有酸素運動は数を数えながらだときつい?注意の向け先と疲れの感じ方を読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

体に注意を向けても、気分が良くなることがある

注意を体から離す話を続けると、呼吸や足の感覚を観察する行為は不利に見えるかもしれない。しかし、運動への内発的な意欲が低い人を対象にした実験は、別の可能性を示す。内発的な意欲とは、運動そのものをしたいという気持ちを指す。参加した23人は平均年齢19.26歳で、身体活動量は中程度以下であった。18〜39歳の女性が参考にする際も、運動への意欲が低い参加者の反応として捉えたい。[10]

参加者は心拍予備能の65%に相当する負荷で、トレッドミルを10分歩いた。心拍予備能は、心拍数の余裕をもとに運動負荷を表すための指標である。対照条件と比較したのは、身体感覚を良い悪いと判定せずに観察する音声を聴きながら歩く条件であった。[10]

その条件では、注意はむしろ体に向いた。それと同時に、気分はより肯定的になり、楽しさも高かった。気分の差はp=0.02、効果量の偏イータ二乗は0.22であった。一方、きつさの評価の低下は小さく、p=0.06であり、有意に低下した結果としては扱えない。[10]

この違いは、数えながら歩く場合にも大切である。足音を数えることを「遅れてはいけない」という採点に使うのか、ただ足が着く感覚を確かめるきっかけにするのか。両者を直接比較した結果ではないが、体に注意を向けたという分類だけで、その時間が不快になるかどうかまでは決められない。[10]

また、糖尿病の運動教室に参加する女性24人、平均年齢66.0歳を対象にした比較でも、気分ときつさは一致しなかった。柔軟運動、有酸素運動、筋力運動を組み合わせ、音楽、音楽映像、対照の条件が比べられた。有酸素運動中には注意と気分に条件差が見られた。18〜39歳の女性に当てはめる際は、年齢に加え、糖尿病の運動教室という対象と環境の違いがある。[7]

音楽映像では運動から離れた注意が最も強く、音楽や音楽映像では対照より気分が肯定的であった。しかし、自覚的なきつさと心拍数には条件差がなかった。音楽映像では楽しさも高かったため、「きつさの数字が下がらなければ、その工夫は無意味だ」と切り捨てる必要はない。[7]

ただし、これは監督下の運動プログラムでの結果であり、若い女性が通勤中に動画を見ながら歩く方法の根拠にはならない。持ち帰れるのは、気分と負担を別に見ようという視点である。実験で使われた刺激を、場所や対象を変えてそのまま真似することとは違う。[7]

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残り時間が長く感じても、時間の測定とは別である

時計を見たのにまだ終わらない。そんなとき、「今日は体力が落ちた」と判断したくなるかもしれない。しかし、時間の経験にも運動後の疲れが関わる可能性がある。健康で運動習慣のない26人が最大の有酸素運動テストを行った実験では、運動の前後で時間の判断が比較された。[5]

参加者は男性17人、女性9人で、平均年齢26.0歳であった。自転車運動の前後に、指定された時間が過ぎたと思ったらストップウォッチを止める課題を行っている。運動後には、目標の時間より約8.4%長い時間を作った。研究では、主観的な時間の進み方が遅くなったことを示す結果と解釈された。男性が多い集団の結果であり、18〜39歳の女性でも同じ変化が起こるかは、この比較だけでは決まらない。[5]

相対誤差は運動前0.028、運動後0.112で、前後差はp=0.032であった。これはストップウォッチで時間を作る課題の結果である。ウォーキング中の残り時間を見積もった実験でも、普通の散歩をした前後の比較でもない。日常の時計の見方へ応用する際には、この違いを保っておきたい。[5]

疲れに伴う感覚へ注意が移ることが、時間判断の変化を説明する可能性として挙げられている。ただし、説明の候補と、実験で確かめた結果は分ける必要がある。数を数えると時間が延びる、あるいは時計を隠せば疲れなくなる、という方法まで導かれたわけではない。[5]

歩いた記録をつけるなら、時計で確かめた時間と、長く感じたかどうかを同じ欄に混ぜないようにしたい。「長かった」という感想は失敗の判定ではなく、その日の経験である。距離や速さが違う日の感想だけを並べても、注意の工夫の効果を判定する比較にはしにくい。

時間の感想が毎回違うなら、次に試す条件を絞る方法もある。たとえば、歩く道を変える日と、数えるのをやめる日を分けてみる。体調や用事まで完全にはそろえられないので、日常の記録を研究と同じ精度の証明にする必要はない。自分が何を試したかを見失わないための記録である。

また、今日の記録が「きつかった、でもまた歩きたい」でも矛盾ではない。気分ときつさに異なる結果が出た研究を踏まえれば、感想を無理に良いか悪いかへまとめなくてよい。逆に「楽だったが退屈だった」なら、長さを増やす前に、どの条件を変えてみたいかを考えられる。数字の達成だけでなく、次に動く予定を立てたいと思えたかも、自分の経験として残せる。[7][8]

