最新の体験料金は料金ページ、最新のスケジュールは体験予約ページでご確認ください。体験レッスンは、ヨガ・ピラティスが1,980円(税込/税抜1,800円)、キックボクササイズが4,980円(新規の方限定)です。
レッスンが終わって照明が少し明るくなると、溶岩の床のあちこちに、汗の落ちた跡が点々と残っています。マットの端からはみ出したところにまで、丸い染みがいくつも。その横で、胸から背中までウェアの色が変わった人がゆっくり起き上がり、天井を見たまま、しみじみと言います。
「なんか、毒が全部出た気がする」
この一言を、私たちはこれまで何度聞いたか分かりません。言いたくなる気持ちはよく分かります。60分のあいだ、額から、首から、膝の裏から汗が流れ続けて、終わったあとは体が一回り軽くなったように感じる。何か悪いものが外へ出ていったと考えるのは、とても自然なことです。
ただ、汗を売りにしているスタジオがこれを書くのは損な話かもしれませんが、正直に書きます。「汗で体の毒が出る」という話は、体の仕組みの側から見ると、かなり怪しいのです。
この記事は、JR立川駅北口から徒歩1分の溶岩ホットヨガスタジオ、オンザショア立川店が書いています。毎日たくさんの汗を床に落としてもらっている店として、汗にできることとできないことを、一度きちんと分けておきたいと思いました。そのうえで、それでも汗をかく60分には意味があると私たちが考えている理由も書きます。言い切れないところは、言い切らずに。

「毒」とは何のことなのか、まず分けて考える
「汗で毒が出る」という話がややこしいのは、「毒」が何を指しているのか、たいていはっきりしないことです。
人によって思い浮かべるものはばらばらです。前の晩に飲んだお酒。食べすぎた脂っこいもの。体にたまった「老廃物」。肌荒れのもと。むくみのもとになる余分な水分。水銀や鉛のような金属。食べ物や空気から入ってくる化学物質。どれも「体に良くなさそうなもの」という点では似ていますが、体の中での扱われ方はまったく違います。
お酒の成分であるアルコールと、むくみのもとになる水分と、鉛とでは、体が処理する場所も、かかる時間も、出ていく道も別々です。それをひとまとめに「毒」と呼んで、「汗で出る」と一言で片づけてしまうと、何が本当で何がそうでないのか、確かめようがなくなります。
「デトックス」という言葉も同じ事情を抱えています。もともとは、薬物やアルコールの中毒になった人の体から、それを抜いていく治療を指す言葉として使われてきました。それがいつのまにか、「なんとなく体がきれいになること」を指す広告の言葉になりました。広告の言葉は、何がどれだけ出ていったのかを測らなくても使えるところが便利で、そして危ういところでもあります。
ですから、この記事では「デトックス」を汗の効果としては使いません。そのかわりに、体が実際にどうやって不要なものを外へ出しているのかを、順番に見ていきます。遠回りに見えて、これがいちばん早い道です。
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
体の解毒係は、肝臓と腎臓
体の中で「いらないもの」「害になりうるもの」を処理する役目は、主に肝臓と腎臓が担っているとされています。汗をつくる汗腺ではありません。ここが話の出発点です。
肝臓は「作り変える」係
肝臓は、体に入ってきたものや、体の中でできたものを、化学的に作り変える工場のような臓器です。
いちばん分かりやすいのはお酒です。飲んだアルコールは胃や腸から吸収され、血液に乗って肝臓へ運ばれます。肝臓では、アルコールがまずアセトアルデヒドという物質に、次に酢酸に分解され、最終的には水と二酸化炭素になって体の外へ出ていくと説明されます。飲んだアルコールのほとんどは肝臓で処理され、息や尿、汗からそのままの形で出ていくのはごく一部だと言われています。
お酒だけではありません。体がたんぱく質を使ったあとには、体にとって害になりやすいアンモニアという物質ができます。肝臓はこれを、比較的おとなしい尿素という物質に作り変えます。飲んだ薬の成分の多くも、肝臓で水に溶けやすい形に作り変えられてから、尿や胆汁に乗って外へ出ていくとされます。胆汁は腸へ流れ、最後は便と一緒に体を出ていきます。
つまり肝臓は、「そのままでは出しにくいもの」を「出しやすい形」に変える係です。毒を外へ押し出すのではなく、まず中身を変える。ここが汗との大きな違いです。
