
空気で加熱する研究も、パンの吸油率にはならない
空気噴流を併用したエアフライ調理の研究では、冷凍フライドポテトとくし形のじゃがいもを、従来の揚げ調理や対流式オーブン調理と比較した。温度、風速、トレーの位置、調理時間を変えて、油分、水分、色、食感などを評価した食品加工の実験である。18〜39歳の女性が食べた際の影響を直接調べた結果としては扱えない。[1]
最適化された条件で、通常の揚げ調理に対する吸油量の減少は、フライドポテトで36.2%、くし形のじゃがいもで38.8%だった。食感と官能面でも受け入れられる品質が保たれた。ただし、これは調理法の比較であり、同じ料理に入れた油を家庭で少し減らした場合の変化率ではない。[1]
さらに、風速や調理時間が増すと吸油量と脂質酸化の指標が増加していた。空気を使う方法でも、風速や時間を増すことと吸油量を減らすことは別である。装置の種類だけでなく、運転条件の組み合わせを調べたことに、この研究の意味がある。[1]
この結果をフレンチトーストへ持ち込むなら、「エアフライにすれば同じ割合で油が減る」とするのではなく、食品と条件をそろえて比較する必要がある、と受け取るのが妥当だ。じゃがいもで測られた変化を、卵液を含んだパンの数値として書き直すことはできない。[1]
朝食の比較でも、焼き方と材料の両方を同時に変えると、どちらに注目すべきか分からなくなる。パンの種類を替え、卵液を替え、油も替えた日に「今日は吸わなかった気がする」と感じても、それは料理全体の感想として残す。油だけを比べたい日には、材料と手順をなるべくそろえて記録する、という使い分けがよい。
加熱装置の研究を読む目的は、台所に同じ装置をそろえることでもない。研究者が、温度以外に風速や置き場所まで比較していることを知れば、ネット上の「この方法なら油が減る」という短い言葉を、そのまま保証として受け取らずに済む。食品の実験結果には、いつも対象と比較条件が付いている。[1]
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
油の量と、油が加熱で変わることを分ける
油を扱う話には、食品に残った量の話と、油の成分が加熱で変わる話がある。どちらも大切だが、同じ指標ではない。なたね油でフライドポテトを180℃で調理した研究は、脂肪酸やトコフェロールの分解と、その生成物が食品表面に付くことを調べている。対象は油とじゃがいもであり、18〜39歳の女性の健康への影響にそのまま当てはめることはできない。[9]
トコフェロールは油に含まれる成分で、この研究ではその酸化生成物が検討された。じゃがいもを加えた場合、油だけを加熱した場合と比べてトコフェロール分解の速度は1.3倍となった。食品を油へ入れる工程そのものも、油の成分変化を考えるうえで無視できない結果である。[9]
ただし、これは「フレンチトーストを朝に食べた人の健康リスクが何倍になった」という研究ではない。調理中の成分変化を測った食品化学の結果である。化学成分の倍率を、そのまま食べた人の病気の倍率に置き換えてはいけない。[9]
家庭の朝食では、「油を多く使ったか」と「どのように加熱したか」を別の問いとして扱うとよい。焼き油の使用量を記録したからといって、その油の化学的な状態まで測れたことにはならない。逆に、成分変化の研究を読んだからといって、自分の一皿の油の量が分かったわけでもない。
焼き色や香りのよさも、測定したい項目と分けて残したい。おいしそうに見えたという感想を捨てる必要はないが、それは吸油量の分析結果とは違う種類の情報である。朝食を楽しむことと、材料の使い方を確かめることは、同じノートに書ける。別々の欄にしておけばよい。
油の量の話から突然、特定の油なら安全だという順位表へ移る必要もない。紹介した成分研究で比較されているのは、定められた条件で起きた変化である。家庭の焼き油を選ぶ結論まで広げず、何が測定されたかに戻る。それが、食品の研究を怖い言葉だけで読むことを避ける方法になる。[9]

よくある誤解
「フレンチトーストはスポンジのようだから、加えた油を全部吸う」という説明は、材料として投入した量と、完成品に残る量を飛び越えている。じゃがいもの実験でも、油の含有量は水分や加熱方法によって変化した。パンについて一定の吸油率を決めるより、使った材料をまず区別して記録する方が誠実である。[11][13]
「焼き上がりが乾いていれば油も少ない」という見方も、そのままでは使えない。従来の揚げ調理では、水分低下とともに油含有量が急に増える領域があった。同じ水分に近づけても、マイクロ波を使う方法とは油含有量が異なったため、乾き具合だけを油の物差しにできない。[11]
「調理後に温めれば必ず油が落ちる」という受け取り方にも注意したい。揚げた後の60秒のマイクロ波加熱で油含有量が18〜23%減ったのは、フライドポテトで得られた実験結果だ。フレンチトーストを食べる前に温め直せば同率で減る、という意味ではない。[13]
こうした誤解に共通するのは、測定した食品と条件を省き、結果だけを持ち帰ることだ。食品実験の数字は、対象を添えると便利な知識になる。対象を外すと、朝のフライパンで再現できる保証のように見えてしまう。数字を覚えるなら、「じゃがいもの、どの調理法の比較か」まで一緒に覚えたい。[1][11][13]
今日からできること
- 卵液と焼き油を別の欄に記録する。吸油の比較実験でも水分と油分は別々に扱われており、出来上がりの重さだけで油分を判定しない。[11]
- 焼き油は、加える前の使用量を確認する。「使用量」という名前で残し、「吸収量」と書き替えない。調理条件で油含有量が変わる研究を、固定の吸油率として使わない。[11][13]
- 食感は「しっとり」「表面が硬い」などの言葉で残す。油分が変化した実験でも食感を別に評価しており、食感の印象と油量の判定を混ぜない。[1]
