HIIT後の筋肉の疲れは電気刺激で分かる?脳の指令と脚の反応を分けて読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

自転車では翌日も力の低下が残る例がある

別の実験では、日頃から運動をしている男性8人が、自転車のスプリントを5回ずつ5セット行った。脚を圧迫する事前処置と、比較用の弱い圧迫を加える条件を比べ、運動直後、1時間後、24時間後の筋力や神経筋機能を測っている。この比較では、事前処置による運動成績や神経筋機能への影響は認められなかった。運動習慣のある男性の結果を18〜39歳の女性にそのまま当てはめるには、性別や運動経験の違いを確かめる必要がある。[6]

一方、運動そのものの後には変化があった。最大筋力と筋肉の収縮能力は、直後と1時間後に大きく低下し、その低下は最大で50%に達した。24時間後にも最大筋力は運動前より8.7%低かった。随意的な筋活動の程度と、力の立ち上がりの速さは変わらなかった。[6]

大事なのは、50%という大きな数字だけを持ち帰らないことだ。これは特定の運動習慣を持つ少人数の男性が、特定の反復運動をしたときの結果である。立川で初めてHIITに参加する女性の筋力が必ず半分になる、という予告ではない。同じ日に筋トレをすると必ず失敗するという結果でもない。[6]

反復走では30分で測定値が運動前に近づき、この自転車実験では24時間後にも最大筋力の低下が残った。両者を並べて「走るほうが回復が速い」と順位を付けることもできない。参加者、運動の組み方、測った筋肉が異なる別の実験だからである。回復時間はHIITという名前だけでは決まらない、と受け止めるのが妥当だ。[6][8]

また、随意的な筋活動が変わらない結果を「神経には何も起こっていない」と言い換えることもできない。自転車の研究では、脊髄の反射経路の指標にも変化が観察されている。最大筋力を出す際の活動指標と、反射経路の反応は異なる測定であり、神経系全体を単独の値で代表させることはできない。[6]

筋トレを同じ日に行うか迷う場面では、先に行った運動の名前より、次に求める力が戻っているかという視点が役立つ。ここでの研究は最適な種目順を決めた試験ではないが、運動後には意欲を保っていても筋肉側の収縮能力が落ちる場合がある。予定をこなせる気持ちと、脚が同じ力を出せる状態を分けて考える理由になる。[6]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

刺激を使う検査と、刺激を加える回復法は別である

電気刺激には、筋肉の状態を測る使い方だけでなく、休息中の介入として加える使い方もある。健康な若者16人(うち男性10人)を対象とした実験では、15秒の最大スプリントを4回行い、その間に5分の軽い自転車運動を挟んだ。その軽い運動に神経筋電気刺激を組み合わせる条件と、組み合わせない条件を比較している。男女を合わせた結果であり、18〜39歳の女性だけでも同じ反応になるかは、この比較からは決められない。[3]

刺激を加えた条件では血中乳酸濃度が高く、運動後の膝を伸ばす最大随意収縮の力も、刺激なしの条件より低かった。しかし、スプリント中の平均出力に条件間の差はなく、末梢の筋疲労も同程度だった。「刺激を足した」という事実だけで、回復が進んだとも、運動成績が悪化したともまとめられない結果である。[3]

この結果は、乳酸、最大随意筋力、刺激でみる末梢性疲労、スプリントの出力が、常に一緒に増減するわけではないことを示す。どの指標を見たかで話が変わる。乳酸が高いから疲労の全部が悪化した、出力が保てたから筋力も完全に戻った、と短絡しないための具体例になる。[3]

感覚と成績のずれは、電気刺激以外の試験でも見られる。全国レベルの男性バドミントン選手26人の無作為化クロスオーバー試験では、セット間に脚の血流を制限する条件で、不快感やきつさが強くなる場面があった。一方、反復スプリントの平均出力と最大出力には条件差がなかった。男性競技者の結果なので、18〜39歳の女性に同じ負荷や反応をそのまま当てはめることはできない。[17]

その試験では、運動後のジャンプの高さは血流制限条件で有意に低下したが、比較条件では有意な低下にならなかった。ただし、それだけで両条件の低下量に差があると断定することはできない。研究者は神経筋疲労の可能性に触れている。ここでも、運動中の出力が保てることと、運動後の別の動作が保てることを分けている。[17]

こうした特殊な介入を日常の回復法としてまねる必要はない。読み取るべき点は、検査の刺激、休息への刺激の追加、血流への介入が、別々の目的と条件を持つということだ。電気刺激という共通語だけで研究をひとまとめにすると、測定法の話がいつのまにか回復法の宣伝へ変わってしまう。[3][6]

もうひとつ、休息中の介入を読むときには比較相手を見る必要がある。電気刺激を追加した若者の研究で比べたのは、完全に休んだ場合と刺激だけを受けた場合ではない。軽い自転車運動を共通して行い、そこに刺激を足すかどうかを比べている。この比較から、軽い運動そのものが安静より優れるかまで結論を広げることはできない。[3]

