リバウンドに注意して低脂肪を選ぶとき、空腹感と実際の摂取量は一致するか

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ほかの表示の研究を、低脂肪へそのまま移さない

低脂肪と似た安心感は、環境や倫理に配慮した食品の情報でも研究されている。持続可能性に関する表示と健康的な印象を調べた系統的レビューは、25研究を採用した。系統的レビューとは、研究を探し、選ぶ条件を定めて複数の結果を整理する研究である。採用研究では、そうした表示が食品を健康的に見せることが多かった。複数研究をまとめた結果であり、18〜39歳の女性にも同じ傾向が同じ強さで現れるかは別の問いである。[4]

ただし、影響はすべての評価で同じではない。食品全体が健康的かという評価では比較的一貫していたが、カロリーなど特定の栄養属性の評価ではそこまで一貫していなかった。また、表示を単独で示した場合のほうが、ほかの商品情報と一緒に示した場合より影響が強い傾向があった。[4]

この違いは見逃せない。「体によさそう」という漠然とした印象と「この量のカロリーはどれほどか」という具体的な問いでは、表示が及ぼす影響も違い得る。健康そうに見えたという結果だけから、カロリーの過小評価や摂取量の増加まで一続きに描くことはできない。低脂肪表示の試験を読む際にも、何を測った結果なのかを確かめたい。[4][13]

既存の「食品の有機表示で健康的に見える?印象と栄養情報、食べる量のずれを読む」には有機表示の問いを譲る。環境への配慮と脂肪についての表示では、伝えている特徴が違う。同じ健康ハローという言葉で整理できても、ある種類の表示の効果量を別の種類へ移すわけにはいかない。[4][13]

糖についての栄養強調表示を扱った、回答者が1,000人を超えるオンライン調査もある。この調査では、食品全体の栄養の質を伝える表示方式であるニュートリスコアが、もともとの健康的な印象に応じて、糖の表示によるハロー効果を抑える結果が得られた。単独の強調点に別の情報を添える意味を示す研究である。オンライン調査の回答者の結果を、18〜39歳の女性の判断にそのまま当てはめることはできない。[2]

しかし、別の表示を加えれば必ず印象が正確になる、という一般則にもできない。慢性疾患のある人とない人を含むスペインの成人5,140人を対象にしたオンラインの準実験では、ニュートリスコアが一部の食品についてハローを強める可能性が示された。一方、警告型の表示では、栄養の質が低いと判断する人の割合が、すべての食品の種類で増えた。慢性疾患の有無を含めた成人集団の結果を、18〜39歳の女性にそのまま当てはめることはできない。[18]

準実験とは、介入に相当する条件を比較するが、無作為化試験と同じ設計ではない研究である。この研究では表示なし、ニュートリスコア、警告型という順で評価を行い、各表示条件内の商品順序を無作為にしていた。結果を読む際は、どの情報を、どんな順序で、どの食品に対して見せたかも含める必要がある。[18]

糖の表示の調査とスペインの研究は、同じ表示方式について単純に反対の結論を競っているのではない。対象食品、もともとの印象、比べた条件が異なる。使う側に引き寄せるなら、「文字を増やせば安心」とするより、自分が食品のどの特徴を見て判断したかを問い直す材料になる。[2][18]

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リバウンド予防には、判断と経過の距離を残す

ここまでの試験が直接扱ったのは、食品への評価、カロリーの見積もり、空腹感、ある期間の摂取量である。体重維持を考える読者にとって関心のある結果ではあるが、それぞれを長期のリバウンドと同じ結果として扱わないことが大切だ。10日間の摂取量に差がなかったことは、それだけで長期の体重の経過を決めない。また、有意差がなかった結果だけで、表示の影響が完全にゼロと確定することもできない。短期の評価と摂取量の結果から、長期のリバウンド予防まで保証しないことが、これらの研究を使う際の限界である。[1][3][13]

同様に、低脂肪表示でカロリーを低く見積もったからといって、その人の体重が戻ったと推定することもできない。女子大学生の試験では、見積もりの変化は確認されても、摂取量の差は有意ではなかった。研究で確かめた途中の段階を飛ばして、「表示を信じたせいでリバウンドした」と原因を決めないほうがよい。[13]

店頭での判断を言葉にすると、その距離が見えやすい。「低脂肪の食品を選んだ」は選択の説明だ。「今日はこの量を食べる」は量の判断である。「この食生活を続けられる」は生活の見通しになる。研究が扱った評価と摂取を分ける考え方にならい、これらを同じ一言で済ませないことを提案したい。[1][3][13]

たとえば、いつものおやつから低脂肪表示のものへ替えた場面を考える。袋を開ける前に、前の商品より量を増やそうとしていないかを確かめる。増やしたい理由が「表示があるから」だけなら、食品に関する情報を量の許可へ広げていないか、立ち止まれる。これは量を減らす命令ではなく、判断の理由を見つけるための問いである。[13]

お腹がすいているなら、その感覚を無視する必要もない。女性の食事実験では、低脂肪表示で空腹感が強くても、摂取量は増えていなかった。空腹を感じた自分を失敗扱いするより、感じたことと実際に食べたことを分けて受け止めるほうが、研究結果にも沿っている。[3]

