ダイエットのプロテインは買い置きで増える?袋の在庫と飲む頻度を分ける整理法

ダイエット中のプロテインを毎日飲むか、何回飲むかを袋の残りで決めていないか。家庭の食品在庫、食べる頻度と欲求、食事準備を扱う研究から、買った量と口にする量を分けて考える。買い置きだけで摂取量が増えると断定せず、食事と補食の予定を確かめる具体的な方法を紹介する。

台所の棚を開けると、飲みかけのプロテインの後ろに未開封の袋がある。朝に飲んだのに、帰宅後も「まだあるから」とシェーカーを出す。そんな場面で確かめたいのは、残りの袋ではなく、今日の食事のどこに補食を入れるつもりだったかだ。

買い置きをすると必ず飲む量が増える、とは決められない。家庭の食品環境を変えた試験は在庫の種類の変化を示し、食品の摂取頻度を調べた研究は欲求との関連を示している。しかし、在庫、食べた量、食べたい気持ちは異なる指標である。[1][19]

既存記事「ダイエットのプロテインは毎回通知で続く?回数より先に見たい実行の記録」は、通知と実行の関係に譲る。ここで扱うのは、家にある袋をどう把握し、買う予定と飲む予定を混同せずに置くかという問いである。

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

棚にある種類と、体に入った量は違う

家庭にある食品を数える研究では、「ある」と「食べた」を分ける必要がある。主にヒスパニック系の家庭を対象にした無作為化比較試験の二次解析では、親と子の組を含む131世帯を、食事と身体活動を支援する群と待機対照群に分けた。介入は10週間で、家庭の食品のそろえ方を変える工夫も含んでいた。親子のいる家庭への支援なので、18〜39歳の女性個人の在庫管理にそのまま当てはめるには、世帯構成の違いを考える必要がある。[1]

介入群では家にある野菜の種類数が8.39から10.38へ増え、対照群は8.69から8.55だった。調理済みデザートの種類数は介入群で2.85から1.75へ減り、対照群では2.42から2.52だった。これらの変化には群間の有意差があったが、ほかの評価項目では有意差が認められなかった。[1]

これは、支援によって家庭にある食品の構成が変わり得ることを示す結果である。野菜の数字は食べた皿数でも、重さでもない。棚や冷蔵庫の状況を測った数字を、そのまま摂取量の増減に読み替えることはできない。[1]

プロテインの管理に引き寄せるなら、未開封の袋、開封中の袋、実際に飲んだ記録を別々に見る方法になる。袋が減ったとしても、本人が飲んだのか、家族が使ったのかで意味が違う。この区別は家庭での整理案であり、上の試験でプロテインの管理法が検証されたという話ではない。

在庫を見直す時も、まずは現状を書くだけでよい。「多く買った自分は失敗した」と採点するための棚卸しにしない。買い物の結果を確認してから、次の購入をどうするか考える。今日の摂取を増やすことだけを在庫整理の出口にしない、という順序である。

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

買いだめの研究は「増える」だけを語らない

食品の買い置きが注目された時期として、感染症流行下の購買行動を扱う研究がある。肉や肉製品に焦点を当てた文献レビューは、2020〜2023年の研究を調べ、まとめ買い、来店頻度の低下、買い物リストの利用など、複数の変化を整理した。対象は流行下の消費者や家庭であり、18〜39歳の女性の平常時の買い置きにそのまま当てはめるには、生活条件が異なる。同時に、不健康な食品や間食の摂取増加、買い急ぎによる品不足などの変化も取り上げている。[6]

ただし、その時期には外出、気分、収入、家庭で過ごす時間などの条件も動いていた。レビューは個人の動機や心理状態、年齢や所得など、複数の要因が購買や食行動に関わると整理している。「袋を多く買ったこと」だけを独立した原因にして読める結果ではない。[6]

一方、家庭の食品廃棄を扱う系統的レビューは38本の論文を検討し、流行下では多くの国で家庭の食品廃棄が減ったと報告している。買い物や調理に加え、在庫や食べ残しの管理にも変化が生じていた。買いだめへの懸念があったことと、実際の廃棄がどちらへ動いたかは同じ話ではなかった。各国の家庭を扱う結果なので、18〜39歳の女性個人の食品廃棄にそのまま当てはめることはできない。[7]

この対照は、自宅の大袋を考える時にも役立つ。在庫が多くても、食事の予定に合わせて使う家庭と、家にあることを合図に使う家庭では状況が異なる。前者か後者かを、袋の写真だけで判定することはできない。研究の読み方としても、買った量だけで生活全体の結論を急がない姿勢が必要になる。[6][7]