- 調理記事の減少率を見たら、食品名と比較対象も確認する。36.2%という値は、空気噴流を併用したフライドポテトと通常の揚げ調理との比較である。[1]
- 温め直しを油の帳消しに使わない。60秒で18〜23%という値は、揚げたじゃがいもの特定の実験結果として扱う。[13]
付け合わせを考えるときも、まず皿全体を言葉にしてみる。「フレンチトースト」とだけ書かず、添えたもの、かけたもの、飲んだものを一緒に記録する。これは栄養の点数を付けるためではなく、次に同じ朝食を用意するときに、何を食べたか思い出せるようにする工夫である。
運動へ出かける日なら、食事を終えた時刻と予定も同じ紙へ書ける。ただし、じゃがいもの加熱実験から、フレンチトーストを食べてよい運動前の間隔を計算することはできない。吸油の研究は調理の話として読み、運動の準備とは区別して使いたい。[1][11][13]
家族と取り分ける朝なら、全体に使った材料の記録と、自分の皿の記録も分けておける。フライパン全体へ加えた油を、そのまま自分が食べた量と呼ばないためだ。個々の切れへどれだけ残ったかまでは決めず、「全体に使用した量」として残す。このように、分かる範囲に名前を付けるだけで、数字を大きく見積もったり小さく見積もったりする前の整理になる。
付け合わせにも、吸油率の数字を借りて善悪を付ける必要はない。今日は何を添えたいか、支度に何を使ったかを考え、その結果を記録する。研究の変化率は食品加工を理解するために使い、自分の朝食を採点する係にはしない。
通学前の朝と、休日に立川へ向かう朝では、台所で使える時間も違う。毎回詳しい記録を完成させる必要はない。「油を途中で足した」「付け合わせを替えた」と書いておけば、後から違いをたどれる。自分の朝食に架空の吸油率を付けるより、実際に行った工程を残す方が、次の支度に使える。

オンザショア立川店へ向かう朝の予定を組む
朝食の支度と通う予定を同じ手帳に置くなら、まず通える時刻と場所を確かめたい。オンザショア立川店はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある。営業時間は8:00〜23:30で、全曜日同じ、年中無休である。朝の外出や仕事帰りの予定と照らし合わせ、通う時間を具体的に考えるための情報になる。
料金を確認したうえで、店のトップから内容を見られる。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガやピラティス、パーソナルトレーニングなどがあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンがある。続ける場所を考える際は、自分が選びたい内容も確かめたい。
ヨガの体験は税込1,980円で、60分レッスン、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。体験の予約から予定を組める。妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。
常温のクラスも含め、内容を選ぶための選択肢がある。女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIITも行っている。ヨガの体験に含まれるタオルとマットのレンタルは、持ち物を考える際の確認事項になる。朝から夜までの営業時間、駅からの距離、用意されるものを並べ、自分の生活の中で続ける場所として検討したい。
参考文献
[1] Air Jet Impingement-Assisted Air Frying of Potatoes: Oil Absorption, Lipid Oxidation and Acrylamide Formation for Improved Nutritional Quality — Can AT, Demirkan S, Altay Ö, Filiz Ö, Çavuşoğlu-Kaplan G, Kaymak-Ertekin F., 2026, Food science & nutrition. DOI: 10.1002/fsn3.72017
[9] Formation of oxidative and cytotoxic products of tocopherols and their adsorption onto the surface of French fries when fried with rapeseed oil — Kreps F, Krepsová Z, Dubaj T., 2025, Food chemistry. DOI: 10.1016/j.foodchem.2025.143701
[11] The Effect of Conventional and Microwave Frying on the Quality Characteristics of French Fries — Shah Y, Zhou X, Tang J, Takhar PS., 2025, Journal of food science. DOI: 10.1111/1750-3841.70441
[13] Microwave frying and post-frying of French fries — Zhou X, Zhang S, Tang Z, Tang J, Takhar PS., 2022, Food research international (Ottawa, Ont.). DOI: 10.1016/j.foodres.2022.111663
この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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