また、食品を健康的か不健康かの判子だけで選ぶと、どの情報を根拠にしたかが見えなくなる。持続可能性のレビューでは、全体的な健康印象と具体的な栄養属性の評価で結果が異なった。食品全体の印象を尋ねる前に、脂肪の話なのか、エネルギーの話なのか、量の話なのか、問いを小さく切り分ける余地がある。[4]

この読み方では、低脂肪表示を食品の特徴を知る情報として使う。食品の特徴は表示で確認し、食べる量は自分の食事に照らして考える。映画館で消費量が増えなかった人も含まれていたように、読者自身の行動も「表示を見たから必ずこうなる」という筋書きに閉じ込める必要はない。[1]

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よくある誤解

「低脂肪と書いてあれば、その食品全体のカロリーも低く判断してよい」は混同である。チョコレート菓子の試験では、低脂肪表示によってカロリーの過小評価が起きた。低脂肪という言葉を見た印象と、食べる量について確かめた情報を同じものにしないことが、この結果からの出発点になる。[13]

「低脂肪表示は食べすぎを起こすと科学で決まった」も言いすぎだ。女子大学生の試験では摂取量の条件間差は有意ではなく、映画館でも表示の主効果はなく、女性への10日間の食事提供でも摂取エネルギーの差はなかった。ハロー効果を警戒するために、差が出なかった結果を消してはいけない。[1][3][13]

「体重を気にする人ほど必ず表示にだまされる」とも言えない。映画館の試験では、社会経済的状況との組み合わせによって結果の方向が異なった。関心の強さだけで食べる量を予測できるという結果ではない。食品の選び方を人格の弱さに置き換えず、その場でどんな情報を見たかへ話を戻したい。[1]

今日からできること

  • 低脂肪表示を見たら、食品の特徴と食べる量を分けて考える。女子大学生175人の試験で見られたのは、カロリーの過小評価と好ましい健康評価であり、摂取量の有意な増加ではなかった。この違いを買い物の確認に使う。[13]
  • 「健康そうだから多くてよい」と考えた場面では、何の情報からそう思ったかを言葉にする。25研究のレビューでは、食品全体の健康印象と特定の栄養属性への影響は一様ではなかった。[4]
  • 空腹感と食べた量を同じ記録にしない。女性141人の実験では低脂肪表示で空腹感が強い一方、摂取エネルギーに差はなかった。感覚だけを食べすぎの証拠にしない。[3]
  • 表示を替えた日の出来事だけで、維持の成功や失敗を判定しない。10日間の食事実験が調べた摂取量と、その後の体重の経過は違う問いである。表示を選んだ理由と実際の食事を切り分けて振り返る。[3]
yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショアで、食事の印象とは別に予定をつくる

食品の表示を選ぶ場面とは別に、体を動かす時間を予定へ置く。オンザショア立川店は、そのための場所として案内できる。営業時間は全曜日8:00〜23:30、年中無休である。朝の予定の前に通うか、仕事を終えてから向かうか、暮らしの時間割に照らして検討できる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。JR立川駅北口から徒歩1分である。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングもある。ヨガだけで25種類以上のレッスンを設けている。

妊娠中は溶岩ホットヨガへ参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加できる種類を確認したうえで、予定を考える。

ヨガの体験は税込1,980円。60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。

通う場所を具体的に確かめる入口は店舗案内である。料金と体験予約も確認できる。場所、時間、持ち物を確かめ、自分の予定に置けるレッスンを探すための案内である。

参考文献

[1] The impact of nutritional labels and socioeconomic status on energy intake. An experimental field study — Crockett RA, Jebb SA, Hankins M, Marteau TM., 2014, Appetite. DOI: 10.1016/j.appet.2014.05.024

[2] The influence of the Nutri-Score on the perceived healthiness of foods labelled with a nutrition claim of sugar — Jürkenbeck K, Mehlhose C, Zühlsdorf A., 2022, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0272220

[3] Impact of nutritional labelling on 10-d energy intake, appetite perceptions and attitudes towards food — Carbonneau E, Perron J, Drapeau V, Lamarche B, Doucet É, Pomerleau S, Provencher, 2015, The British journal of nutrition. DOI: 10.1017/s0007114515003918

[4] Does sustainability marketing make people think food is healthier? A systematic review of health halo effects — Palvarini A, Stuckler D, McKee M, McNamara C., 2026, SSM – population health. DOI: 10.1016/j.ssmph.2026.101954

[13] Is less always more? The effects of low-fat labeling and caloric information on food intake, calorie estimates, taste preference, and health attributions — Ebneter DS, Latner JD, Nigg CR., 2013, Appetite. DOI: 10.1016/j.appet.2013.04.023

[18] Front-of-pack labeling and perceived nutritional quality in adults with and without chronic disease: results from a quasi-experimental study — Pérez-Armijo P, Durán-Agüero S, Echevarría-Orella E, Abecia-Inchaurregui LC, Pér, 2025, Frontiers in nutrition. DOI: 10.3389/fnut.2025.1736934

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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