岩盤浴の飲み物は冷たいほど体が冷える?胃に入る温度と汗の出方を読む

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

氷ならもっと冷えるが、長くいられる証明にはならない

冷水よりさらに冷たい、細かい氷を含む飲料はどうだろうか。男性10人の比較試験では、運動前に体重当たり同じ量の氷の混合飲料か4°Cの水を飲み、暑い環境で走った。氷の条件では運動前の直腸温が0.66±0.14°C低下し、冷水条件の0.25±0.09°Cより下がり幅が大きかった。運動開始後も、その差は最初の30分間続いた。男性の走行試験の結果なので、18〜39歳の女性の岩盤浴で同じ下がり幅や持続時間を見込むことはできない。[5]

走り続けた時間も、氷の条件が50.2±8.5分、冷水条件が40.7±7.2分と長かった。ここまでを読むと、氷さえあれば熱への備えが完成したように見える。ところが疲労困憊時の直腸温は、氷の条件が39.36±0.41°C、冷水条件が39.05±0.37°Cで、氷の条件のほうが高かった。[5]

運動前の低い体温と、終了時の高い体温が両立した。この試験では氷の条件で運動中の蓄熱が多く、平均的な暑さの感じ方と主観的なきつさは低かった。一方、運動中の汗の量と心拍数には有意差がなかった。氷による事前冷却の利点と、終了時の高い体温は、同じ試験の中で起こっている。[5]

この結果は、氷を飲めば危険だという証明ではない。より長く走った条件で終了時の温度を比べているため、飲料だけを切り離して評価するのも不適切だ。読み取るべき点は、運動を続けられること、暑さを軽く感じること、終了時の体温が低いことが、別々に評価すべき指標だという点である。[5]

外挿の限界は、熱の出入りの条件にある。この走行試験では、運動を続ける筋肉の熱産生を伴っていた。一方、安静に過ごす岩盤浴は、温められた床や周囲から熱を受ける受動加温の場面である。運動中と安静時では、体内で生む熱と外から受ける熱の組み合わせが異なる。そのうえ、この試験では氷の条件ほど長く走っており、終了時の温度は同じ運動時間での比較でもない。氷で生じた事前冷却とその後の蓄熱の数字を、岩盤浴で長く滞在できる時間に換算することはできない。冷たい飲み物は「もう少し滞在できる券」ではなく、休憩中に選ぶ飲料として位置付けたい。[5]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

胃の動きと吸収の速さを、冷たさから決めない

体を冷やす話と、水分が胃から先へ移動する話も分ける必要がある。健康な成人12人を対象とした無作為な順序の比較試験では、4°C、37°C、50°Cの飲料を飲んだ後の胃とその出口付近の動きが測られた。参加者は男性10人、女性2人で、年齢は18〜55歳だった。女性が2人の集団で年齢幅も広いため、18〜39歳の女性の胃の反応を代表する数値としては扱えない。[15]

37°Cに比べて、冷たい飲料と熱い飲料では、胃の出口へ向かう圧の波が抑えられ、出口に当たる幽門の収縮パターンも変わった。変化は飲んでから最初の30分に大きく、4°Cでより強かった。研究は、両方の温度が、幽門を通る流れの遅延と関連する運動パターンを生むと結論している。[15]

ここで測ったのは消化管の運動であり、「岩盤浴中に最適な水温」の決定ではない。また、冷たい水なら吸収まで必ず速い、という説明を支える結果でもない。口で感じる爽快さと、胃の動きと、体内温度への影響をひとつの「効き目」にまとめないことが、飲料を選ぶときの整理になる。[6][15]

糖の濃度と胃に残る水分については、既存記事「ホットヨガの飲み物は甘いほど吸収が速い?糖の濃度と胃に残る水分を読む」に譲る。このページで取り上げた糖質・電解質飲料の試験も、温度の比較として読むものである。水と甘い飲料のどちらがよいかを、その成績から決めることはできない。[2]

研究で使った量も、日常の目標量にはしない。胃の動きを調べた試験と、自転車運動の試験では、目的も飲み方も異なる。[12][15] ある論文の冷却効果を見て大量に飲み、別の論文の胃の反応を心配するより、何を確かめた研究なのかを先に置く。その順序なら、温度の数字に生活を合わせ過ぎずに済む。

胃の試験では、冷たい飲料だけでなく50°Cの飲料でも37°Cとは異なる動きが起きていた。[15] 「冷たいものだけが胃に刺激を与える」という二分法では捉えにくい結果である。温度の影響を考えるなら、冷水を特別な例外として扱うより、比較された温度の両側に変化があったことを押さえたい。ただし、胃の収縮パターンの変化から、日常で必ず腹痛になるなどの症状を予測することはしない。

一方、飲み心地がよいことは、体内温度を直接測れない日常でも実感しやすい。そこに価値があることと、冷却量を確定できることは別である。乾燥した暑熱環境の試験では、冷たい飲料の快適さの利点があっても、熱い飲料との運動継続時間に差はなかった。[6] 水をおいしく感じた経験はそのまま受け止めつつ、その経験から滞在時間や吸収速度まで推測しない。この線を引けば、冷たい水を選ぶ行動に、余計な効能を背負わせずに済む。

