ランニング後のリカバリーサンダル、履き心地の夜と移行の何か月を分ける

走り終えた夜にサンダルへ履き替えることと、ミニマリスト靴へ何か月も移ることは別の手続きである。かかとから着く走者61人の1年では、どの群でも走行の経済性は上がり、足と足首の特性は動かなかった。移行に伴うけがの効果量と、走行中の角度の誤差を履き心地から分ける。

立川駅北口の改札を出た影で、走った靴を脱ぎ、底の厚いサンダルに足を入れている。足の裏が沈む。走った分を、底が許してくれたように感じる夜だ。検索の語は「ランニング 後 リカバリー サンダル」だった。柔らかいことが、明日の脚を返す証拠に見えている。

許しと、何か月も靴を変えて走る手続きは、同じ回復ではない。習慣的にかかとから着地する走者61人を、ミニマリスト靴、走り方の再トレーニング、対照の3群に分け、12か月追った試験がある。走行の経済性はすべての群で時間とともに上がり、どの時点でも群の差は明確ではなかった。足と足首の特性に、有意な変化はどの群にもなかった。[19]

中敷きを重ねること、靴の中の余裕、足裏への圧は、既存記事「ランニング初心者は中敷きを重ねる?靴の中の余裕と足裏への圧を分けて読む」に譲る。歩いたあとのスリッパの柔らかさと足裏の圧は「疲労回復のスリッパは柔らかいほどよい?歩いた後の足裏の圧と体感を読む」に譲る。走ったあとの足囲と、靴がきつい感じは、同じ特集の「ランニング後の足のむくみ、足囲と靴のきつさが同じ変化を示すとは限らない理由」に譲る。ここで分けるのは、走り終えた夜に柔らかく履き替えることと、構造の違う靴へ走りながら移る何か月かを、一つの回復にしていないか、である。

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夜に足す柔らかさと、走りながら移る靴は、月の単位が違う

ミニマリスト靴は、この12か月の試験が、かかとから着く走者に履かせて追った履き物の名前である。61人の内訳は、ミニマリスト靴19人、走りの再トレーニング18人、対照24人だ。見る時点は開始時、2か月、6か月、12か月。走行の経済性とバイオメカニクスは、トレッドミルで、本人が楽だと選んだ速度で測っている。足と足首の特性も、同じフォローの項目に入る。[19]

群の中での変化は、こう出ている。ミニマリスト群の経済性は、開始時から6か月で4.9%上がり、pは0.03、12か月では9.3%上がり、pは0.001未満だった。再トレーニング群は6か月で5.6%、12か月で10.5%、どちらもpは0.001未満である。対照群は12か月で4.7%上がり、pは0.01だった。点の並びだけ見ると、介入の二つの群のほうが大きい。著者らも、記述としては介入群の改善が大きい傾向だった、と書いている。[19]

ただし、その傾向は群のあいだを分け切っていない。どの時点でも、群間の差は明確ではなかった、が試験の読みである。個人差は大きく、反応する人を見分ける必要が残る、とも結ばれている。19人の平均の9.3%は、楽な速度のトレッドミルを月単位で追った群の変化である。改札の影のサンダル1足は、その群とは時計が違う。対照の24人も、靴をミニマリストに替えずに、12か月で4.7%動いている。[19]

足と足首の特性は、どの群でも有意には変わらなかった。1年、構造の違う靴で走っても、足と足首の特性が群として作り替えられた、という結果ではない。記述上の傾向と、特性が動かなかったことと、群間が分かれなかったことは、三つの別の文で残す。どれか一つを残して、靴が足を変えた、とは読まない。[19]

仕事帰りのロッカーで書くなら、行は二つだ。距離を走ったときの靴。駅まで履いたサンダル。経済性のパーセントは、楽な速度のトレッドミルを、月の単位で追った群の話である。今夜の沈み心地を、9.3%の席に座らせない。再トレーニング群の10.5%は、靴を替えた群より点としては大きい。靴だけが経済性を連れてきた、という受賞式には、対照の4.7%が同じ壇上にいる。[19]

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初めてのミニマリスト靴は、けがの効果量と前足部の着地が同じ報告に入る

夜のサンダルとは逆の方向、まだミニマリスト靴を使ったことのない健康なランナーが、そこへ移る期間を集めたレビューがある。対象は過去15年のランダム化比較試験と前向きコホートで、移行期間は少なくとも4週間。質的な検討に12本、メタ分析に7本、参加者は合わせて313人だ。効果は固定効果モデルでまとめ、異質性は低いとされている。[11]