中央線で帰宅しながら買い物の画面を開くなら、注文履歴より先に家の在庫を確認する、という手順は考えられる。これはレビューが効果を保証した方法ではなく、在庫管理という観点を日常に移す案である。棚にあるのに、画面の中ではまた初対面の袋になっている。そのずれを減らすところから始めたい。

筋トレ美女 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

飲む頻度と、食べたい気持ちを混ぜない

「毎日」と「多めに」は同じ変更ではない。過体重または肥満のある367人を対象とした減量試験内の解析では、食品を食べる頻度の変化と、その食品への欲求の変化との関連が調べられた。欲求とは、特定の食品を食べたいと感じる気持ちである。評価は開始時、6か月、24か月に行われた。過体重・肥満のある人の減量中の結果を、18〜39歳の女性全般にそのまま当てはめることはできない。[19]

この解析では、食品を食べる頻度の変化は欲求の変化と関連していた。一方、その食品から摂ったエネルギー量の変化と欲求の変化には関連が認められなかった。食品に接する頻度と、食べた分量を分けて扱う必要がある結果だ。[19]

元になった試験では食事の栄養素構成が無作為に割り付けられたが、この関連の解析は、在庫量を無作為に変えた実験ではない。「食べる回数を変えれば必ず欲求が変わる」と因果を確定する読み方は避けたい。ましてプロテインの買い置きで飲みたくなる仕組みが証明された、という結論には進めない。[19]

家庭で記録するなら、飲んだかどうかと、飲みたいと思った場面を別欄にする案がある。朝食の準備ができなかった時、運動から帰った時、棚を開けた時では、同じシェーカーでも出番の理由が異なる。欲求の点数を栄養の必要量とみなさないための観察である。

また、飲まなかった日を自動的に失敗としない。「毎日」が達成目標になると、補食を入れる理由を考える前に記録を埋めたくなる。ここで確認したいのは連続記録の長さではなく、実際の食事のどこに置かれていたかだ。頻度と量を分けた研究の視点を、自分の予定にも持ち込むのである。[19]

食品を用意するなら、何の代わりかも見る

買い置きした食品を食べる時、追加したのか、別の食品と入れ替えたのかでも問いが変わる。代謝症候群の危険因子を少なくとも1つ持つ若年成人84人を対象にした無作為化比較試験では、間食として木の実類の混合を食べる群と、一般的な高炭水化物食品を食べる群が16週間比較された。参加者の平均年齢は28.5歳だった。代謝上のリスクがある若年成人の試験なので、18〜39歳の女性全般にも同じ変化が起こるかは別に検討する必要がある。[2]

木の実類の群では、甘い食品やファストフードへの欲求が低下し、デザートや塩味の強い食品を食べる頻度の低下などと関連していた。食事の質の総合スコアは19%改善したと報告されている。高炭水化物食品の群では、食品への欲求や甘い食品への好みに有意な低下は認められなかった。[2]

この19%は体重が減った割合ではない。また、木の実類とプロテインを同じものとして扱うこともできない。試験が扱ったのは、決められた間食同士の比較である。「家に健康を意識した食品があるから、いつもの間食にさらに足す」という場面とは条件が違う。[2]

飲む前のメモに「これを入れる前は何を食べる予定だったか」を残すのは、その違いを見失わないための整理案になる。夕食の前に飲んだ場合も、夕食がどうなったかまで確認したい。粉を水に混ぜ終えた瞬間で、食事の記録を閉じない。補食の意味は、その前後の食事と並べた時に初めて検討できる。

間食試験では、食事の質に加え、食品への欲求や空腹・満腹感、食欲に関わるホルモンなども測定している。甘い食品への欲求の低下とホルモンの変化には関連が報告されたが、関連があることだけで、どちらが原因かを決めることはできない。気持ち、食べた内容、身体の指標をそれぞれ測った研究として読む必要がある。[2]

在庫を考える場面でも、同じ分け方を使える。「昨日より飲みたかった」と「昨日より多く飲んだ」は別の記録になる。さらに、補食を使って食事の準備が楽になったかという感想も、摂った栄養の量とは異なる。日常のメモですべてを測定する必要はないが、感想だけで量まで推測しないようにしたい。

数字で読む在庫と食行動

131世帯:家庭の食品環境を扱った無作為化比較試験の解析対象である。[1]

10週間:家庭の食事と身体活動を支援した介入期間に当たる。[1]

38本:流行下の家庭の食品廃棄を整理した系統的レビューの対象論文数を示す。[7]

367人:食品の摂取頻度と欲求の関連を調べた解析対象である。[19]

19%:木の実類を間食にした群で報告された食事の質のスコアの改善であり、プロテインの効果量ではない。[2]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder

1

2

関連記事

ご体験予約