
ふすま入りや配合の違う麺まで同じか
「ダイエット に いい 麺 は」と探して、ふすま入りのパスタを選ぶ人もいるだろう。しかし、通常の乾燥パスタと、原料を置き換えたパスタとでは、水との関係を別に見る必要がある。ふすまを加えた食品実験では、吸水量と調理損失が増え、その程度はふすまの種類と添加量によって違った。[8]
この研究では、小麦、米、大麦、オーツのふすまをデュラム小麦のセモリナに加えている。添加割合は0〜25%で、25%添加ではゆで湯へ溶け出した固形分が最も多かった。でんぷんが完全に糊化するまでの調理時間も短くなった。原料を変えると、単に栄養表示だけでなく調理時のふるまいも動いたのである。[8]
一方、アーティチョークの根由来のイヌリンをセモリナの代わりに加えた生パスタの研究では、膨張の指標が低下し、調理時間は長くなった。置換割合は5、10、15%で、調理損失は2.37〜3.62%だった。ふすま入りの結果と並べると、食物繊維に関わる材料だから同じ方向へ変わる、とも言えない。[20]
イヌリン入り生パスタの調理損失には、イヌリンがゆで湯へ流出することが主に関わっていた。調理後の麺は対照より硬くなったが、官能評価では、とくに5、10%置換で好ましさが損なわれなかった。硬さが増えることと、おいしくなくなることも同じではない。[20]
果物の加工副産物を使ったパスタの製品実験でも、別の組み合わせが見える。梨、デーツ、りんご由来の材料を加えると、全体として吸水や膨張、調理損失が増え、最適な調理時間は短くなる傾向だった。内部を観察すると、たんぱく質の構造の乱れも確認されている。[5]
果物の加工副産物を加えた実験の置換量は、小麦粉100 g当たり0、2.5、5、7、10 gだった。添加量を増やすと、とくに食感と内部構造が変化した。水量を変える実験とは異なり、麺を作る材料そのものを動かしている。ここを省いて「パスタの研究では」とだけ紹介すると、台所で変えるべき条件を取り違えてしまう。[5]
研究では保存による変化も調べられ、30日後に物性の変化が観察された。一方、ふすま入りパスタの研究では保存中の調理品質がおおむね一定だった。これも、材料と製品の条件を残して読むべき例である。今日の吸水が昨日と違うと感じたら、湯量に加えて材料や保存条件も比較の対象になる。[5][8]
イヌリン入り生パスタでも、調理前と調理後の内部構造や硬さ、官能評価が並べて検討されている。材料を加えた麺を選ぶ際には、栄養に関わる成分が増えたという話と、扱いやすくゆで上がるという話を別々に確かめたい。膨張の低下、調理時間の延長、好ましさの維持という結果を、別々の項目として読む必要がある。[20]
これらは同じ食品を同じ手順で直接比べた研究ではないため、材料同士の優劣を決める表にはできない。比較から学べるのは、配合、乾燥か生か、測る指標を残したまま読むことだ。湯を減らすときに、原料まで同時に替えると、仕上がりの違いの理由がほどけなくなる。[5][7][8][20]
疑問の続きは、体で確かめるのがいちばん早い。
ゆで湯に出た成分の中身を分けて考える
鍋の水が白くなると、「糖質がたくさん抜けた」と感じるかもしれない。だが、調理損失という数値だけで、流出したものの中身をすべて決めることはできない。イヌリン入り生パスタではイヌリンの流出が調理損失に関わった。ふすま入りでは添加の量や種類によって損失が変わった。[8][20]
乾燥パスタの水量実験で、湯を減らしても調理損失がほぼ一定だった点は、ここでも役に立つ。湯の見た目が気になっても、この実験では麺から失われた成分の量はほぼ変わらなかった。鍋の中の印象と、食品を測定して得た値をいったん分けると、湯量を痩せる工夫に結び付ける飛躍を避けやすい。[7]
調理損失は、多ければよいという目標でもない。食品研究では、吸水、食感、膨張などと一緒に調理品質の項目として評価される。果物の加工副産物を加えたパスタでも、成分の流出と同時に、硬さや伸びやすさ、全体の受け入れられ方が調べられている。単独の値では一皿の評価にならない。[5]
イヌリン入り生パスタには、予測される血糖応答に関わる指標や、でんぷんの加水分解を調べた結果もある。しかし、それは原料の置換を行った製品の結果だ。普通の乾燥パスタの湯を減らす操作と同じではない。配合で変わったことを、ゆで湯の少なさの手柄にしないようにしたい。[20]
夕食の皿を見直すときは、使った乾麺、調理の水、皿へ盛ったものを別の情報として扱うとよい。どれも台所の出来事だが、研究で動かしている条件は異なる。湯を捨てたかどうかだけで、麺の栄養や食後の反応まで判断する材料にはならない。[7][20]
同じ夕食をもう一度作る場面なら、まず「同じ乾麺で水だけを変えた比較」なのか、「違う配合の製品へ替えた比較」なのかを書き分ける。前者には水量実験が、後者には製品開発の実験が近い。研究を暮らしへ持ち帰るとき、結果の数字をそのまま写すより、何を変えて何を比べたかをそろえる方が使いやすい。[5][7][8][20]

よくある誤解
「湯は多いほど麺の芯まで変わる」という決め付けは、少なくとも水量を変えた乾燥パスタの実験には当てはまらなかった。吸水と糊化度はおおむね一定で、主要な硬さの測定にも有意差がなかった。湯の量を見ただけで仕上がりを決め付けるより、対象の麺と測定結果を確認したい。[7]