移行は、けがのリスクの中等度の増加と関連し、効果量は3.529、95%信頼区間は2.41から4.646だった。結論はもう一段強く、筋骨格系のけがの有病率が有意に増えた、とも書いている。多く報告されたのは、中足骨のあたりの骨髄浮腫、アキレス腱障害、ふくらはぎの痛みだ。前足部着地、足の前方から床を捉える着き方へ移ることと結ばれている。前足部とアキレス腱への負荷の増え方が、同じ結論に並ぶ。[11]

監督された再トレーニングを少なくとも12週間行うと、筋骨格系が段階的に慣れ、けがのリスクを下げ得る、とも結ばれている。得る、であり、翌週の通勤から保証される、ではない。4週間は、レビューが論文を採るときの移行期間の下限だ。日曜の長い走りの翌朝に、構造の違う靴へ全面的に替える長さとは単位が違う。[11]

この効果量を、サンダルの底が厚いほど骨髄浮腫が防げる、という向きには回せない。3.529が付いているのは、ミニマリスト靴への移行である。走り終えたあとに柔らかい底へ預けることは、その移行の週数でも、前足部着地の採用でもない。逆に、足が疲れた週だからこそ構造を減らした靴へ移る、という購入も、レビューが追った移行そのものに近づく。疲れと移行を、同じ夜に足し算しない。[11]

中足部の骨の痛み、アキレス腱、ふくらはぎの痛みは、このレビューで繰り返し名の挙がった部位である。名を知ったうえで、自分の夜の違和感に病名を付ける作業は、この文章の外だ。続くようなら医師に聞く。3.529の列に並ぶのは、移行と、着地の型と、前足部とアキレス腱への負荷である。夜の底の沈みを、その列の代理にしない。[11]

膝をいためた走者の男女差は、足首の外返しには出ていない

リカバリーサンダルを、女性の足首用、と選ぶ棚がある。ランナーの男女で走りの形を比べた系統的レビューは、すでに膝を負傷している人の話だ。16本、参加者517人。内訳は膝蓋大腿痛389人、腸脛靭帯障害78人、前十字靭帯再建のあと50人。女性は51%、262人である。走りは三次元の動作計測か床反力、あるいはその両方で見ている。[15]

まとめて差が残ったのは股関節だ。女性の股関節内転のピークは男性より平均3.84度大きく、95%信頼区間は2.82から4.86。股関節の内旋のピークは平均2.88度大きく、信頼区間は1.35から4.41だった。膝の屈曲、外転、回旋の角度、足首の外返し、膝の屈曲モーメントと内転モーメントには、男女差が出なかった。メタ分析に載った変数は8つで、運動学が6、運動力学が2である。[15]

確信度は非常に低い、とレビュー自身が断っている。偏りはニューカッスル・オタワ尺度、バイオメカニクスの報告の質は専用のチェックリストで見ている。3.84度を、けがをしていない人のサンダルの角度に写さない。場所は足首の外返しではない。差が残った関節は股関節で、対象は膝をすでにいためた走者だ。外返しに差がなかったことを、足首は皆同じだ、という宣言にも使わない。差が出なかった変数と、足首が無関係だという宣言は、別の文である。[15]

中央線で隣の人が、女性は内側へ崩れるから底を変える、と言ったとする。レビューが内側へ寄る角度として残したのは、股関節の内転と内旋だ。足首の外返しは、男女差が出なかった側である。崩れる、の一語が、股関節の2度台と、サンダルの棚を同じ商品にしている。2.88度は、内旋の平均差であって、底の厚みの指定ではない。[15]

数字で読む履き替え

3.529:ミニマリスト靴への移行に伴うけがのリスクの効果量。95%信頼区間は2.41から4.646。固定効果で、異質性は低い。質的検討12本、メタ分析7本、参加者313人。[11]

12週:監督された再トレーニングとして、適応を進め、けがのリスクを下げ得る、とされた長さの下限。論文を採る移行期間の下限は4週だった。[11]

9.3%と4.7%:かかと着地の走者で、ミニマリスト群の12か月後の走行経済性の上昇と、対照群の12か月後の上昇。群間の差は明確ではなかった。ミニマリスト群の6か月は4.9%だった。[19]

10.5%:同じ試験の、走りの再トレーニング群の12か月。6か月は5.6%。靴を替えた群とは別の介入で、pはどちらも0.001未満。[19]

61人:その試験の人数。ミニマリスト19、再トレーニング18、対照24。足と足首の特性に有意な変化は、どの群にもなかった。[19]

3.84度:膝を負傷した走者で、女性の股関節内転のピークが男性より大きかった平均差。95%信頼区間は2.82から4.86。確信度は非常に低い。同じ3.84度は、別のレビューでは股関節角度の測定誤差でもある。[15][17]

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宮川涼 Founder

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