昭島や府中でマタニティヨガを選ぶ前に、立つ足幅と前後左右の揺れを考える

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

揺れが少ないことと、本人の安心は一致するか

足元の話では、「揺れが小さいほど本人も安心している」と考えたくなる。ところが、妊娠初期の女性21人を調べた実験は、そう単純ではなかった。つわりがある12人と、ない9人を分け、立つときの足の距離と視覚課題を変えて、揺れと本人の安定感を測っている。[6]

つわりがある群では、本人が感じるバランスの安定性は低かった。しかし、位置としての揺れのばらつきは、つわりがない群より小さかった。体感では不安定なのに、測定上の揺れは小さい。著者らは、つわりがある女性が体を安定させようとして、全体の揺れを抑えている可能性を示した。[6]

この実験では、足幅を広げると位置のばらつきが減り、より難しい視覚課題でも同じ指標が減った。ただし、足幅や見る課題は、揺れが時間とともにどう変動するかにも影響していた。単に動きの量が減ったという結果だけで、あらゆる面の安定が向上したと片づけられない。[6]

「先生から見て揺れていないから大丈夫」という説明では、本人の不安を十分に拾えない場合がある。反対に、本人が不安を感じたからといって、測定される揺れが必ず大きいとも限らない。体感と測定のずれを示したこの研究は、どちらか一方だけを正解にしない理由になる。[6]

教室選びでは、見た目の姿勢だけでなく、本人の言葉を聞いてもらえるかを確認したい。「前の時間より立っているのが気になる」「足をそろえると落ち着かない」など、動作と体感を並べて伝える。これはつわりの原因を姿勢に求める話ではなく、見た目から体感を決めつけない相談の仕方である。[6]

ここで足幅の数値を一つ決めれば話は早そうに見える。しかし、この実験から全妊婦に共通する理想の幅は導けない。妊娠初期の少人数で見えた条件の違いを、妊娠後期の全姿勢に広げず、本人が相談する材料として使う範囲にとどめたい。[6]

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歩いて着くまでと、教室で立つ時間を分ける

昭島や府中から教室へ向かう日には、ホームを歩き、駅で立ち止まり、入口で靴を脱ぐ。その後にレッスンが始まる。検索画面では同じ「妊娠中のバランス」でも、研究では歩いている間と静止している間を別の課題として扱う。到着までの歩き方から、教室の立位がそのまま予測できるわけではない。[1][4][5]

妊婦35人を対象に、自分で選んだ速さで歩く動作を調べた研究では、歩く足の左右の間隔、体幹の横への傾き、重心や足圧中心の左右の偏りに有意な関連が見られた。著者は、歩行中には体幹を横へ傾けることが、重心を体を支える範囲へ近づける主要な調整になると考察している。[4]

ここでも「足幅だけ直せばよい」とはならない。足の置き方と上体の動きが組み合わさっており、ある部分の見た目だけを取り出して採点すると、体全体の調整を見失う。系統的レビューも、歩行の指標同士が関係するため、原因と結果を理解するには複数の要素をまとめて評価する必要があるとしている。[1][4]

レビューでは歩く速さが低下する報告が整理されているが、各研究の方法には違いがあった。したがって、ほかの妊婦よりゆっくり歩いていることを、運動不足の証拠として扱う読み方はできない。写真の立ち姿と同じく、歩く速さだけを努力の点数にしないことが大切だ。[1]

参加前に整理するなら、通う途中で気になった場面と、室内で立つときに気になった場面を別々に書く。「駅では歩きながら不安になる」「両足で正面を見ている間は気にならない」といった区別である。研究で別に測っている課題を、相談の言葉でも混ぜないための工夫になる。[4][5]

出産後も、妊娠前へ一度に戻るとは限らない。前へ体を傾ける研究では、出産後2か月より6か月で、最大の前傾と安定して保てる前傾の範囲が増えていた。足幅の変化と前傾の指標には関連があったが、これも幅を狭めれば回復するという因果の証拠ではない。産後の復帰時期の判断は医師に相談する。[2]

立つ時間にも注目したい。静止立位の縦断研究が測ったのは、測定台の上で静かに立つ30秒の試行である。買い物の列で待つ時間や、調理を続ける間の疲れを、その結果だけで説明することはできない。「短く立つときは気にならず、待っている間に気になる」という話なら、その時間の経過も相談へ持ち込む必要がある。[5]

測定した夜の睡眠時間についても、この研究では姿勢の揺れへの影響は見られなかった。だからといって、寝不足の日も同じ内容を行えるという参加基準にはならない。調べた結果がどの指標についての話なのかを保つことが大切だ。睡眠への不安と立つ場面の不安を別々に伝えれば、ひとつの測定結果で当日の体調すべてを説明しようとせずに済む。[5]

ここまでの研究には、測定台で静かに立つ課題、前へ傾いて保持する課題、歩行の観察がある。それぞれに測定条件があり、ヨガで足を踏み出し、体重を移し、姿勢を切り替える一連の動作とは区別して読む。静止中の揺れが小さかった条件から、動作中も安全な足幅を決めることはできない。[1][2][5][7]

