運動不足の解消方法は誰の助言なら試す?送り手への信頼とやる気の研究を読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

送り手を選んだあと、説明の中身も読む

信頼できそうな人が見つかったら、その人の言うことを全部採用するのではなく、説明の作り方にも目を向けたい。健康な成人を対象とした研究を集めた系統的レビューでは、個人の特徴に合わせる内容、行動の利点と損失のどちらを伝えるかという表現、自分にもできるという感覚への働きかけが検討された。健康な成人全体を対象とする知見であり、18〜39歳の女性だけで同じ結果になるかは分けて考える。[5]

個人に合わせたメッセージを評価した12研究のうち10研究では、比較対象のメッセージより身体活動が大きかった。利点と損失の表現を扱った6研究のうち5研究では、利点を伝える表現のほうが比較対象より強い運動意図につながった。身体活動そのものを評価した4研究のうち3研究にも、利点を伝える表現の優位性があった。[5]

ただし、これらは研究を数えた結果である。個人に合わせれば運動量がどれだけ増えるかを、共通の単位で示した数字ではない。レビュー全体として、最適な内容や構造について断定的な推奨を支える強い根拠は不足していると評価された。有望であることと、確立していることの距離を残して読む必要がある。[5]

自分にも行動できるという見込みを「自己効力感」という。この感覚を変えるメッセージについては4研究があり、そのうち実験的な設計を使った2研究では、自己効力感を形づくる情報によって、その信念を変えられることが示された。[5] ここでも、できそうと思う変化と、運動を継続した結果は別に置いておきたい。

たとえば「忙しい人にもできる」という見出しを見かけたとする。そこで読むのを止めず、自分の生活の何に合わせた内容なのかを探す。仕事の時刻なのか、運動経験なのか、行動の選び方なのか。個人に合わせるという研究上の工夫を日常へ持ち込むなら、自分との接点を具体的な言葉で確認する方法が考えられる。[5]

本文を読み終えたあと、「この人が言うなら」だけが残っているのか、「自分はここから試せそうだ」という内容も残っているのか。そこを分けてみよう。人への信頼を捨てる必要はないが、助言の内容を短く書き直せるかは、自分の理解を確かめる手がかりになる。これは研究で保証された判定法ではなく、読者自身の点検の提案である。

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

やる気の上昇と、行動が続く条件を分ける

運動を促す情報は、街や建物の中にもある。選択する環境を少し変える介入を集めた系統的レビューでは、成人の身体活動や座っている行動を扱う88研究が採用された。多くは階段利用を対象としており、行動を促す掲示などのきっかけ、メッセージの表現、社会的比較、フィードバックなどが含まれた。成人を対象とし、主に階段利用を扱う結果を、18〜39歳の女性の運動全般にそのまま当てはめることはできない。[2]

介入がある間は68%の研究で行動への効果が報告され、撤去後に有意な効果を報告した研究は47%だった。[2] この数字は、同じ人のやる気がどれだけ落ちたかを示すものではない。集めた研究のうち、効果を報告した研究の割合であり、介入中と撤去後という条件の違いに目を向ける数字である。

このレビューは、成人の階段利用を促すきっかけについて、とくにそのきっかけが置かれている間の有効性を示唆した。一方、階段利用以外の身体活動や座っている行動に対する持続的な効果には、さらなる研究が必要とした。[2] 動画を見ればヨガが続くという話へ、そのまま広げることはできない。

また、メッセージの表現については、介入中に意図や行動への有意な効果を示した研究が大多数という結果ではなかった。[2] 先のレビューで利点を伝える表現に有望な結果があったことと、並べて読む必要がある。[5] 対象となる行動や研究の選び方が違えば、言葉の工夫に対する見通しも変わる。表現を変えれば必ず動けるという説明は避けたい。

家を出る前にはやる気があったのに、帰宅すると予定が消えている。そんな日を、助言者への信頼の不足だけで説明しないことだ。信頼性を調べた研究は意図との関連を扱い、環境のレビューは行動を促す条件を扱っている。[14][2] 別々の問いを扱う研究を、どちらも必要な材料として読むことができる。

「運動習慣の応援は励ますだけでよい?家事の分担と声かけが支える行動を読む」では、周囲の支援という問いに譲る。ここで確かめたいのは、助言を採用する入口である。試したいと思った理由と、実行する場面で必要だったことを、自分の言葉で別に残してみる。動けなかった日にも、次に見直す対象が具体的になる。

記録に残す内容も、目的によって変えられる。助言を選び直したいなら「説明のどこが分かりにくかったか」、予定を見直したいなら「動こうとした場面に何があったか」を書く。研究で検証された記録法として勧めるものではない。送り手への信頼、説明の内容、実行の条件という別々の問いから、自分が今確かめたいものを選ぶための案である。

