脚痩せしたい高校生は大人の基準でよい?成長期の体格と食事量の読み解き方

脚痩せしたい高校生や中学生に、大人向けの体格基準や食事制限をそのまま当てはめてよいのか。成長を考慮した体格評価、肥満治療の研究と一般の生徒との違い、運動に見合うエネルギーと月経の関係を論文から読み、体重の数字だけに頼らず、保護者と相談するときの確認点を整理する。

去年の身体測定から身長も体重も変わった。成長の記録なのに、検索すると大人向けの体重計算や食事量の目安が並ぶ。しかし、成長期の体格を考えるなら、いまの数字を大人の物差しに置くだけでは足りない。思春期の肥満治療を調べた研究でも、年齢や性別、自然な成長の経過を考慮して評価する必要があるとされている。[5]

脚を細くしたいという気持ちから、必要な食事量まで決めることはできない。若い競技者の研究では、体格の数字が食事と運動の釣り合いを十分に表さない場合も示されている。見た目で不足を判定するのも、見た目に不満があるから不足などないと考えるのも、頼れる判断ではない。[18]

ここで扱うのは脚の形を変える手順ではなく、成長中の体を何で評価するか、という問いである。保護者が食卓で返す言葉も「何を減らすか」から始めなくてよい。体格の経過、食事、運動、月経を別々の情報としてそろえるところから考えたい。[1][5][18]

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

大人の体格の数字を、そのまま目標にしない

思春期の肥満に対する生活習慣介入を調べた研究では、対象は年齢と性別に対応した成長曲線で体格を評価された、11〜18歳の若者だった。完了者は145人で、監督下の身体活動、栄養教育と食事の調整、行動面の支援を組み合わせ、6か月間取り組んでいる。検索画面から食事制限だけを抜き出した状況とは、出発点が違う。肥満治療を受ける思春期の集団なので、18〜39歳の女性の体格評価や食事量にそのまま当てはめることはできない。[5]

この研究で使われたBMIは、身長と体重から体格を表す指標である。参加条件は年齢・性別ごとのBMIが95パーセンタイル以上だった。パーセンタイルは、対応する集団の中でどの位置にいるかを示す見方であり、この研究は成人の固定した数値だけで参加者を選んだものではない。[5]

だからといって、この参加条件をそのまま家庭の判定表にする必要もない。研究の対象を理解する数字と、目の前の生徒を診る判断は別である。脚の写真を見ただけで、この肥満治療の対象と同じだと判断することはできない。成長期の体格について相談するなら、学校の身体測定などの経過を持って医師に確認する、という使い方が適切だ。[5]

体重計は今日の重さを表示する。成長の途中かどうかまでは表示しない。同じ数字が続くときも、増えるときも、その意味を考えるには時間の流れが要る。研究者が自然な成長を考慮している点は、家庭でも数字を単独で読まないための手がかりになる。[5]

既存記事「子どもの筋トレ|身長は止まらない、ただし思春期前には効果が確認できていない」では筋力トレーニングの問いを扱っている。ここでは種目の選択に進まず、食事と体格を評価するときの物差しに焦点を置く。

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

成長の経過を入れると、研究の結果も違って見える

先ほどの生活習慣介入では、開始時と終了時を比較する評価に加えて、成長曲線から予測される経過との比較も行われた。研究の結論は、思春期のプログラムを評価するときには、自然な成長と発達を考慮する必要がある、というものだった。ここで注目したいのは減った量ではなく、変化の読み方である。[5]

開始時と終了時の差を見る比較と、成長していたら予測される値との隔たりを見る比較は、基準点が異なる。成長曲線を使う評価では、いまの測定値を過去から続く経過の中に置く。予測される経過との違いを、そのまま本人が減らすべき量に置き換えると、評価の道具が食事制限の目標に変わってしまう。[5]

身長と体重が書かれた学校の記録も、直近の欄だけを切り抜くより、以前の記録と一緒に相談へ持っていくほうが、この研究が重視する成長の視点を共有しやすい。数値を見た保護者が自分で合否を決めるためではなく、医師が経過を確認する材料として使うのである。[5]

さらに、この研究では食事から取るエネルギーの減少と体重変化に関連があったが、身体活動と体格・体組成の変化には有意な関連がなかった。複数の支援を受けた参加者の経過の中で見られた関係であり、食事だけを減らせば同じ結果になるという実験ではない。運動に意味がない、という結論にもならない。[5]

たとえば、部活を続ける生徒が「運動では体重が動かないから夕食を減らす」と考えたとする。しかし、この研究が評価したのは肥満のある若者への支援全体であり、一般の生徒が自分で食事を削る方法ではない。研究結果を生活に移す前に、対象と支援の条件を確認する必要がある。[5]