教室の候補を比べるときは、「普段、足をそろえると落ち着かない。レッスンではどのように相談すればよいか」と問い合わせる形にすると、体感を伝えながら指導を受ける準備になる。個別の運動条件は医師に確認し、教室ではその条件を講師へ伝える。動く際の足幅や姿勢の切り替え方は講師の指示に従い、変更が必要と感じたら動作を続ける前に相談する。研究で使われた足の位置を、自分の練習条件として持ち込む必要はない。

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「広く立てば、前後左右の揺れは全部小さくなる」。妊娠中に足幅が広がり、左右の安定が保たれた追跡研究でも、前後方向には異なる変化が見られた。別の縦断研究では、足幅と前後の揺れに弱い正の相関があった。広げれば全方向に同じ効果が出るという読み方は、これらの結果と合わない。[5][7]

「揺れを抑えられたら、不安も解消している」。つわりがある女性では、揺れの位置のばらつきが小さくても、本人が感じる安定性は低かった。揺れの量と安心感は別に聞く必要がある。外から見える落ち着きを、本人が感じている余裕の代わりにしないことだ。[6]

「妊娠中は、どの検査でも一様にバランスが悪くなる」。妊娠期と出産後を追った研究では、多くの静止立位条件で明確な差がなく、閉眼時の前後の揺れに差が見られた。一方、妊娠後期と非妊婦を比べた横断研究では、複数の感覚条件で群間差があった。対象と課題を外して、一言で良し悪しを決められない。[3][5]

今日からできること

  • 教室への問い合わせには、足をそろえる、離す、前へ手を伸ばすなど、気になる動作を添える。妊婦15人を含む追跡でも前後と左右の結果は異なっており、「バランスが苦手」より場面を伝える材料になる。[7]
  • 目を開けた条件で参加できるかを質問する。健康な女性30人の研究では、閉眼で前傾できる範囲が減り、揺れが増えた。自宅でその限界を試す課題にはしない。[2]
  • 見た目の揺れと本人の感じ方を別々にメモする。妊娠初期21人の実験では、この両者は同じ方向に動かなかった。指導者へは不安の有無も言葉で伝える。[6]
  • 通う道中の歩行と、室内での静止立位を分けて相談する。歩行研究25本のレビューが扱う調整を、そのまま静止姿勢の指定に置き換えない。[1]
  • 参加条件や運動の変更は医師に相談し、その内容を教室へ伝える。動作中の足幅は講師の指示に従い、不安があれば姿勢を変える前に相談する。妊娠期から産後まで追った31人の結果にも条件による違いがあり、集団の平均を自分の参加許可の代わりにしない。[5]
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オンザショアで確認する、常温と参加条件

立ち止まっているときの不安と、動くときの相談を分けて伝える。その準備とともに、参加するレッスンの環境と利用条件を確かめたい。オンザショア立川店には常温のマタニティヨガがある。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、医師から運動を止められている方は利用できない。教室を選ぶ際には、この条件を踏まえて予定を組むことになる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10エトロワビル3Fで、JR立川駅北口から徒歩1分。営業時間は8:00〜23:30、年中無休で全曜日同じである。営業時間全体と、参加するレッスンの時間は分けて確認しておきたい。通う場所と予定を先に整理し、継続するための段取りを考える場所として捉えるとよい。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。店の案内は公式サイト、費用は料金ページ、体験の窓口は予約ページで確認できる。参加する種類と条件を確かめてから、通う準備へ進みたい。

参考文献

[1] Gait assessment of the expectant mothers – Systematic review — Forczek W, Ivanenko YP, Bielatowicz J, Wacławik K., 2018, Gait & posture. DOI: 10.1016/j.gaitpost.2018.02.024

[2] Anterior limit of stability during and after pregnancy — Opala-Berdzik A, Hirjaková Z, Cieślińska-Świder J, Bacik B, Bzdúšková D, Kimijan, 2026, Gait & posture. DOI: 10.1016/j.gaitpost.2026.110660

[3] Comparison of static postural sway characteristics between pregnant and non-pregnant women — Ramachandra P, Kumar P, Bø K, Arun Maiya G., 2023, Journal of biomechanics. DOI: 10.1016/j.jbiomech.2023.111618

[4] Changes in gait and posture as factors of dynamic stability during walking in pregnancy — Krkeljas Z., 2018, Human movement science. DOI: 10.1016/j.humov.2017.12.011

[5] Static Postural Stability in Women during and after Pregnancy: A Prospective Longitudinal Study — Opala-Berdzik A, Błaszczyk JW, Bacik B, Cieślińska-Świder J, Świder D, Sobota G., 2015, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0124207

[6] Standing body sway in women with and without morning sickness in pregnancy — Yu Y, Chung HC, Hemingway L, Stoffregen TA., 2013, Gait & posture. DOI: 10.1016/j.gaitpost.2012.06.021

[7] Balance (perceived and actual) and preferred stance width during pregnancy — Jang J, Hsiao KT, Hsiao-Wecksler ET., 2008, Clinical biomechanics (Bristol, Avon). DOI: 10.1016/j.clinbiomech.2007.11.011

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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