スクワットは最後の一回をどこで区切る?立ち切る判定と反復の数を読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

比べる相手は昨日の数字より、昨日の条件

中央線で帰宅し、今日は机の横、昨日は窓際で動画を撮った。同じ部屋でも、撮影位置が変われば計測条件は変わる。動作の数字を比べる前に、撮影や測定の条件が変わっていないかを見る必要がある。マーカーを体に貼らずに動きを捉える装置の研究では、配置の違いによって信頼性が変わった。[6]

20人がスクワットと歩行を繰り返した研究では、標準的な撮影範囲に置いた装置同士で、スクワットの可動域の平均の級内相関係数は0.82だった。そこに、より広い範囲を撮る不適切な配置の装置を加えると0.55に下がった。視野の広さ、カメラの位置、視野の中心から離れた場所で行うことが課題として挙げられている。20人の測定条件で得た値であり、18〜39歳の女性が家庭で撮る動画に同じ数値を当てはめることはできない。[6]

また、同じ装置内のスクワット測定でも、同じ骨格モデルを当てはめた再測定では平均0.86、別々に生成した骨格モデルを使った再測定では0.74だった。ここでいう骨格モデルとは、画像から体の各部を計算するための枠組みである。同じ運動名でも、計算に使う条件の違いが測定に関わる。[6]

この結果を、家の携帯端末の誤差そのものとみなすことはできない。研究が扱ったのは特定の計測システムである。ただ、数字が違ったときに体の変化だけへ理由を求めず、装置や配置も候補に入れるという読み方はできる。測定条件を変えた日には、その変更を記録に残す方針が考えられる。[6]

生活の記録なら、「撮影位置を変更」「数える合図を変更」と書く程度でも、比較の前提を後からたどれる。条件を変えたこと自体が悪いのではない。変えた境目をまたいで、数字だけを直結させないことが大切である。立ち戻ってから数える方式へ変えた日に記録が小さくなっても、それだけで練習の後退と呼ぶ必要はない。

見返す目的も絞る。今日は終点を確認する日なのか、深さを見たい日なのか。両方を見る場合でも、判定は別に書く。こうすれば、自動カウントと自分のカウントが食い違った際に、見落としなのか、区切り方の違いなのかを考えやすい。まず同じ場面を数えていたかを確かめ、その後で装置の表示を検討する。

疑問の続きは、体で確かめるのがいちばん早い。

空き枠を見て予約電話で予約 042-595-8039LINE

評価が食い違う研究は、条件ごとに読む

スクワットの評価は信用できるのか、できないのか。その二択だけでは研究を読み違える。股関節に関連する痛みのある人を対象とした系統的レビューでは、13研究に含まれる637人、39種類の臨床的な測定が検討された。片脚スクワットや段差を下りる課題で動きの質を評価する検査には、十分な信頼性と、人の状態の違いを捉える妥当性があるとされた。痛みのある人の検査成績を、18〜39歳の女性全般の家庭での回数判定にそのまま当てはめることはできない。[1]

一方、健康で余暇に運動する成人94人を対象にした横断的な信頼性研究では、片脚スクワットと持久的スクワットの信頼性は、ほかの検査より低かった。対象者の平均年齢は28.4歳で、女性は39%。一部の20人は日を改めて再検査を受けている。股関節の筋力や動く範囲などを含めた評価の中で、検査によって成績が異なった。男女を含む集団の結果であり、18〜39歳の女性だけでも同じ信頼性になるかは、この結果からは判断できない。[3]

前者が支持したのは痛みのある集団における特定の動作評価であり、後者は健康な成人の検査群を調べたものである。「スクワット」という名前が共通でも、対象者と判定する内容が違う。これらを並べて、多数決で家庭のカウント方法を決めることはできない。何を測った成績かを添えて読むことで、見かけの食い違いを整理できる。[1][3]

後者の研究では、左右の値の比から求める指標の信頼性も低く、級内相関係数は0.50未満だった。比率だけを独立した判断基準にすることへ疑問が示されている。計算した指標にも信頼性の検証が必要である。家庭の記録でも、計算した割合の見栄えより、その元になった動作と測定条件へ目を戻す視点が必要である。[3]

「完了した数」という欄も、判定する人や目的が違えば意味がずれる。動画を見てもらうなら、自分が使った言葉を先に伝える。「開始姿勢へ戻ったら数えた」「途中で終えた動きは別にした」という説明である。相手の評価と自分の記録を比べる際に、同じ問いへ答えているかを確かめられる。

なお、動作の終点をそろえる提案は、膝や股関節の痛みを自分で診断する方法ではない。痛みについて判断が必要なら医師に相談する。研究の臨床検査の成績を、家で行う自己判定の許可証に変えない。研究は検査の対象と目的を伴っており、その文脈を保って読む必要がある。[1]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「数が合ったから、すべて同じ形でできた」は早合点である。映像アプリを調べた試験では、反復検出の成績が高くても、移動範囲や平均速度の測定には精度上の問題があった。回数の一致が保証する範囲を、関節の角度や動作全体の合格へ広げないことだ。[11]

