ダイエットのスープは煮詰まると塩分も増える?濃度と鍋全体の量を分けて読む

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昨日の味の記憶は、濃度計の代わりにならない

「昨日と同じくらいの味に戻せばよい」と考える場面がある。だが、昨日のスープの味は手元に残っておらず、頼るのは記憶だ。減塩食品の受け入れ方を調べた研究では、135人を、減塩スープ、通常の塩分のスープ、両者を交互に出す条件、塩分濃度を徐々に下げる条件に分けた。最終回には全員が同じ減塩スープを受け取った。これは参加者の塩味の記憶を調べた実験であり、18〜39歳の女性が家庭で温め直す料理の判断へ、そのまま当てはめるには場面の違いがある。[5]

それまでにスープを経験するパターンの違いは、塩味の記憶に大きな影響を与えなかった。一方、参加者は最終回に経験したスープを、実際に飲んだ減塩の配合より塩辛く記憶していた。また、記憶された塩分濃度は、その人が理想とする塩分濃度と相関していた。[5] 思い出す味には、実際に口にした味だけでなく、好みも関わりうるのである。

この相関から、「濃い味が好きだから必ず記憶を書き換える」と因果まで決めることはできない。さらに、段階的に薄くする条件があったからといって、「徐々に減塩すれば誰でも必ず慣れる」とも結論しない。研究で比較されたのは、経験のパターンと塩味の記憶などであり、結果としてパターン間の影響は小さかった。[5]

家庭でできる工夫としては、味の記憶だけを調理記録にしないことだ。使った調味料、仕上がったときの汁の様子、取り分けた量を残しておけば、「昨日より濃かった」という感想と並べて見直せる。これは特定の減塩率を保証する方法ではない。記憶と実際の条件を分けて扱うという、研究結果からの実用上の提案である。[5]

家族の「ちょうどよい」と、自分の「濃い」が食い違ったときも、どちらかを正しい濃度計にする必要はない。好みや塩味の評価を、成分量と同じものとして扱わないためだ。[2][5] 台所の会話なら、「塩を足したか」「汁を足したか」「同じ量を飲んだか」と、確かめられる条件へ戻したほうが話が進む。

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体への反応は、味の強さとも風味の評価とも別に読む

スープの塩分が体にどう関わるかを見るには、人が実際に摂取した試験を読む必要がある。健康で血圧が正常な成人16人を対象とした無作為化クロスオーバー試験では、同じ人がナトリウム5ミリモルのスープと65ミリモルのスープを別の機会に摂取した。摂取前から摂取後2時間まで、血液の指標、血圧、動脈の硬さを反映する指標などが測られた。健康な成人を対象にした短時間の試験であり、18〜39歳の女性の日常的な食事にそのまま当てはめるには限界がある。[4]

多いナトリウム量の食事では、血清ナトリウムや浸透圧、塩化物が上昇した。浸透圧とは、水に溶けた成分の濃さに関わる指標である。動脈の硬さを反映する指標も上昇したが、血圧への影響は認められなかった。血管の働きに関わる一酸化窒素産生の目安として測った硝酸・亜硝酸の濃度にも、食事間の差はなかった。[4]

したがって、「濃いスープを飲めばその場で必ず血圧が上がる」という読み方は、この試験と合わない。同時に、「血圧に差がなかったから、ほかの反応もなかった」とするのも違う。測った指標によって結果が異なるからだ。[4] 効果の大きさを家庭の汁物へ換算するより先に、対象が健康な成人であり、短時間の反応を調べた試験であることを押さえたい。

水分補給の実験では、別の側面が見える。男女各15人、計30人が体重の2.5%に相当する水分を失った後に、水、鶏のブロス、糖質と電解質を含む飲料、鶏の麺入りスープで補給する無作為化クロスオーバー試験が行われた。補給開始時とその後に試験用の飲料やスープを取り、続いて水を飲む手順で比較している。男女を含む脱水後の実験なので、18〜39歳の女性が普段の夕食を選ぶ場面へ、そのまま当てはめることはできない。[9]

補給後2時間で、血漿量はブロス群とスープ群では脱水前と有意差のない値まで戻った。一方、水の群と糖質・電解質飲料の群では、脱水前より有意に低いままだった。研究者は、ナトリウムを含む飲料や液体の食事が、水分の保持と血漿量の回復を助けると述べている。[9] 血漿とは、血液の液体成分を指す。

ただし、これは明確に水分を失わせた後の補給実験だ。普段の夕食のスープを濃くする勧めには置き換えない。食後の血管指標を見た試験と、水分を失った後の回復を見た試験は、目的も状況も違う。[4][9] 結果が異なる方向に見えても、どちらかを消す必要はない。「誰が、どんな状態で、何を測ったか」を付けたまま読むと、食塩を善悪の札だけで扱わずに済む。

水分補給試験で比較されたのは、ナトリウム濃度だけが違う同一の水ではない。ブロスや麺入りスープなど、異なる構成の飲料・食事が含まれている。[9] だから、結果を「家庭のスープは濃いほどよい」という一直線の関係に縮めない。研究の中で役立った条件を知ることと、自分の夕食で濃さを増すことは別の判断になる。