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「専門家らしく見える人なら、どの説明も正しい」という受け止め方には飛躍がある。運動動画の視聴者調査で測っている専門性は、発信者に対する評価である。その評価と運動意図の関係が見つかったことは、個々の助言の正しさや自分への適合を証明しない。[14] 肩書きや印象を入口にしても、提案の内容は改めて読む余地がある。

「自分に似た人の成功談なら、自分にも同じ結果が出る」という読み方も違う。ブログの実験が調べたのは、共通点や文章の形式による説得の違いである。[4] 公共広告の実験も、本人が登場するときの送り手評価や行動意図を調べたものだった。[3] 人物に自分を重ねたことと、同じ運動成果が得られることをつなげてはいけない。

「やる気が出た動画は、運動不足を解消してくれる」という期待にも段階が抜けている。運動意図を分析した調査と、行動の変化を集めたレビューでは測っているものが異なる。[16][2] 見た直後に動きたくなった経験は大切にしてよい。そのうえで、実際に動いたか、予定のどこに収まったかを別に振り返る。好感を持った自分まで否定する必要はない。

今日からできること

  • 次に保存する運動情報では、「誰を信頼したか」と「何を試したいか」を別にメモする。339人の調査で扱われた送り手評価と運動意図を、自分の点検でも混ぜないための工夫である。[14]
  • 体験談を読むときは、運動に関わる共通点を言葉にする。150人のブログ実験では、健康関連の類似性とそれ以外の類似性で説得のされ方が異なった。[4] 同じ趣味だけで助言全体を採用しない。
  • 自分に合う説明を探すときは、試す行動が具体的に浮かぶかを確かめる。12研究中10研究で個人に合わせた内容に有利な身体活動の結果があったが、最適な伝え方については検証が続いている。[5]
  • 動画を見たあとの感想に加え、実際に動いた場面も残す。507人と445人の調査が扱う運動意図を、自分の実行結果の代わりにしないための記録である。[16]
  • 助言を聞けなかった日には、人を替える前に行動のきっかけも見直す。88研究のレビューでは主に階段利用の促進が検討された。[2] 自分の運動にも同じ効果を約束するものではなく、実行の条件へ目を向ける提案である。
立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店の案内も、内容を確かめて選ぶ

運動の情報を読んだあと、実際の場所を選ぶ段階では、参加条件や時間を具体的に確かめたい。オンザショア立川店は、営業時間が8:00〜23:30で、年中無休である。東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにあり、JR立川駅北口から徒歩1分の場所にある。通う予定を考える際には、まずこの時間と場所を自分の生活に照らし合わせられる。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガやピラティスもある。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、運動の時間を生活の中に持つための選択肢となる。妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。参加前の確認には店の案内と料金、予定を決める際には体験の予約を使える。時間、参加条件、用意されるものを確認して、続ける場所を選ぶ材料にしてほしい。

参考文献

[2] Choice architecture interventions to change physical activity and sedentary behavior: a systematic review of effects on intention, behavior and health outcomes during and after intervention — Landais LL, Damman OC, Schoonmade LJ, Timmermans DRM, Verhagen EALM, Jelsma JGM., 2020, The international journal of behavioral nutrition and physical activity. DOI: 10.1186/s12966-020-00942-7

[3] Authenticity in Obesity Public Service Announcements: Influence of Spokesperson Type, Viewer Weight, and Source Credibility on Diet, Exercise, Information Seeking, and Electronic Word-of-Mouth Intentions — Phua J, Tinkham S., 2016, Journal of health communication. DOI: 10.1080/10810730.2015.1080326

[4] An experimental test of the persuasive effect of source similarity in narrative and nonnarrative health blogs — Lu AS., 2013, Journal of medical Internet research. DOI: 10.2196/jmir.2386

[5] A systematic review of three approaches for constructing physical activity messages: What messages work and what improvements are needed? — Latimer AE, Brawley LR, Bassett RL., 2010, The international journal of behavioral nutrition and physical activity. DOI: 10.1186/1479-5868-7-36

[14] Influence of social media fitness influencers’ credibility on users’ physical activity intentions — Wang L, Li X, Wang D, Zhu J., 2024, Digital health. DOI: 10.1177/20552076241302016

[16] Motivate me to exercise with you: The effects of social media fitness influencers on users’ intentions to engage in physical activity and the role of user gender — Durau J, Diehl S, Terlutter R., 2022, Digital health. DOI: 10.1177/20552076221102769

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

1

2


Warning: Attempt to read property "show_author" on false in /home/c1531448/public_html/ontheshore.jp/wp-content/themes/heal_tcd077/single.php on line 165

関連記事

ご体験予約