
家事を増やす前に、余暇の時間を確かめる
家事を体力づくりの材料として考えると、つい「もっと動けばよい」という方向へ進みやすい。しかし、台湾の20〜50歳の女性5,147人のデータを用いた研究では、生活上の役割が多い女性ほど、余暇の身体活動が不活発である傾向があった。[6] 家庭での役割を増やすことが、本人のための運動時間を増やすとは限らない。
この研究で検討した役割は、パートナーとの同居、子どもとの同居、就労状態である。パートナーや子どもと暮らす女性は不活発である可能性が高く、子どものいる単身の母親はパートナーのいる母親より不活発だった。一方、常勤で働いていること自体は、不活発さのリスクとはされなかった。[6] 「仕事をしているから」「母親だから」と属性だけで決めつけず、役割の組み合わせを見る必要がある。
余暇の活動とは、家庭や仕事に必要な作業とは別に、自分の時間で行う活動である。この調査が扱ったのも余暇の活動の分類だった。[6] 家事をしていない女性だけが動ける、という話ではない。家事を多く担っている人に、さらに家事を速くこなす努力を求める前に、自分で選べる時間が残っているかを問う余地がある。
研究者らは、働く年代の女性の活動を支えるため、パートナーによる家事の協力などを通じて持続可能な資源を整える必要性を述べている。[6] これは、分担を変える介入で体力が何%向上したという結果ではない。それでも、体力づくりの提案を本人の頑張りだけに閉じないための視点になる。掃除をもう少し頑張るかを考える前に、掃除を誰と分けるかを考えてよい。
たとえば、仕事から帰って食事と洗濯を済ませる生活なら、「運動時間を作る」の中身には、やらない家事を決める相談も含められる。これは家事の活動量を減点するためではなく、生活上の役割が余暇活動に関係していたという観察を、時間配分の問いに置き直す工夫だ。[6] 自分の体のための時間まで、家事の出来高で獲得する必要はない。
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
家事の多さと健康の結果は、一方向ではない
活動の種類を区別する意味は、何を成果として測るかにも表れる。家事で動いた時間、作業中の酸素消費、体脂肪との関連は、それぞれ測定の入口も出口も違う。[13][15][17] 「体力」という言葉でまとめる前に、知りたい変化を具体的な動作に置き換えたい。洗濯物を運ぶときの息の余裕なのか、夕食後に外へ出る時間なのかで、振り返る内容が変わる。
たとえば、床拭きを早く終えられたとしても、道具を変えたのか、作業を分担したのか、体の負担が変わったのかは、終了時刻だけでは区別できない。家事の出来高を記す欄と、本人の感じた負担を記す欄を分ける提案には、この混同を避ける目的がある。日常課題の遂行と酸素消費を別々に測った高齢者研究の考え方を借りた整理であり、若い女性の持久力を測る検査として示すものではない。[17]
英国の16歳以上の成人60,134人の調査データをまとめた観察研究では、全体の活動量が多いことは慢性的な背中や腰の問題の有病割合の低さと関連した。一方、強い身体作業を伴う家庭内活動が多い群では、調整オッズ比は1.22、95%信頼区間は1.00〜1.48だった。[7] 18〜39歳の女性だけの結果としては扱えない。全体の傾向を、どの作業にも同じように当てはめられない例である。
こちらも活動と症状の関連を検討した観察研究であり、活動と症状の因果関係は確定していない。[7] 家事の種類、担う時間、本人の状態をひとまとめにして「動くほどよい」と言わないことが大切だ。強く疲れた日の埋め合わせとして、さらに負担の大きい家事を足すという提案は、こうした結果とは結びつかない。
産後の生活にも、活動量だけでは捉えきれない面がある。産後2か月の女性99人を対象に、加速度計で活動を測った横断研究では、家事と育児の平均活動量は3.21 MET時/日だったが、活動量と精神的健康の間には統計的に有意な関係が認められなかった。[4] 産後という条件を共有しない18〜39歳の女性全体に、この関係を広げることはできない。家事や育児で十分動いているはずだ、だから心身も整っているはずだ、という決めつけはできない。
この産後研究を、持久力の向上を証明した研究として使うこともできない。測ったのは活動と精神的健康の関係である。[4] 家事を評価する際には、何を成果として測ったかを最後まで保ちたい。体脂肪、背中や腰の問題、精神的健康、日常課題の遂行能力は、同じ「健康」の一語の下にあっても、互いに置き換えられない。[4][7][15][17]

よくある誤解
「家事を長くした日は、その時間だけ持久力の練習になった」という読み方には飛躍がある。英国女性の調査は家事の自己申告時間を捉えたものであり、活動頻度との関連はほかの活動より弱かった。[13] 長さを評価するなら、まず何の長さを記録したかを確かめる必要がある。時計が進んだ時間と、一定の負荷で動いた時間を区別しないまま、運動時間へ換算しない。
「家事は軽いので、体にはほとんど負担がない」という思い込みも修正したい。高齢者の実測では、軽い家事や食料品運搬にもピーク酸素消費の40〜50%が必要だった。[17] この数字を18〜39歳の女性の基準には使えないが、家事の名称だけで本人の負担を決められないことは伝えている。つらそうな家族に「それくらい家事でしょう」と返す前に、本人の余裕に目を向けたい。
「家事も活動だから、余暇の運動を望むのはぜいたくだ」という結論も、研究からは導けない。台湾の女性の研究では、生活上の役割の多さが余暇活動の不活発さと関連し、支援の必要性が指摘された。[6] 家事を担っていることを認めることと、本人が選んで動く時間を守ることは両立する。家事の活動量を褒める言葉が、家事を固定する理由にならないようにしたい。
今日からできること