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「冷たい飲み物は汗を止めるから、暑い場所では避けるべきだ」という見方は飛躍がある。冷たい飲料の後に発汗反応が一時的に低下した試験はあるが、同時に快適さが改善していた。別の暑熱運動試験では、冷たい飲料の条件で汗の量が少なく、体の負担や蓄熱も小さかった。汗が減るという一つの結果だけで、飲み物の良し悪しを決めるのは適切ではない。[6][12]

「熱い飲み物で汗を増やせば、必ずよく冷える」という逆向きの断定も避けたい。飲料温度によって体温調節の反応は起きるが、男性9人の比較では熱い条件の皮膚温と心拍数は高く、運動能力には温度間の有意差がなかった。汗を出すこと自体を、体の負担が小さい証拠にしないほうがよい。[7]

「冷たく感じたら、体内も十分に冷えた」という判断も一致しない場合がある。冷たい飲料による快適さの変化が発汗反応の変化より長く続いた試験や、氷を飲んで暑さを軽く感じながら終了時の直腸温が高かった試験がある。感じ方は大切な情報だが、体内の熱の量をそのまま読み上げる温度計ではない。[5][6]

いずれも、冷水を恐れる理由を増やすための話ではない。冷水が役立った試験を尊重しながら、研究が示した利点を別の場面へ広げ過ぎないための区別である。系統的レビューが結果の混在を報告している以上、「全員に常温」「全員に氷入り」のどちらかに統一するより、冷却に期待する範囲を明確にするほうが研究に沿っている。[3]

今日からできること

  • ボトルを用意するときは、冷たさを体温調節の補助として位置付ける。4°Cで体内温度の低下を認めた試験はあるが、その数字を岩盤浴での保証値にしない。[12]
  • 飲み物を変えた日の汗の見た目だけで、冷却の成否を採点しない。5.3°Cの飲料後には発汗反応が一時的に低下したが、快適さの改善も認められた。[6]
  • 氷入りを選んだ日も、涼しい感じを理由に滞在を延ばす計画は立てない。男性10人の走行試験では、氷の条件で開始前の体温が低くても、終了時は冷水条件より高かった。[5]
  • 試験中の飲水量を、そのまま自分のノルマにしない。男性8人の運動試験と成人12人の胃の運動試験では、温度を比較する目的と手順が異なる。[12][15]
  • 「岩盤浴 水持ち込み」で調べるときは、持ち込み可否と指定容器を利用施設に確認する。生理学の7研究を検討したレビューは、施設の利用規則を決めるものではない。[3]

温度を選ぶ前の確認と、体の反応を読む作業は、別の準備である。持ち込める飲み物が決まったら、その冷たさで何を期待するのかを考える。暑さの不快感を軽くすることと、体内の温度上昇を抑えることは重なる場合があるが、同じ結果ではない。[2][6] 体調への不安がある場合の判断は医師に相談する。研究の運動時間を、自分が耐えるべき時間にはしない。

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店で、暑さ以外の選択肢も持つ

飲み物の温度を考えるのと同じように、運動する環境も選べる。オンザショア立川店には、溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティスがある。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

営業時間は全曜日8:00〜23:30で、年中無休である。場所はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fだ。仕事の前後や休日の予定に、通う場所と時間を組み込むための条件として確認できる。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングもある。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。通い方を検討する際は、店のトップと料金で内容を確認し、体験の予約へ進める。環境、時間、レッスンを選び、続ける予定を具体化するための場所である。

参考文献

  1. Effect of drink temperature on core temperature and endurance cycling performance in warm, humid conditions — Burdon C, O’Connor H, Gifford J, Shirreffs S, Chapman P, Johnson N., 2010, Journal of sports sciences. DOI: 10.1080/02640414.2010.489197
  2. Influence of beverage temperature on exercise performance in the heat: a systematic review — Burdon CA, O’Connor HT, Gifford JA, Shirreffs SM., 2010, International journal of sport nutrition and exercise metabolism. DOI: 10.1123/ijsnem.20.2.166
  3. Ice slurry ingestion increases core temperature capacity and running time in the heat — Siegel R, Maté J, Brearley MB, Watson G, Nosaka K, Laursen PB., 2010, Medicine and science in sports and exercise. DOI: 10.1249/mss.0b013e3181bf257a
  4. The effect of hot and cold drinks on thermoregulation, perception, and performance: the role of the gut in thermoreception — Barwood MJ, Goodall S, Bateman J., 2018, European journal of applied physiology. DOI: 10.1007/s00421-018-3987-8
  5. The influence of drink temperature on thermoregulatory responses during prolonged exercise in a moderate environment — Lee JK, Shirreffs SM., 2007, Journal of sports sciences. DOI: 10.1080/02640410600959947
  6. Cold drink ingestion improves exercise endurance capacity in the heat — Lee JK, Shirreffs SM, Maughan RJ., 2008, Medicine and science in sports and exercise. DOI: 10.1249/mss.0b013e318178465d
  7. Effect of drink temperature on antropyloroduodenal motility and gastric electrical activity in humans — Sun WM, Penagini R, Hebbard G, Malbert C, Jones KL, Emery S, Dent J, Horowitz M., 1995, Gut. DOI: 10.1136/gut.37.3.329

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

1

2


Warning: Attempt to read property "show_author" on false in /home/c1531448/public_html/ontheshore.jp/wp-content/themes/heal_tcd077/single.php on line 165

関連記事

ご体験予約