HIITのあとに40gのホエイを足しても、同じカロリーの糖と比べて最大酸素摂取量の上乗せは出なかった。2型糖尿病では牛乳や乳たんぱくを足しても血管の指標は栄養の群で分かれず、ダンス履修者では1日の量を変えても6週の体力は群で分かれなかった。粉で食事を替える試験ではない。
自転車のインターバルを終えたあと、台所にシェイカーと夕食の皿が並ぶ。粉を飲めば食事も済ませたことになるのか、それとも夕食に足すものなのか。「HIIT後の食事」と「HIITの後プロテイン」を調べる前に、この二つの使い方を分けたい。
足して分かれた、にはならなかった。健康で座位が中心の成人47人(31.1±8.0歳)が、8週の低用量HIITのあとにホエイ40gか、同じカロリーのマルトデキストリンかを飲んだ二重盲検のランダム化比較試験では、最大酸素摂取量はホエイで +2.8 mL/kg/min(p=0.003)、糖で +3.5 mL/kg/min(pは0.001未満)だった。群と群の変化の差は、どの結果でも有意ではなかった。対象は若い女性だけではなく、18〜39歳の女性に同じ結果が出るかは別に確かめる必要がある。著者らの結論は、セッション後のたんぱく質が、この人たちの心肺と代謝の指標に追加の利益をもたらすようには見えない、である。[1]
においで食事を読む話は、先に公開されている。題名は「HIIT後の食事はにおいを感じにくい?鼻の通りと口で感じる風味を読み分ける」。鼻の通りと口の風味はあちらへ譲る。HIITのあとに筋トレを足す並びは「HIIT後の筋トレは足すほど良いか、血糖と中性脂肪で先頭が入れ替わる」に譲る。ここから見るのは、粉をセッションのあとに足したとき、心肺・血管・体組成のどれが栄養の条件で分かれたか、そしてHIITそのものが動かした数字はどの集団のどの列か、である。

40gのホエイは、同じカロリーの糖と心肺を分けなかった
比べているのは、夕食の皿を粉に替えた人と、飯を残した人ではない。各セッションのあとに、粉末を1杯足した人と、同じエネルギー量の糖を1杯足した人である。Reljicらは、健康でふだん座っている成人に、自転車エルゴメータの低用量HIITを8週やらせた。中身は最大心拍数の80から95%で1分を5から10本。終わったあとに、二重盲検でホエイ40g(24人)か、同じカロリーのマルトデキストリン(23人)かを割り付けた。主な結果は最大酸素摂取量で、副次にいくつかの心肺・代謝の指標を、前後で測っている。18〜39歳の女性にそのまま当てはめるには、対象と運動条件の違いを考える必要がある。[1]
両群とも、運動の側は動いた。最大酸素摂取量はホエイで +2.8、糖で +3.5、単位は mL/kg/min。収縮期と拡張期の血圧は、ホエイで −7/3 mmHg(pは0.05未満)、糖で −8/5 mmHg(pは0.001未満)。ガンマグルタミルトランスフェラーゼという酵素はホエイ側で −2 U/L(p=0.003)、アラニンアミノトランスフェラーゼは糖側で −3 U/L(p=0.014)。肝臓の酵素の名前が群で違うのは、それぞれの群の中で動いた指標が違った、という意味である。群のあいだの変化を比べると、いずれの結果も有意な差にはならなかった。[1]
粉の +2.8 より、糖の +3.5 のほうが、点の上では大きい。この0.7を「糖の勝ち」と棚に持ち帰ることはできない。差の検定が有意ではなく、著者らが前に出した文は、低用量HIITが補給の条件にかかわらず最大酸素摂取量と他の指標を改善した、という側にある。追加の利益は見えない、が後半である。立川で働く人が、薬も病気もない1回の夜に、同じ +2.8 を自分の数値として予約する幅ではない。対象は健康で座位が中心、平均30歳前後、8週、監督下の自転車である。[1]
疑問の続きは、体で確かめるのがいちばん早い。
牛乳を足しても、血管の変化は栄養の群で分かれなかった
同じ「あとに足す」でも、相手が糖とは限らない。Francoisらの二重盲検の比較試験は、心血管疾患がなく、インスリンの注射を使っていない2型糖尿病の成人53人を、12週のHIITに割り付けた。運動は有酸素と筋トレを組み合わせたインターバルで、最大心拍数の90%の1分を4から10本、週3回。終わったあとの飲み物が、牛乳、乳たんぱく、偽薬の三つに分かれる。2型糖尿病の成人の結果であり、健康な18〜39歳の女性にそのまま当てはめることはできない。[2]
