足首が内側に倒れると膝も回る?歩く時と着地する時の連動の違いを研究で読む

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角度の基準を変えると、傾きの数字も変わる

「足首が何度倒れているか」という数字を見る時には、どの姿勢を角度の出発点にしたかも確かめたい。18〜40歳の33人を対象にしたクロスオーバー研究では、静止姿勢の基準を変え、裸足でジョギングした時の最大外反角度を比較した。体重をかけた中立位を基準にした値は4.03度、距骨下関節の中立位を基準にした値は10.91度だった。[8]

これは別々の人を「傾きの小さい人」「大きい人」に分類した比較ではない。同じ参加者の動きを、異なる静止姿勢からの角度として評価した結果である。数字の差を見て、後の測定で足が悪化したと受け取るのは違う。角度には、動いている身体だけでなく、測定の物差しの置き方も反映される。[8]

この研究では、土踏まず側の舟状骨の高さの変化を表す舟状骨降下量と、最大外反角度の関係も調べている。距骨下関節の中立位を基準にした時の相関係数は0.842、体重をかけた中立位では0.216だった。足の静止時の特徴と運動中の角度の関係も、基準を替えると違って見えた。[8]

一方、基準の違いによる他の足首や膝の運動の平均差は2度未満で、効果量も小さかった。かかとの角度の数字が大きく変わったから、膝の動きまで同じ程度に変わったと考えることはできない。この結果も、足と膝の数字を一組の印象だけで判断しない理由となる。[8]

土踏まずの静止時の測定から走行中の回旋を考えた別の研究もある。健康な男性16人では、舟状骨降下量とすねの内旋変化量の相関係数は−0.53だったが、足の後部の外反変化量との相関係数は−0.19で、有意な関連はなかった。静止時の高さの変化が大きいほど、走る時の傾きも回旋もすべて大きい、という単純な並びではなかった。健康な男性の測定結果を18〜39歳の女性にそのまま当てはめられるかは、女性での検証を要する。[9]

同じ研究では、舟状骨降下量と膝の最大内転モーメントに0.62の関連があった。モーメントは関節を回そうとする作用を表す量で、ここで扱う角度とは別の指標である。見た目の向きと、関節に働く作用を同じものとして読むことも避けたい。足の静止時の測定は一つの手掛かりだが、走っている脚を丸ごと説明する札にはならない。[9]

たとえば自分の写真と他人の動画、裸足の姿と靴を履いた姿を並べても、出発点や動作がそろっていなければ比較の意味が曖昧になる。まず何を基準にした数値なのか、立位なのか走行中なのかを確認する。測定の条件を言葉で添えるだけでも、「傾いている」という印象と研究の角度を混同しにくくなる。[3][8]

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足元の支えと、脚全体の変化を分けて確かめる

動きを制御するランニング用の靴を調べた系統的レビューは、14件の準ランダム化比較試験をまとめた。足の回内量と着地時の鉛直方向の衝撃のピークは減少したが、足より身体の中心側にある部位の運動を制御する根拠は得られなかった。採用された研究はいずれも、用いられた評価尺度では質が低いと判定されている。[5]

したがって、「足の動きに変化があった」と「膝の回旋が望む方向に変わった」は分けて受け取るべきである。このレビューを靴選びに生かすなら、回内を抑える設計という説明だけで脚全体の変化を保証しない、という範囲になる。研究の質への留保も含め、足元の変化から膝の結果まで飛び越えない読み方が必要だ。[5]

時間によって結果が変わった試験もある。14人を対象にしたランダム化された個人内比較では、回内を抑えるテーピング、一時的なフェルト製の装具、介入なしを比べた。装着直後と運動10分後では、テーピングが他の条件よりすねの回旋位置を制御した。しかし運動20分後には、テープも装具も介入なしに対する有意な優越性はなかった。[6]

この試験では、装着直後から運動後へと時間を追うことで、条件間の差の変化を捉えている。また、ここで測ったのはすねの回旋の「位置」であり、先ほどのランニング研究で扱った接地中の回旋の「変化量」とは同じ指標ではない。数字を比べる前に、何が動いたと数えているかもそろえる必要がある。[3][6]

この試験から「20分がテーピングの使用期限だ」と決めることもできない。少人数で比べた特定の方法の結果を、そのまま日常の使用時間の指示にしない。足の支え方を変えたい、痛みも気になるという場合には、自分で強く固定して答えを出すより、医師に相談する際の観察事項として、動作と時間経過を伝える方がよい。[6]

系統的レビューと個別の試験には、役割の違いもある。レビューは複数の比較をまとめて靴の働きを評価し、テーピングの試験は装着後の時間経過を具体的に追っている。前者から足より上の部位への効果を保証せず、後者から持続時間を一般化しない。結果の賛否だけを数えるより、対象、道具、測った指標、測定時点をそろえて読む方が、日常の疑問への答えを絞りやすい。[5][6]

