
男性なら測る位置の影響は小さい、と決められるか
結果は一様ではない。主に白人の男性223人、女性319人、20〜67歳を調べた研究では、男性の腹囲の平均値は測定位置間で有意な差がなかった。対して女性では、骨盤の上縁と中間の組み合わせを除き、平均値に有意な差があった。位置の影響は特に女性で明瞭だった。女性を含むが年齢幅が広く、18〜39歳の女性だけでも同じ差になるかは別に検討する必要がある。[13]
ところが、この研究でも男性の腹部肥満の割合は23〜34%と、測定位置によって幅があった。平均値に統計的な差がないという結果と、境界値を超える人の割合が同じという結果は別である。平均だけを読んで「男性はどこでもよい」とするのは、この研究の後半を落とす読み方になる。[13]
成人294人と小児・青年234人を横断的に調べ、さらに過体重の成人75人の減量前後のデータを含む研究では、男性でも肋骨の下の腹囲は、中間や骨盤の上縁より小さかった。一方で男性では、各部位の腹囲と腹部の脂肪や代謝リスクとの関係は似ていた。小児から成人までを含む研究の男性の結果を、18〜39歳の女性へ直接移すことはできない。[10]
この結果と、韓国の成人研究で平均の実測値に差があった結果を合わせると、男性でも部位差が出る集団と、平均差が明瞭ではない集団がある。対象や比べる位置が異なる研究を、同じ実験の反復として扱わないほうがよい。「男性は差がない」「必ず大きく違う」のどちらにも固定しない読み方になる。[2][10][13]
さらに、測定を繰り返したときの再現性と、別の位置との一致も異なる。男性223人らの研究では、どの位置でも再現性は高かった。ある場所で安定して測れることは、別の場所へ変更してよい保証ではない。いつも同じ場所を測れているのに健診結果と合わない場合も、まず部位の確認に戻る理由がある。[13]
家庭の記録で気になるのは、過去の数字が間違いだったかどうかだろう。位置が不明な記録をただちに捨てる必要はないが、同条件の変化として強い意味を持たせない。測定位置が分かる今日の記録から、比較できる列を作る。これは研究の差を家庭で扱うための整理案であり、腹囲を減らす効果が試された方法ではない。
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
肋骨の近くが優れた研究は、自宅の位置変更を勧めるか
測定位置による優劣を示した研究もある。46〜73歳の男女2,002人を対象とした横断研究では、最下部の肋骨のすぐ下で測る腹囲と、肋骨と骨盤の中間で測る腹囲などを比較した。肋骨の下の値は、脂質、血圧、血糖に関する好ましくない状態などと、より強く関連した。対象は中高年であり、18〜39歳の女性にも同じ測定位置が優れるかは、この結果だけでは判断できない。[9]
この研究で男性の糖尿病を区別する成績は、肋骨の下で測る方法が、中間で測る方法より2〜6%改善したと報告された。これは腹囲がその割合で減ったという意味でも、肋骨の下を測れば糖尿病を予防できるという意味でもない。すでに得られた健康状態を、測定値からどれだけ区別できるかの比較である。[9]
一方、韓国の成人研究では、実測値に差があっても各測定位置と代謝リスクとの関連は似ていた。中高年の研究で肋骨付近の利点が示されたからといって、すべての集団でそこが唯一の正解になったとは読めない。30代の家庭で測定位置を変更する理由にするには、年齢層も目的も異なる。[2][9]
研究の問いには、「集団の健康リスクをうまく区別する測定位置はどこか」と、「自分の腹囲を同じ条件で追えるか」がある。前者に良い成績の位置を見つけても、後者の過去の記録が自動的につながるわけではない。測定方法の変更を検討するときは、新旧の数字を同じ系列に混ぜないことが実務上の要点になる。[9][13]
ここで健診の測り方を自分で訂正する必要はない。結果を説明する医師に、測定位置と基準の対応を確認すればよい。研究間で結果に違いがあることは、好きな数字を選ぶ自由を意味しない。むしろ、測定値だけを切り離さず、方法と目的を添えて読む必要を示している。[2][9][11]

よくある誤解
「へそは見つけやすいから、健診の値ともそのまま比べられる」。男女の成人198人が自分の腹囲を測った比較研究では、へそや最も細い位置は比較的測りやすいと評価された。指示なしで測るときにも、へそはよく選ばれた。18〜39歳の女性だけを対象にした結果としては扱えない。分かりやすさと、ほかの測定位置の値を置き換えられることは別である。[3][2]
この自己測定の研究は、へそが直感的で測りやすい可能性を示す一方、血圧との関係や実用面から、特定の部位に明瞭な優位性があるとはしなかった。家庭で続けやすい目印を選ぶ話と、健診の基準値に当てはめる話を分けておきたい。巻尺にとって分かりやすい場所が、すべての判定に共通する場所とは限らない。[3][11]
「相関が高ければ測定位置を混ぜても問題ない」。韓国の男性では位置間の相関が強くても、腹部肥満に該当する割合は違った。高い相関は集団の傾向が似ていることを示すが、自分の過去の値へそのまま接続してよい根拠にはならない。記録の欄をそろえるなら、項目名だけでなく部位もそろえる必要がある。[2]
「測る場所を変えて基準より下がれば、健康上の問題も消えた」。成人研究で測定部位により感度や特異度、該当割合が変わったことは、体の健康状態を変える治療効果ではない。異なる物差しの当て方で分類が変わる現象である。判定に疑問があるときは、位置を動かして納得できる数字を探すより医師に確認する。[11][12]
「男性で平均差がなかった研究があるから、部位は記録しなくてよい」。同じ研究内でも、男性の腹部肥満の割合には部位による幅があった。平均の結果を個人の判定へ直接置き換えないことが大切だ。家庭の記録には、数字だけなら省けてしまう条件こそ残しておきたい。[13]
今日からできること
- 次の腹囲の記録に、へそ、最も細い位置、肋骨と骨盤の中間など、使った目印を書く。成人研究で比較された5部位は同じ値とは限らなかった。[2]
