HIITのノルウェー式は4分間動く?短い全力運動と違うペースの考え方

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回復中まで競争すると、次の区間の条件が変わる

男性14人の実験では、運動の間に軽く動く「能動的回復」の強度も比べた。乳酸閾値の60〜70%の回復では血中乳酸が定常状態となり、ピークは6〜7ミリモル毎リットルだった。一方、80〜100%の回復では10〜13ミリモル毎リットルに蓄積した。運動部分が同じでも、間の負荷で反応が違っていた。[10]

この結果から見ると、回復区間を「まだ動けるから」と速めることは、運動の条件を変える行為になる。高強度部分に熱心でも、間をつなぐ動きまで同じ勢いにすれば、研究で完遂できた条件から離れる可能性がある。休み方は付け足しではなく、プログラムの中身である。[10]

ただし、動いて回復する方法が、いつでも低い強度ほどよいという結論でもなかった。同じ実験では、すべての高強度運動が終わった後は、乳酸閾値の80〜90%で動いた方が、60〜70%より血中乳酸の除去が90%速かった。運動の合間と、全体が終わった後とで、調べている目的が違う。[10]

ここで「乳酸が早く減れば翌日の筋肉痛も早く消える」と読み替えてはいけない。この比較で評価したのは、運動中の乳酸濃度や運動を続けられる時間、終了後の乳酸の除去である。翌日の痛みや暮らし全体の疲労と同じ結果として扱うことはできない。[10]

研究の中でも休憩の形式は統一されていない。サッカー選手の比較では動かずに休む区間を入れ、男性14人の実験では動きながら回復する負荷を操作した。だから、別々の研究から気に入った数字だけを集め、同じ運動としてつなぎ合わせるのは避けたい。[10][11]

動画を選ぶ際にも、運動する場面だけを見て決める必要はない。回復中は止まるのか、軽く動くのか、その指示が分かるかまで確認する。画面では地味な時間でも、そこを省くと運動の設計が変わる。長い区間を反復する方法では、次に動くための条件を残すことが大切だ。[10]

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持久力が伸びても、日々の消費量は別に見る

ノルウェーのパイロット研究は、構造化された運動習慣のなかった健康な男性30人、平均年齢39±6歳を対象にした。6週間後、最大酸素摂取量は4分を1回の群で7%、4回の群で9%増えた。中強度で47分運動した群では、この指標の変化はなかった。小規模な無作為化研究として、酸素摂取能力の改善を示した結果である。18〜39歳の女性の改善率を予測するには、対象が異なる点に注意が必要だ。[13]

だが、日々の総エネルギー消費量と活動によるエネルギー消費量は、高強度の両群では変化しなかった。中強度の群では、それぞれ14%、43%増えていた。高強度運動で持久力の指標が伸びたことと、生活全体で消費するエネルギーが増えたことは、この試験では重ならなかった。[13]

この違いは、運動を選ぶ目的に関わる。階段や歩行を含む暮らしの動きと、運動の時間に測る能力を、同じ成績表に載せる必要はない。仕事帰りに運動をした日も、普段の移動や家での過ごし方を別に振り返る。その見方は、運動を始めるときも日常活動を維持する重要性を挙げた研究の結論に沿っている。[13]

4回の群の9%と、1回の群の7%を並べて、「4回は必ず大きく優れる」とも決められない。それぞれの群で開始前からの変化を示した数字と、群同士の優劣の検証は違う。まして、女性が同じ期間取り組めば同じ割合で伸びるという予告にはならない。対象が健康な男性だったことは、結果のそばに置いておきたい。[13]

運動の手応えにも同じ整理が使える。参加者25人の比較試験では、心拍数や走行成績などの変化と、ピーク酸素摂取量の変化は相関しなかった。著者は、個人の酸素摂取能力の反応を知りたい場合に、酸素を直接測る評価を挙げている。腕時計の数値だけで、能力の伸びを細かく採点するのは難しい。[8]

一方、記録そのものをやめる必要もない。運動した日、実施した内容、予定をどこまで行えたかを書くことと、「酸素摂取能力が何%上がった」と判定することを分ければよい。研究の測定と日常のメモに、それぞれ違う役割を持たせる。体重の変化だけを判定基準にする必要もない。今回の男性の試験が示した改善は、まず持久力の指標だった。[8][13]

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よくある誤解

「苦しいほど正しいペース」という思い込みは、完遂の結果と合わない。男性14人の実験では、最大酸素摂取量の100%の条件は予定の半分にも満たない平均完遂率で、少し抑えた条件は最後まで続いた。途中で動けなくなることを、設定がうまくいった証拠にする必要はない。高強度であることと、予定を壊すほど上げることは分けて考える。[10]

