ヨガウェアのサイズ選び ブランドごとのサイズ表と海外サイズの読み方

ユニクロでM、ナイキでもM。同じ一文字でも、指している体の場所も単位も違います。ナイキのインチ表とヌード寸法の読み方、ユニクロとGUのXS〜3XL、デサントが説くフィットの考え方を公式の記載だけで並べ、更衣室で自分のサイズを決められるようにしました。

更衣室のハンガーに、Mと書かれたレギンスが何本も掛かっています。ブランドが違えば、同じMでもウエストのゴムの位置が違い、太ももの布の張り方も違います。手に取った一枚が自分の脚に合うかどうかは、タグの文字だけでは決まりません。

サイズ表を開くと、その理由が数字で出ています。ナイキのレギンスのサイズ表は単位がインチで、しかも体の寸法を測るヌード寸法の表です[1][3]。ユニクロのレギンスの頁にはXSから3XLまでの展開が並びますが、体の寸法は書かれていません[7]。同じ「M」を横に並べても、土台が違うのです。

この記事では、2026年10月21日に確認した公式頁の数字だけを使って、ブランドをまたいだときに何が同じで何が違うのかを並べます。海外サイズの列の読み方、測る場所、きつい・ゆるいの境目、丈と身長の関係まで、順番にたどります。

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「M」は、ブランドをまたぐと同じではない

ナイキのウィメンズレギンスのサイズ表では、Mのウエストは29〜31.5インチです[1]。1インチ=2.54cmで換算すると、約73.7〜80.0cmになります。ヒップは38.5〜41インチで、同じく約97.8〜104.1cmです[1]。XSからLまでを並べると、ウエストはXSが23.5〜26インチ(約59.7〜66.0cm)、Sが26〜29インチ(約66.0〜73.7cm)、Lが31.5〜34.5インチ(約80.0〜87.6cm)となります[1]。数字の幅がかなり広いので、Mの中でもウエスト74cmの人と80cmの人が同じ列に入ります。

同じナイキでも、トップスの表ではMはバスト35.5〜38インチ(約90.2〜96.5cm)です[2]。レギンスのMはウエストとヒップ、トップスのMはバストです。一つのブランドの中で、同じ文字が別の場所を指しています。サイズ表は服の大きさの表ではなく、体のどの部分を測るかの表です。そう考えると読み違えません[2][3]。

海外サイズの列も同じ表に並びます。USはXSが0〜2、Sが4〜6、Mが8〜10、Lが12〜14です[1]。UKはXSが4〜6、Sが8〜10、Mが12〜14、Lが16〜18です[1]。Mという文字はUSでもUKでも同じですが、数字は8〜10と12〜14で違います。海外の通販でサイズを選ぶときは、文字を訳すのではなく、USの列で自分の数字を探し、その行を横にたどってUKや韓国の列を読みます。韓国の列にはSが70、Mが75と並びます[1]。行をまたいで読むだけで、換算の計算を持ち込まずに済みます。

表の列は、国ごとのサイズを対応させるためのものです。USの8〜10とUKの12〜14が同じ行にあるからといって、日本のMがどちらかに当たるとは頁は書いていません[1]。日本のブランドのMを海外のMに置き換えるのではなく、自分の寸法から入ります。順番を守るだけで、列の迷子にならずに済みます。

だから、日本のブランドで慣れた「Mだから」という選び方は、この表には持ち込まないほうが確実です。自分の寸法をインチに直してから表に入ります。たとえばヒップが100cmなら、100を2.54で割って約39.4インチになります。レギンス表のMは38.5〜41インチなので、ヒップではMに入ります[1]。

国内のブランドでも、Mは一つの記号でしかありません。ユニクロのウルトラストレッチエアリズムUVカットレギンスは、サイズ展開がXS、S、M、L、XL、XXL、3XLの7つで、ボトムスのフィットは「細め」、シルエットは「テーパード」と仕様欄にあります[7]。GUのドライストレッチヨガパンツもXSから3XLまでの7展開です[8]。どちらの頁にも、ナイキのようなウエストやヒップのcmは載っていません[7][8]。だから「ユニクロのMはナイキのMより大きい」と文字だけで比べることはできません。比べられるのは、自分の寸法と、各社の表に出ている数字だけです。

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ナイキの表は、インチとヌード寸法で読む

ナイキの表の数字は、体の寸法です。ボトムスの頁には「サイズ表に記載された各サイズは、ヌード寸法によるものです」と書かれています[3]。トップスの頁にも「ヌード寸法によるものです」とあります[2]。服を平らに置いて測ったウエストの実寸ではなく、着る人の体をメジャーで測った値だということです。ここを取り違えると、手持ちのレギンスを測った数字と表を並べて、いくら見比べても合いません。

