生理中のダイエットは甘さの感じ方も変わる?食欲と味覚の敏感さを読み分ける

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食べたい気持ちにも、複数の測り方がある

閉経前で規則的な月経がある女性17人を調べた研究では、平均年齢は23.2歳だった。卵胞期後半と黄体期に、血液中のホルモンと、食品への欲求や習慣的な摂取の関係を検討している。黄体期では、性ホルモンに結合するタンパク質であるSHBGと、甘い食品や炭水化物に富む食品を欲する気持ちに正の関連があった。[5]

さらに、エストラジオールが高く、食欲調節に関わるレプチンに対する比も高い集団では、甘い食品や炭水化物への欲求が強かった。別の集団ではその欲求が弱かった。人数の少ない関連研究だが、「黄体期の女性」という括りの中にも異なる組み合わせがあることが分かる。ホルモンの名前を挙げるだけでは、個人の食べたい気持ちを説明しきれない。[5]

ここでの問いは、どれほど薄い砂糖水を甘いと認識したかではない。だから、甘い物が欲しい日を「舌の感度が低い日」と記録してしまうと、研究で分けている現象を混ぜることになる。欲求は欲求として、実際に口にした印象は印象として残すほうが、後で読み返すときに迷わない。[3][5]

食品にどれだけ価値を感じるかにも別の測定がある。健康体重の女性31人と肥満のある女性25人が、排卵前と黄体期中頃に、菓子など30品目にいくら払いたいかを回答した研究だ。健康体重の参加者では塩味の食品への支払意思は時期で変わったが、甘い食品への支払意思は変わらなかった。体格別に比較した女性の結果であり、18〜39歳の女性全体にそのまま当てはめて、食品の選び方を予測することはできない。[4]

肥満のある参加者では、食品への価値づけに周期の影響は見られなかった。また、同じ女性たちを調べたミルクシェイクの快さの評価と、支払意思では、体格との関係の向きが異なったと報告されている。おいしさの評価、買いたいという評価、好む濃さは、どれも同じ「好き」の一語に置き換えられない。[4]

店頭で手が伸びたという場面を考えても、選んだ事実と、口にした味の印象は別に尋ねられる。値札への返事と、舌への質問は同じではない。この区別を持つと、甘い物が気になるたびに「味覚が変わったはず」と理由を固定せずに済む。研究でも、甘味の濃度の好みと、甘い食品への支払意思では、周期との関係が一致していない。[1][4]

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代謝の数字を、お菓子の許可量にしない

甘味の好みを比較した女性20人の研究は、空腹時の安静時代謝も測っている。体を動かしていないときのエネルギー消費は、卵胞期で平均5042 kJ/日、黄体期で5197 kJ/日と、黄体期のほうが高かった。効果量は0.33だった。甘味の選択とエネルギー消費に、同じ研究内で周期との関連が見られたのである。[1]

より広く見ると、自然な月経がある健康な女性を対象とした安静時代謝の系統的レビューは、7研究を採用した。そのうち5研究が黄体期で高くなる傾向を報告し、4研究で有意な増加があった。増加の推定範囲は約30〜120 kcal/日だったが、変化の大きさは約3〜5%と小さく、日々の生物学的な変動や測定誤差と重なる可能性が指摘されている。[17]

これは黄体期の甘い物への欲求を、代謝だけで説明する数字ではない。安静時代謝は、菓子をどれだけ欲するかという質問でも、実際にどれだけ食べたかという記録でもない。自分が選んだ食品の量を、この推定範囲から自動的に足したり引いたりする使い方は避けたい。対象者をまとめた数字を、個人のその日の精算表にはできない。[1][5][17]

女性8人を追った観察では、エストラジオールが最も高い時期に、エネルギー摂取が122 kcal、割合で8%低くなる傾向も報告された。ただし、これは少人数の食事記録の中の傾向で、甘味の閾値が変わったから摂取量が減ったと証明した結果ではない。食事記録、ホルモン、味覚を一緒に調べても、そのつながりすべてが因果になるわけではない。[6]

検索で欲しいのは「今日はどれだけ食べてよいか」という即答かもしれない。しかし、この分野の数値が教えるのは、好み、気分、摂取、代謝を別々に確かめる必要性だ。甘さの濃度を選ぶ試験から、減量の成否までを飛び越えない。その距離を保つほうが、小さな研究を日常に生かせる。[1][3][5][17]

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よくある誤解

「生理前に甘い物が欲しくなるのは、甘さが分からなくなるから」という説明は単純すぎる。甘味の認識閾値に群間差がなかった研究もあれば、黄体期で気分の得点が高いほど低い濃度を認識した研究もある。好む甘さが濃くなる結果と、薄い甘さを認識できるかという結果は分けて読む必要がある。[1][3]

