20代メンズのダイエットは細さだけが目標?筋肉への願いと食行動を読み解く

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動画の後の不満は、食事の不足を証明しない

食事を変えるきっかけが、空腹や運動の予定ではなく、動画を見た後の気分という場面も考えてみたい。男性282人をフィットネス、サプリメント、旅行の動画を見る条件へ無作為に割り付けたオンライン実験がある。無作為割り付けは、参加者自身の好みで見る条件が決まる影響を抑える方法だ。男性を対象とした実験で、18〜39歳の女性でも同じ反応になるかはこの結果から判断できない。[3]

視聴の前後で評価すると、理想化されたフィットネスやサプリメントの動画への接触は、旅行の動画に比べて食事・栄養への満足度を下げ、クレアチンを使う意向を高めた。また、フィットネス動画の条件はサプリメント動画の条件に比べ、運動への満足度が下がり、クレアチンを使う意向が高まった。[3]

ただし、ここで変化したのは満足度や使用の意向である。実際に購入・使用した人数や、長く続いた食行動の変化を意味する数字ではない。自分の食事に不満を感じたという心理的な結果と、栄養が実際に不足していたという身体的な評価も別だ。画面を閉じた直後の「何か足りない」は、食事の検査結果ではない。[3]

この実験では、見た目を他人と比べることが関係を媒介するという分析結果も得られた。媒介とは、動画内容と反応のつながりを説明する途中の要素として、比較が統計的に位置づけられたという意味だ。比較を避ける方法の予防効果は、この分析とは別の検証課題である。[3]

サプリメントを宣伝する動画だけに注意すれば済むという話でもない。筋肉を鍛える動画の条件でも食事や運動への評価が動いた点に、この実験の読みどころがある。運動の見本として見ていたつもりが、いつの間にか自分の体を採点する時間になっていないか。内容と見た後の反応を一緒に振り返る理由になる。[3]

たとえば夕食前、動画を見るまでは普段の食事でよいと思っていたのに、見終えた途端に献立を全面的に変えたくなる。そのときは、運動量や食事の事情が変わったのか、気持ちが変わったのかを分けて書いてみる。この記録法自体の効果を検証した研究ではないが、実験で測った満足度と意向を日常で区別するための工夫である。[3]

他人との比較そのものは既存記事「女性の筋トレで理想体型の写真を目標にする?他人との比較と自分の評価を読む」に譲る。ここで注目するのは、男性でも動画をきっかけに食事への満足や筋肉を増やすものへの関心が動き得ることだ。[3]

男性の食行動に合わせて、測り方の検証も続いている。米国の大学生2,189人を調べた研究では、筋肉志向の食行動を測る質問票の構造を、男女の競技者と非競技者で検討した。12項目版は多くの集団で15項目版より適合がよかったが、男性の非競技者では両者の適合に差は認められなかった。女性も含む大学生の尺度検証であり、18〜39歳の女性全体への適用には大学生以外での検証も必要になる。[7]

メキシコ市で検証された男性向けの質問票も、細さと筋肉の両方を扱う16項目からなる。対象は男子大学新入生で、18〜39歳の女性への適用はこの検証からは判断できない。別の食事制限尺度との相関は0.52、摂食の問題を測る質問票との相関は0.46だった。相関の数字は尺度同士の関係を示すもので、回答した人が病気である確率ではない。複数の物差しが関連することと、個人の診断が確定することを混ぜないようにしたい。[10]

この結果は、質問が多いほど必ず見つけやすいという話でも、短い質問票なら自己診断できるという話でもない。評価道具は、誰を対象に何を測るかに応じて確かめられる必要がある。筋肉への願いを相談する際には、体重の変化だけでなく、食事の決まりや運動との関係も伝えることが、男性の悩みを捉える評価の方向と合っている。[4][7]

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よくある誤解

「食べる量を増やしているなら、摂食の問題とは無関係」という理解は狭い。米国の縦断研究は、体重や筋肉を増やす目的で食べ方を変える行動も調査対象にしていた。ただし、その定義に入ったことと摂食障害の診断は同じではない。増やすこと自体を否定せず、どのような目的で、どんな負担を伴っているかを確かめる必要がある。[2][4]

「健康のためという動機なら、こだわりが強くても大丈夫」とも決められない。男子大学生の調査では、健康的な食事への制限的なこだわりと、筋肉志向の行動や運動への依存が関連していた。動機につけた名前だけで問題の有無を判定できないという示唆である。健康に関心を持つ人を一括りに問題視する結果ではない。[9]

「筋肉をつけたい人はみな危ない」という逆向きの決めつけも避けたい。男性の体の悩みに筋肉志向があることと、その願いを持つすべての人に障害があることは違う。質問票を用いた研究も、臨床面接を組み合わせた研究も、測る対象と判定方法を定めている。外見や筋トレの趣味だけで他人を診断する読み方にはつながらない。[4][7][14]

相談の場で「男性なのだから気にしすぎ」と片づけないことも大切だ。レビューは、少年や男性に合った懸念への対応が必要だと述べている。細くなることだけを想定した会話では、本人が体を大きくしたい理由や、そのために食事がつらくなっている事情が見えにくい。家族や友人が聞くなら、見た目の評価を返す前に、食事や運動で困っていることを聞く言葉を選びたい。[4]

