ヨガの持ち物のリップは暑さも確認、柔らかさと唇への広がりを分けて考える

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

時間と力が変われば棒の応答も変わる

材料の性質を調べるレオロジーとは、力を加えたときの流れ方や変形の仕方を扱う分野である。市販口紅の材料研究では、押す、ずらす、繰り返し力を加えるといった方法で、弾性と粘弾性を調べた。粘弾性は、ばねのように戻る性質と、時間とともに変形する性質を併せ持つ応答を指す。[3]

この実験で大きな変形を加えると、口紅には変形に伴う硬化や、せん断で流れやすくなる非線形の性質が現れ、構造の崩れにつながった。圧縮では最終的に微小な亀裂も生じた。大きな変形を加えた材料試験の結果として、「力を強めても同じ比例関係で応じる材料」とは考えないほうがよい。[3]

また、約10秒を境に短い時間と長い時間の応答が分かれる緩和の領域が見つかった。これは塗る時間の推奨値ではなく、力への応答を理解するための材料特性だ。押した瞬間の感触と、力をかけ続けたときの振る舞いが違うことを、時間の軸から捉えている。[3]

夕方の鏡の前で先端を押しつけ、朝と同じ手応えを探す場面を想像したい。力を増やして感触をそろえるより、形と塗り広がりをいったん観察するほうが、実験の示す複雑さには合っている。棒が頼りなく見えるときほど、硬さを確かめるために曲げてみる必要はない。[3][6]

製造工程を調べた乳化型口紅の研究も、成分名だけでは性質を言い当てられないことを示す。乳化型とは、この研究では油の中に水の小滴を分散させたものだ。製造時の冷却や撹拌の条件によって水滴の大きさが変わり、ワックスの結晶と水滴がつながる構造では、より硬いネットワークが形成された。[7]

一方、できた構造を撹拌で壊すと、その硬さは低下した。どの成分が入っているかに加え、どう組み立てられたかが仕上がりに関係する。手元のリップを溶かして固め直すことを、元の製造工程の再現と見なさない理由にもなる。形が棒に戻ることと、元の構造の再現は別の問題なのである。[7]

この製造研究では、装置の撹拌速度を高め、出口温度を低くした条件で、より小さな水滴ができていた。また、結晶化が工程の途中と製造後の両方で起きる条件では、水滴の周りにできた小さな結晶が、連続したワックスの構造とつながると説明されている。水が加われば必ず柔らかくなる、という単純な予想では捉えにくい仕組みだ。[7]

ここで測った水滴や結晶は、ポーチを開いて肉眼で確認できるものではない。だからこそ、外から押してみた印象だけで配合や内部構造を当てようとするより、製品ごとの案内を扱いの基準にするほうがよい。材料試験は見えない構造の説明に役立つが、使用者に実験の再現を求めるものではない。[7]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

保存の研究は何が残るかまで測っている

形が変わる話とは別に、時間と保存条件で化学組成がどう変わるかを調べた研究もある。赤い口紅7種類を対象に、実験室内、日差しのある条件、光の届かない条件などを比べ、異なる分析法で口紅の痕跡を調べた法科学の実験である。[18]

この研究では、口紅の痕跡に、時間と保存条件に応じた化学組成の変化が観察された。特に、成分を分離して調べるガスクロマトグラフィーと質量分析を組み合わせた方法で、その変化が捉えられている。一方で、他の分析法では、さまざまな条件を経た後も多くの場合に口紅を識別できた。[18]

この両方を残して読む必要がある。識別できることは、変化がなかったことと同義ではない。また、組成に変化が見られたことを、そのまま手持ちの製品の有害性や使用期限の判定へ読み替えることもできない。研究の目的は、残された痕跡を調べ、法科学的な識別に役立つかを確かめることにある。[18]

ポーチの中の製品では、見た目、触れた感じ、保管の履歴がそれぞれ別の情報になる。見た目が同じなら何も変わらない、あるいは少し変わったらすべて危険、と結論を急がない。日差しと時間を変えて組成を調べる研究は、保管条件を無視しない理由になるが、家庭でできる安全性試験を与えるものではない。[18]

持ち物の相談では、何を買い足すかが話の中心になりやすい。けれど、すでに持っているリップについて、置いていた場所を振り返ることにも意味がある。新しい容器や特別な冷却用品を選ぶ前に、製品が案内する保管方法と、自分の移動予定を照らす。この順なら、実験の数字を過大に使わずに日常へつなげられる。[6][18]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「硬いリップなら暑さにも強い」は、異なる試験をひとまとめにしている。低分子のゲル化剤を比べた研究では、耐熱性に優れた処方と、対照より曲げにくい処方は一致しなかった。硬さを表示するなら、何を押し、どんな方向に力を加えた測定かまで知りたいところだ。[16]