「周期で変わるのだから、全員が同じ対策をするべきだ」ともいえない。甘味の好みの周期差が出なかった研究があり、食品への欲求を調べた研究でも異なる集団が見つかっている。平均の変化を自分にも必ず起きる予定として扱うと、実際の体験を後から予定に合わせてしまう。変化がない日も、そのまま記録の対象でよい。[2][5]

「甘い物を欲した日は、食べた量も増えたはず」という読み方にも飛躍がある。食品への欲求、甘い溶液の濃度の選択、食品に払いたい金額は別々に測定されている。どれかが変わっても、ほかの指標が一緒に変わると決めることはできない。欲求を感じたことだけで、その日の食事を失敗と採点する必要はない。[1][4][5]

なお、味覚や食べ方の変化について困りごとが続く場合は、周期だけで説明を終えず、医師に相談するという選択がある。論文の平均値で自分の状態を診断するための記事ではない。相談するときには、いつから、何を食べたときに、どんな違和感があるかを言葉にしておくと、話したい内容を整理できる。

今日からできること

  • 「甘い物が食べたい」と「食べた物をどの程度甘く感じたか」を別の欄に書く。「欲しかった」「実際には選ばなかった」「口にすると十分甘かった」と、欲求、選択、味の印象を区切って残す。欲求を質問した17人の研究と、好む濃度を測った20人の研究が扱う違いを、記録でも保つためだ。[1][5]
  • 出血中なのか、次の月経が近い時期なのか、時期のメモを添える。20人の研究の訪問予定は月経開始後5〜12日と20〜25日であり、「生理のとき」とだけ書くと比較したい場面が曖昧になる。[1]
  • 味の印象を比べたいなら、同じ飲み物を口にした場面を言葉で残す。測定器をそろえるより、普段の場面を思い出せるメモから始める。認識閾値を調べた大学生の研究と、濃度の好みを測った試験を、自宅の印象だけで再現したことにはしない。[1][3]
  • 気分も短い言葉で併記し、味覚の原因と決めつけない。黄体期の女性での相関係数−0.472は関連の値であり、自分の気分を味から判定する式ではない。[3]
  • 約30〜120 kcal/日というレビューの代謝の幅を、菓子の追加量や埋め合わせの運動量に換算しない。小さな平均変化と日々の変動が重なる可能性を踏まえ、記録は罰を決める道具にしない。[17]
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オンザショア立川店を、続ける予定の置き場所に

食事の記録とは別に、体を動かす時間の置き場所を考えるなら、営業時間と通う距離を確かめたい。オンザショア立川店の営業時間は8:00〜23:30で、年中無休である。JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある。予定の前後に通う場所を探す際の条件として確認できる。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングがある。ヨガだけで25種類以上のレッスンを用意している。種目や時間を選び、生活の中で続ける場所として検討するための選択肢だ。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加条件を確かめたうえで、体験の内容を検討したい。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスン、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。店の案内と料金を確認し、体験の予約へ進める。

参考文献

  1. Resting energy metabolism and sweet taste preference during the menstrual cycle in healthy women — Malo-Vintimilla L, Aguirre C, Vergara A, Fernández-Verdejo R, Galgani JE., 2024, The British journal of nutrition. DOI: 10.1017/s0007114523001927
  2. Sweet taste preference in women smokers: comparison with nonsmokers and effects of menstrual phase and nicotine abstinence — Pomerleau CS, Garcia AW, Drewnowski A, Pomerleau OF., 1991, Pharmacology, biochemistry, and behavior. DOI: 10.1016/0091-3057(91)90118-l
  3. Sweet taste threshold for sucrose inversely correlates with depression symptoms in female college students in the luteal phase — Nagai M, Matsumoto S, Endo J, Sakamoto R, Wada M., 2015, Physiology & behavior. DOI: 10.1016/j.physbeh.2015.01.003
  4. Is It Worth It? Obesity Affects Snack Food Valuation Across the Menstrual Cycle — Heuberger LS, Gobbi S, Weber SC, Graf G, Tobler PN, Asarian L, Geary N, Roth M, , 2022, Frontiers in neuroscience. DOI: 10.3389/fnins.2022.800976
  5. Estradiol, SHBG and leptin interplay with food craving and intake across the menstrual cycle — Krishnan S, Tryon RR, Horn WF, Welch L, Keim NL., 2016, Physiology & behavior. DOI: 10.1016/j.physbeh.2016.08.010
  6. Gustatory and food habit changes during the menstrual cycle — Alberti-Fidanza A, Fruttini D, Servili M., 1998, International journal for vitamin and nutrition research. Internationale Zeitschrift fur Vitamin- und Ernahrungsforschung. Journal international de vitaminologie et de nutrition. DOI: なし
  7. Resting metabolic rate fluctuations across the menstrual cycle: a systematic review — Hurtová A, Gimunová M, Beníčková M., 2026, Frontiers in physiology. DOI: 10.3389/fphys.2026.1778735

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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