ダイエットのトマトスープは解凍した汁を捨てる?水分とカリウムの行方を読む

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赤い成分の残り方は、カリウムと分けて読む

トマトの赤さを主に担う色素がリコピンだ。トマトとその加工品の性質を整理したレビューでは、リコピンの量や構造、体内への取り込まれやすさが区別されている。[5] 18〜39歳の女性が家庭のスープから吸収する量は、この加工全般の整理から一律には決められない。 スープの色が濃いかどうかという観察だけで、カリウムの量まで一緒に判定することはできない。赤い成分についての結果は、その成分について読む必要がある。

このレビューでは、加工時のリコピンの変化として、酸化や異性化が取り上げられている。異性化とは、同じ成分でも構造上の形が変わることである。加熱によって形の割合が変わり、加工したトマト製品では、生のトマトよりリコピンが体内に取り込まれやすいと整理されている。食品の組成や構造も、その利用されやすさに関わる。[5] 「量が多い」と「吸収されやすい」は、似ていても同じ測定項目ではない。

保存についても単純な善悪にはならない。同レビューは、加工によってリコピンの一部が失われる一方で、冷凍食品や加熱殺菌した食品では、それぞれの通常の保存温度で保存中のリコピンがよく安定すると述べている。[5] 加工時に起こる変化と、加工後の保存中に進む変化を分ければ、これらは矛盾しない。冷凍という言葉を見ただけで、赤い成分がすべて失われるとは考えなくてよい。

さらに、小粒の皮をむいたトマトを、濃い溶液に浸して水分を移動させてから凍らせる加工実験がある。この浸透圧を利用した脱水では、水分の減少だけでなく、溶液側の固形分が食品へ入る量、食感、色なども追跡した。最適化した前処理後の試料は、冷凍保存中に液だれが少なく、硬さが増し、ビタミンCとリコピンの保持も良好だった。[18] 対象は前処理した果実であり、18〜39歳の女性の食後の栄養状態へそのまま当てはめることはできない。

この研究で保存期間が最大3.5倍になったという結果は、感覚で評価する品質の低下を基準にしたものだ。[18] 家庭のスープを同じ期間保存できるという案内ではない。また、外から溶液を使って前処理した試料なので、単に凍らせたトマトとも条件が異なる。研究でよい結果を出した手順の一部分だけを抜き出し、普段の容器に当てはめることは避けたい。

ここで注目したいのは、前処理の評価に「水が出る量」と「成分が残る程度」が別々に置かれていることだ。[18] 汁が少ないという見た目だけで、すべての成分が同じ割合で残ったと結論しない。この読み方なら、カリウムとリコピンをひとまとめにせず、解凍した一皿の変化を落ち着いて見られる。

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水が抜けると、凍り始める温度が動く

皮をむいたチェリートマトを、35℃の濃い液に最長180分漬ける加工試験がある。目的は、水分活性の上限を0.9に置き、初期氷点を−10℃から−8℃の幅へ下げることだった。水分活性は食品中の水の動きやすさの指標で、初期氷点は凍り始める温度を指す。[12] 対象は果実で、18〜39歳の女性にとっての食事の効果をそのまま示す結果ではない。

氷点の降下と水分活性の低下が大きかった液は、グリセロール50%、グリシン11%にグリセロール39%を足した液、アラニン7%にグリセロール43%を足した液だった。120分漬けた実では、水分活性が未処理の0.9778から最大で0.9063まで下がり、上限に置いた0.9はわずかに超えたままだ。初期氷点は−1.05℃から最大で−7.55℃まで下がり、目標の−10℃から−8℃には届いていない。[12]

別の浸透圧脱水の試験は、グリセロールを50、60、70%にした液へ、25、35、45℃で最長180分漬け、濃度61.5%、36℃、72分を選んでいる。未処理と前処理の実を、−5、−8、−14、−23℃、および実効−7.3℃で冷凍保存した。[18]

浸漬凍結では、気泡の平均直径を39、43、48マイクロメートル、気体を空気か窒素か二酸化炭素、液温を−10、−15、−20℃と振り分けた。−20℃では、核ができる温度が−7.4℃から−3.5℃へ上がった。空気の気泡では栄養の質は落ちず、窒素の気泡ではリコピンが31%、二酸化炭素では23%増えている。[16]

これらの操作は、実を液に浸す加工だ。作り置きのトマトスープを保存袋で凍らせる手順とは、水の抜け方も、外から入る溶質も違う。器の端へ寄った汁を、この試験の水分活性や氷点へ換算はできない。[12][16][18]

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よくある誤解

「解凍の汁は、成分を含まない余分な水だから捨ててよい」という見方には、測定の段階が抜けている。植物の液体を取り出した栄養診断でさえ、抽出方法、作物、成分によって基準の分析値との対応が変わった。[1] 汁が透明に近いという観察から、何も含まないと決めることはできない。汁を残すか捨てるかは料理の選択にできるが、その選択に根拠のない成分表示を貼らないことだ。