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よくある誤解

「足首が内側に倒れれば、膝は必ず同じだけ内向きに回る」は、この動作測定からは支持されない。歩行中の膝との相関は強くなく、個人差があった一方、片脚着地では多くの相関が強かった。足と膝の連動を否定する必要はないが、動作を問わない一定の関係として扱うのは違う。[1]

「靴で足の傾きが変われば、すねも変わったはずだ」にも飛躍がある。男性の裸足と靴を比べた研究では、足の前部と後部の連動パターンに差があっても、すねの内旋量には有意差がなかった。足元の変化を見つけた時こそ、脚の別の部位にも同じ結果が出たか、分けて確認したい。[3]

「回内を抑えた直後の姿が、運動中ずっと続く」という見方も慎重に扱う。テーピングの比較試験では、直後と運動10分後にみられた優越性が、20分後には有意ではなかった。最初の姿だけを撮って終了するより、いつの状態を見たかを記録する意味がある。直後の成功を、持続する効果や痛みの改善へ言い換えないことだ。[6]

今日からできること

  • 歩行の観察と着地の観察を分け、「どの動作の時か」をメモする。22人の比較では、課題によって足と脚の連動の強さが異なった。観察のために難しい着地を追加する必要はない。[1]
  • 足首だけで結論を出さず、膝と股関節も観察項目に入れる。歩行中の足の後部と股関節の相関係数は0.69と0.84で、膝との関係より強かった。これは同時に動く関係の強さであり、足首が股関節を動かす因果の証明ではない。[1]
  • 角度の数値を比較する前に、基準姿勢を確かめる。33人のジョギング研究では、基準の違いで最大外反角度が4.03度と10.91度に分かれた。写真から自分で正常範囲を決めない。[8]
  • 靴を替えた時は、足の見た目とすねの動きを別の問いとして扱う。男性16人の比較では、足の連動パターンの差と、すねの内旋量の有意差の有無は一致しなかった。[3]
  • 支える道具の感想には、動き始めか運動後かも添える。14人の試験で測った10分後と20分後は、結果が同じではなかった。これは使用時間の処方ではなく、経過を伝えるための視点である。[6]
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オンザショア立川店を、動く時間の置き場所に

歩く時と着地する時の違いを知ると、足首の見た目だけで運動を選ぶより、どんな動きをする時間なのかを考えやすくなる。オンザショア立川店には、溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングがある。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、参加する内容から予定を組める。

妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加条件を確かめた上で、店の案内と料金で内容を確認したい。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分である。営業時間は8:00〜23:30、年中無休。朝の用事の前か、仕事の後か、通う時間帯を生活の動線と一緒に考えられる。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。持参する物と時間の予定を整理して、体験の予約へ進める。

参考文献

[1] Coupling motion between rearfoot and hip and knee joints during walking and single-leg landing — Koshino Y, Yamanaka M, Ezawa Y, Okunuki T, Ishida T, Samukawa M, Tohyama H., 2017, Journal of electromyography and kinesiology : official journal of the International Society of Electrophysiological Kinesiology. DOI: 10.1016/j.jelekin.2017.09.004

[2] Tibial rotation in running: Does rearfoot adduction matter? — Fischer KM, Willwacher S, Hamill J, Brüggemann GP., 2017, Gait & posture. DOI: 10.1016/j.gaitpost.2016.10.015

[3] Forefoot-rearfoot coupling patterns and tibial internal rotation during stance phase of barefoot versus shod running — Eslami M, Begon M, Farahpour N, Allard P., 2007, Clinical biomechanics (Bristol, Avon). DOI: 10.1016/j.clinbiomech.2006.08.002

[5] Effects of motion control footwear on running: a systematic review — Cheung RT, Cheung RT, Wong MY, Ng GY., 2011, Journal of sports sciences. DOI: 10.1080/02640414.2011.591420

[6] Antipronation taping and temporary orthoses. Effects on tibial rotation position after exercise — Hadley A, Griffiths S, Griffiths L, Vicenzino B., 1999, Journal of the American Podiatric Medical Association. DOI: 10.7547/87507315-89-3-118

[8] Arch height and maximum rearfoot eversion during jogging in 2 static neutral positions — Lee SY, Hertel J., 2012, Journal of athletic training. DOI: 10.4085/1062-6050-47.1.83

[9] Association of navicular drop and selected lower-limb biomechanical measures during the stance phase of running — Eslami M, Damavandi M, Ferber R., 2014, Journal of applied biomechanics. DOI: 10.1123/jab.2011-0162

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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