腹筋ローラーは腰を丸めたまま動かす?反りと骨盤後傾の活動を分ける

車輪を前へ出すとき、腰を丸めれば腹が働いたことになるのか。男性16人の等尺性では後傾が前傾より腹直筋を働かせ、中立との差は有意でなかった。プランク19人では差の多くが長い梃子の側にあり、鏡の丸さをその場の活動の順位へ写さない。車輪の往復そのものは、いずれの試験も測っていない。

夜、膝の下へ畳んだタオルを置き、車輪を前へ出し始める。字幕は「腰は丸めたまま」で止まっている。鏡の端に映る腰は、丸いというより反って見える。指は一時停止を押し、いちばん背中が丸いコマを探している。

答えの芯は、その丸いコマを腹の活動の順位にしないことだ。健康な男性16人を仰向けで測った比較では、骨盤を後ろへ傾けたとき、腹直筋の上部と下部は前へ傾けたときより働いた。同じ腹直筋で、中立と後傾の間に有意差はなかった。19人が4種類のプランクを30秒ずつ行った試験では、伝統的な形より活動を押し上げた主因は、骨盤の後傾そのものより長い梃子の側に寄っていた。[1][2]

どちらも、車輪を床で転がす課題ではない。持ち手の向きは「腹筋ローラーは手首をまっすぐ保つ?持ち手の向きと押す力の違いを読み解く」に譲る。息の止め方と腹の圧力は「腹筋ローラーの呼吸はいつ吐く?息止めの胸腔内圧と呼気の筋活動を考える」に残す。プランクとローラーのどちらを家のメニューに置くかは「腹筋ローラーとプランクはどう選ぶ?動きに耐える力と静止する力を比べて読む」に譲る。腸腰筋を前へ押して伸ばす抵抗は「反り腰の腸腰筋は前へ押して伸ばす?骨盤後傾との比較試験で抵抗の変化を読む」に譲り、こちらは骨盤の向きと、反って見える腰を一つの点数にしない。

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後傾は前傾より腹直筋を働かせ、中立とは分かれなかった

探しているのは、腹をよく働かせ、股関節の前の筋肉はあまり働かせない骨盤の位置だ、とこの試験は置いている。対象は健康な男性16人。運動は二つで、一つは仰向けのまま両脚を伸ばし、足を板の約5cm上に止める等尺性の脚上げである。もう一つはジャンダの上体起こしで、ハムストリングスと腹筋を同時に使い、膝は約45度に保つ。骨盤は前傾、中立、後傾の3つ。筋電図は、皮膚の上から筋肉の電気的な活動を拾う方法で、腹直筋の上部と下部、外腹斜筋、下腹の安定に関わる筋、大腿直筋、大腿二頭筋を見た。[1]

腹直筋の上部と下部がいちばん高かったのはジャンダの上体起こしで、大腿直筋はそこでいちばん低かった。ジャンダと後傾は、前傾よりこの腹直筋で有意に大きく、pは順に0.01未満と0.05未満だった。中立の腹直筋はジャンダより有意に小さく、上部がp 0.01未満、下部がp 0.05未満で、後傾との有意差はなかった。外腹斜筋と下腹の安定筋には有意差が見つからず、大腿直筋も3つの骨盤の位置の間では差がなかった。著者らは、ジャンダで大腿二頭筋を働かせたことが大腿直筋を下げ、腹直筋の上部と下部を高くした、とまとめている。[1]

男性16人のその場の筋電図なので、18〜39歳の女性が膝をついて車輪を出す夜へ、同じ差がそのまま出るとは置かない。後傾が前傾に勝ったのは腹直筋で、斜筋の側は動いていない。中立を後傾まで追い込む理由も、この腹直筋の比較からは出ていない。[1]

家のノートは、丸く見えたかどうかで行を埋めやすい。16人が並べたのは見た目の丸さではなく、前傾、中立、後傾と、膝を約45度に保つ上体起こしだった。外腹斜筋に有意差がなかったことは、腹直筋の差と同じ行に足せない。斜筋まで上がったことにして、字幕の「丸めろ」を全筋の指示へ広げない。タオルの上の丸いコマは、足を板の約5cm上に止めた等尺性とは課題が違う。[1]

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長い梃子の方が、傾きより差を説明した

車輪を遠くまで出す動きは、腕が長く伸びたプランクに似て見える。似て見えることと、同じ試験であることは別だ。Schoenfeldらは、伝統的なうつ伏せのプランクと、長い梃子に骨盤の後傾を足した形を、表面筋電図で比べた。長い梃子だけ、後傾だけ、も個別に置いた。参加者19人が4種類を30秒ずつ、順序は無作為、間は5分休む。公表上の型は無作為化比較試験で、中身はその場の4条件である。[2]