「信頼性が高いなら、表示された角度は真の角度である」とも限らない。深いスクワットの動画測定では、股関節の再測定の相関が高い一方、基準装置より角度が大きく出る系統的なずれがあった。同じように測れることと、別の方法に一致することを分けて読む必要がある。[17]

「専門家が決めた採点表なら、誰が見ても一致する」も飛躍である。動きの質に関する合意形成の研究は、動く範囲や制御を評価軸に置いたが、評価の信頼性などは将来の検証課題としていた。基準の内容への合意は、運用したときの一致を自動的に証明するものではない。[5]

記録を人に見せる際には、欄の名前だけで通じると考えないほうがよい。「完了」と書いた自分は戻りを見ていても、読む側は深さも満たした数と受け取るかもしれない。定義を短く添えるのは、自分の努力を小さく扱うためではなく、数字に含めた内容を相手へ伝えるためである。

もうひとつ、立ち戻りを区切りにすることと、回数を増やすために無理に動作を完了させることは別である。この記事の提案は記録の書き方にある。途中で終えたと記す選択肢を用意すれば、完了欄に入れるためだけに次の動きを追加する必要はなくなる。回数欄を埋めることを、練習そのものの目的へすり替えない。

今日からできること

  • 数え始める前に「しゃがんで開始姿勢へ戻ったら数える」など、完了の合図を言葉にする。専門家20人が全段階を終えた合意形成でも、動く範囲と制御は評価の軸だった。家庭ではまず、何を見るかを分ける工夫として用いる。[5]
  • 完了した反復と途中で終えた動きを、別の欄や短い補足で残す。24人の試験で反復検出と移動範囲の精度が異なったことを踏まえ、カウントだけへ動作評価を詰め込まない。[11]
  • 動画の数値を比べるときは、撮影位置や使う方法の変更も記す。装置間の信頼性が0.82から0.55へ下がった研究は、条件をそろえる意味を示す例である。[6]
  • 小さな角度差を直ちに上達や後退と呼ばない。26人の深いスクワットの研究では、動画による角度の最小検出可能変化は6〜7度だった。この値を自分の合格基準にせず、測定にも誤差があるという読み方に使う。[17]
yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショアで、記録より先に通う時間を置く

回数欄を埋めることだけでなく、生活のどこに運動を置けるかも考えたい。オンザショア立川店の営業時間は8:00〜23:30で、全曜日同じ、年中無休である。朝の予定の前か、仕事帰りか。続ける場所を選ぶ際には、自分の時間帯と営業時間を照らし合わせられる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。JR立川駅北口から徒歩1分の溶岩ホットヨガスタジオである。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングがあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンがある。選択肢は、通う時間と取り組みたい運動を考えるための情報である。

参加する運動を選ぶ前に、妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できないことを確認したい。常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

予定と参加条件を確認したら、料金と体験の予約で検討を進められる。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。回数の記録と同じように、通う予定にも条件を添えて考えたい。

参考文献

[1] Measurement Properties of Clinical Tests for Assessing Individuals With Hip-Related Pain: A Systematic Review Based on the Consensus-Based Standards for Selection of Health Measurement Instrument Guidelines — Gomes DA, Serighelli F, Scholes M, Heerey J, Mosler A, Matt AR, Jones D, Kemp J. / 年: 2026 / 誌名: Archives of physical medicine and rehabilitation / 被引用: 0. DOI: 10.1016/j.apmr.2025.10.006

[3] A hip test battery for clinical practice: reliability, reference values, and the pitfalls of the Limb Symmetry Index — Burnel J, Gony M, Bourreau R, de Fontenay BP, Van Cant J. / 年: 2026 / 誌名: BMC musculoskeletal disorders / 被引用: 0. DOI: 10.1186/s12891-026-10248-7

[5] Establishing Expert Consensus on Athletic Movement Quality Assessment Components — Wijekulasuriya GA, Woods CT, Kittel A, Larkin P. / 年: 2026 / 誌名: Journal of strength and conditioning research / 被引用: 1. DOI: 10.1519/jsc.0000000000005478

[6] Intra and inter-system reliability of a markerless motion capture system in different configurations during functional tasks: Implications for utility — Lenhoff MW, Zanini S, Chingas G, Patel S, DiGiacomo R, Hillstrom HJ. / 年: 2025 / 誌名: Medical engineering & physics / 被引用: 0. DOI: 10.1016/j.medengphy.2025.104375

[11] Validation of a commercially available mobile application for velocity-based resistance training — Trowell DA, Carruthers Collins AG, Hendy AM, Drinkwater EJ, Kenneally-Dabrowski / 年: 2024 / 誌名: PeerJ / 被引用: 1. DOI: 10.7717/peerj.17789

[17] Reliability and accuracy of a goniometer mobile device application for video measurement of the functional movement screen deep squat test — Krause DA, Boyd MS, Hager AN, Smoyer EC, Thompson AT, Hollman JH. / 年: 2015 / 誌名: International journal of sports physical therapy / 被引用: 25. DOI: なし

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

疑問の続きは、体で確かめるのがいちばん早い。

空き枠を見て予約電話で予約 042-595-8039LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約