腎臓は「こして捨てる」係
肝臓が作り変えたものを、実際に体の外へ捨てる大きな出口が腎臓です。
腎臓は血液をこして、体に必要なものは戻し、いらないものを尿として捨てています。こし取る量は、大人で一日に150リットル前後と言われます。家庭の湯船に近いくらいの量です。そのほとんどは必要なものとして体に戻され、最終的に尿として出ていくのは一日に1〜1.5リットルほどだとされます。
この尿の中に、肝臓が作った尿素や、余分な塩分、作り変えられた薬の成分などが入っています。毎日、私たちが意識していないあいだにも、腎臓はこの仕事を休まず続けているわけです。
腸と肺も、出口の一つ
肝臓と腎臓のほかにも、体には出口があります。胆汁や、食べ物の消化されなかった部分は、腸を通って便として出ていきます。体の中でエネルギーをつくったあとに出る二酸化炭素は、肺から息として出ていきます。
お酒を飲んだ人の息を調べる検査があるのは、アルコールのごく一部が息にも出てくるからです。逆に言えば、息で分かる程度には出ていても、大部分を片づけているのは肝臓のほうだ、ということでもあります。
ここまで見てくると分かるのは、体にはすでに、不要なものを作り変えて、こして、外へ出す仕組みが何重にも用意されているということです。そしてその地図の中で、汗の出番はかなり小さいのです。

では、汗には何が入っているのか
汗の成分そのものの話を始めると長くなるので、ここでは「毒」にかかわるところだけを見ます。
汗は、そのほとんどが水です。99%以上が水だと言われています。残りの多くは塩分で、汗をなめるとしょっぱいのはこのためです。ほかに、カリウム、乳酸、尿素、アンモニアなどが少しずつ含まれています。
「尿素やアンモニアが入っているなら、やっぱり老廃物が出ているのでは」と思われるかもしれません。たしかに、少しは出ています。ただ、汗で出ていく尿素は、腎臓が尿として毎日出している量に比べればわずかだと考えられています。体の老廃物の処理を汗に任せている、と言えるほどの量ではありません。
金属についても、汗から微量の金属が見つかったという研究はあります。ただ、多くは量がごくわずかで、調べ方も研究ごとにばらばらです。「汗をかけば体にたまった金属が抜ける」と言えるほどの裏づけは、今のところないと考えられています。
汗に何かが含まれていることと、汗をかけば体への害を減らせることは、別の話です。「何が、どれだけ出て、それによって何が変わったのか」。そこまで確かめられない話を、うちのレッスンの売り文句にはしません。汗をかいた爽快感だけで、体内の化学物質が減ったとは判断できません。
アルコールは、先ほど書いたとおり、ほとんどが肝臓で処理されます。飲んだ翌日の汗からお酒のにおいがする、と感じる人もいますが、それは汗で酒が抜けている証拠というより、体の中にまだ処理しきれていないアルコールが残っている合図だと考えたほうが安全です。
汗をたくさんかくと、尿は減る
ここに、あまり知られていない皮肉があります。
汗をたくさんかいた日は、尿の量が減り、色が濃くなりやすくなります。汗で水分が出ていくと、体は水が足りなくなるのを防ごうとして、腎臓でこした水をより多く体に戻し、濃い尿を少しだけ出すようになるからです。
つまり、「汗をしぼり出せばしぼり出すほど毒が出る」のではありません。汗で水を失えば、体はむしろ、尿という本来の大きな出口を絞って水を守ろうとします。水を飲まずに汗だけかいて「出した」と思っている状態は、体の側から見ると「水が足りないので節約モードに入っている」状態に近いのです。
汗の本当の仕事は、体を冷やすこと
では、汗はそもそも何のために出ているのでしょうか。
汗のいちばん大事な仕事は、体温を下げることです。皮膚の上の汗が蒸発するとき、まわりから熱を奪っていきます。夏の道に水をまく打ち水と同じ理屈です。体が熱くなりすぎると、体は汗を出して、その汗が蒸発するときの力で体を冷やそうとします。
ここで大事なのは、汗は「蒸発してはじめて」体を冷やすということです。皮膚の上で乾いていく汗は熱を奪いますが、ぽたぽたと流れ落ちていく汗は、体をほとんど冷やさないまま床に落ちていきます。
オンザショアのスタジオは、室温35〜40℃、湿度60〜70%に保っています。湿度が高い部屋では、汗が乾きにくくなります。汗が乾きにくいと、体はまだ冷えていないと判断して、さらに汗を出します。その汗もまた乾ききらずに流れ落ち、溶岩の床に落ちていく。