- 健診結果と自宅の値を並べる前に、健診の測定位置を確認する。成人520人の研究でも、同じ判定の境界値の働きは部位によって異なった。[11]
- 測定位置を変える場合は、記録の列を分け、変更したことを明記する。再現性が高い4部位でも、部位同士を同一視できるわけではなかった。[13]
- 数字が小さい場所を探すより、自分が使った目印を言葉で説明できるかを確かめる。成人198人の自己測定研究では、指示のないときに選ぶ部位にも違いがあった。[3]
- 判定に疑問がある場合は、自宅の数値と測定位置をセットで医師に伝える。男性の該当割合が17.2〜34.4%に分かれた結果は、位置を含めて読む必要性を示す。[2]

オンザショア立川店を、運動の予定を置く場所に
腹囲を記録する日とは別に、運動へ出かける予定を置く。その場所の候補として、オンザショア立川店がある。営業時間は全曜日8:00〜23:30、年中無休。JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある。帰宅前や朝の予定に入れられるかは、まず生活の時間割と照らして考えたい。
医師から運動を止められている方は利用できない。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングがある。女性専用のキックボクササイズもあるため、男性が選ぶ際には種目の対象も確認したい。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、測定値の目標とは別に、取り組む内容を検討できる。
ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスン、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。店の案内と料金を確認し、体験の予約を生活の予定と合わせて検討する場所である。
参考文献
[2] Influence of waist circumference measurement site on the cardiometabolic risk factors in Korean adults — Kim Y, Kuk JL, Park KH, Lee S., 2025, Obesity research & clinical practice. DOI: 10.1016/j.orcp.2025.01.007
[3] Waist circumference at five common measurement sites in normal weight and overweight adults: which site is most optimal? — Brown RE, Randhawa AK, Canning KL, Fung M, Jiandani D, Wharton S, Kuk JL., 2018, Clinical obesity. DOI: 10.1111/cob.12231
[9] Optimal central obesity measurement site for assessing cardiometabolic and type 2 diabetes risk in middle-aged adults — Millar SR, Perry IJ, Van den Broeck J, Phillips CM., 2015, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0129088
[10] Measurement site for waist circumference affects its accuracy as an index of visceral and abdominal subcutaneous fat in a Caucasian population — Bosy-Westphal A, Booke CA, Blöcker T, Kossel E, Goele K, Later W, Hitze B, Helle, 2010, The Journal of nutrition. DOI: 10.3945/jn.109.118737
[11] Waist circumference thresholds for the prediction of cardiometabolic risk: is measurement site important? — Mason C, Katzmarzyk PT., 2010, European journal of clinical nutrition. DOI: 10.1038/ejcn.2010.82
[12] Effect of the site of measurement of waist circumference on the prevalence of the metabolic syndrome — Mason C, Katzmarzyk PT., 2009, The American journal of cardiology. DOI: 10.1016/j.amjcard.2009.02.018
[13] Variability in waist circumference measurements according to anatomic measurement site — Mason C, Katzmarzyk PT., 2009, Obesity (Silver Spring, Md.). DOI: 10.1038/oby.2009.87
この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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