反対に、「汁が出たから栄養が全部なくなった」と考えるのも飛躍である。微細気泡による凍結を調べた研究は、液だれ、硬さ、リコピンなどをそれぞれ評価している。[16] 液体が分かれたという状態と、元の食品から特定成分が失われた量とは同義ではない。食べるときに汁も含めるのか、容器へ残すのかという操作も、見た目の変化とは別に確かめたい。

「冷凍すれば必ず栄養が悪くなる」という断定も、リコピンのレビューが示す加工と保存の違いを捉えていない。加工による損失は起こり得る一方、冷凍した食品では通常の保存温度で良好な安定性が示されている。[5] だからといって無期限に品質が保たれるという意味ではない。加工、保存、解凍後の調理という場面を分けて読む方が、冷凍という言葉だけで採点するより正確だ。

そして、「液だれが減った割合だけ栄養も残る」と計算してはいけない。13.7〜17.0%という改善は、特定の凍結技術で比較した液だれの損失についての値だ。[16] カリウムや食事の熱量へ、その割合を横滑りさせることはできない。検索窓で「脂肪燃焼トマトスープ」と入力した日でも、加工試験が答えた問いは変わらない。水分の動きが改善したという結果を、身体の脂肪を減らす効果へ読み替えない。

今日からできること

  • 解凍したら、果肉と汁をどこまで食べる予定かを先に決める。液だれの損失が13.7〜17.0%変わった凍結実験の数字を、自分が捨てる汁の成分率には使わない。[16]
  • カリウムを気にして料理を記録するなら、材料だけでなく、ざるに上げたか、汁も盛ったかを書き添える。5種類の抽出法でも結果の対応が変わった研究を、液体と食品全体を区別する手がかりにする。[1]
  • 冷凍方法を紹介する記事では、対象が果実かスープか、前処理があるかを確かめる。最大3.5倍という保存期間の結果は、前処理した小粒トマトの官能的な品質についての値である。[18]
  • 赤さだけで栄養を採点せず、リコピンの量、形、取り込まれやすさを分けて考える。加工と吸収の関係を整理したレビューは、食べた後まで含む問いには別の評価が必要だと教えてくれる。[5]
  • 食品加工でいう省エネルギーを減量効果と混同しない。60℃などで乾燥させたトマト副産物の研究は、生産工程のエネルギー需要を検討したものだ。[10]

実際に台所で迷いを減らすなら、レシピの余白に「汁も器へ」「水切りして具を使う」といった操作を書いておく方法がある。これはカリウムの摂取量を計算する処方ではなく、毎回違う操作を同じ料理だと思い込まないための工夫だ。汁を分けた後に味や口当たりを整えた場合も、その操作を一緒に残せば、次に作る自分が比較しやすくなる。

また、食べる直前に気になった問いを、すべて成分の問題にしなくてよい。「果肉が崩れていてもスープなら気にならない」「具として使いたいので水分を切りたい」といった料理の希望は、そのまま言葉にできる。硬さと液だれを別々に測った食品加工研究の見方も、こうした希望を整理する助けになる。[16] 好みの仕上がりを選ぶことと、測定していない栄養効果をうたうことを分けよう。

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オンザショア立川店では、汁の判断と通う時間を分ける

食事の記録に「具と汁をどう食べたか」を残すように、運動にも予定の中で続ける枠を作りたい。オンザショア立川店は、その時間を置く場所として選べる。食品加工の実験が示す液だれの変化と、ここで体を動かす目的は分けて考える。

営業は全曜日8:00〜23:30、年中無休。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分である。店のトップと料金で、生活の予定に合わせて通う条件を確認できる。

溶岩プレートを敷いた部屋のホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングがある。ヨガだけで25種類以上。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスン、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタル込み。体験の予約へ進むときも、まずは日々の食事と両立する時間を考えたい。

参考文献

[1] Evaluation of sap extraction methods for nutrient diagnostics in lettuce, cucumber, and tomato in controlled environments — Rauf H, Jackson D, Lessl J, Coolong T, Rubio Ames Z, Toma C, Ferrarezi RS., 2026, Scientific reports. DOI: 10.1038/s41598-026-52840-w

[5] Lycopene in tomatoes: chemical and physical properties affected by food processing — Shi J, Le Maguer M., 2000, Critical reviews in food science and nutrition. DOI: 10.1080/10408690091189275

[10] Effects of Freeze-Thaw Pretreatment and Cold-Press Dewatering on the Downstream Energy Demand of Hot-Air Drying of Whole Tomato By-Product Powder Production — Lordi A, Conte A, Del Nobile MA., 2026, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods15162791

[12] Osmotic Dehydration with Alternative Humectants for the Production of Ultrachilled Cherry Tomatoes — Dermesonlouoglou E, Manoleri D, Giannakourou M, Taoukis P., 2026, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods15142569

[16] Effect of microbubbles on immersion freezing of grape tomato — Bao Y, Huang JY., 2024, Food chemistry. DOI: 10.1016/j.foodchem.2024.139813

[18] Osmodehydrofreezing of Tomatoes: Optimization of Osmotic Dehydration and Shelf Life Modeling — Dermesonlouoglou E, Pittas L, Taoukis P, Giannakourou M., 2024, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods13172689

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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宮川涼 Founder
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