測り方も頁に書かれています。ウエストは胴周りの最も細い位置、通常は体が左右に折れ曲がる部分で、メジャーを水平にして周囲を測ります[3]。ヒップは最も大きい位置で、同じくメジャーを水平に当てます[3]。バストの表はヌード寸法とだけ書かれています[2]。スポーツブラは少し違って、メジャーをブラのアンダーバンド、バストの真下にぴったり沿わせて周囲を測ります[4]。

メジャーは水平に保つのが条件です[3]。斜めに回すと、同じ体でも数字が大きく出ます。鏡の前で、メジャーが床と平行になっているかを確かめながら測ってください。

測った数字が二つのサイズの間に入ったときの決め方も、頁にあります。ヒップとウエストで推奨サイズが異なる場合は、ヒップに合わせて選びます[1]。トップスはバストとウエストで異なる場合、バストに合わせます[2]。どちらも、体の厚みが出る場所を優先する考え方です。たとえばウエスト70cm、ヒップ100cmの人がいるとします。ウエストは70を2.54で割って約27.6インチで、Sの26〜29インチに入ります。ヒップは約39.4インチで、Mの38.5〜41インチに入ります[1]。二つの列が違うサイズを指したら、ヒップのMを選びます。これが頁の指示です[1]。

ウエストが80cmの人は、80を2.54で割ると約31.5インチです。レギンス表ではMの上限とLの下限が同じ31.5インチなので、ちょうど境目に立ちます[1]。境界に当たったときは、タイトが好みならM、ゆったりならLを選びます[1]。数字が重なる点は、どちらが正しいかの線ではなく、好みで分かれる点です。

さらに、ヌード寸法が2つのサイズの中間にあるなら、タイトなフィットが好みなら小さい方、ゆったりが好みなら大きい方、と案内しています[1][3]。境界の数字は、体の寸法がぴったりそこにあるという意味ではありません。幅を持たせて、好みで寄せるための目印です。

トップスの数字も並べておきます。バストはXSが29.5〜32.5インチ(約74.9〜82.6cm)、Sが32.5〜35.5インチ(約82.6〜90.2cm)、Mが35.5〜38インチ(約90.2〜96.5cm)、Lが38〜41インチ(約96.5〜104.1cm)です[2]。レギンスのヒップの数字と近い幅に見えますが、測っている場所が違います。同じインチでも、胴の最も太いところとバストでは、体の形が違えば当然ずれます。

スポーツブラには、日本サイズの65A〜90CからナイキのXS〜2XLへ換算する表があります[4]。ただし、確認した時点で頁の表示が崩れており、どの日本サイズがどのナイキサイズに当たるかの組み合わせは読み取れませんでした[4]。数字を推測で埋めず、アンダーバンドの実測と頁の表を照らすところから始めるのが確かです。

丈の選択肢も、サイズ表の一部です。ショートは身長163cm以下向けで、股下がレギュラーより5cm短くなります。トールは身長173〜183cm向けで、股下が5cm長くなり、一部の商品だけの展開です[1]。身長が165cmなら、ショートの基準の163cmを超え、トールの基準の173cmには届きません。その場合はレギュラーが土台になります。身長170cmでも同じで、どちらの特別な丈にも入らず、レギュラーが基準です[1]。数字の境目を自分の身長に当ててみるだけで、選ぶ列が一つに絞られます。

ナイキのヨガウェアの一覧では、ゼンビーのハイウエスト アンクル(9分丈)とフルレングス(10分丈)のレギンスが、どちらも税込11,330円です[11]。丈の長さは商品名に含まれています[11]。同じ価格で丈が選べるなら、身長と股下の話を先に決めてから商品名を見るほうが早い、ということになります。

選ぶときの物差し

  • 単位:インチかcmか。インチなら1インチ=2.54cmで換算します[1]
  • 基準:ヌード寸法か、仕上がり寸法か。ナイキの表はヌード寸法です[2][3]
  • 優先する部位:レギンスはヒップ、トップスはバストに合わせます[1][2]
  • 中間の扱い:タイトが好みなら小さい方、ゆったりなら大きい方[1][3]
  • 丈:身長163cm以下はショート、173〜183cmはトールの記載を探します[1]
  • 端のサイズ:XS・XXL・3XLがオンラインのみの商品があります[7][8]

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