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今日からできること

  • 目標を「減量」のひと言で終わらせず、細さを求める気持ちと筋肉を求める気持ちを別々に書く。570人を対象にした尺度研究でも、両者は別の要素として扱われた。自分を採点するためでなく、相談時に目標を説明するためのメモとする。[10]
  • 食事の記録に、量や内容を変えた目的を添える。7年追跡した研究が扱ったのは筋肉や体重を増やすための行動であり、食事変更という言葉だけでは中身が分からない。数字の正確さとは別に、「なぜ変えたか」を残す工夫だ。[2]
  • 動画を見た後に献立や購入予定を変えたくなったら、見た内容とその後の気持ちを分けて振り返る。282人の実験は満足度と使用意向の変化を示したが、変更が栄養上必要だったとは示していない。記録を埋めるために食事を抜く、食べられるものをさらに狭める、予定外の食事を避けるようになったら、記録は中断して困りごとを医師に相談する。これは診断基準や予防効果が検証された手順ではなく、提案した記録を続けるか判断するための目安だ。[3]
  • 食事の決まりや運動へのこだわりが苦痛になり、生活に支障があるなら、体重の数字だけでなく困っている場面を医師に伝える。男性の摂食の問題では筋肉に関する懸念も扱う必要があり、自己流の質問票判定だけで終えない。[4][7]

ここでのメモは、完璧な食事記録を増やす課題ではない。たとえば友人との夕食を楽しみたいのに献立への不安ばかり考えていたなら、その場面を言葉にすればよい。「もっと大きくなりたい」と「今の食べ方はつらい」は、同時に伝えてよい内容だ。筋肉を目指すことを認めてもらうために、苦痛まで我慢する必要はない。男性に固有の懸念を含めて評価するというレビューの視点は、その両方を相談に持ち込むために使える。[4]

また、食事や動画の記録を始めて負担が増すなら、その方法に固執する必要はない。食べた量や体重の数値をそろえることより、普段の食事や人と食べる予定を記録の都合で削らないことを優先する。ここで挙げた振り返りは、研究で有効性が確立した治療ではなく、研究が区別した目標や反応を自分の言葉にするための提案である。苦痛が強いときの判断は医師に委ねたい。[3][4]

オンザショア立川店で、通う条件を確かめる

筋肉や体重の目標だけで予定を埋めず、食事や友人との時間も収まる通い方を考えたい。オンザショア立川店はJR立川駅北口から徒歩1分、営業時間は8:00〜23:30で、年中無休である。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。続ける場所を考える際に、移動と営業時間を具体的に照らし合わせられる。

医師から運動を止められている方は利用できない。妊娠中の方は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。当店は溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングも扱っている。ヨガのレッスンは25種類以上ある。

レッスンの案内は店のトップ、費用は料金ページで確認できる。体験ヨガは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。予約ページで体験を申し込める。参加費と移動時間を生活の予定に照らして、続ける場所を考えたい。

目標に合う運動を探すときも、食事や休息の時間を含めた予定から選ぶ。体の見た目を採点する時間ばかり増やさず、通う準備や帰宅後の食事まで無理なく収まるかを確認したい。

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

参考文献

  1. Predictors of muscularity-oriented disordered eating behaviors in U.S. young adults: A prospective cohort study — Nagata JM, Murray SB, Bibbins-Domingo K, Garber AK, Mitchison D, Griffiths S., 2019, The International journal of eating disorders. DOI: 10.1002/eat.23094
  2. The impact of fitness and supplement TikTok content on body, nutrition and fitness satisfaction, and intentions to use muscle-building substances in young men — Beos N, Kemps E, Prichard I., 2026, Body image. DOI: 10.1016/j.bodyim.2026.102082
  3. Eating disorders in adolescent boys and young men: an update — Nagata JM, Ganson KT, Murray SB., 2020, Current opinion in pediatrics. DOI: 10.1097/mop.0000000000000911
  4. Evaluating the muscularity-oriented eating test: Factor structure and psychometric properties among university athletes and across sexes — Hanss K, Denning DM, Flatt RE, Sanzari CM, Murray SB, Lavender JM, Compte EJ, Bl, 2025, Eating behaviors. DOI: 10.1016/j.eatbeh.2025.102022
  5. Body image and body change behaviors associated with orthorexia symptoms in males — White M, Berry R, Rodgers RF., 2020, Body image. DOI: 10.1016/j.bodyim.2020.05.003
  6. Validation of a new screening questionnaire for disordered eating behaviors in men — Díaz de León Vázquez C, Lazarevich I, Unikel Santoncini C, Álvarez Díaz JA, Rive, 2022, Eating and weight disorders : EWD. DOI: 10.1007/s40519-022-01467-7
  7. A two-stage epidemiological study of eating disorders and muscle dysmorphia in male university students in Buenos Aires — Compte EJ, Sepulveda AR, Torrente F., 2015, The International journal of eating disorders. DOI: 10.1002/eat.22448

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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