溶岩の部屋で汗がとめどなく流れるのは、毒が多いからではありません。乾きにくい部屋で、体が一生懸命に自分を冷やそうとしているからです。床に落ちた汗の跡は、「毒の跡」ではなく、「体が働いた跡」と呼んだほうが正確です。
うちの床には、毎日たくさんの汗が落ちます。あれが全部毒なら、この床の上で毎日過ごしている私たちが、真っ先に倒れているはずです。
汗の量は、人によって違う
もう一つ、知っておいてほしいことがあります。汗の量は、人によって、また同じ人でも日によって、大きく違います。
体格、暑さへの慣れ、その日の体調、前の日の眠り、水分のとり方。いろいろなものが汗の量を左右します。溶岩スタジオに通い慣れてくると、同じ温度でも汗が出始めるのが早くなった、と感じる人も多いです。
だから、汗をたくさんかく人ほど毒がたまっているわけでも、汗が少ない人ほど体が汚れているわけでもありません。隣のマットの人が滝のように汗をかいていて、自分は額がうっすら濡れているだけ。そういう日があっても、何も心配することはないのです。

「毒を出す」と思い込むと、危ないことがある
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。「汗で毒が出る」という話がただの言い回しで終わるなら、それほど目くじらを立てることもありません。困るのは、その思い込みが、受講中の行動を危ない方向へ押してしまうことがあるからです。
水を飲むのを控えてしまう
「せっかく出したのに、水を飲んだら戻ってしまう」「水を飲むと汗が薄まる気がする」。そう考えて、レッスン中に水を控えてしまう人がいます。
これは逆です。汗で出ていった水は、飲んで補わなければなりません。先ほど書いたとおり、水が足りなくなれば、体は尿を減らして水を守ろうとします。高温の環境で水が足りない状態が続けば、気分が悪くなったり、めまいがしたりしやすくなります。環境省や厚生労働省も、暑い時期の熱中症予防として、のどが渇く前のこまめな水分と塩分の補給を呼びかけています。
もっと長く、もっと熱く、もっと着込む
「たくさん出せば、たくさん出ていく」という発想になると、もっと長く、もっと熱く、もっと厚着をして汗をかこうとしがちです。
けれど、汗の量と体から出ていく「毒」の量は比例しません。増えるのは、失われる水と塩分のほうです。無理に汗を増やそうとすることには、得よりも危なさのほうが大きいと私たちは考えています。60分のレッスンは、60分で十分です。
お酒を汗で抜こうとする
「前の晩に飲みすぎたから、汗で抜いてくる」。昔からよく聞く言い方ですが、これはやめてください。
飲んだアルコールのほとんどは肝臓で処理され、その処理には時間がかかります。汗をかいたからといって、肝臓の仕事が速く終わるわけではありません。しかもお酒には尿を増やす働きがあり、飲んだ翌日は、それだけで体の水分が足りなくなっていることが多いものです。そこへレッスンでさらに汗をかけば、水分はますます足りなくなります。
お酒が残っている日、二日酔いの日は、レッスンを休む日です。溶岩の部屋は、逃げずにここで待っています。
汗が出ない自分を責める
「私は汗が出ないから、毒がたまっているのかもしれない」。こんなふうに心配する人もいます。
汗の量は、毒のたまり具合をはかる目盛りではありません。最初の数回は汗が出にくくても、通ううちに出やすくなったと感じる人は多いですし、そもそも汗の量には生まれつきの差もあります。汗が少ないことを理由に、無理をして居残る必要はまったくありません。
「汗をかいたから帳消し」と考える
もう一つ、ありがちなのがこれです。汗をたくさんかいた日は、食べすぎも飲みすぎも寝不足も、全部帳消しにできた気がしてしまう。
汗は、体の中の帳簿を消しゴムで消してくれるものではありません。汗をかいたことで安心して、ほかの生活がおろそかになるなら、それは汗の使い方として少しもったいないと思います。
それでも、汗をかく60分に意味があると考える理由
ここまで読んで、「じゃあ、汗をかくことに意味はないのか」と思った人もいるかもしれません。
私たちは、汗をかく60分に意味があると考えています。毎日この部屋に立つ店として、その理由を書きます。
汗は「成果」ではなく「来た証拠」
