マシンピラティスの動きは誰の視点で想像する?形と手応えを分ける復習の考え方

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

形の復習と手応えの復習では質問を変える

マシンピラティスへ持ち帰るなら、「どちらの視点が優秀か」から「今、何を確かめたいか」へ質問を変えるのがよい。技術中心の動きには外的視点、神経生理学的な活動には内的視点が向く可能性を挙げたレビューは、目的によって視点を考える入口になる。ただし、マシンピラティスの上達率を示した結果として紹介するものではない。[1]

たとえば、習った動きの途中で、脚と胴体がどんな位置関係だったかを思い出したいとする。その場合は、外から見た全身を言葉にしてみる案がある。一方、自分から見える足元の移動を整理したいなら、内的な視覚イメージとして考えられる。これらは視点の定義を具体化する例で、どちらを選べば動作の誤りが減るという処方ではない。[1][8]

さらに、形は浮かぶが押す手応えを説明できない、ということもある。そのとき「もっと内側から見よう」と言い換えるだけでは、見え方と感覚の混同が残る。「何が見えていたか」と「どう動いた感じがしたか」を別々に尋ねるほうが、視覚と運動感覚を分けた研究の設計に沿っている。映像の解像度を上げる話と、手応えを思い出す話を区別するのである。[8]

経験者なら鮮明に描けるはず、と決めつけるのも避けたい。感覚や運動に障害のある55人を追った研究では、想像する動きの種類が視点の好みと関連し、手足の先や身体に近い部分の動きは、体幹の動きに比べて外的視点の選択と関連した。患者を対象とした結果なので、健康な18〜39歳の女性へそのまま当てはめることはできない。研究者は、個別の練習を設計する際に、自発的に選ぶ視点を評価することを勧めている。[7]

この対象は健康なピラティス参加者ではないため、「脚は外側、胴体は内側」と割り当てる根拠にはならない。読む価値があるのは、視点を固定的な性格診断として扱わず、どの動きについて尋ねたのかも見る点だ。「私は外からしか想像できない人」と決める前に、今扱っている動きの内容を確認する余地がある。[7]

復習の結果も、想像の鮮明さだけで採点しないほうがよい。走り高跳びの研究では経験の違いに伴う脳活動の違いがあり、腕の研究では想像の種類ごとに活動が異なった。これらは、頭の中で美しい映像ができたかだけを、実際の技能の点数として使えない理由になる。次の実技で質問が具体的になったか、という使い方なら別に考えられる。[8][9]

たとえば次回、「動き始めの姿は分かるが、途中の脚と胴体の関係を確かめたい」と伝える。あるいは「自分から見た足先は浮かぶが、動いた手応えは曖昧だ」と伝える。これは研究で効果が検証された定型句ではない。視点と感覚を分けた整理を、指導者に聞くための言葉へ翻訳した例である。[1][8]

実際に動いた経験を得て、頭の中で思い返し、その後の実技でまた確認する。系統的レビューで報告された、実技の後にイメージ練習を追加する構成は、この往復を考える土台になる。想像がうまくできた日は負荷を増やしてよい、痛みが出ても続けてよい、といった判断に使う内容ではない。負荷や症状の判断とは切り分ける必要がある。[4]

もう少し具体的に、帰宅してから復習する場面を考える。横から見た全身の姿だけが浮かんだとしても、その時点で内的視点へ無理に切り替える必要があるとは決まらない。外的視点にも技術中心の練習での役割が提案されているからだ。まず、その映像でどこまで動きの順序を説明できるかを整理し、思い出せない箇所を質問にする、という使い方が考えられる。[1]

反対に、自分の目線で足元は見えるのに、全身の配置はうまく言えない場合もある。その場合は、内的視点が選べたこと自体を成功の印にしない。視点を直接比べた臨床試験でも、一方だけが優れていたわけではない。今ある想像で分かる部分と、実技で確認する部分を分けるほうが、視点の名前を当てることより具体的な復習になる。[3]

記録の言葉も、研究の結果と本人の印象を分けたい。「外からのほうが思い出しやすかった」はその日の感想として書けるが、「外から想像すれば必ず上達する」には変えられない。個別に視点の選び方を評価するという研究の提案は、好みを観察することと、全員への効果を断定することを区別して受け取れる。[7]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

よくある誤解

「内的視点なら、必ず深い筋肉まで鍛えられる」という理解は飛躍である。女性の腕の脳画像研究が示したのは、想像の種類によって共通する活動と異なる活動があることだ。脳活動の場所を、そのまま特定の筋肉の強化や、マシンの負荷を受けたときの成績に置き換えることはできない。想像の条件と、測定された結果を同じ文の中に残したい。[8]

