心肺機能のローイングは抵抗を上げる?最大パワーと酸素消費の評価を分ける

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今日の出力と、続けた後の心肺機能を別々に見る

重い設定で漕げた日は、成果を感じやすい。けれども、その場で出せる最大パワー、一定の試験を終える速さ、酸素を取り込む最大能力は、同じ名前の指標ではない。研究でも最大パワーの評価と最大酸素摂取量の評価は分けられている。器具の設定を決める前に、自分がどの変化を確かめたいのかを言葉にするとよい。[19][1]

高度に訓練された漕艇選手21人を対象とするランダム化比較試験では、持久練習に加えて行う筋力トレーニングの方法を8週間比べた。挙上速度の低下を小さく抑える方法と、限界まで反復する従来の方法の比較である。参加者には女性4人と男性17人が含まれていた。男性が多く、高度に訓練された集団なので、18〜39歳の一般女性にも同じ変化が起こるとは判断できない。[1]

スクワットなどの最大筋力では、速度の低下を抑えた群に有利な変化が報告された。対象となった種目の平均の伸びは18.0%に対し8.0%であった。一方、最大酸素摂取量について、両群で変化の仕方が異なるという結果は得られなかった。力の伸びで優位だった方法が、酸素を取り込む能力の伸びでは優位を示さなかった。[1]

これは、ローイングの抵抗設定を比較した試験ではない。そのため、速度低下を抑える筋力練習の結果から、普段のローイングを軽い設定にすべきだと導くことはできない。ここで役立つのは、筋力と最大酸素摂取量を同時に調べても、結果が異なる方向を示した実例である。[1]

「重く引けるようになったから心肺機能も同じだけ伸びた」と考える前に、成果の欄を分けたい。筋力やパワーの変化はそれ自体の成果として受け取り、心肺機能に関する評価と混ぜない。何でもひとつの数字に押し込むと、伸びた部分も、まだ確かめていない部分も見えにくくなる。[1][19]

同じ日の記録にも、抵抗以外の条件が入る。準専門的な男性漕艇選手14人が参加した比較では、上半身または下半身の筋力練習を行ってから、1000 mの全力ローイングを実施した。限界まで反復する高疲労の条件では、先に筋力練習をしない条件より成績が低下した。低疲労の条件では、有意な影響は見られなかった。男性選手の比較であり、18〜39歳の女性にも同じ低下幅が生じるかはこの結果から決められない。[14]

低下の幅は上半身の高疲労条件で1.0〜2.0%、下半身で2.1〜2.5%であった。対照条件と比べ、筋力練習後は平均心拍数も高かった。同じローイングの試験でも、その前に何をしていたかで、タイムと心拍数の関係を読む背景が変わる。心拍数が高かったことを、それだけでよい練習の証拠にするのは難しい。[14]

たとえば、前回はローイングから始め、今日は脚の筋力練習を済ませてから座ったとする。今日は出力が低く感じても、すぐに体力が落ちたと結論しなくてよい。先行する運動の影響を考える余地がある。ただし、この選手の全力試験で得られた低下率を、自分の通常練習にそのまま当てはめて補正する必要はない。[14]

記録には、設定だけでなく、その前に行った運動も残す。研究と同じ全力試験をまねるためではなく、昨日と今日を比べる前提を確認するためだ。つまみの位置、出力、きつさの印象が食い違ったとき、原因を抵抗だけに絞らずに済む。設定を決める作業と、体力を評価する作業を分けることが、焦って重くし続けるのを避ける助けになる。

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よくある誤解

「抵抗を最大にすれば、心肺機能の練習としても最大になる」。最大パワーの研究からは、そのような長期的な優劣は導けない。選手以外で高い抵抗が有利だった結果も、測っていたのは最大努力中のパワーである。どんな成果を最大にした話なのかを省くと、研究より強い宣伝文句になってしまう。[19]

一方で、「経験者には中程度が常に正解」と固定するのも誤りである。経験のある若い選手のスプリント測定で、測定範囲の最大条件において最大パワーが得られたという別の結果もある。似た言葉の研究が食い違って見えるときは、対象と試験条件に戻る。万能の目盛りを探すより、その比較が成立した範囲を確かめたい。[17][19]

「息が上がるほど、前回より体力が伸びた」。その日の心拍数やきつさは、運動中の応答として読む必要がある。先に疲労の大きい筋力練習をした試験では、心拍数が高い一方でローイングの成績は低下していた。負担が増えたことと、能力が向上したことを同じ言葉で扱わないほうがよい。[14]

