腕立てで腹筋はつく?計算しながら支える姿勢と続けられる時間を分けて読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

姿勢と答えを、同じものさしに載せない

歩きながら話す実験では、女性7人を含む健康な若い成人15人が、地面の高さと高所を模した仮想環境を歩いた。話さない条件と、その場で話を組み立てる条件があった。歩く速さや歩幅などに加え、発話の間の沈黙も調べている。動く側の変化だけで、同時作業の全体を判断しない設計である。18〜39歳の女性の腕立てへ直接移す結果ではなく、記録の分け方として参照したい。[7]

仮想の高さによる脅威と話す課題の追加は、ともに歩き方を変えた。ただし、組み合わせると互いの影響がさらに強まるという相互作用は支持されなかった。高い場所を模した環境では不安と精神的努力が増し、自信が低下したが、そのことを「同時課題は必ず悪影響を増幅する」という法則に広げることはできない。[7]

話の沈黙は歩行中に平均して長くなったが、高さによる効果はみられなかった。歩行を保つ代わりに話す側で時間を使う、という可能性も考えながら結果を見る必要がある。見た目の運動だけを追うと、もう片方の課題の変化を取り落とす。この点は、腕立てで計算できたかを考えるときにも使える視点だ。[7]

ただし使えるのは評価の考え方であって、高所歩行の結果そのものではない。床に手をつく練習に、仮想の高所で歩いたときの不安や歩幅の変化を移し替えることはできない。家庭で計算を足して姿勢が変わったとしても、その原因をこの歩行研究だけで特定しない。自分の観察は自分の観察として残す。[7]

記録の例としては、動作を終えるまでの回数、姿勢について気付いたこと、計算を続けたか、答えを確かめたかを分ける方法がある。これは研究で有効性が確かめられた訓練メニューではなく、比較したい内容を混ぜないための整理案だ。体を動かした結果と、頭の課題の結果を分けるという点で、歩行と発話を別々に測る設計にならっている。[7]

もうひとつ、予想と実測も分けたい。競技スポーツに参加していない学生31人(女性23人、平均23.5歳)を調べた研究では、プランクなどの運動を行う前に自分の成績を予想させた。参加者は全体として成績を低く見積もる傾向があり、身体に関する自己効力感は、予想の正確さと関連していた。若い女性を多く含むものの、18〜39歳の女性全体への当てはまりは、この学生集団の結果と分けて考えたい。自己効力感とは、ここでは自分が身体的な課題を遂行できるという見込みのことである。[13]

一方、その自己効力感は、客観的な運動成績そのものとは関連していなかった。自信がある人ほど実力が高い、と読み替えることはできない。運動の予想が当たりやすいことと、運動の成績が高いことも別なのだ。計算しながらできそうだという見込みも、実際の姿勢や答えの正確さを代わりに保証しない。[13]

この研究は関連を調べたもので、自信を高めれば予想が正確になると証明した試験ではない。だから自分の記録に予想を書き添えるとしても、目的は気合を入れることではなく、予想と結果のずれを見えるようにすることだ。「今日はできない気がする」という気分と、実際にできたことを同じ一文で片付けずに済む。[13]

立川駅から帰り、床にマットを広げた夜に、仕事で使った頭がまだ忙しいこともある。その日に別の課題まで足すかは、自分が確かめたい問いに合わせればよい。姿勢を見たいなら姿勢の記録、計算との両立を見たいなら計算の記録も必要になる。研究が別々に測ったものを、自宅だけ一括で「調子」と呼ばない工夫である。[3][5][7]

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よくある誤解

「計算しながらできれば、腹筋がよく鍛えられた」は、運動成績と筋肉の変化を取り違えている。認知課題を組み込んだ練習の試験が示したのは、動的な運動成績の改善と、静的な運動では対照群との差がなかったことだ。腹筋の量が増えたという結果としては扱えない。難しい暗算を足したという理由だけで、筋肉への効果を上乗せしない。[3]

また、運動の後に認知課題を置く練習と、運動中に計算する練習も違う。前者の試験を読んで後者の方法が検証済みだと思うと、課題の順番という肝心な条件を落としてしまう。同じ腕立てという名前が登場していても、頭の課題を行う時点を区別する必要がある。種目名だけでなく、何の前に何を行ったかを確認したい。[3]

「つらさを忘れれば、もっと耐えられる」という理解にも留保が要る。逆向きに数える群と身体感覚に注意を向ける群を比べた試験では、苦痛への耐性と運動のきつさに群間差がなかった。身体感覚に注意を向けた群でプランクの苦痛が低かった点も含め、気を逸らすほうが一律に有利だという説明は支持されない。[5]

