心肺機能はスクワットを含む自重運動で変わる?数週間後の酸素摂取量を読む

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自転車との比較と、走る練習との併用を混ぜない

筋力を使うインターバルは、自転車のインターバルと比べるとどうだろうか。活動的で健康な若年男性24人を対象に、筋力運動型と自転車型をそれぞれ12人で実施した8週間の比較研究がある。最大酸素摂取量に加えて、スクワットの最大挙上重量や膝を曲げ伸ばしする力などを評価している。活動的な男性の比較結果を、18〜39歳の女性にそのまま当てはめるには対象の違いがある。[5]

どちらの方式も心肺体力や一部の運動能力の改善につながった。筋力運動型では、自転車型よりもスクワットの最大挙上重量と、膝を曲げる力の改善が大きかった。心肺体力も測った研究だからといって、最もはっきりした方式間の違いまで心肺体力の話にする必要はない。[5]

ここから得られる選び方は、目的の指標を先に決めることだ。心肺体力と脚の筋力を併せて検討する場合、筋力運動型の特徴には関心を持てる。しかし、スクワットで重いものを持てるようになったことだけで、酸素摂取量も自転車以上に伸びたと判定するのは別の話である。[5]

しかも対象は、すでに活動的な若い男性だった。帰宅後に運動を始めたい人へは、研究の参加者との距離がある。自転車に勝つためのスクワットを探すより、自分が知りたいのは脚の力か、心肺体力か、両方かを言葉にするほうが、比較の軸を失わずに済む。[5]

併用研究にも注意したい。トップレベルのサッカー選手21人が、有酸素インターバルと重いハーフスクワットを組み合わせた研究では、週2回、8週間の実施後に最大酸素摂取量が8.6%増加した。ハーフスクワットの最大挙上重量も51.7%増えている。通常のサッカー練習も続けた集団での結果である。トップレベルの競技者の成果は、一般の18〜39歳の女性にそのまま当てはめられない。[13]

数字の大きさは目を引くが、これはスクワットだけの成果ではない。走るインターバルと筋力運動を同時に行い、競技練習も重なっている。組み合わせ全体として伸びた結果を、都合のよい種目にだけ配分して読むことはできない。「スクワットで酸素量が8.6%増える」と言い換えないのが大切だ。[13]

この研究の最大酸素摂取量は、体重当たりで60.5から65.7 mL/kg/分へ変化した。すでに高い体力を持つ競技者の数字であり、家庭で運動を始める人の目標値として置くものではない。研究の対象を確かめることは、自分を競技者の記録で採点しないことにもつながる。[13]

併用の成果を知ったうえで、運動を選ぶ際には組み合わせ全体を一つの条件として眺める。走る時間を置かずにスクワットへ置き換えたらどうなるかは、この併用研究の結果からは決められない。どれかの種目を外しても同じ成果が残る、という引き算はしないのである。[13]

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動画を続ける力は、心肺体力と別に扱う

自重の運動は道具をそろえずに取り組むイメージと結びつきやすい。しかし、実施条件が簡単に見えることと、予定どおり続くことは同じではない。動画を使った成人の研究では、身体の変化に加え、運動を行う自信や予定を組んで実施する自信、運動の楽しさも評価していた。[7]

結果は、心肺体力が改善したから気持ちの指標もすべて良くなった、とはならなかった。運動課題を行う自信は前後で同程度だった一方、予定を組んで続ける自信は低下した。楽しさの評価も、最初の週のほうが最終週より9.6%高かった。体力と継続への気持ちは、別の方向に動きうる。[7]

ここは自宅で行う人に近い論点である。動画を再生するまでの迷い、家事が終わらない夜、床を片づける手間。そうした場面に向けて、まず「きついメニューが見つかった」と「暮らしの中に置けた」を分けて考えたい。研究でも、身体への成果だけでは継続に関わる評価を説明しきれなかった。[7]

この結果を、動画は続かないと一般化する必要もない。対象は少人数であり、用いた複合運動と期間における結果だ。むしろ、体力が伸びるかだけでなく、予定を確保できるか、楽しさを保てるかも確認する理由になる。運動の効果を信じることと、毎回それを選べることの間には、生活がある。[7]

記録するなら、実施した内容に加え、予定した日に取り組めたかも残す。これは研究で改善を保証された継続法という意味ではなく、研究が別々に測った論点を、自分の振り返りでも混ぜないための工夫だ。体力づくりの成果と、暮らしへの収まり具合を同じ欄で採点しなくてよい。[7]

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よくある誤解

「スクワットという名前があれば、どの研究も同じ運動を調べている」という理解は違う。自重の複合運動ではスクワットジャンプが他の動きと組み合わされ、競技者の研究では重いハーフスクワットと走る練習が併用されていた。種目名が近くても、負荷、組み合わせ、評価した成果は異なる。[7][13]

