
女性の試験は、押せる重さと繰り返す力で違った
若い女性に近い対象の結果として、運動習慣の乏しい20〜35歳の女性28人を無作為に割り付けた試験がある。対照群、直線型、日別変動型に分け、練習期間は12週間だった。反復は15〜30回と多く、筋持久力、つまり力を繰り返し発揮する能力を中心にした練習である。[13]
両方の練習群で最大筋力と筋持久力などは改善した。ただしベンチプレスの筋持久力の増加は、日別変動型129.43%、直線型70.72%で、日別変動型のほうが大きかった。この数字は試験内の筋持久力の変化であり、最大で持ち上げられる重さの増加率ではない。筋力が倍以上になった、と置き換えてはいけない。[13]
反対に、最大筋力に関する効果量は直線型のほうが系統的に大きかった。したがって、この試験を使って「女性も重い日と軽い日を作れば、どの成果でも優れる」とは言えない。同じ参加者でも、何を測ったかで比較結果の向きが異なる。方法の評判を決める前に、測定項目の名前を読む必要がある。[13]
この試験は反復の多い練習を比較したものであり、少ない反復で重い重量を押す計画と同じではない。普段のチェストプレスに取り入れる場合も、自分が目指すものが反復の持続なのか、最大重量なのかを確認したい。年齢に加えて、反復の設定と目標が自分の練習に近いかも確かめたい。[13]
さらに、若い女性という共通点だけで個人の変化率を予告することもできない。練習の経験、実施した課題、比較期間まで含めて初めて、この数値の居場所が決まる。研究結果を生活に置くとは、その数字を目標ノルマとして冷蔵庫に貼ることではなく、どの能力を評価するかを選ぶことだ。[13]
週の中で役割を分ける場合にも、「軽いから筋肥大の日」「重いから筋力の日」と名前だけで成果を決めないほうがよい。総量をそろえた分析では、変動の仕方による筋肥大の差はなかった。練習日の呼び名より、実際の内容と測りたい変化をそろえるほうが、研究の結論に沿っている。[6]
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
週2回なら、軽い日も含めて練習全体を見る
週2回という枠で知りたいのは、曜日を分けるだけで効果が増すかということだろう。しかし、若年のラグビー選手26人を対象にした12週間の準実験的研究では、直線型と日別変動型の両方でベンチプレスとスクワットの筋力が向上し、群間の増加には有意差がなかった。週2回での筋力向上は示されたが、変動型の優位性までは示されていない。競技を行う若年者の結果を18〜39歳の女性にそのまま当てはめるには、競技歴や練習条件の違いを考慮する必要がある。[14]
この研究は競技を行う若年者の結果である。成人女性の胸の練習に、そのまま最適な頻度を指定する数字ではない。それでも「週2回なら必ず重い日と軽い日に分けるべき」という断定を点検する材料にはなる。通う回数と負荷の変え方は、それぞれ検討する必要がある。[14]
また、軽い重りを選んだ日が、そのまま回復の軽い日になるとは限らない。練習間の回復を扱う24論文のレビューでは、限界まで行う練習は回復に時間を要する可能性があり、量が多い場合には回復の要求がさらに大きくなりうると整理されている。重りだけを下げて反復やセットを増やせば、軽いという呼び名と疲れ方が離れうる。[7]
休日のほうが時間に余裕があるから、軽い重りで延々と追加する。そうして作った軽い日を、次の重い日の準備と呼んでよいかは別問題だ。確認すべきなのは、使った重りだけでなく、実施した量と限界まで行ったかどうかである。回復のレビューは、個人差を見ながら少ない量から始め、適切なら徐々に増やす考え方を示している。[7]
そのため記録欄も、重さだけで埋めなくてよい。回数、セット、実施した内容、その後の練習の状態を並べれば、「重くはなかったが負担は大きかった」という日を検討できる。これは軽い日に何を加えてもよいという話ではなく、次の重要な練習を含めて計画を評価するための見方である。[7]
同じレビューは、日別に変動させる組み方を、重点を置く練習日のパフォーマンスと、目的のある軽い日を両立させる手段として論じている。一方で、重要な練習の前には運動を休むことでも十分な回復が得られる可能性に触れている。空白の予定を埋めること自体が、よい計画の条件ではない。[7]

よくある誤解
「毎回同じ重さだと、体が慣れて効果がなくなる」は、研究の比較を飛び越えた言い方である。総量をそろえた分析では、周期化に最大筋力の利点があったが、筋肥大の差はなかった。毎回の数字に変化が少ないことを理由に、練習全体を無効と判定することはできない。[6]
「重い日の順序は絶対に固定するべき」とも限らない。経験のある男性25人を無作為に分けた9週間の試験では、日別変動型の順序を自分で選べる群と固定する群を比較した。ベンチプレスの最大重量はそれぞれ6.5kg、8.8kg向上し、全体として適応は同程度だった。意欲、練習のきつさ、満足度にも群間差はなかった。経験のある男性の結果であり、18〜39歳の女性にも同じ適応が生じるかは別に検討する必要がある。[4]
ただし、この試験は、予定していた練習の順序を選べる方式を扱ったものだ。気分で練習量を際限なく削る方法と同じではない。群間で強度や量に有意差がなかったことも、結果を読む際の条件になる。忙しい週に順番を入れ替える余地は考えられても、それだけで意欲が上がるとは約束できない。[4]
「軽い日は必ず回復を速める」という理解にも条件が要る。回復のレビューは軽い運動の可能性を論じる一方、練習を休む選択肢も示している。次回の状態は、軽い日という名称より実施内容で確かめたい。重さ、量、限界への近さを確認して初めて、軽い日という名前に中身が伴う。[7]
順序を変える自由と、目的を変える自由も分けておきたい。固定した順序と選べる順序が同程度だったという結果は、練習の役割を残したまま予定へ合わせる判断の材料である。軽い日に何をするかが未定のままでは、その比較条件から離れてしまう。[4]
今日からできること
- 目標を、最大で押せる重さ、繰り返す力、筋肉の大きさのどれかに言葉で分ける。35研究の分析でも、最大筋力と筋肥大は違う結果だった。重い日を導入する理由を、自分が確認したい成果に結び付けたい。[6]
- 週2回の予定には、重さとともに回数・セットを記録する。若年競技者の12週間の比較では両方式で筋力が向上し、群間差はなかった。曜日別の呼び名より、続けて実施した内容から判断する。[14]
- 軽い日に反復を追加する前に、限界まで続けていないかを確認する。24論文の回復レビューが扱ったように、量と限界までの練習は回復の要求に関わる。重りを下げたことだけを休みの代わりにしない。[7]
- 予定の変更は、練習内容を保った順序の変更として考える。経験男性25人の試験では、9週間で順序を選ぶ方法と固定する方法に同程度の適応が見られた。経験者の結果であることを踏まえ、計画を相談する材料にする。[4]
