ソイプロテインは納豆の代わりになるか、菌が作るビタミンK2と粉末の違い

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人の試験は「指標が動く」の先まで分けて読む

同じ解析では、カルボキシル化オステオカルシンの標準化平均差は0.26、95%信頼区間0.08〜0.43で、低カルボキシル化オステオカルシンでは−0.50、95%信頼区間−0.74〜−0.26だった。血中MK-7が多いという結果に加え、その働きに関係する指標も別に評価している点が重要である。成分の濃度だけを測った話でも、骨密度だけを測った話でもない。指標ごとの証拠の確かさを添えて読む理由がここにある。[1]

骨の健康に関する話では、血液中の物質が変わったという結果が、すぐに骨が丈夫になったという説明に置き換わりやすい。しかし、納豆やMK-7の試験を読むと、測定項目によって結果が分かれている。納豆の成分を粉末にも期待してよいかという問いに答えるには、まず納豆側の効果を大きく言いすぎない必要がある。[5][7]

閉経後の健康なノルウェー女性334人を対象にした無作為化二重盲検プラセボ対照試験では、年齢は50〜60歳、閉経から1〜5年だった。介入群はMK-7を360マイクログラム含む納豆由来のカプセルを摂取し、対照群は見た目が同じプラセボを摂取した。期間は12か月である。閉経後の女性を調べた結果であり、18〜39歳の女性にそのまま当てはめて骨量への効果を判断することはできない。[5]

この試験では、介入群でカルボキシル化されたオステオカルシンが増え、低カルボキシル化オステオカルシンが減った。これらは骨の代謝に関わるたんぱく質の状態を区別した指標である。一方、股関節全体や大腿骨頸部、腰椎、全身の骨密度について、骨量の減少率に統計的な群間差は認められなかった。[5]

つまり、成分を摂取して血液の指標が反応することと、その期間に骨量の減少が抑えられることは一致しなかった。「指標が改善したから骨密度も改善した」という読み方は、この試験では否定される。ただし、この対象と期間での結果を、あらゆる年齢の人や、あらゆる摂取方法に広げることもできない。肯定にも否定にも、試験条件を添える必要がある。[5]

食卓の納豆を使った試験もある。閉経前の健康な女性73人を、摂取しない群、月に1回、週に1回、週に3回の群に分け、昼食で納豆を取る条件を1年間比較した無作為化試験である。超音波による骨の硬さの指標と、骨の代謝に関わる血液の指標を測定した。閉経前という区分だけで18〜39歳の女性全体への適用は決まらず、ここでも結果は測定項目別に読む。[7]

観察期間を通じて、骨の硬さの指標には統計的な差がなかった。一方、週に3回の群では、1年後の骨型アルカリホスファターゼが週に1回の群より高く、6か月時点の低カルボキシル化オステオカルシンは他の群より低かった。骨形成への寄与の可能性が示されたが、それをそのまま骨の硬さの改善と表現すると結果を取り違える。[7]

この頻度は試験の条件であって、全員の朝食の処方箋ではない。昼食での摂取を調べた試験から「朝でなければいけない」とは言えず、納豆の頻度別比較から粉末の必要量を導くこともできない。検索したのがソイプロテインの代用でも、見つかった数字がそのまま自分の飲み方の数字になるとは限らないのである。[7]

血中成分、骨代謝の指標、骨密度、超音波の指標は、それぞれ研究が見ている場所が違う。これらを区別すると、メタ分析で関連が認められたことと、個々の無作為化試験で骨の測定値に差が出なかったことを、無理にどちらかへ寄せずに読める。納豆の研究は期待の根拠にもなるが、同時に期待する範囲を区切る材料でもある。[1][5][7]

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よくある誤解

「同じ大豆なら、納豆とソイプロテインは栄養全体の代わりになる」。この判断では、菌による成分づくりが抜け落ちる。納豆の製造と品質を扱うレビューでは菌株や加工条件が重要とされ、人の発酵食品研究をまとめたレビューでも食品の構造やビタミンの形が利用され方に影響するとされている。共通の原料は比較の出発点にはなるが、成分の同一性の証明ではない。[3][4]

「大豆たんぱく質がMK-7を増やす実験があるから、飲んでも増える」。製造実験の結果を、人の摂取後の変化に読み替えている。加水分解した大豆たんぱく質を使った研究は、菌の生育やバイオフィルムを含む発酵系を調べたものだ。菌にとって優れた材料であることと、人が飲む製品に目的のビタミンがそろうことは、違う問いである。[17]