検索で出会った説明にスクワットの語があったら、実施した運動なのか、評価で重さを測った種目なのかも確認したい。自転車型と筋力運動型の比較では、スクワットの最大挙上重量は成果を見る項目として登場する。測定項目の名前だけを使って、研究全体をスクワット単独の試験に変えてはいけない。[5]

「脈が高ければ、心肺機能が大きく伸びることが確定する」という見方も飛躍がある。準備運動にスクワットを加えた競技者の実験では、高い酸素摂取量を保つ時間は延びても、運動中の最高酸素摂取量に有意差はなかった。その場の反応を表す指標同士でさえ、結果は一様ではない。[6]

「有意に改善したなら、大きな効果で、誰にでも起きる」という読み方もしない。自重インターバルの最高酸素摂取量には統計的に有意な前後の変化があったが、効果量は0.2だった。変化が認められたか、大きさはどの程度か、自分に近い対象かを、別々に確かめる必要がある。[7]

反対に、変化が小さいから取り組む意味がないとも決めない。研究から自分に持ち帰れるのは、派手な約束ではなく、条件をそろえて成果を見ようという視点である。脚の筋力、心肺体力、続ける気持ちを分けて読むと、自分が何を求めてメニューを選ぶのかがはっきりする。[5][7]

今日からできること

  • メニューを見るときは、スクワットだけか、ジャンプやバーピーを含むかを確かめる。6週間の自重研究は複合運動であり、跳ばないスクワットだけの効果として扱わない。[7]
  • 30秒運動・30秒休憩という数字は、筋トレ経験のある男性に負荷を個別設定した試験の条件として読む。秒数だけを抜き出して自分への処方にしない。[1]
  • 成果の記録では、脚の筋力と心肺体力を分ける。自転車型との8週間の比較でも、筋力運動型の優位が認められた項目はスクワットの最大挙上重量などだった。[5]
  • 6週間の動画研究が、楽しさや予定を組む自信も測っていた点を参考に、実施内容と続けやすさを別々に振り返る。身体の変化だけで継続の具合を判断しない。[7]
  • 競技者21人の併用研究を自宅の負荷設定に使わない。運動を止められている場合や、運動中の症状に不安がある場合は、実施の可否を医師に確認する。[13]
yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショアで、運動を予定に置く

自宅で行う日を含め、運動をどこで続けるかを考えるときには、通う場所の時間と動線も見ておきたい。オンザショア立川店はJR立川駅北口から徒歩1分、営業時間は8:00〜23:30で、年中無休である。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。仕事や用事と並べて、予定を検討するための情報だ。

当店にはHIIT、パーソナルトレーニングのほか、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズがある。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガもあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンを用意している。この記事の研究と当店のレッスンを同じ運動条件として扱うものではなく、運動の場所を選ぶ際の案内である。

参加条件も予定を決める前に確かめたい。妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。店のトップと料金で内容を確認できる。ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。予定に置ける時間が見つかったら、体験の予約へ進める。

参考文献

[1] The Effects of Individualized Low- and Moderate-Load Circuit Training on Physical Performance, Hormonal Responses, And Hematological Adaptations in Resistance-Trained Men — Peng W, Qu W, Lu D, Sun J, Li D., 2026, Journal of sports science & medicine. DOI: 10.52082/jssm.2026.195

[5] Effects of resistance-type and cycling-type high-intensity interval training on cardiorespiratory fitness, lower-body strength, and anaerobic fitness — Wang T, Mao J, Bo S., 2026, Frontiers in physiology. DOI: 10.3389/fphys.2026.1847911

[6] The Effects of Post-Activation Performance Enhancement on High Intensity Interval Training: A Comparison of Traditional and Cluster Set Protocols — Cin M, Saygın Ö, Çabuk R., 2026, European journal of sport science. DOI: 10.1002/ejsc.70152

[7] Impact of exercise video-guided bodyweight interval training on psychophysiological outcomes in inactive adults with obesity — Bellissimo GF, Bailly A, Bourbeau K, Mermier C, Campitelli A, Berkemeier Q, Spec, 2025, Frontiers in physiology. DOI: 10.3389/fphys.2025.1527171

[9] Effect of high-intensity circuit training on obesity indices, physical fitness, and browning factors in inactive female college students — Lee JS, Yoon ES, Jung SY, Yim KT, Kim DY., 2021, Journal of exercise rehabilitation. DOI: 10.12965/jer.2142260.130

[13] Strength and endurance in elite football players — Helgerud J, Rodas G, Kemi OJ, Hoff J., 2011, International journal of sports medicine. DOI: 10.1055/s-0031-1275742

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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