夜の運動へ向かうイヤホンの音量、街の騒音につられて上げる前に確かめたいこと

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

運動が始まった後の効果は、別の試験で見る

運動前の移動で聞き取りにくいからといって、音量を上げるほど運動がよくなるとは限らない。周囲の音を減らす機能と運動中の音楽体験を調べた無作為化比較試験では、対照群、音楽を聴く群、ノイズキャンセリングを使って音楽を聴く群を比べている。参加者は自分の意思で終了するまでトレッドミル運動を行った。[3]

試験では注意の向け先と、本人が感じるきつさを毎分測定した。対照群では音楽を聴く実験群より、体の内部の感覚などに関連する思考が多く、注意の向け先には群の主効果があった。効果量は偏η二乗で0.15だった。一方、ほかの従属変数には条件間の有意差がなかった。[3]

注意の向きが変わったことと、きつさを含むすべての結果が改善したことは同じではない。「周りが静かに感じる」「曲へ集中できる」という体験があっても、それだけで運動の成績まで上がったと判断しない。この試験は、注意に差があった結果と、それ以外に有意差がなかった結果を並べて読む必要がある。[3]

夜のレッスンへ向かう途中に気分を整えるため音楽を聴くことと、本番の運動能力を伸ばすために機能を選ぶことも分けたい。自分が音楽を使いたい理由を書き出すなら、「移動中に聴きたい」「運動中も聴きたい」で十分だ。その目的に対して、音量を上げることが必要なのかは改めて考えられる。[3][7]

音楽全般と運動の継続の関係は、既存の「音楽と運動の継続を科学する きつさ・運動量・始める気持ちはどこまで変わるか」に譲る。このページで扱うのは、運動へ向かう前後で、聞こえにくさをどのように音量操作へ結びつけているかという、もっと手元の問いである。

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機器を替えた日は、前の設定の意味も見直す

イヤホンやヘッドホンを替えた時、「いつも通りの聞こえ方」を何で判断するだろうか。正常聴力でありながら背景騒音の中で困難を感じる若年成人30人を対象にした反復測定実験では、スピーカー、耳に載せるヘッドホン、耳へ挿入するイヤホンを比較している。背景騒音で困難を感じる人を選んだ実験なので、18〜39歳の女性全体への適用は慎重に考えたい。[19]

測定したのは、最も快適な聴取レベルと、受け入れられる背景騒音のレベルである。研究では前者から後者を引いた差を、許容騒音レベルとして扱った。この差には機器の種類による有意差がなかったが、差を作るもとの聴取レベルと背景騒音レベルには機器間の有意差があった。[19]

差が同じなら、もとの値も同じだと思いやすい。しかしこの実験では、そこを区別している。「騒音の中でも同じ程度に聞ける気がする」という感覚だけで、別の機器で測った音のレベルまで同じだとは判断できない。研究者も、もとの測定値を研究間で比べる際には機器選択の影響に注意するよう述べている。[19]

この結果は、スマートフォンの音量表示と耳元の音圧の対応を直接比べた試験ではない。したがって、「表示が同じなら実際の強さも同じ」と証明する材料には使えない。逆に、機器を替えたら必ずどれだけ下げるべきかという数値にもできない。機器が変わった時には、以前の感覚をそのまま基準にせず確認し直す、という実用上の手がかりとして受け取りたい。[19]

夜の支度で忘れやすいのは、替えた道具そのものより、その道具を以前と同じつもりで使っていることだ。通勤用と運動用を使い分けるなら、どちらを使ったかを音量の記録にも添える。場所による変化と機器による違いを一緒にしてしまうと、何を見直すべきか分かりにくくなる。[15][19]

日常測定で使われたのは、参加者それぞれの普段の道具ではなく、そろえたイヤホンだった。音量は1秒ごとに記録され、周囲の音も同時に測られた。帰宅後に「今日は大きめだった気がする」と思い出す方法とは違う。環境と聴取音量を対応させるために、道具と測定時刻を整えた研究なのである。[15]

自分の記録では、同じ精度の測定を目指さなくてよい。ただし、端末の表示を見た記録と、研究で測った音圧の数字は区別する。表示が動かなかった日にも場所は変わり、道具を替えた日には比べる条件も変わる。研究の数字へ自分を合わせるより、何を同じ条件で比べているのかを確かめることが、日常の点検には役立つ。[15][19]

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よくある誤解

「騒がしい場所で選んだ音量なら、自分の耳に合っている」という理解は避けたい。若年成人の日常測定で分かったのは、騒がしい環境で平均聴取音量が高くなる傾向である。選びやすい音量が、聴覚への影響を避ける音量だと確かめた研究ではない。聴覚へのリスクと曝露を減らす対策は、別途レビューでも検討されている。[15][7]

