれた。[12]

質的研究が捉えたのは、その集団が仕組みをどう受け止めるかであり、順位表で活動量がどれほど増えるかを測った効果量ではない。女性が多い集団でも、仲間の条件への希望がそろわないことは大切だ。女性だから競争好き、女性専用だから同じ比較が心地よい、と性別から答えを決めずに済む。[12]

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よくある誤解

「順位表をよく見るなら、運動も十分できている」は早計である。ゲーム要素を加えた試験で増えたのは記録日数であり、設定した歩数目標の達成日数には差がなかった。記録に戻ってこられることを評価しつつ、実際の活動や目標達成は別に見る必要がある。閲覧回数をそのまま成果の量に変換しない読み方だ。[1]

たとえば、順位を確認するのが楽しみになっても、参加予定が仕事と重なったままなら、予定を組み直す課題は残る。逆に、順位をほとんど見ずに予定どおり動けた日を、失敗と扱う理由もない。研究の測定項目を分けて読むことは、生活の中で何を直すかを選ぶためにも役立つ。記録を増やす相談と、参加できる時間を探す相談は同じではない。

「運動が得意な人ほど競争の利益が大きい」という読み方は、活動量の分析と食い違う。利用者データでは、開始前の活動量が低い人で増加が大きく、活動量が高い人では平均として減少していた。活動量の高さは競技の上手さと同じ指標ではないため、この結果から上級者の性格まで決めることも避けたい。比較の前にどんな状態だったかが論点である。[13]

また、首位になれない自分には順位表が無意味だ、と決める必要もない。同じ分析では、開始前の活動量が低い人は首位でなくても利益がみられた。ただし、それは下位を好きになるべきだという話ではなく、結果を勝敗だけで整理しないための材料だ。本人の活動がどう変わったかを併せて見たい。[13]

「歩数で効いたなら、女性のキックボクシングでも同じだけ効く」は飛躍である。歩数を記録するアプリの研究と、技術を学びながら動くレッスンでは、参加の条件も成果の測り方も異なる。さらに歩行試験には順位表以外の課題や通知も含まれていた。競争を取り入れた仕組みへの期待と、特定の種目で確認された効果は分けるべきである。[1][14]

キックボクシングを選ぶ目的が、動きを覚えることや体を動かす時間を確保することなら、その目的を先に言葉にしておくとよい。順位が用意されている場合も、目的に合う情報として使うかを考えられる。人気のある仕組みを選ぶことと、自分の目的に合う仕組みを選ぶことは、別々に検討できる。

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今日からできること

  • 記録を見た日と、予定した運動を実行した日を分けて残す。9か月の比較試験でも、記録日数と目標達成日数は同じ結果ではなかった。実行できなかった日は、順位より先に予定の障害を振り返る。[1]
  • 順位を見るなら、自分の開始前の活動も振り返る。全体の平均が日370歩増でも、活動量の高い人と低い人では方向が異なった。平均値を自分へのノルマに置き換えない。[13]
  • 競う仕組みを試す際は、相手の条件や通知も確認する。各7日間の比較を含む小規模研究では、本人や条件、提示の順序によって反応が異なった。合わなかった経験だけで、自分は運動が続かない人だと決めない。[4]
  • 自分が参加できる予定を先に考え、運動の頻度を調整する。8週間の職員向け試験では、頻度の個別化に有望な結果があった。順位を上げるためだけに予定を増やすより、実行できたかを確かめる材料にする。[7]
  • 仲間との比較に何を求めるかを書いてみる。42人の聞き取りでは、競争や順位表への期待がある一方、仲間の条件への希望は分かれた。選べる課題、励まし、個人の記録など、自分が欲しいものを具体化する。[12]

オンザショア立川店で、順位より先に通う時間を考える

続ける場所を選ぶときは、競えるかどうかに加え、生活のどこに通う時間を置くかも考えたい。オンザショア立川店の営業時間は8:00〜23:30、年中無休で全曜日同じである。JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、常温のヨガ、ピラティスなどがある。ヨガだけでも25種類以上のレッスンがあり、通い方を考える際には、種目の選択肢と営業時間を合わせて確かめられる。

参加できる種目も確認したい。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。キックボクササイズの検討と、ヨガの体験内容の確認は分けて行いたい。

種目は店舗のトップ、費用は料金ページ、ヨガの体験は予約ページで確認できる。自分の予定表に置ける場所として、通う場を検討したい。

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参考文献

  1. Gamification in a Physical Activity App: What Gamification Features Are Being Used, by Whom, and Does It Make a Difference? — Maher CA, Olds T, Vandelanotte C, Plotnikoff R, Edney SM, Ryan JC, DeSmet A, Cur, 2022, Games for health journal. DOI: 10.1089/g4h.2021.0207
  2. Physical Activity and Social Comparison: The Importance of Group Composition in an Employee Fitbit Intervention — Wentz JR, Wilhelm Stanis S., 2024, Health promotion practice. DOI: 10.1177/15248399231160152
  3. Stepping Up: An Evaluation of Social Comparison of Physical Activity During Fitbit Challenges — Nastasi JA, Curry EM, Martinez RE, Arigo D, Raiff BR., 2022, Journal of technology in behavioral science. DOI: 10.1007/s41347-022-00241-x
  4. Evaluating the Impact of Adaptive Personalized Goal Setting on Engagement Levels of Government Staff With a Gamified mHealth Tool: Results From a 2-Month Randomized Controlled Trial — Nuijten R, Van Gorp P, Khanshan A, Le Blanc P, van den Berg P, Kemperman A, Simo, 2022, JMIR mHealth and uHealth. DOI: 10.2196/28801
  5. A focus group study among insufficiently physically active African American adults regarding technology-delivered team-based gamification for physical activity promotion — Monroe CM, Zosel K, Stansbury M, Younginer N, Davis RE, Dutton G, Newton RL, Cai, 2024, mHealth. DOI: 10.21037/mhealth-23-44
  6. Health Wearables, Gamification, and Healthful Activity — Hydari MZ, Adjerid I, Striegel AD., 2023, Management science. DOI: 10.1287/mnsc.2022.4581
  7. Gamifying accelerometer use increases physical activity levels of individuals pre-disposed to type II diabetes — Francis SL, Simmering JE, Polgreen LA, Evans NJ, Hosteng KR, Carr LJ, Cremer JF,, 2021, Preventive medicine reports. DOI: 10.1016/j.pmedr.2021.101426

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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