ダイエットという検索語でたどり着いても、ここで紹介した味の評価や短時間の反応は、体脂肪の減少を示す数値ではない。[2][4][9] スープを薄くする行為に、体重の変化まで背負わせないことだ。食事として楽しめる味を探すことと、体の変化を評価することには、それぞれに合った物差しが要る。

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よくある誤解

「煮詰めると塩が増える」という言い方は、濃度と総量を混ぜている。水だけが減って塩分が残る条件なら、変わるのは液体に対する塩分の割合だ。一方、「水を足せば鍋全体の塩分がなくなる」わけでもない。濃度で比較する実験と、摂取したナトリウム量で比較する実験を区別するように、家庭でも薄まり方と食べた量を分けて考えたい。[2][4]

「おいしく感じる濃度が、健康のためにも最適」という考えにも注意したい。鶏スープの調理研究の評価対象は、風味や成分だった。食塩の割合も鶏の重量が基準である。[16] そこで得点の高い条件を、毎日飲む汁の濃度や個人の摂取目標に転用することはできない。料理の評価で使われた数字には、評価した対象と基準を一緒に書く必要がある。

「味見ができれば塩分量も分かる」とも限らない。うま味を加えた実験では、同じ食塩濃度でも塩味やおいしさの評価が違った。[2] 減塩スープの記憶も、実際の配合より塩辛い方向へずれていた。[5] 味見は食事の楽しみを整えるために使い、塩分量の確認には調理条件や成分表示も合わせる。その役割を分けるほうが、味覚に無理な仕事をさせずに済む。

今日からできること

  • 味を直す前に、調味料を足したのか、汁が減ったのか、取り分けたのかを確認する。食塩0.3%、0.6%、0.9%を比べた試験のように、濃度を見るときは何を変えたかが大切だ。家庭では配合をまねるより、加えたものと減った汁を記録する。[2][4]
  • 水を足した場合は、薄くした汁をどれだけ飲むかも見る。摂取量の試験ではナトリウム5ミリモルと65ミリモルを比較した。これらは摂取目標ではなく実験条件だ。同じ器の味だけで判断せず、飲んだ量も調理メモに添える。[2][4]
  • 塩を追加する前に、塩味とおいしさを別々の言葉で確かめる。584人の実験では、うま味の有無で評価が変わったが、試験の配合をそのまま家庭の正解にはしない。[2]
  • 昨日の味だけを基準にせず、使った調味料と仕上がりをメモする。135人の実験が示した塩味の記憶のずれを踏まえた工夫だ。[5]
  • 研究の割合を見るときは、何の重量や量を基準にしているかまで読む。鶏24羽の調理研究の食塩割合は、完成した汁ではなく鶏の重量が基準だった。[16]
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オンザショア立川店で、台所とは別の予定を持つ

鍋の濃さは食事の調整として考え、運動は続けられる時間から選ぶ。オンザショア立川店は、生活の予定に運動を組み込む場所の候補になる。営業時間は8:00〜23:30で、年中無休、全曜日同じである。朝の予定や仕事の後の時間と照らし合わせ、通う時間を検討できる。

場所は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分だ。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングがある。ヨガだけでも25種類以上のレッスンを扱っている。

通う場所を考える際は、時間と所在地に加え、選べるレッスンの内容も見ておきたい。ホットヨガと常温のヨガの両方を扱うスタジオとして、日常の予定と種目を照らし合わせる材料になる。店舗の案内を確認し、自分が参加できる条件から予定を組み立てる。

料金を確認したい場合は料金案内、スタジオについては店舗トップを参照できる。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。体験の予約から申し込める。妊娠中は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

参考文献

[2] Validation of preferred salt concentration in soup based on a randomized blinded experiment in multiple regions in Japan-influence of umami (L-glutamate) on saltiness and palatability of low-salt solutions — Hayabuchi H, Morita R, Ohta M, Nanri A, Matsumoto H, Fujitani S, Yoshida S, Ito , 2020, Hypertension research : official journal of the Japanese Society of Hypertension. DOI: 10.1038/s41440-020-0397-1

[4] Postprandial effects of a high salt meal on serum sodium, arterial stiffness, markers of nitric oxide production and markers of endothelial function — Dickinson KM, Clifton PM, Burrell LM, Barrett PH, Keogh JB., 2014, Atherosclerosis. DOI: 10.1016/j.atherosclerosis.2013.10.032

[5] Memory processes in the development of reduced-salt foods — Herbert V, Bertenshaw EJ, Zandstra EH, Brunstrom JM., 2014, Appetite. DOI: 10.1016/j.appet.2014.08.019

[9] Effect of sodium in a rehydration beverage when consumed as a fluid or meal — Ray ML, Bryan MW, Ruden TM, Baier SM, Sharp RL, King DS., 1998, Journal of applied physiology (Bethesda, Md. : 1985). DOI: 10.1152/jappl.1998.85.4.1329

[16] Effect of different salt additions on the taste and flavor-related compounds in chicken soup — Jia R, Yin X, Yang Y, Liao G, Gu D, Pu Y, Wang G., 2024, Frontiers in nutrition. DOI: 10.3389/fnut.2024.1368789

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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