12週のあと、全体としては血管の指標が動いた。大腿動脈の内膜中膜複合体厚は、前が 0.84±0.21mm、後が 0.81±0.16mm(p=0.03)。頸動脈から大腿までの脈波伝播速度は、前が 10.1±3.2m/s、後が 8.6±1.8m/s(pは0.01未満)。安静時心拍数は、前が 70.4±10.8拍、後が 67.8±8.6拍(p=0.01)。いずれも時間の主効果で、栄養の群のあいだに差はなかった。著者らの結論は、HIITが大腿の壁の厚み、動脈の硬さ、安静時心拍を下げ、運動後の牛乳やたんぱく質を足しても心血管の結果への加算はなかった、である。HIIT単独が、この集団の心血管の負担を減らす手段になりうる、とまとめている。[2]
0.03mmと 1.5m/s は、53人を束ねた前後の差である。牛乳の群だけが壁を薄くした、という読みにはできない。三つの飲み物のあいだで、結果の変化は分かれなかった。2型糖尿病で、注射のインスリンを使っていない人の12週を、血糖の薬を飲んでいない20代の木曜日に写さない。薬の増減は医師の判断である。[2]
補給が1日90gと0gでも、6週の体力は群で分かれなかった
量を日単位で振った試験が、大学のダンス課程にいる18人である。Alfieroらは、6週の自転車HIITに全員を乗せ、高たんぱく補給(1日90g)、中たんぱく補給(1日40g)、対照(補給は1日0g)の三群に対応づけて分けた。開始前と後に、漸増負荷試験、30秒の全力漕ぎ(Wingate)、二重エネルギーX線吸収測定法を行っている。漸増負荷ではピーク心拍数、ピーク酸素摂取量、ピークパワー、乳酸性閾値、換気性閾値の1と2。Wingateではピークパワー、平均パワー、疲労の指数。吸収測定では除脂肪量、脂肪量、内臓脂肪、四肢の骨格筋量とその指数。体組成の指標は、前後の除脂肪量と脂肪量から計算した。ダンス課程の履修者を対象にした結果であり、一般の18〜39歳の女性への適用には運動経験の違いが残る。[3]
開始前、ピーク酸素摂取量と体脂肪率に群の差はなかった。時間の主効果が出たのは、漸増負荷のピーク心拍数(p=0.02)、ピーク酸素摂取量(pは0.001未満)、ピークパワー(pは0.01未満)、乳酸性閾値(pは0.001未満)、換気性閾値の1と2(いずれもpは0.001未満)、Wingateのピークパワーと疲労指数(いずれもpは0.01未満)。除脂肪量(p=0.01)と脂肪量(pは0.01未満)にも時間の主効果があり、体組成の指標は全群で改善した。群による差はなく、測った結果の群間比較はいずれもpが0.05より大きい。著者らは、短い6週ではたんぱく質補給の効果はなく、この自転車HIITが体力を上げ、審美の指標を整え、既存の課程に足しやすい追加だった、と結んでいる。[3]
審美が整った、は著者らの言葉である。ダンスを履修する18人の6週を、腕の形を直したい夜の目標にはしない。時間とともに体力の指標は動き、その動きは1日90gと0gで分かれなかった。0gは補給の量で、食事のたんぱく質をゼロにする条件ではない。対照群も同じ自転車に乗っている。粉のグラムだけが体力を作った、という読みは、この3群の並びと合わない。幅は18人、6週、対応づけまでである。[3]
数字で読む、足したプロテイン
健康で座位中心の成人47人、8週。HIIT後のホエイ40gで最大酸素摂取量は +2.8 mL/kg/min、同じカロリーの糖で +3.5。群間の差は有意ではなかった。[1]
同じ47人の血圧。ホエイは −7/3 mmHg、糖は −8/5 mmHg。酵素はホエイでガンマグルタミルトランスフェラーゼ −2 U/L、糖でアラニンアミノトランスフェラーゼ −3 U/L。群間差は有意ではなかった。[1]
2型糖尿病の成人53人、12週、週3回。大腿の内膜中膜複合体厚は 0.84mm から 0.81mm、脈波伝播速度は 10.1m/s から 8.6。栄養の3群の差はなかった。[2]
大学のダンス履修者18人、6週の自転車HIIT。1日のたんぱく質補給を90g、40g、0gに分けても、測った結果の群差は有意ではなかった(pは0.05より大きい)。[3]
運動をしない対照との比較、座っている健康な成人。最大酸素摂取量の平均差は 5.98 mL/min/kg(16試験、517人、確かさは中程度)。ウエスト周囲は −3.56cm(8試験、270人、確かさは高い)。[18]
過体重または肥満の若者。連続した有酸素との体重の平均差は −0.37kgで、95%信頼区間は −0.89から0.15(13試験、409人)。[5]
疑問の続きは、体で確かめるのがいちばん早い。
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