「ビタミンK2の指標が変われば、骨密度も必ずよくなる」。閉経後女性の試験では、血液の指標が変わっても骨量の減少率に差はなかった。閉経前女性の食品試験でも、骨代謝の一部の指標に変化があった一方、超音波の指標には有意な差が出なかった。骨に関係する数値を全部まとめて「骨が強くなった」と呼ぶことはできない。[5][7]

朝の忙しさから食品を替えたいという希望と、栄養を同じにしたいという希望は重なることもあるが、同じではない。前者なら準備の手間を比較すればよい。後者では、何を同じにしたいのかを明示して、その成分を確認する必要がある。研究の言葉を日常へ移す際に必要なのは、食品の優劣を急いで決めることより、比較する対象を取り違えないことだ。

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今日からできること

  • 朝食を替える前に、目的を「たんぱく質」「納豆由来のビタミンK2」などと書き分ける。MK-7はビタミンK2の一種として、原料名とは別に確認する成分である。[1][4]
  • 粉末の説明は、大豆という原料名だけで終わらせず、目的の成分が示されているかを見る。菌株、発酵の種類、食品の構造でビタミンの利用され方は変わるため、発酵の言葉だけで同等と判定しない。[3]
  • 「199.4%増」の数字を見たら、何が増えたかまで読む。これは製造実験でのMK-7収量であり、飲んだ人の血中濃度や骨密度の変化ではない。[17]
  • 納豆を食べる頻度を考える際、73人を1年比較した試験の週3回という条件を、誰にでも必要な回数とは扱わない。自分の食事記録には、食べた食品と頻度をそのまま残す。[7]
  • 骨の病気や治療に関する判断をしたい場合は医師に相談する。334人の試験では血液の指標の改善と骨量の減少率への効果が一致せず、食品や成分の説明だけで個別の治療は決められない。[5]

食事の記録に研究の数値を毎日書き込む必要はない。大切なのは、納豆を食べた事実と、粉末を選んだ事実を混ぜないことだ。納豆の研究結果を読んだときにも、その日の選択を正解か不正解かで判定せず、調べられた食品と自分が使った食品が一致しているかを確かめる。目的の成分まで同じと確認できないなら、同じと決めずに選ぶ。それが、この置き換えを考える際の現実的な着地点である。[3][4]

オンザショア立川店で、通う時間を生活に置く

食事を選ぶ時間とは別に、体を動かす予定も生活の中に置いておきたい。オンザショア立川店は、営業時間が8:00〜23:30で、全曜日同じ時間に営業している。年中無休で、JR立川駅北口から徒歩1分の場所にある。出勤前や帰宅途中など、自分の予定と照らし合わせて通う時間を考えられる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fである。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティス、パーソナルトレーニングもある。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIITも行っている。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。通う場所や内容は店のトップ、費用は料金、体験の予定は体験の予約で確認できる。

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

参考文献

[1] Habitual natto intake elevates serum MK-7 levels, enhances osteocalcin carboxylation, and supports bone density: a meta-analysis of Japanese evidence — Wen Z, Zhen M, Wang J, Agudamu A, Zhang Y., 2025, Frontiers in nutrition. DOI: 10.3389/fnut.2025.1713726

[3] Vitamins formed by microorganisms in fermented foods: effects on human vitamin status-a systematic narrative review — Keyvan E, Adesemoye E, Champomier-Vergès MC, Chanséaume-Bussiere E, Mardon J, Ni, 2025, Frontiers in nutrition. DOI: 10.3389/fnut.2025.1653666

[4] Nutritional Health Perspective of Natto: A Critical Review — Afzaal M, Saeed F, Islam F, Ateeq H, Asghar A, Shah YA, Ofoedu CE, Chacha JS., 2022, Biochemistry research international. DOI: 10.1155/2022/5863887

[5] Vitamin K2 supplementation does not influence bone loss in early menopausal women: a randomised double-blind placebo-controlled trial — Emaus N, Gjesdal CG, Almås B, Christensen M, Grimsgaard AS, Berntsen GK, Salomon, 2010, Osteoporosis international : a journal established as result of cooperation between the European Foundation for Osteoporosis and the National Osteoporosis Foundation of the USA. DOI: 10.1007/s00198-009-1126-4

[7] Promotion of bone formation by fermented soybean (Natto) intake in premenopausal women — Katsuyama H, Ideguchi S, Fukunaga M, Fukunaga T, Saijoh K, Sunami S., 2004, Journal of nutritional science and vitaminology. DOI: 10.3177/jnsv.50.114

[17] Soy protein hydrolysates induce menaquinone-7 biosynthesis by enhancing the biofilm formation of Bacillus subtilis natto — Yi Y, Chen M, Coldea TE, Yang H, Zhao H., 2024, Food microbiology. DOI: 10.1016/j.fm.2024.104599

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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