ダイエットのおやつのきなこは、保存の油と香ばしさを別の変化として読む

ダイエットのおやつにきなこを使うとき、袋の香ばしさと保存中の油の変化を同じものとしてよいか。生と焙煎の大豆粉の脂肪酸を保存条件で追った研究と、焙煎大豆粉を配合した食品の風味や官能の実験から、香りと油の数字を分けて読む。生の粉の減少率を、きなこの香りへは移さない。

ヨーグルトにきなこを振る前に、袋の口へ鼻を近づける。買った週より香ばしさが薄い気がすることがある。その印象を、油がどれだけ変わったかの割合だと読み替えて、ヨーグルトに振るのをためらう夜がある。ダイエットのおやつとして少量を足すだけなのに、鼻の記憶が成分表の代わりをし始める。

答えの芯は、香ばしさの印象と、保存で測られた脂肪酸を同じ変化として扱わないことにある。生の大豆粉と焙煎した大豆粉を、温度と期間を変えて保存した研究が組成として示したのは脂肪酸である。食品を対象にした保存実験であり、18〜39歳の女性の健康や体重の変化にそのまま当てはめることはできない。両方の粉で含有が多かった順は、リノール酸、オレイン酸、パルミチン酸、リノレン酸、ステアリン酸で、総脂肪酸の47%、26%、12%、9%、4%だった。[1]

大きく減ったという百分率は、生の大豆粉を高温で48週間置いたときの話として記されている。主要な不飽和脂肪酸であるオレイン酸、リノール酸、リノレン酸は、ポリエチレンで30.0%、94.4%、97.7%、ポリプロピレンで38.0%、94.8%、98.0%減少し、その後は加水分解で増えた。この並びを、焙煎したきなこの香りの減少率にはしない。[1]

「ダイエット中のきなこは水に浮くと溶けない?吸う水と広がる粉を分けて読む」は、水への広がりに譲る。加熱と水分でたんぱく質の消化を読む記事にも、ここでは踏み込まない。袋を嗅いだ印象、保存中の脂肪酸、焙煎大豆粉を食品へ入れたときの風味は、別の実験が別の対象を見ている。[1][5]

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並びが同じでも、粉の種類まで同じとは読まない

大豆は飽和脂肪が少なく、たんぱく質、食物繊維、イソフラボンに富む、と保存の研究は置いたうえで、栄養上の棚持ちはまだ定まっていないとしている。そこから研究が見たのは、生の大豆粉と焙煎した大豆粉の脂肪酸が、保存温度と期間に対してどれだけ安定かである。組成として並ぶのは、五つの脂肪酸の名前と割合である。[1]

リノール酸は炭素が18で二重結合が二つの脂肪酸(C18:2)、オレイン酸はC18:1、パルミチン酸はC16:0、リノレン酸は18:3、ステアリン酸はC18:0だと研究は説明している。多い順と、47%、26%、12%、9%、4%という内訳は、両方の粉に当てはまる。引き出しのきなこが焙煎された粉であっても、この並びの話までは共通の記述として読める。[1]

共通なのは、その順位と割合の示し方までだ。48週間の大きな減少として文が挙げているのは、生の大豆粉の主要な不飽和脂肪酸である。焙煎した粉も保存の比較には入っていて、研究は二種類の粉の組成と含有量の変化を示している。にもかかわらず、94%前後という減少の文は生の粉に付いている。焙煎した粉の瓶へ、その百分率をそのまま貼らない。[1]

家庭の言葉に戻すと、「きなこも大豆の粉だから、生の粉の保存成績でよい」は飛躍になる。研究が分けたのは、生と焙煎という二種類である。種類を分けた実験から、種類の違いを消して一つの劣化率を作るのは、実験の分け方と逆向きだ。香ばしさが弱く感じた日のメモに、生の粉の48週を書き写す必要はない。[1]

立川駅北口で買った小さな袋を、会社の引き出しで数週間置いた場面を想像する。鼻が感じた差は、その人のその日の印象である。研究の48週間は、高温条件でフィルムに入れた生の粉の脂肪酸の話である。週の数も、粉の種類も、見ているものも違う。印象を否定するのではなく、印象の横に別の欄を作る。[1]

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48週の大きな減少は、条件を組にして読む

ポリエチレンに保存した生の大豆粉では、オレイン酸が30.0%、リノール酸が94.4%、リノレン酸が97.7%減った。ポリプロピレンでは、同じ三つの酸が38.0%、94.8%、98.0%減った。どちらも高温で48週間置いたあとの値である。フィルムが違っても、リノール酸とリノレン酸の減少は90%を超えている。[1]