伝統的なプランクに対し、長い梃子に後傾を足した形は、腹直筋上部、下腹の安定筋、外腹斜筋のすべてで活動が高く、pはいずれも0.001未満だった。長い梃子だけでは、腹直筋上部がp 0.015、下腹の安定筋がp 0.001未満で伝統的な形を上回った。後傾だけでは、外腹斜筋がp 0.028で伝統的な形より高かった。著者らの結論は、長い梃子に後傾を足したプランクは伝統的な形より活動を有意に上げ、差への寄与は後傾の成分より長い梃子の成分の方が大きい、というものだ。[2]

字幕の「もっと丸めろ」を、このp 0.001未満の持ち主として再生すると、後傾だけの外腹斜筋と、梃子が動かした腹直筋が一つの賞状になる。一時停止の画面は腰の丸さだけを拡大している。19人の結果をその画面へ戻すなら、欄は二つ要る。手が体からどれだけ遠い長い梃子か。骨盤を後ろへ傾けたか。腹直筋上部と下腹の安定筋を伝統的な形より上げたのは、主に前者だった。後者だけでは、はっきり動いたのは外腹斜筋である。膝をつく女性の全員を代表する順位表にはせず、プランクの中の成分の分け方として読む。[2]

若い女性では、傾ける運動が腹をへこます運動を上回った

動画の字幕は、丸めろ、固めろ、へそへ引き込め、を一つの赤ペンにしている。女性を対象に、骨盤を傾ける運動と腹をへこます運動を分けたのは、健康で活動的な若い成人女性26人の実験だ。測ったのは腹直筋と外腹斜筋の表面筋電図で、ピークを最大の随意的な等尺性収縮に対する割合で揃えた。姿勢は3つ。膝を立てて仰向けの標準、股関節と膝を90度にして脚を台で支える、同じ90度で脚を支えない、である。[3]

腹直筋では姿勢と運動の組み合わせによる交互作用があり、腹をへこます運動は、どの姿勢でも骨盤を傾ける運動より有意に活動が低かった。差がいちばん大きかったのは、脚を支えない姿勢である。外腹斜筋も、へこます運動が傾ける運動より有意に低かった。どちらの運動でも、活動がいちばん高かったのは脚を支えない姿勢だった。著者らは、腹をへこます運動は大きな表層の腹筋をあまり働かせずに行える、と書いている。[3]

26人は若い成人の女性で、車輪の往復は課題に入っていない。へそを引っ込めた感覚が強い回を、腹直筋がよく働いた回として採点すると、この実験の向きと逆になる。傾ける運動の方が、腹直筋と外腹斜筋では上だった。脚を浮かせたからローラーが進んだ、とも読まない。高かったのは、台のない90度の姿勢で行った二つの運動の筋電図である。[3]

数字で読む骨盤の向き

16人:健康な男性。仰向けで足を約5cm浮かせ、骨盤は前傾・中立・後傾。後傾とジャンダの上体起こしは、前傾より腹直筋の上部と下部が有意に大きかった。中立と後傾の腹直筋に有意差はなかった。[1]

19人:プランク4種類を30秒。長い梃子に後傾を足すと、腹直筋上部・下腹の安定筋・外腹斜筋が伝統的な形より高く、pは0.001未満。後傾だけでは外腹斜筋がp 0.028で上回った。[2]

26人:健康で活動的な若い成人女性。骨盤を傾ける運動は、腹をへこます運動より腹直筋と外腹斜筋の活動が高かった。ピークは最大の随意的な等尺性収縮で揃えている。[3]

0.64、0.54、0.46:20代の健康な男女の学生20人で、腹横筋の厚さ。引き込み、腹を固める、後傾の順で、有意差があった。[6]

18人:平均19.27歳の男性。ほとんどが後傾で腰を平らにできたが、両脚を下ろす課題で腰を安定できた人はいなかった。[5]

54%と84%:健康な男性8人。強い呼吸を伴う運動で、深い腹壁は最大随意収縮の平均54%、ピーク84%まで活動し、背骨の姿勢は変わらなかった。[9]

数字を夜の往復へ戻すときは、課題の名前を先に書く。16人は足を浮かせた等尺性、19人は30秒のプランク、26人は仰向けで骨盤を傾ける運動か腹をへこます運動だ。車輪を前へ送る動作は、この3つのどれにも入っていない。鏡の丸さは、後傾が前傾に勝った差の再演でも、長い梃子の再演でもない。再演してよいのは、位置と梃子と層を同じ点数にしない、という読み方だけである。[1][2][3]

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宮川涼 Founder

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