「柔らかいほど、なめらかに薄く塗れる」とも限らない。油の分散剤を比べた実験では、硬さと弾性が高い口紅でも摩擦が低く、最も柔らかい口紅は移り量が多かった。すべり、移る量、仕上がりの色を別々に見るほうが、使い心地の違いを説明しやすい。[5]

「表面の油は、暑い場所に置いた証拠だ」という断定も避けたい。発汗にはワックスと油の相性、顔料、製造時の条件、成形後の経過が関係していた。使う人が見つけた変化を、原因まで見抜いたことにしない姿勢が必要だ。[8]

また、天然由来かどうかで一律に丈夫さを決めることもできない。植物性の代替ワックスと蜜ろうを比べた製剤研究では、熱的な特徴と針を押し込む測定の曲線が似ており、完成品でも全体として比較可能な性能が示された。特定の代替材料と配合で得られた結果であり、原料の由来全体への順位づけではない。[4]

今日からできること

  • 出発前に製品の保管表示を確認し、仕事からヨガへ向かう日なら、その間に置く場所も予定に含める。25°Cと45°Cで12週間という製剤試験の条件は、手元のリップの使用許可に置き換えない。[6]
  • 塗り直す前に、先端の形と表面の状態を見ておく。油の粒があっても、それだけで原因を暑さと決めず、普段と違う状態として製品の案内を確認する。[8]
  • 最初の接触で広がり方を確かめ、いつもの力や往復に固執しない。4週間の評価を含む油の比較研究では、硬さ、摩擦、移り量が別々に変わった。[5]
  • 曲げたり押し続けたりして丈夫さを試す代わりに、その場の使用をいったん見合わせる選択も残す。市販口紅3種類の材料試験では、大きな変形に伴う構造の崩れが観察されている。[3]
  • 自宅で加熱して元に戻す方法を、製造工程の実験から作らない。乳化型口紅では、冷却や撹拌の条件で内部構造と硬さが変わった。困ったときは製品の相談先に扱いを確かめる。[7]
yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店で通う予定を組み立てる

持ち物を準備する日は、通う時刻と行き帰りの予定も一緒に決めておきたい。オンザショア立川店は8:00〜23:30、年中無休で営業している。朝に動くか、仕事の後に立ち寄るか、自分の生活に組み込む時間を考える場所である。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分だ。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガやピラティスもある。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、続ける予定は種目と時間の両方から組み立てられる。

参加するクラスは、体調や参加条件も踏まえて考えたい。妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。用意されるものを把握してから、リップを含め自分で持っていく物と、その日の保管場所を整理すると予定が具体的になる。

続けるための条件は、店の案内や料金で確かめられる。体験の予約も、生活の中の通う時間を考える入口である。

参考文献

[3] Lipstick structure revealed by multimodal strain- and time-dependent rheology — Gautier M, To T, Botte AS, Dupire J, Rouxel T, Artzner F., 2026, Soft matter. DOI: 10.1039/d5sm01032b

[4] Formulation and evaluation of alternative to beeswax for vegan lipsticks — Loiacono M, Padovano L, Malacarne MC, Conti S, Caruso E., 2025, International journal of cosmetic science. DOI: 10.1111/ics.13060

[5] Meadowfoam seed oil as a natural dispersing agent for colorants in lipstick — Maktabi B, Liberatore MW, Baki G., 2021, International journal of cosmetic science. DOI: 10.1111/ics.12724

[6] Evaluation of alkenones, a renewably sourced, plant-derived wax as a structuring agent for lipsticks — Huynh A, Maktabi B, Reddy CM, O’Neil GW, Chandler M, Baki G., 2020, International journal of cosmetic science. DOI: 10.1111/ics.12597

[7] Physical and material properties of an emulsion-based lipstick produced via a continuous process — Beri A, Pichot R, Norton IT., 2014, International journal of cosmetic science. DOI: 10.1111/ics.12108

[8] Observation of the sweating in lipstick by scanning electron microscopy — Seo SY, Lee IS, Shin HY, Choi KY, Kang SH, Ahn HJ., 1999, International journal of cosmetic science. DOI: 10.1046/j.1467-2494.1999.181705.x

[16] Preparation, Characterization and Evaluation of Organogel-Based Lipstick Formulations: Application in Cosmetics — Esposito CL, Kirilov P., 2021, Gels (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/gels7030097

[18] Application of spectroscopic and separation techniques to the examination of the chemical composition stability of lipsticks exposed to various factors and storage conditions — Gładysz M, Król M, Chudecka A, Kościelniak P., 2020, Forensic science international. DOI: 10.1016/j.forsciint.2020.110230

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約