汗の量は、毒の量でも、脂肪が燃えた量でもありません。けれど汗は、「今日、ここまで来て、体を動かした」ことの、目に見えるいちばん分かりやすい証拠です。
体を動かす習慣は、続けることでこそ意味が出てくると言われます。世界保健機関(WHO)は、大人に1週間あたり150〜300分の中くらいの強さの身体活動をすすめています。一回で何かが劇的に変わるわけではないからこそ、続けるための手応えが要ります。
色の変わったウェア、重くなったタオル、床の汗の跡。汗は、その手応えとしてとても分かりやすい。成果ではなく、来た証拠。私たちは汗をそういうものだと考えています。
温まった体は、動き出しやすい
一日じゅう座って仕事をしたあとの体や、冬の朝の冷えた体は、思っている以上に固まっています。常温の部屋では、体が温まって動きやすくなるまでに時間がかかります。
溶岩の部屋では、入ってしばらくすると、何もしていなくても額や背中にじわっと汗がにじんできます。体が温まった状態から動き始められるので、久しぶりに体を動かす人でも、力まずにポーズへ入りやすいと感じる人が多いようです。汗は、その「温まった」ことを知らせる合図でもあります。
60分、ほかのことができない
ポーズをとりながら汗をかいているあいだは、ほかのことがほとんどできません。メールの返信も、明日の段取りも、頭の中から押し出されていきます。目に入りそうな汗をぬぐい、呼吸を整え、次のポーズについていく。それで精一杯です。
レッスンのあとの「毒が出た」という感覚の一部は、もしかすると体ではなく、頭のほうが空っぽになった感覚なのかもしれません。考えごとでいっぱいの毎日の中で、強制的に何も考えられない60分をつくる。汗には、そういう働きもあるように思います。
「すっきりした」は本物。名前を付け間違えているだけ
レッスンを終えて、スタジオから出て、涼しい空気に触れる。シャワーを浴びて、乾いた服に着替える。上がっていた心拍と呼吸が、少しずつ落ち着いていく。
このときの「すっきりした」という感覚は、本物です。私たちはそれを否定しません。ただ、その感覚に付ける名前が「毒が抜けた」だと、少しずれているのだと思います。
熱くなった体が冷めていく心地よさ。動き切った筋肉がゆるんでいく感じ。60分間、画面から離れていたこと。やり切ったという気持ち。たぶん「すっきり」の中身は、そういうものの重なりです。名前が違っても、気持ちよさは変わりません。正しい名前で呼んだほうが、次も無理のない形で味わえます。
汗をかく習慣を調べた研究もある、けれど
汗をかく習慣と健康の関係を調べた研究がないわけではありません。東フィンランド大学のT. Laukkanenらが2015年に『JAMA Internal Medicine』で発表した「Association Between Sauna Bathing and Fatal Cardiovascular and All-Cause Mortality」は、中年男性2,315人を約20年追跡した観察研究です。サウナに入る回数が多い人ほど、心臓や血管の病気で亡くなる割合が低い傾向があった、と報告されています。
ただ、これは「サウナに多く入る人は、そうした傾向があった」という観察で、サウナがその原因だと決めたものではありません。サウナに通える暮らしのゆとりなど、ほかの事情が関係している可能性もあります。そして何より、これはサウナの研究で、ホットヨガの研究ではありません。
それでも一つだけ言えるのは、こうした研究で考えられている理由が「毒が出たから」ではない、ということです。体が温まることで起きる血管や心拍の変化など、別の仕組みが考えられています。汗をかくことに何か意味があるとしても、その中身は「毒出し」とは違うところにありそうです。
溶岩の部屋で汗をかくときの約束
最後に、オンザショアで汗をかくときのことを、具体的に書いておきます。
オンザショアのレッスンは、イタリア産の天然溶岩石「バサルティーナ」のプレートの床の上で行います。部屋の温度は35〜40℃、湿度は60〜70%。レッスンは60分で、溶岩ホットヨガ、ヨガ、ピラティス、ボクササイズ、HIITなど、数十種類のレッスンがあります。ヨガだけで25種類以上です。ゆっくり体をほどきたい日はやさしいヨガ、しっかり動きたい日はボクササイズやHIIT、という選び方ができます。
レッスンに参加するときの約束は、次のとおりです。