保護者が見るべきなのも、減った数字の大きさだけではない。どんな体格の人に、誰が関わり、どの経過と比べた結果なのか。同じ「高校生を対象にした研究」でも、その条件がわからなければ、家庭の食事を変える根拠としては扱えない。[5]

必要なエネルギーは、脚の見た目では決まらない

運動をする若者の研究では、食べた量だけでなく、運動で使う分との関係も調べられている。エネルギー利用可能量とは、食事のエネルギーから運動で使う分を差し引き、脂肪以外の体の量に対して表した指標である。食事量が同じでも運動の支出が違えば値が変わる、という見方だ。[18]

13〜18歳の競技者64人を調べた横断研究では、食事記録と活動モニターを使い、7日間の平均値を推定した。横断研究とは、ある時点の状態と状態の関係を調べる研究である。ここでは男女のエネルギー利用可能量に有意差はなく、食行動や強迫的な運動の質問票の点数にも有意な男女差はなかった。思春期の男女競技者の結果であり、18〜39歳の女性一般に同じ傾向があるかは、この研究では判断できない。[18]

重要なのは、低いエネルギー利用可能量が、目立った食行動の問題や強迫的運動を伴わずに見られた点である。研究者は、意図せず食事が足りていない可能性と、食事量が少なく記録された可能性の両方を挙げている。低い値を見つけたからといって、直ちに本人の行動や病気を決めつけられるわけではない。[18]

また、年齢・性別で調整したBMIの位置とエネルギー利用可能量には、男女とも負の相関があった。体格の位置が高い人ほど、この値が低い傾向だったという関係であり、体格が原因だという意味ではない。「細くないから食事は十分なはず」という推測には注意が要る結果だ。[18]

一方で、競技者なら皆が不足しているわけでもない。11〜14歳の非エリート体操選手30人を調べた別の横断研究では、競技シーズン中でも低いエネルギー利用可能量の明確な兆候は認められなかった。研究ごとに集団や測定が違い、不足の有無をひとまとめにはできない。成長期の体操選手の結果を18〜39歳の女性にそのまま当てはめて、食事が足りていると判断することもできない。[12]

この体操選手の研究では食事と活動を3日間記録している。[12] 前の研究では7日間だった。[18] いずれも食事と活動を一定期間記録した調査であり、高校生全員に共通する食事量を決める試験ではない。競技者の平均値を、自分が食べてよい量の上限に変えないことが大切だ。

立川駅で部活帰りに電車を待つ日と、家で過ごす休日。生活の場面が違うことを、見た目の評価だけでは拾えない。相談では「脚が気になる」に加えて、練習や食事が実際にどうなっているかを伝えたい。食事と活動を一緒に調べる研究の設計そのものが、その整理の助けになる。[12][18]

学校の友人と体重を比べる場面でも、年齢が近いというだけで成長の経過まで同じとは置けない。介入研究では、年齢が体重やBMIの変化と関係していた。参加者をまとめた平均値の裏にも年齢との関連がある以上、友人の変化を自分の目標値として借りる読み方は慎重にしたい。[5]

また、エネルギー利用可能量の計算には、食事の記録だけでなく運動による支出や体組成の情報も使われる。[18] 食事の写真だけ、歩数だけ、体重だけを見て同じ計算が済んだとは考えられない。家庭では精密な数値を出すことを先に目指さず、どんな練習のある日に、食べる機会を取りにくいかを説明できるようにするのが相談の入口になる。

たとえば、帰宅が遅い理由が練習なのか、通学なのか、食事の準備を待つ時間なのかで、家族が考える段取りも変わる。これは栄養量を推定した研究結果ではなく、食事と活動を一緒に伝えるための整理である。研究の平均値を本人に合わせるより、本人の生活を相談相手に見える形にするほうを優先したい。[12][18]

数字で読む成長期の体格と食事研究

11〜18歳、145人:生活習慣介入を完了した肥満のある若者。一般の生徒全体の結果ではない。[5]

6か月:身体活動、栄養教育、食事の調整、行動面の支援を組み合わせた介入期間。[5]

13〜18歳、64人:食事と運動の関係を調べた競技者の横断研究。体格だけでは不足を把握しきれない。[18]

11〜14歳、30人:別の体操選手の研究では、低いエネルギー利用可能量の明確な兆候はなかった。[12]

20人、平均19歳:朝食の試験の対象。中学生全体に同じ結果を約束する数字ではない。[6]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

1

2

Warning: Attempt to read property "show_author" on false in /home/c1531448/public_html/ontheshore.jp/wp-content/themes/heal_tcd077/single.php on line 165

関連記事

ご体験予約