血流制限の試験も、普段の生活を送る人全体の検証ではなく、競技水準の高い男性選手を対象にしたものである。訓練された選手が反復スプリントの出力を維持できた事実を、運動に慣れていない人にも同じ負荷が適する根拠にしない。対象者の条件は、結果に添えられた飾りではなく、その結果を使える範囲を決める情報だ。[17]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「中枢性なら気持ちの問題である」という理解は正しくない。中枢性疲労は筋肉への運動の働きかけの減少を指し、末梢性疲労とは測定上区別される。主観的なきつさには心理的要因も関わるが、それを理由に測定された力の低下を本人の性格や意欲へ還元することはできない。研究の分類に人格評価を混ぜないことだ。[1]

「電気刺激で反応すれば疲れていない」という見方も違う。刺激で筋肉が動くかどうかだけでなく、引き出される力や反応の変化を運動前と比べるから、筋肉側の疲労を検討できる。反復走の実験では刺激への反応が測れたうえで、その最大の力が低下した。動くことと、同じ能力で動くことには距離がある。[8]

「筋肉痛がなければ、その日の筋トレは普段どおりでよい」とも決められない。ここで扱う筋力検査は、痛みを採点する検査ではない。自転車の実験では最大筋力が翌日も低く、反復走では短時間で測定値が戻った。痛みの有無を、この異なる回復経過の代わりに使うことは避けたい。筋肉痛という検索語と、研究で測った筋疲労は重ねすぎないほうがよい。[6][8]

今日からできること

  • 運動記録は「脚が重い」だけで終えず、きつさと、動作や出力の変化を分けて書く。反復走では走行時間が17%延び、筋力とは別の成績として測られている。この区別を観察の手がかりにする。[1][8]
  • 筋トレを同じ日に予定するときは、直前の反復運動を伝え、普段の動作を保てるかを確認する。男性8人の自転車実験では、随意的な筋活動が変わらなくても筋力が低下した。やる気だけを判断材料にしない。[6]
  • 回復の記録には測った時刻も添える。30分で運動前に近づく反復走の結果と、24時間後も低下が残る自転車の結果を、全員共通の待ち時間にせず、経過を見る視点として使う。[6][8]
  • 研究や機器の説明を読むときは、電気刺激を「測定」に使ったのか、「回復への介入」に使ったのかを確かめる。若者16人の比較でも、刺激の追加がスプリント出力の改善につながったわけではない。[3]
  • 疲労の数値を比べる前に、対象筋、運動回数、測定時点を確認する。男性17人の研究では刺激の強さでも筋肉の変位や収縮時間が変わった。表示された数字だけで自分の脚の状態を決めない。[4]
yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店で、続ける時間を選ぶ

HIITの後に何を重ねるかを考えるなら、通う予定にも運動を選ぶ余地を持たせたい。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある溶岩ホットヨガスタジオだ。営業時間は全曜日8:00〜23:30で、年中無休である。仕事帰りや休日など、自分の予定に重ねて通い方を検討できる。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、HIIT、パーソナルトレーニングがある。ヨガだけで25種類以上のレッスンを用意している。通う場所を決める際は、種目と営業時間を合わせて確認したい。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。種目や通い方は店舗トップと料金で確認できる。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。体験予約の前に、まずは続けたい運動と通える時間を照らし合わせたい。

参考文献

[1] Interactive processes link the multiple symptoms of fatigue in sport competition — Knicker AJ, Renshaw I, Oldham AR, Cairns SP., 2011, Sports medicine (Auckland, N.Z.). DOI: 10.2165/11586070-000000000-00000

[3] Effect of subtetanic neuromuscular electrical stimulation on sprint interval exercise — Takeda R, Nojima H, Nishikawa T, Watanabe K., 2025, International journal of sports medicine. DOI: 10.1055/a-2450-9051

[4] Muscle Contractile Properties Measured at Submaximal Electrical Amplitudes and Not at Supramaximal Amplitudes Are Associated with Repeated Sprint Performance and Fatigue Markers — Muñoz-López A, de Hoyo M, Sañudo B., 2021, International journal of environmental research and public health. DOI: 10.3390/ijerph182111689

[6] Changes in the quadriceps spinal reflex pathway after repeated sprint cycling are not influenced by ischemic preconditioning — Marshall PW, Rasmussen SB, Krogh M, Halley S, Siegler JC., 2020, European journal of applied physiology. DOI: 10.1007/s00421-020-04359-9

[8] Neural and muscular adjustments following repeated running sprints — Perrey S, Racinais S, Saimouaa K, Girard O., 2010, European journal of applied physiology. DOI: 10.1007/s00421-010-1445-3

[17] Inter-Set Blood-Flow Restriction Increases Peripheral Physiological Stress While Preserving Repeated-Sprint Mechanical Output in Trained Athletes — Zheng T, Jiang L, Chen Y, Bao D, Girard O., 2026, European journal of sport science. DOI: 10.1002/ejsc.70218

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

1

2


Warning: Attempt to read property "show_author" on false in /home/c1531448/public_html/ontheshore.jp/wp-content/themes/heal_tcd077/single.php on line 165

関連記事

ご体験予約