「姿勢が変わらなければ、同時課題も問題なくできている」という見方では、頭の課題の成績が抜ける。歩きながら話す研究が発話中の沈黙まで測ったように、運動とは別に見るべき変化がある。暗算なら答えを確かめずに成功と呼ばない。時計が止まらなかったことと、計算が止まらなかったことを分けておく。[7]

同じ理由で、計算の答えが合っていたことだけから姿勢を評価するのも無理がある。研究で使った指標を越えて結論を広げない姿勢は、自分の練習にもそのまま役立つ。「頭の体操にもなった気がする」という感想を否定する必要はないが、それを腹筋の強さの数値に換算することはできない。[3][7]

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

今日からできること

  • 練習の目的を「運動だけの成績を見る」「頭の課題との両立を見る」に分けて記録する。週3回・4週間の試験でも、動的な運動と静的な運動の結果は異なった。同じ成果として足し合わせない。[3]
  • 研究の方法をまねる前に、認知課題を入れた時点を確かめる。3分間の課題を運動の後などに置いた試験は、腕立て中の暗算の処方ではない。自宅の記録でも運動中か運動の前後かを書き分ける。[3]
  • 苦痛の感想と持続の記録を別々に残す。55人の試験では、注意の向け方によってプランクの苦痛の強さに差があっても、苦痛への耐性には差がなかった。楽だったという言葉だけで記録を終えない。[5]
  • 両立を観察するなら、計算を終えたか、答えを確かめたかも残す。15人の歩行実験で運動と発話を別々に測った考え方を、記録の整理に使う。計算を追加すること自体を練習の必須条件にはしない。[7]
  • できそうだと思った内容と実際の結果を並べる。学生31人の研究では予想の正確さと自己効力感が関連したが、自己効力感と客観的成績には関連がなかった。自信だけでその日の実力を決めない。[13]

記録をそろえるとは、毎日最高記録を狙うことではない。何を行い、何を確かめたかを後から区別できる状態にすることだ。認知課題を足す試験では、成績、主観的なきつさ、精神的疲労が分けて評価された。自分の練習でも、回数だけが増えた日と感想だけが変わった日を区別できれば、比較の意味が明確になる。[3]

姿勢に不安があるなら、その不安を計算の難しさで試そうとする必要はない。この記事の研究結果から、暗算を追加して姿勢を判定する合格基準は作れない。運動中に別の課題ができるかを遊びとして試すことと、それで身体の状態を判定することの間に線を引く。苦痛の感じ方や予想の正確さを測る研究も、それぞれの問いに対応した結果として受け取るのがよい。[5][13]

オンザショア立川店で、練習の時間を予定に置く

何を確かめる練習かを決めたら、続ける時間と場所も選びたい。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある溶岩ホットヨガスタジオだ。営業時間は8:00〜23:30、年中無休で全曜日同じである。通う時間を生活の予定に組み込む際には、場所と営業時間を具体的に照らし合わせられる。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングがある。ヨガだけで25種類以上のレッスンを用意している。運動と認知課題を組み合わせた研究の結果を、当店のレッスンの効果に置き換えるものではなく、運動を続ける場所として検討するための選択肢だ。

参加条件も先に確認したい。妊娠中は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。料金と店舗の案内で条件を照らし合わせ、続ける時間を確保できそうなら体験予約へ進める。

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

参考文献

[3] Brain Endurance Training Improves Dynamic Calisthenic Exercise and Benefits Novel Exercise and Cognitive Performance: Evidence of Performance Enhancement and Near Transfer of Training — Dallaway N, Mortimer H, Gore A, Ring C., 2024, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0000000000004857

[5] Mindful Attention and Pain Appraisal During Isometric Exercise — Thompson SA, Ullrich-French S, Cox AE., 2026, Behavioral sciences (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/bs16050709

[7] Walking (and talking) the plank: dual-task performance costs in a virtual balance-threatening environment — Raffegeau TE, Brinkerhoff SA, Clark M, McBride AD, Mark Williams A, Fino PC, Faw, 2024, Experimental brain research. DOI: 10.1007/s00221-024-06807-w

[13] How long can you hold on? Physical self-efficacy predicts performance estimation accuracy independent of leisure-time physical activity — Meixner F, Wölfle S, Hawat N., 2025, Frontiers in psychology. DOI: 10.3389/fpsyg.2025.1545582

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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