- 水分を持ってくる。 レッスンの前、途中、あとに、少しずつこまめに飲んでください。汗を出し切るために水を控える、は今日でやめにしましょう。
- 直前に満腹にしない。 おなかがいっぱいのまま動くと、気分が悪くなることがあります。
- きつければ休む。 めまいや吐き気、いつもと違うだるさを感じたら、ポーズの途中でも休んでください。我慢して汗をしぼり出しても、出ていくのは毒ではなく水です。
- 飲酒後の受講判断。 上の「お酒を汗で抜こうとする」で書いたとおり、回復を待ちましょう。
- 体調を優先する。 医師から運動を止められている方は利用できません。持病や怪我のある方、体調に不安のある方は、事前に医師に相談してください。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できません(常温のマタニティヨガのクラスがあります)。
男性にご案内しているのは、ヨガのクラスと大勢で行うホットボクササイズです。ピラティスの参加条件は、予約前に公式LINEで確認してください。キックボクササイズは1対1で行い、パーソナルトレーニングとともに女性限定です。入会は16歳からで、20歳未満の方は保護者の同意書が必要です。
まとめ
「汗で毒が出る」は、体の仕組みの側から見ると、かなり怪しい話です。
体の中の「いらないもの」を処理する役目は、主に肝臓と腎臓が担っているとされています。肝臓が作り変え、腎臓がこして、尿や便、息として外へ出す。汗の99%以上は水で、残りの多くは塩分です。尿素や微量の金属、化学物質が汗に出ていくことはあっても、その量はごくわずかだと考えられています。汗をたくさんかけば、体はむしろ尿という本来の出口を絞って水を守ろうとします。
汗の本当の仕事は、体を冷やすことです。湿度の高い溶岩の部屋で汗がとめどなく流れるのは、毒が多いからではなく、乾きにくい部屋で体が一生懸命に自分を冷やしているからです。
だからこそ、「毒を出す」つもりで水を控えたり、厚着をして必要以上に汗を増やそうとしたり、お酒を汗で抜こうとしたりするのは、やめてください。汗の量で自分を責める必要もありません。
それでも私たちは、汗をかく60分には意味があると考えています。汗は成果ではなく、来た証拠。温まった体は動き出しやすく、レッスンの60分は、ほかのことを考えられない貴重な時間になります。レッスンのあとの「すっきりした」は本物です。ただ、その名前は「毒が抜けた」ではなく、「体が働いて、冷めていく気持ちよさ」のほうが近いのだと思います。
体の感じ方には個人差があります。すっきりするための60分を、隣の人との汗比べにしないでください。
立川で体験してみる
オンザショア立川店では、ヨガ・ピラティスの体験レッスンを、期間限定で税抜1,800円(税込1,980円)で受けられます。体験は事前決済です。60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれているので、着替えと飲み物を持って来てもらえれば大丈夫です。通常の体験・都度利用は、1回税抜4,980円(税込5,478円)です。
予約は、24時間受け付けているWeb予約か、公式LINEからどうぞ。レッスン中は電話に出られないことが多いので、質問もLINEか予約ページから送ってもらえると確実です。
場所はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。年中無休で、毎日8:00〜23:30まで営業しています。曜日による違いはありません。
毒を出しに来なくていいです。汗をかきに来てください。出ていくのは水と塩分で、残るのは、たぶん、少し軽くなった頭です。
同じ分野のほかの記事
- 汗の正体|汗は血液からつくられる。エクリン腺とアポクリン腺、「いい汗・悪い汗」の俗説を溶岩ホットヨガの床からほどく
- ホットヨガの水は「着く前」から飲む|前・中・後のタイミングと量、のどの渇きと尿の色の見かた
- ホットヨガの何時間前に食べればいい?|空腹でふらつかず、満腹で後悔しない「一口」の段取り
- 汗はしょっぱい水です|ホットヨガで足がつる・頭が重い日に知っておきたい塩分とミネラル、経口補水液とスポーツドリンクの使い分け
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。





