筋トレは背中と脚を交互に行う?同じ日の順番で変わる時短と疲れの見分け方

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

背中の重さを伸ばしたい日は、時短との交換を考える

長期の変化について、メタ分析では最大筋力の差が標準化平均差0.10、筋持久力が0.07、筋肥大が−0.05で、いずれも有意差は認められなかった。最大筋力は大きな力を出す能力、筋持久力は繰り返し力を出す能力を指す。全体としては、時間を短くする方法でも同程度の適応を得られるという見通しを持てる。[7]

ただし、背中を重点的に伸ばしたい読者には、全身の多関節運動を扱った無作為化比較試験も重要だ。多関節運動とは、複数の関節を使う運動である。この試験は導入練習を3週間行った後、スーパーセット群と通常方式群に分け、週2回、10週間の重い筋トレを比較した。種目はレッグプレス、ベンチプレス、ラットプルダウン、シーテッドローだった。導入練習を経た参加者の結果であり、18〜39歳の女性に同じ改善差が生じるかは、この比較だけでは判断できない。[6]

結果は種目で分かれた。上から引くプルダウンでは、通常方式の最大筋力の改善が5.2kg大きく、統計的にも有意だった。座って引くローでも通常方式が4.8kg大きかったが、こちらは有意差には達していない。脚を押すレッグプレスと胸を押すベンチプレスの改善は、両群でよく似ていた。[6]

ここで「背中は交互にすると伸びない」と読むのも早すぎる。スーパーセット群でも、すべての種目で筋力の向上が見られた。比較したのは伸びたか、伸びなかったかだけでなく、伸びの大きさである。短く終わる方法にも成果はあり、そのうえで背中の一部の指標では通常方式が上回った、という結果だ。[6]

また、この試験は全身の複数種目を組んだプログラムの比較である。背中と脚のあらゆる組み合わせに、プルダウンの差をそのまま当てはめることはできない。背中の種目名が同じでも、相手の種目、休憩、全体の順番が変われば条件は変わる。読み取れるのは、短縮したプログラムの結果を種目別に見る必要があるという注意点だ。[6]

研究全体で差がないことと、特定の試験で差があったことは両立する。前者は方法の大まかな選択肢を示し、後者は目標を絞った時の注意を教える。背中の扱える重さを主な成果として追う期間なら、通常方式を基準にしておく選択がある。限られた時間で全身を行うことが目的なら、交互にする方法も候補に残る。[6,7]

体組成についても、同じ試験では方式間の差は認められなかった。両群とも筋肉量が増え、脂肪量が減ったものの、方式間の優劣は示されなかった。体の形を変えることを全員の目標にする必要はなく、この結果を時短方式の宣伝文句に変える必要もない。自分が追っている指標に合わせて読む方が、方法を選びやすい。[6]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

同じ部位を続ける方法とは、比較する相手が違う

交互にするなら何と何を組ませるか。この問題を調べた小規模な実験では、10人が無作為の順序で、反対の働きをする筋肉の組み合わせ、上半身と下半身を交互にする組み合わせ、似た動きを続ける組み合わせを経験した。評価の中心はベンチプレスである。この10人の結果を18〜39歳の女性の背中と脚の組み合わせへ直接当てはめず、種目の選択を考える手掛かりにする。[9]

この実験では、上半身と下半身を交互にする方法と、似た動きを続ける方法は、反対の働きをする筋肉を組ませる方法より、主観的なきつさが高くなる可能性を示した。どのスーパーセットでも開始時点に比べて平均速度やパワーが低下する方向だったが、似た動きを続けた条件では、その低下がより大きかった。[9]

一方、反対の働きをする筋肉の組み合わせと、上下を交互にする組み合わせの間では、速度やパワーの差が明確でない部分もあった。少人数の実験で、確率的な表現を用いて結果を評価しているため、全員に最適な組み方の順位が確定したとは読まない。少なくとも「部位が違えば、どの組み合わせも同じ」という説明は単純すぎる。[9]

研究を統合した分析でも、似た動きのスーパーセットでは通常方式より負荷量が低く、標準化平均差は−1.08だった。反対の働きをする筋肉を組ませた条件では、反復回数が多くなる結果もあった。これらを背中と脚の効果そのものとして借りることはできないが、スーパーセットをひとまとめにせず、種類を確認すべき理由にはなる。[7]

帰宅前に背中も脚も済ませたい人と、背中に似た運動を重ねたい人では、そもそもの問いが違う。前者は全身の予定を収めるために組み合わせを変え、後者は同じ場所への刺激の重ね方を変える。どちらも短い休憩で行えるが、同じ言葉で説明されるからといって、運動中に起こることまで同一ではない。[7,9]