「外から自分を見るのは初心者だけの方法」という整理もできない。競技者向けレビューは、技術中心の動きの練習で外的視点を考慮している。また脳卒中後の試験では、外的視点の実験群も内的視点の群と統計的に同程度の改善を示した。外側を未熟、内側を上級と並べる単純な階段は、これらの研究には合わない。[1][3]

逆に、「差がなかったのだから、何を想像しても同じ」も言い過ぎになる。差が出なかった試験には、対象人数、治療との組み合わせ、課題や測定の条件がある。ロボットの映像を使う研究で脳反応に差がなかったことと、日常のレッスンで動きを思い出す内容が無関係であることは別だ。差の有無は、何の差を調べたかと一緒に読む。[3][6]

初心者が「手応えまで想像できないから復習にならない」と考える必要もない。走り高跳びでは、初心者と経験者が内的イメージ中に活動させる領域に違いがあった。複雑な動きには実際の経験が関わるという解釈を踏まえれば、想像だけを完成させるより、実技で確認する質問を持つ使い方が考えられる。ただし、これはその研究からピラティスへの応用を考えた提案である。[9]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

今日からできること

  • 習った動きを思い返すときは、自分の目線か、外から見る姿かを言葉にする。内的・外的という分類を、できる人の順位ではなく内容の整理に使う。[1][3]
  • 見える形と動く感覚を分けて記す。女性18人の脳画像研究も、内的な視覚、外的な視覚、運動感覚を別条件として扱っている。[8]
  • 初めての動きが浮かばない場合は、次の実技で確かめたい部分を残す。経験によって内的イメージ中の脳活動が違った研究を、自分への合否判定にしない。[9]
  • 練習時間の平均17分を必須の宿題にしない。複数分野の系統的レビューの平均と、個別の基本動作に合う練習量は区別する。[4]
  • 次回は想像の鮮明さだけでなく、実際の動きについて質問する。実技の後にイメージ練習を追加する構成を、両者をつなぐ考え方として使う。[4]

オンザショアで、次の実技へ戻る予定を作る

頭の中で脚の位置が浮かんでも、押す手応えまで思い出せるかは別の問いだ。復習で残った質問を、次に実際に動く機会へ持ち帰りたい。オンザショア立川店では、常温のヨガやピラティス、パーソナルトレーニングを扱っている。この記事の研究は、当店での指導効果を検証したものではない。

参加条件は先に確認しておこう。医師から運動を止められている方は利用できない。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガには妊娠中は参加できず、常温のマタニティヨガがある。女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIITもあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンを扱う。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分。全曜日8:00〜23:30、年中無休で、次に通う時間を検討できる。店のトップと料金で通い方を確認したい。

ヨガの体験は税込1,980円。60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。ヨガを試す場合は体験予約へ進める。

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

参考文献

[1] Could Motor Imagery Training Provide a Novel Load Management Solution for Athletes? Recommendations for Sport Medicine and Performance Practitioners — McNeil DG, Lindsay RS, Worn R, Spittle M, Gabbett TJ., 2025, Sports health. DOI: 10.1177/19417381241297161

[3] Effect of imagery perspective on occupational performance after stroke: a randomized controlled trial — Nilsen DM, Gillen G, DiRusso T, Gordon AM., 2012, The American journal of occupational therapy : official publication of the American Occupational Therapy Association. DOI: 10.5014/ajot.2012.003475

[4] Best practice for motor imagery: a systematic literature review on motor imagery training elements in five different disciplines — Schuster C, Hilfiker R, Amft O, Scheidhauer A, Andrews B, Butler J, Kischka U, E, 2011, BMC medicine. DOI: 10.1186/1741-7015-9-75

[6] Investigating the impact of visual perspective in a motor imagery-based brain-robot interaction: A pilot study with healthy participants — Farabbi A, Figueiredo P, Ghiringhelli F, Mainardi L, Sanches JM, Moreno P, Santo, 2023, Frontiers in neuroergonomics. DOI: 10.3389/fnrgo.2023.1080794

[7] A different point of view: the evaluation of motor imagery perspectives in patients with sensorimotor impairments in a longitudinal study — Gäumann S, Gerber RS, Suica Z, Wandel J, Schuster-Amft C., 2021, BMC neurology. DOI: 10.1186/s12883-021-02266-w

[8] Biological evidence of imagery abilities: intraindividual differences — Seiler BD, Monsma EV, Newman-Norlund RD., 2015, Journal of sport & exercise psychology. DOI: 10.1123/jsep.2014-0303

[9] Motor representations and practice affect brain systems underlying imagery: an FMRI study of internal imagery in novices and active high jumpers — Olsson CJ, Jonsson B, Larsson A, Nyberg L., 2008, The open neuroimaging journal. DOI: 10.2174/1874440000802010005

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約