心拍数が似た運動でも、楽しさの評価は異なった。若年サッカー選手16人が、走行の反復と少人数ゲームを別日に行った比較では、心拍数、自覚的なきつさ、乳酸の反応に有意差はなかった。しかし、楽しさの尺度はゲーム形式の方が高く、その差の効果量は5.35だった。18〜39歳の女性に同じ楽しさの差が生じるかは、この若年選手の比較からは決められない。生理的な負荷が似ていても、感じ方には差があった。[11]

この楽しさの結果を、運動習慣のない女性にそのまま当てはめることもできない。競技経験のある若年選手の単回の比較であり、長く通い続けた割合を調べた試験ではない。それでも、運動の選択肢を比較するときに、負荷の数値と楽しさを別々に聞く理由にはなる。時計だけに選ばせないということだ。[11]

「運動したら食欲で帳消しになるはず」という決めつけにも、反対の結果がある。冠動脈疾患のある93人を対象に、4分を4回の高強度運動と40分の中強度運動を比較した無作為化試験の二次評価では、4週間後と12か月後の摂取エネルギーに群間差はなく、期間を通じた変化もなかった。食行動や食品の好みなどにも群間差はなかった。冠動脈疾患の患者の結果であり、18〜39歳の健康な女性の食欲や摂取量にそのまま当てはめることはできない。[2]

ただし、これは心臓リハビリテーションの対象者の結果であり、誰も空腹を感じないという意味ではない。高強度群で消費量が自動的に増えなかった男性の研究と、食事の代償的な増加が見られなかった臨床研究は、別の問いを調べている。食べる量、生活の活動、酸素摂取能力を分けるほど、運動への期待は具体的になる。[2][13]

今日からできること

  • メニューの「4分」が、1回の区間なのか全体なのかを確かめる。4分を4回に休憩を挟み、25分で行った比較もある。名前だけで所要時間を決めない。[11]
  • 「90〜95%」とあれば、最大心拍数と最大酸素摂取量のどちらを基準にするか確認する。測定の基準を消して、自分の目標値にしない。[8][10][13]
  • 予定を完遂できない場合は、開始時の勢いと回復中の負荷を振り返る。男性14人の比較では、運動部分だけでなく回復部分の強度も反応を変えた。設定は指導者と相談する。[10]
  • 運動の記録と、普段の歩行や移動の記録を分けて残す。6週間の試験では、持久力の改善と日々の消費量の増加は一致しなかった。[13]
  • 楽しさも選択の材料にする。16人の選手の実験では、似た負荷でも形式によって楽しさが異なった。数値だけで自分に合う形式を決めない。[11]
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オンザショアで、運動を予定に入れる

反復する運動を暮らしに組み込むなら、通う場所と時間も選ぶ材料になる。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分。営業時間は8:00〜23:30で、全曜日同じ、年中無休である。東京都立川市曙町2-14-10、エトロワビル3Fにある。

当店にはHIIT、パーソナルトレーニングのほか、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、ピラティス、常温のヨガがある。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガもあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンを用意している。運動を予定に入れて続ける場所として、種目や通う時間を検討できる。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円。60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。

通い方の確認には料金ページ、スタジオについては店のトップがある。ヨガ体験の予約も、それぞれの予定に合わせて検討できる。

参考文献

  1. High intensity interval training does not result in short- or long-term dietary compensation in cardiac rehabilitation: Results from the FITR heart study — Taylor JL, Keating SE, Holland DJ, Finlayson G, King NA, Gomersall SR, Rowlands , 2021, Appetite. DOI: 10.1016/j.appet.2020.105021
  2. Do Surrogate Markers of Cardiorespiratory Fitness Predict Individual Changes in VO<sub>2peak</sub>? A Randomized Controlled Trial — Renwick JRM, Preobrazenski N, Giudice MD, Gurd BJ., 2024, International journal of exercise science. DOI: 10.70252/pvyg1833
  3. Intensity-dependence of exercise and active recovery in high-intensity interval training — Kemi OJ, Fowler E, Mcglynn K, Primrose D, Smirthwaite R, Wilson J., 2019, The Journal of sports medicine and physical fitness. DOI: 10.23736/s0022-4707.19.09521-5
  4. Small-Sided Games are More Enjoyable Than High-Intensity Interval Training of Similar Exercise Intensity in Soccer — Selmi O, Ouergui I, Levitt DE, Nikolaidis PT, Knechtle B, Bouassida A., 2020, Open access journal of sports medicine. DOI: 10.2147/oajsm.s244512
  5. Effect of Change in VO2max on Daily Total Energy Expenditure in a Cohort of Norwegian Men: A Randomized Pilot Study — Zisko N, Stensvold D, Hordnes-Slagsvold K, Rognmo Ø, Nauman J, Wisløff U, Karlse, 2015, The open cardiovascular medicine journal. DOI: 10.2174/1874192401509010050

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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