生理中・PMS・産後のヨガウェア 吸水ショーツと締めつけの少ない形の選び方

生理の日と産後のヨガウェアは、吸水ショーツと締めつけの2つで決まります。ワコールCW-XのHSY210(最大吸水量20ml・4層構造・税込3,850円)とHSY400(税込2,750円・メッシュ)、ユニクロの吸水サニタリーショーツを、吸水量・構造・素材・洗濯の同じ物差しで並べました。

レッスンの前の夜、バッグにウェアを詰めながら、次の予約日が生理と重なりそうだと思うことがあります。ずらすほどではないけれど、90分動いたあとに下着のことを考え続けるのは落ち着きません。そういう日に何を履くかを先に決めておくと、予約の画面を開くときの迷いが減ります。

生理の日の下着は、この数年で選択肢が増えました。経血そのものを受け止める吸水ショーツと、ナプキンを留めるためのサニタリーショーツに分かれます。名前は似ていて、役割は違います。産後の体型と締めつけの話が加わると、選び方はもう一段変わります。

この記事では、ワコールとユニクロの公式ページに書かれた数字と構造を、同じ物差しで並べます。扱うのは布の層とゴムの位置の話で、体の不調の話ではありません。読み終わるころには、自分のレッスンの日取りに合わせて、どの形を選ぶかが決まっているはずです。

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生理の日、下着のことを考える時間から始まる

ワコールの特集頁には、スポーツ時のショーツについて、工夫はしているけど、まだまだ困っている人が多い、という一文があります[3]。走るときも、ヨガで前屈するときも、動く日の下着には普段と別の道具が要ります。ズレないこと、ムレないこと、そして経血をどう扱うかという3つが、同時に来るからです。

売り場で名前が似ているのが、吸水サニタリーショーツとサニタリーショーツです。吸水ショーツは布そのものに水分を受け止める層を持ちます。サニタリーショーツは、ナプキンを留めるための形と防水布を持ちます。どちらも生理の日のための下着ですが、中身は別物です。

生理前の数日をPMSと呼びますが、症状の出方も重さも人によって違うため、この記事では体の話には触れません。扱うのは、締めつけと布の話です。PMSの時期にウェアを選ぶときも、判断の材料になるのは、ゴムの位置と生地の厚みです。

そして、どちらの種類にも共通する指示があります。生理時には生理処理用品と併用してください、という一文です[1][2]。吸水ショーツはナプキンの代わりではなく、ナプキンと一緒に使うものとして設計されています。この前提を外すと、次の数字の読み方が変わります。

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吸水ショーツ3つを、同じ物差しで並べる

ここからは、公式頁に数字と構造が書かれている3つを並べます。比べる項目は、価格、素材と混率、サイズ、構造、吸水量、併用の指示、洗濯の6つです。知名度や見た目ではなく、同じ6つで並べます。

ワコール CW-X 吸水サニタリーショーツ(HSY210)は、税込3,850円です[1][4]。2026年10月に公式サイトで確認した価格です。素材はナイロン、ポリウレタンで、混率は頁に記載がありません[1]。サイズはS・M・Lの3つです[1]。最大吸水量は20mlと書かれています[1]。

構造は2段に分かれています。吸水部は4層構造で、防水布、吸水体1、吸水体2、吸水拡散層という並びです。本体部は2層構造で、防水布と本体生地です[1]。吸水部の4枚と本体の2枚を合わせて、モレにくいと説明しています[1]。

ワコール CW-X サニタリーショーツ(HSY400)は、税込2,750円です[2][4]。素材はポリエステル、ポリウレタン、ナイロンで、こちらも混率は確認できません[2]。サイズはS・M・L・LLで、HSY210より1つ大きいLLがあります[2]。吸水量の目安は頁に書かれていません[2]。

この商品の説明は、数字ではなく形にあります。マチ部のギャザー構造でフィットしてズレにくいこと、大きな扇形の防水布がマチ部分からおしり側までカバーしてモレにくいこと、本体素材は通気性のよいメッシュ素材でムレにくいこと、の3つです[2]。どれも、布の形と通気の話です。

ユニクロのエアリズム吸水サニタリーショーツは、クロッチ部分が3層構造で吸水と防水を担います。撥水生地に防水フィルムをラミネートした構造で、ドライと抗菌防臭の機能が付いています[5]。本体の混率は、ナイロン71%、ポリウレタン29%と明記されています[5]。サイズは7つが載っており、XS、S、M、L、XL、XXL、3XLで、XS・XXL・3XLはオンラインストアのみです[6]。価格は商品頁では確認できませんでした[5]。

3つを並べて気づくのは、価格と機能が同じ順番で並ばないということです。HSY210は4層の吸水部を持ち、HSY400より価格が高い商品です[1][2]。HSY400は層の数を書かず、形とメッシュで違う解き方をしています[2]。どちらが上という話ではなく、何を優先するかで選ぶ場所が変わります。

層の数と、防水布の面積

並べて最初に分かるのは、数字が揃っている商品は少ないということです。吸水量の数字があるのはHSY210の20mlだけで、HSY400には記載がありません[1][2]。価格が分かるのはワコールの2つで、ユニクロは商品頁に価格が出ていません[1][2][5]。同じ物差しで並べようとしても、空欄が残ります。空欄は、推測で埋めずに空欄のまま置きます。

層の数も、多いほど安心とは言い切れません。HSY210は吸水部が4層で、本体部にも防水布があります[1]。HSY400は層の数を書かず、扇形の防水布がマチ部分からおしり側まで届くことを説明しています[2]。ユニクロはクロッチ部分の3層と、撥水生地に防水フィルムをラミネートした構造を書いています[5]。守っている場所が、それぞれ違います。

吸水ショーツの安心は、吸える量ではなく、吸えなかったぶんがどこへ行くかで決まります。20mlという数字は[1]、多い日を1枚で過ごすための数字ではありません。表示吸収量以上の吸収はできません、とワコールは書いています[1]。だからこそ、併用の指示が添えられています[1][2]。布の外へ出さない設計と、ナプキンで受ける量を、役割として分けて考えます。

ワコールの特集頁は、防水布がマチ部からおしり側までしっかりカバーする設計だと書いています[3]。同じ頁で、マチ部分には消臭(アンモニア臭)の機能が付いているとも書いています[3]。羽根つきナプキンに対応したサニタリーショーツという言い方もしています[3]。ユニクロも、羽付きナプキンとの併用が可能です[6]。

使う前の指示も、2社が同じことを書いています。ワコールは、一度お洗濯をしてから、ご使用くださいとしています[1]。かゆみ、かぶれ等が生じた場合は、直ちに使用を中止し、医師に相談してください、とも書いています[1]。産後の体調に不安があるときも、同じように一度立ち止まる場面です。

選ぶときの物差し

  • 吸水量の数字が頁にあるかを見ます。20mlという記載があるのはHSY210です[1]。HSY400には記載がありません[2]
  • 層の数と、防水布がどこまで届くかを見ます。4層の吸水部と本体の防水布[1]、扇形の防水布[2]、クロッチの3層と防水フィルム[5]
  • 素材と混率を見ます。混率まで書いてあるのはユニクロのナイロン71%、ポリウレタン29%です[5]。ワコールの2つは素材名のみです[1][2]
  • サイズの展開を見ます。S・M・L[1]、S・M・L・LL[2]、XSから3XLまでの7サイズ[6]
  • 併用するナプキンの形を見ます。羽根つきに対応しているかどうか[3][6]
  • 洗濯の指示を見ます。30度以下で先に水洗い、ネット使用、柔軟剤を避ける[1][5]

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