- 家事の記録には、作業の種類と開始・終了を分けて書く。英国女性の調査の平均14.0時間/週は自己申告の家事時間であり、連続運動の達成目標ではない。[13]
- 「終えられたか」に加え、「余裕があったか」を言葉で残す。高齢者29人の研究が分けて測った能力と課題中の負担を、生活の振り返りでも混同しない工夫である。[17]
- 家事を増やす案の前に、分担と余暇の予定を並べる。20〜50歳の女性を調べた研究では、役割の重なりと余暇活動の不活発さが関連していた。[6]
- 活動の成果を、体重だけで判定しない。466,605人の横断研究の体脂肪指標との関連は、持久力が向上したという結果とは区別して読む。[15]
- 仕事・通勤・家事と、自分で選ぶ余暇の活動を別の欄に置く。台湾の20〜50歳の女性5,147人の研究で扱ったのは余暇の活動であり、家事を含む総活動時間ではない。[6]
記録は体力の診断票ではなく、生活を相談するときの材料である。家事の完了、使った時間、本人が感じた余裕を別々に話せるようにする。日常課題の酸素消費を測る研究と、生活時間を尋ねる研究の違いも、この整理に通じている。[13][17] 日常生活で新たな強い息切れや体調への不安がある場合は、家事で鍛えようとせず医師に相談したい。

オンザショアで、自分のための予定を置く
家事の予定で埋まった週に、自分のための活動をどこへ置くか。オンザショア立川店を検討するなら、まず通う時間を生活の予定と並べたい。営業時間は8:00〜23:30、年中無休で、全曜日同じ時間に営業している。家事が全部終わってから探すのか、先に予定を確保して分担を相談するのかも、考える材料になる。
妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングなどがあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンがある。種目を決める前に、参加条件と時間を店舗案内で確認したい。
所在地はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fである。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。料金と生活の予定を照らし合わせ、通う時間を置けそうなら体験の予約を検討できる。
参考文献
[4] Relationship between physical activity and mental health in women after childbirth: a cross-sectional exploratory study — Tomioka Y., 2022, BMC pregnancy and childbirth. DOI: 10.1186/s12884-022-04758-0
[6] Relationship Between Multiple Roles and Leisure-Time Physical Activities in Working-Age Women — Chao ML, Tseng YH, Chen YM, Chiang TL., 2024, The journal of nursing research : JNR. DOI: 10.1097/jnr.0000000000000591
[7] Physical activity and chronic back conditions: A population-based pooled study of 60,134 adults — Alzahrani H, Shirley D, Cheng SWM, Mackey M, Stamatakis E., 2019, Journal of sport and health science. DOI: 10.1016/j.jshs.2019.01.003
[13] Reported frequency of physical activity in a large epidemiological study: relationship to specific activities and repeatability over time — Armstrong ME, Cairns BJ, Green J, Reeves GK, Beral V, Million Women Study Collab, 2011, BMC medical research methodology. DOI: 10.1186/1471-2288-11-97
[15] Patterns and socio-demographic correlates of domain-specific physical activities and their associations with adiposity in the China Kadoorie Biobank study — Du H, Li L, Whitlock G, Bennett D, Guo Y, Bian Z, Chen J, Sherliker P, Huang Y, , 2014, BMC public health. DOI: 10.1186/1471-2458-14-826
[17] Aerobic reserve and physical functional performance in older adults — Arnett SW, Laity JH, Agrawal SK, Cress ME., 2008, Age and ageing. DOI: 10.1093/ageing/afn022
この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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