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「数を数えれば気が紛れるので、必ず楽になる」は言い過ぎである。逆向きに数える二重課題では、制約を加えた条件で歩行距離が減り、認知課題を優先した可能性があった。一方、音楽で注意が変わってもほかの測定項目が変わらなかった試験もある。注意の行き先を変えること自体を、疲れを下げる保証にはできない。[1][3]

「音楽で楽しくなったなら、体への負荷も減っている」とも限らない。糖尿病の女性の運動比較では、気分や楽しさの改善があっても、心拍数ときつさには条件差がなかった。気持ちの変化はそのまま受け止めつつ、生理的な負担の測定結果へ置き換えないことが大切である。[7]

「体を観察すると、きつさばかり気になる」は一面的である。評価せずに身体感覚を観察する音声を用いた歩行では、体へ注意が向きながら気分と楽しさが改善した。ただし、きつさの低下を確実な結果として述べることはできない。観察の仕方と、何が変わったかをセットで読む必要がある。[10]

研究中の30分や10分を、全員の理想の運動時間と見なすのも早い。これらは異なる対象と条件で、注意や気分を比べるために用いられた時間である。長さの優劣を直接比べた結果ではないため、「この分数まで歩かなければ意味がない」という境界線にはできない。[6][8][10]

今日からできること

  • 数える工夫を試す前に、何を知りたいかを決める。歩行と逆向きの数唱を組み合わせた48人の実験は、二重課題としての成績を調べたものだ。自分の目的が気分転換なら、数える課題の上達と混同しない。[3]
  • 音楽を使う日は、まず歩くペースを無理に変えず、きつさと気分を分けて振り返る。女性15人の30分歩行では、中程度のテンポで自覚的なきつさが低かったが、全員に同じ効果を約束する結果ではない。[6]
  • 外を歩ける日には、時間の長さだけでなく、また歩きたいかも記録する。女性38人の各30分の比較では、屋外で参加意向が高かった。翌日の実際の行動は、感想とは別に振り返る。[8]
  • 体に注意が戻ることを失敗扱いしない。23人の10分歩行で用いられたのは、身体感覚を評価せずに観察する音声である。息や足の感覚に気づいたら、点数をつけずに言葉にしてみる、という試し方が考えられる。[10]
  • 時間が遅く感じた日は、時計の記録と感想を分ける。最大運動後の26人の時間判断の結果は、感覚と計測値を区別する材料であり、歩行を長く続ける指示としては使わない。[5]
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オンザショア立川店で、運動中の経験にも目を向ける

数や時間を達成することに気を取られたら、どんな運動を経験したいかから場所を選ぶ視点もある。オンザショア立川店は8:00〜23:30の営業で、全曜日同じ営業時間、年中無休である。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分だ。朝と夜のどちらにも営業時間があり、通う予定を考えるときに確認できる。

常温のヨガやピラティスのほか、溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガがあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンを設けている。女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングも扱う。種目の情報は店舗トップで、料金は料金ページで確認できる。

参加条件も種目と合わせて確認したい。医師から運動を止められている方は利用できない。妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。体験予約から予定を検討できる。分数の達成だけを目標にせず、受けたい種目と通える時間を照らし合わせる場所として考えたい。

参考文献

[1] Effects of noise-cancelling headphones on music experience during aerobic exercise — Kostrna JR, Bigliassi M., 2023, Journal of sports sciences. DOI: 10.1080/02640414.2023.2273087

[3] Impact of aging experience suit on neuropsychological performance — Medrano-Martínez P, Carretero I, Noriega C, López J, Pérez-Rojo G., 2025, Frontiers in psychology. DOI: 10.3389/fpsyg.2025.1568296

[5] Sense of time is slower following exhaustive cycling exercise — Moore AR, Olson M., 2024, Psychological research. DOI: 10.1007/s00426-023-01914-9

[6] Effect of Music Tempo on Attentional Focus and Perceived Exertion during Self-selected Paced Walking — Silva AC, Dos Santos Ferreira S, Alves RC, Follador L, DA Silva SG., 2016, International journal of exercise science. DOI: 10.70252/jwpc6094

[7] The Diabeates Project: Perceptual, Affective and Psychophysiological Effects of Music and Music-Video in a Clinical Exercise Setting — Hutchinson JC, Karageorghis CI, Black JD., 2017, Canadian journal of diabetes. DOI: 10.1016/j.jcjd.2016.07.009

[8] Let’s Walk Outdoors! Self-Paced Walking Outdoors Improves Future Intention to Exercise in Women With Obesity — Krinski K, Machado DGS, Lirani LS, DaSilva SG, Costa EC, Hardcastle SJ, Elsanged, 2017, Journal of sport & exercise psychology. DOI: 10.1123/jsep.2016-0220

[10] Mindfulness and Affective Responses to Treadmill Walking in Individuals with Low Intrinsic Motivation to Exercise — Cox AE, Roberts MA, Cates HL, McMahon AK., 2018, International journal of exercise science. DOI: 10.70252/aevj8865

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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