- 反復の多い練習を選ぶなら、回数を続ける能力も評価する。女性28人の試験では、ベンチプレスの筋持久力で日別変動型が優れた。最大重量の記録だけでは、その練習で狙った変化を取り落としうる。[13]

オンザショアで、通う予定の置き場所を考える
重い日と軽い日を考えるとき、まず予定表に置きたいのは通える時間である。オンザショア立川店の営業時間は8:00〜23:30で、年中無休。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分である。仕事帰りと休日の予定を考える際には、場所と時間を先に確認できる。
当店にはパーソナルトレーニングのほか、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIITがある。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガもあり、ヨガのレッスンは25種類以上である。運動を続ける場所を選ぶ際には、こうした種目と通う時間を合わせて検討したい。
参加する種目には体調による条件もある。妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。種目は店舗の案内、費用は料金で確認できる。ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。予定と参加条件を確認してから、体験の予約へ進める。
参考文献
[1] Comparison of linear and undulating periodization resistance training on athletic capacities and health promotion: a systematic review and meta-analysis — Zhang Z, Ya X, Zhao X, Liu Z, Luo J, Liu Y, Bu Y. / 年: 2026 / 誌名: Frontiers in public health / 被引用: 0. DOI: 10.3389/fpubh.2026.1707627
[4] Comparison of Powerlifting Performance in Trained Men Using Traditional and Flexible Daily Undulating Periodization — Colquhoun RJ, Gai CM, Walters J, Brannon AR, Kilpatrick MW, DʼAgostino DP, Campb / 年: 2017 / 誌名: Journal of strength and conditioning research / 被引用: 43. DOI: 10.1519/jsc.0000000000001500
[6] Effects of Periodization on Strength and Muscle Hypertrophy in Volume-Equated Resistance Training Programs: A Systematic Review and Meta-analysis — Moesgaard L, Beck MM, Christiansen L, Aagaard P, Lundbye-Jensen J. / 年: 2022 / 誌名: Sports medicine (Auckland, N.Z.) / 被引用: 30. DOI: 10.1007/s40279-021-01636-1
[7] The Importance of Recovery in Resistance Training Microcycle Construction — Sousa CA, Zourdos MC, Storey AG, Helms ER. / 年: 2024 / 誌名: Journal of human kinetics / 被引用: 9. DOI: 10.5114/jhk/186659
[13] Linear and daily undulating resistance training periodizations have differential beneficial effects in young sedentary women — de Lima C, Boullosa DA, Frollini AB, Donatto FF, Leite RD, Gonelli PR, Montebell / 年: 2012 / 誌名: International journal of sports medicine / 被引用: 24. DOI: 10.1055/s-0032-1306324
[14] Comparison of resistance training progression models on maximal strength in sub-elite adolescent rugby union players — Harries SK, Lubans DR, Callister R. / 年: 2016 / 誌名: Journal of science and medicine in sport / 被引用: 24. DOI: 10.1016/j.jsams.2015.01.007
[16] Systematic review and meta-analysis of linear and undulating periodized resistance training programs on muscular strength — Harries SK, Lubans DR, Callister R. / 年: 2015 / 誌名: Journal of strength and conditioning research / 被引用: 81. DOI: 10.1519/jsc.0000000000000712
[19] A comparison of periodization models during nine weeks with equated volume and intensity for strength — Buford TW, Rossi SJ, Smith DB, Warren AJ. / 年: 2007 / 誌名: Journal of strength and conditioning research / 被引用: 66. DOI: 10.1519/r-20446.1
この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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