「ノイズキャンセリングを使えば、運動中のきつさも必ず減る」という断定もできない。トレッドミルの無作為化比較試験では、注意の向きには群による差があったが、それ以外の測定結果には有意差がなかった。有意差がないことは、あらゆる状況で完全に同じだという証明でもない。少なくとも、機能を付ければ一律に運動が楽になるとは読めない結果だ。[3]

「静かな場所に入っても、さっきの設定ならよい」とも限らない。日常測定では環境によって平均聴取音量が異なり、聴力検査の技術的な論考でも環境音の変化を考慮する必要があるとされる。騒音が減った場所では、そこで改めて設定を見直す余地がある。音量ボタンは、上げる時だけの道具ではない。[15][20]

今日からできること

  • 音量を変えたら、その時にいた場所も覚えておく。5つの環境を比べた研究を参考に、自宅から目的地までのどこで変えたのかを振り返る。[15]
  • 静かな場所へ着いた時は、移動中の設定を見直す。図書館とニューエイジでは平均55.14 dB SPL、ジムとダンスでは74.85 dB SPLだった。場所と曲で選ぶ音量が変わった結果を、確認のきっかけにする。どちらも目標値にはしない。[15]
  • 機器を替えた日は、快適さと音の強さを同一視しない。30人の反復測定では、機器によってもとの聴取レベルに差があった。[19]
  • 騒音に対処する手段を、音量を上げる操作だけに絞らない。環境音が平均73.03 dB SPLだった食堂のように、周囲の音も聞き取りに影響する。騒がしい場所で聴き続ける必要があるかを考え、移動中は周囲の状況の確認も優先する。[15][7][20]
  • 運動中に使う機能は、求める結果を言葉にして選ぶ。注意の向きが変わることと、きつさなどが改善することは、運動試験でも分かれていた。[3]

実際の振り返りは、音量の数値を細かく集める作業にしなくてもよい。「駅前で上げた」「建物へ入ってから下げた」「今日は別のイヤホンだった」と短く残す。場所と機器を分ければ、聞き取りにくさに対していつも同じ操作をしていないかを点検できる。これは研究を再現する測定ではなく、研究で区別された要因を、自分の行動の確認に借りる方法だ。[15][19]

また、音量を下げた後にすぐ元へ戻したくなったら、その場所で聴き続ける必要があるかも考えたい。好きな曲を聴く時間と、目的地へ移動する時間を必ず重ねる必要はない。背景騒音への対処と曝露を減らすというレビューの視点から、再生をいったん止めることも、支度の選択肢として残しておける。[7]

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店へ、仕事帰りの予定をつなぐ

移動中に上げた音量を確かめ直す区切りとして、運動する建物への到着を使うと決めておく。夜の運動を続ける場所を選ぶ時には、移動の終点と利用できる時間も確認したい。オンザショア立川店はJR立川駅北口から徒歩1分、営業時間は8:00〜23:30で年中無休である。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。仕事帰りの予定に運動の場所を組み込む際には、こうした所在地と営業時間が確認の材料になる。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングがあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンがある。妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。店のトップも、通う予定を立てるための確認先である。

体験のヨガは税込1,980円で、60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。持参する物を考える時には、この内容も併せて確認できる。詳細は料金と体験の予約から確認できる。

参考文献

[3] Effects of noise-cancelling headphones on music experience during aerobic exercise — Kostrna JR, Bigliassi M., 2023, Journal of sports sciences. DOI: 10.1080/02640414.2023.2273087

[7] Reducing the risk of music-induced hearing loss from overuse of portable listening devices: understanding the problems and establishing strategies for improving awareness in adolescents — Portnuff CD., 2016, Adolescent health, medicine and therapeutics. DOI: 10.2147/ahmt.s74103

[9] Active noise reduction audiometry: a prospective analysis of a new approach to noise management in audiometric testing — Bromwich MA, Parsa V, Lanthier N, Yoo J, Parnes LS., 2008, The Laryngoscope. DOI: 10.1097/mlg.0b013e31815743ac

[15] Real-Time Synchronized Measurement of Preferred Listening Levels: Effects of Ambient Noise and Music Genre in Everyday Environments — Kim G, Han W., 2026, Noise & health. DOI: 10.4103/nah.nah_42_26

[19] The Impact of Transducer Selection on the Acceptable Noise Level — Gordon-Hickey S, Bryan MF, Davis S., 2022, Journal of the American Academy of Audiology. DOI: 10.1055/s-0041-1735254

[20] Boothless audiometry: Ambient noise considerations — Meinke DK, Martin WH., 2023, The Journal of the Acoustical Society of America. DOI: 10.1121/10.0016362

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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