高度な筋トレ手法を調べた系統的レビューでも、上下を組ませるスーパーセットは時間効率を高める候補として挙げられている。このレビューは十分に鍛錬したアスリートの活用にも言及しており、18〜39歳の女性が運動を始める際に、そのまま高度な方法を選ぶ根拠にはならない。ただし、運動量、努力の強さ、頻度について細かな統一処方を示すには根拠が十分でないとされている。研究に名前がある方法でも、全員に共通する休憩や重さの指定には慎重さが要る。[16]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「背中と脚は別だから、交互にすれば休憩が要らない」という理解は避けたい。スーパーセットは短い休憩で時間を節約する方法であり、全身の負担を消す方法ではない。研究全体では主観的なきつさや乳酸が高く、筋トレ未経験者の試験でも平均心拍数が高かった。部位名の違いは、体のきつさを帳消しにする印ではない。[7,19]

「交互にして回数が減ったなら、筋トレとして失敗だ」とも決めつけられない。未経験者の比較では、短い方法で反復回数が少し減った一方、その方法を普段の運動に選びたい人が多かった。長期の研究を統合すると、最大筋力や筋肥大の変化に明確な差はなかった。時間、運動量、好みを分けて評価する方が、結果に沿っている。[7,19]

「研究で差がないなら、背中の重さも必ず同じように伸びる」という理解も広すぎる。全身の無作為化比較試験ではプルダウンに通常方式の優位があり、ローは同じ方向の差でも有意ではなかった。平均的な結果を、自分の重点種目の保証に置き換えないことだ。反対に、この試験だけで交互方式を全面的に退ける必要もない。[6,7]

今日からできること

  • 背中と脚を同じ日に行う記録には、交互にしたか、部位ごとに終えたかも残す。2種目を短い休憩で続ける方法は、通常方式と区別して比較する。[7]
  • 時短を試す日は、終了時刻と反復回数を別々に確認する。未経験者の試験では通常方式が60%長く、反復回数も4.6%多かったため、時間だけで評価しない。[19]
  • 背中を伸ばすことが重点なら、プルダウンなどの記録を独立させる。10週間の比較で通常方式の改善が5.2kg大きかった結果を踏まえ、交互方式での変化を見て選ぶ。[6]
  • きつさと好みも分けて振り返る。未経験者30人の試験では、スーパーセットはきつくても楽しさに差がなく、およそ3分の2が普段の方式として選んだ。[19]
  • 研究の休憩や頻度を唯一の正解にしない。30論文を検討した系統的レビューでも、高度な手法の量や頻度について一律の細かな指針を出すには根拠が十分でないとしている。[16]
筋トレ美女 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店で、通える時間から運動を選ぶ

背中と脚の順番を考える前に、生活の中に運動の時間を置く。そのための場所として、オンザショア立川店は8:00〜23:30、年中無休で営業している。朝と仕事帰りのどちらを使うか、まず営業時間から通う場面を考えられる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分である。運動の種類にはパーソナルトレーニング、ピラティス、常温のヨガがあり、溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガも行っている。ヨガだけで25種類以上のレッスンがある。

妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加できる運動を確認してから、通う時間を選びたい。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。体験はヨガの内容であり、ここで紹介した筋トレ研究と当店のレッスンは分けて考える。

通う準備には店舗案内と料金を使い、ヨガを試す場合は体験の予約で内容を確認できる。運動の組み方とともに、通う場所と時間も予定に入れておきたい。

参考文献

[1] The Acute and Chronic Effects of Superset Resistance Training Versus Traditional Resistance Training-A Narrative Review — Mang ZA, Beam JR, Kravitz L., 2025, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0000000000005246

[6] Efficacy of Supersets Versus Traditional Sets in Whole-Body Multiple-Joint Resistance Training: A Randomized Controlled Trial — Iversen VM, Eide VB, Unhjem BJ, Fimland MS., 2024, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0000000000004819

[7] Superset Versus Traditional Resistance Training Prescriptions: A Systematic Review and Meta-analysis Exploring Acute and Chronic Effects on Mechanical, Metabolic, and Perceptual Variables — Zhang X, Weakley J, Li H, Li Z, García-Ramos A., 2025, Sports medicine (Auckland, N.Z.). DOI: 10.1007/s40279-025-02176-8

[9] The Effects of Superset Configuration on Kinetic, Kinematic, and Perceived Exertion in the Barbell Bench Press — Weakley JJS, Till K, Read DB, Phibbs PJ, Roe G, Darrall-Jones J, Jones BL., 2020, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0000000000002179

[16] Maximizing Muscle Hypertrophy: A Systematic Review of Advanced Resistance Training Techniques and Methods — Krzysztofik M, Wilk M, Wojdała G, Gołaś A., 2019, International journal of environmental research and public health. DOI: 10.3390/ijerph16244897

[19] A comparison of acute affective responses, physiological measures and training volume between superset and traditional resistance training in untrained adults — Myraunet PA, Saeterbakken AH, Andersen V., 2025, Frontiers in sports and active living. DOI: 10.3389/fspor.2025.1536747

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約