オレイン酸の減少は、二つのフィルムで30.0%と38.0%であり、リノール酸やリノレン酸ほど大きくはない。同じ「不飽和脂肪酸が減った」でも、酸ごとに幅がある。一つの袋を「油が全部だめになった」とまとめる読み方は、この三つの並びを潰してしまう。[1]

その値はその後、加水分解によって増えた、と研究は続ける。時系列は減少後にも続く。増えたという記述も、ここで挙げた生の粉の値に続いている。減った百分率だけを切り出して、焙煎したきなこの劣化の到達点のように掲げない。[1]

包装の名前だけを見ると、ポリエチレンとポリプロピレンのどちらが家の袋に近いかを探したくなる。研究の結論は別の場所にある。保存条件と温度が栄養の質に影響し、包装材による影響は最も小さかった、というものである。フィルムの商品名を家のチャック袋へ翻訳する前に、温度と期間が主たる条件だったことを残す。[1]

高温で48週間、という条件も落としたくない。室温の引き出しで一週間置いた粉に、94.4%を按分して「一日あたりこれだけ減る」とは計算できない。研究は、その保存温度と期間のもとでの含有量の変化を示している。条件を外した割合は、もうその研究の数字ではない。[1]

可笑しいのは、袋を鼻に近づけて、リノール酸の94.4%を言い当てようとする構図だ。鼻は香りの印象を拾う。研究が百分率にしたのは、生の粉の脂肪酸含有量である。両方が「変化」という語に入るからといって、同じ目盛りには乗らない。[1]

焙煎した粉も保存されているが、役割は別である

研究は、生と焙煎の両方について、脂肪酸の安定と質の変化を評価したと述べている。焙煎した粉を、保存の話の外へ追い出すことはできない。二種類の組成と含有量の変化を示し、栄養の質は保存条件と温度に影響され、包装材の影響は最も小さい、と結んでいる。[1]

ここで焙煎した粉に持ち帰るのは、評価の対象が脂肪酸だったことと、並びの47%、26%、12%、9%、4%が両方に当てはまることである。減少の30.0%から98.0%までの列は、生の粉の文に残す。焙煎したきなこを食べる人が、生の粉の列を自分の瓶の成績表だと勘違いしやすいのは、どちらも大豆の粉と呼ばれるからだろう。[1]

イソフラボンに富む、という書き出しも、保存でイソフラボンが何%動いたかという結果ではない。研究が保存条件に結びつけて示した変化は、脂肪酸の組成と含有量、そして栄養の質への温度と期間の影響である。香りが弱い日に、イソフラボンまで同じ割合で減ったとは読めない。[1]

たんぱく質や食物繊維に富む、という性質も同様だ。それは大豆の説明であって、48週間の減少率の内訳ではない。ダイエットのおやつとしてきなこを見るとき、粉の栄養の特徴と、保存で動いた脂肪酸と、今日鼻が拾った香ばしさは、三つの行に分ける。[1]

既存の記事が水への濡れや、加熱した粉の消化を扱っているなら、その行も混ぜない。この節に置くのは、保存研究が並べた酸の名前と、高温で48週間置いた生の粉という条件である。焙煎した粉については、同じ研究が両方の組成を示し、多い順の割合も両方に当てはまる、というところまでを持って帰る。[1]

数字で読むきなこの保存と風味

47%、26%、12%、9%、4%:生と焙煎の両方の大豆粉で、リノール酸、オレイン酸、パルミチン酸、リノレン酸、ステアリン酸が総脂肪酸に占めた割合である。[1]

30.0%、94.4%、97.7%:高温で48週間、ポリエチレンに置いた生大豆粉のオレイン酸、リノール酸、リノレン酸の減少である。[1]

38.0%、94.8%、98.0%:同じ高温・48週間で、ポリプロピレンに置いた生大豆粉の対応する減少である。その後これらの値は加水分解で増えた。[1]

10%:米の発酵生地を揚げたセルロティに焙煎大豆粉をこの割合入れたとき、色、食感、風味、味、総合で有意に好まれた(p < 0.05)。[5]

25%と4か月:離乳食ミックスへの焙煎大豆粉の配合と、密閉して室温に置いても官能品質が変わらなかった保存期間である。100 gあたりたんぱく質18.37 g、エネルギー398 kcalの混合物の話である。[15]

2491から1533:焙煎大豆粉を固体のまま発酵させたあと、脱脂粉乳を加えて再び発酵させたときの硬さの低下である。単位は g·ømm(-1)。酸味の付いた工程の値で、瓶の保存成績ではない。[7]

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宮川涼 Founder

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