「少ない湯なら必ず同じように作れる」も行き過ぎである。中心の実験は特定の形状の乾燥パスタを対象にした。一方で、ふすまを加えたパスタやイヌリン入りの生パスタでは、吸水、膨張、調理時間の変化の方向がそろわない。麺という名前が共通でも、水に対する性質まで一括りにはできない。[7][8][20]
「ゆで湯が濃く見えれば、それだけ糖質が減った」という理解にも注意がいる。流出する成分は配合の影響を受け、イヌリンが損失の主な理由となった製品もある。さらに湯量を減らした乾燥パスタでは、調理損失はほぼ変わらなかった。色や濁りを、食べるエネルギーの測定器の代わりにはできない。[7][20]
「省エネルギーの調理ならダイエットにも有利」という連想も、研究の問いを越えている。この実験で明確に減ったのは電力消費や環境影響の指標である。調理の工夫としての価値はあるが、食べた人の減量効果という名前で紹介する必要はない。[7]
今日からできること
- まず袋の調理表示を確認し、乾麺の量と水量を一緒に記録する。比較の基準は、実験でも使われた乾麺に対する水の割合である。[7]
- 湯量を変えて試すときは同じ製品を使い、食感もメモする。実験の12〜2 L/kgという範囲を、別の麺への一律の推奨量にしない。[7]
- 食品実験で測った吸水、調理損失、硬さを別の欄で考える。鍋の水の減り方だけから、糊化や消化を推定しない。[7]
- ふすま入りや生パスタへ替えた日は、以前の製品とは別に記録を始める。ふすまの種類と添加量、イヌリンの置換によって調理特性は違う。[8][20]
- 電力を抑える工夫と、食べる量の判断を分ける。1.93から0.39 Wh/gへ減ったという結果は、麺を加熱する側の数字として読む。[7]

オンザショア立川店を生活の予定に組み込む
台所での工夫と同じように、運動も生活の予定に置ける場所を具体的に確かめたい。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分の溶岩ホットヨガスタジオである。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。営業時間は全曜日8:00〜23:30で、年中無休だ。
溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガやピラティス、パーソナルトレーニングがある。ヨガだけでも25種類以上のレッスンがあり、通う時間と受けたい内容を合わせて検討できる。麺の湯量を選ぶ話とは分けて、こちらは日々の予定に運動の時間を確保するための選択肢として考えたい。
妊娠中の方は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。通える時間と参加条件を先に確かめ、生活に組み込める内容を選びたい。
店舗案内と料金で内容を確認できる。ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。参加条件に合い、予定を確保できたら、体験の予約から日程を選べる。
参考文献
[5] Date, Apple, and Pear By-Products as Functional Ingredients in Pasta: Cooking Quality Attributes and Physicochemical, Rheological, and Sensorial Properties — Bchir B, Karoui R, Danthine S, Blecker C, Besbes S, Attia H., 2022, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods11101393
[7] Reducing the cooking water-to-dried pasta ratio and environmental impact of pasta cooking — Cimini A, Cibelli M, Moresi M., 2019, Journal of the science of food and agriculture. DOI: 10.1002/jsfa.9299
[8] Functional properties of pasta enriched with variable cereal brans — Kaur G, Sharma S, Nagi HP, Dar BN., 2012, Journal of food science and technology. DOI: 10.1007/s13197-011-0294-3
[20] Inulin from Globe Artichoke Roots: A Promising Ingredient for the Production of Functional Fresh Pasta — Difonzo G, de Gennaro G, Caponio GR, Vacca M, Dal Poggetto G, Allegretta I, Immirzi B, Pasqualone A., 2022, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods11193032
この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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