「別のマシンで同じ数字が出れば、何もかも同条件」。機種間で似た生理応答が報告された試験は、ドラッグファクターをそろえて比較していた。器具の表示値が似ていることだけを理由に、設定や測定方法の確認を省かない。似た結果を支える条件まで含めて読むのが、研究を日常に使うときの筋道である。[6]

抵抗について知りたいとき、つい「何番が正解か」という質問になる。しかし、短時間の最大パワーを測るのか、運動中の応答を比べるのかで、必要な比較は変わる。設定の正解を急ぐ前に、知りたい成果をひとつの文にする。そのひと手間が、違う種類の研究を無理につなげないための足場になる。[6][19]

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今日からできること

  • 記録を「器具と抵抗の条件」「出力」「体の反応」に分ける。機種比較で条件をそろえた8人の試験を手がかりに、何を同じにして比較するかを決める。[6]
  • 最大パワーを見たいのか、運動中の負担を知りたいのかを先に書く。87人の方法研究は最大努力の評価であり、その設定を長期の心肺機能向上の処方にしない。[19]
  • 表示の瞬間最高値と運動中の平均値を混ぜない。31人の抵抗比較では、5秒間と30秒間で最大化する条件が一致しなかった。時間の異なる記録は分けて残す。[9]
  • 先に筋力練習をした日は、その内容も添える。男性選手14人の試験では、高疲労の練習後にローイング成績が低下した。設定だけで調子の理由を決めつけない。[14]
  • 続けた成果を振り返るときは、筋力と心肺機能の指標を分ける。8週間の比較で筋力に有利だった方法も、最大酸素摂取量の変化では群間の優位を示さなかった。[1]

数値をそろえる工夫は、自分を試験台にして毎回全力を出すという意味ではない。ここで取り上げた最大努力の研究は、測定の目的がはっきりした場面のものだ。日々の運動では、その試験結果を設定の競争へ持ち込まず、何を記録し、何と比べるのかという考え方を使いたい。[9][19]

オンザショア立川店で、通う時間を予定に置く

器具の数字を追う日とは別に、生活の中で体を動かす時間をどう確保するかも考えたい。オンザショア立川店はJR立川駅北口から徒歩1分、営業時間は8:00〜23:30で、年中無休である。住所は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。通う予定を立てるときは、行き帰りを含めて生活に置ける時間帯を確かめるところから始められる。

当店は溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングを扱う。ヨガだけでも25種類以上のレッスンがある。継続する場所を検討する際は、取り組みたい内容と予定を照らし合わせたい。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加する内容を選ぶ際は、店舗サイトと体験予約で確認したい。

ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスン、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。料金案内を確認し、運動の予定を具体的に組み立てたい。

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参考文献

[1] Improved Strength and Recovery After Velocity-Based Training: A Randomized Controlled Trial — Held S, Hecksteden A, Meyer T, Donath L., 2021, International journal of sports physiology and performance. DOI: 10.1123/ijspp.2020-0451

[2] Cardiovascular responses to rowing on a novel ergometer designed for both resistance and aerobic training in space — Tesch PA, Pozzo M, Ainegren M, Swarén M, Linnehan RM., 2013, Aviation, space, and environmental medicine. DOI: 10.3357/asem.3552.2013

[6] Physiological responses to exercise on different models of the concept II rowing ergometer — Vogler AJ, Rice AJ, Withers RT., 2007, International journal of sports physiology and performance. DOI: 10.1123/ijspp.2.4.360

[9] Modification of the Wingate anaerobic power test for rowing: optimization of the resistance setting — Mandic S, Quinney HA, Bell GJ., 2004, International journal of sports medicine. DOI: 10.1055/s-2004-815849

[14] Interference Effects of Different Resistance-Training Protocols on Rowing Ergometer Performance: A Study on Semiprofessional Rowers — Janicijevic D, Quidel-Catrilelbún MEL, Baena-Raya A, García-Ramos A., 2023, International journal of sports physiology and performance. DOI: 10.1123/ijspp.2023-0210

[17] Changes in mechanical power output in rowing by varying stroke rate and gearing — Held S, Siebert T, Donath L., 2020, European journal of sport science. DOI: 10.1080/17461391.2019.1628308

[19] Peak Power Output Test on a Rowing Ergometer: A Methodological Study — Metikos B, Mikulic P, Sarabon N, Markovic G., 2015, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0000000000000944

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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